2016/01/04 (月) @ 00:07
ようやく咳が治まった.12月4日の某ナカノヒトの会を断念した覚えがあるので,やっぱりちょうど1ヶ月.
大丈夫っすか,とか声をかけてくれた方もいて,ありがとうございます.
これ,かれこれ二十年以上そうなんですが,風邪をひいてそれが治った“後”,ほぼ1ヶ月間,咳が酷くて止まらなくなる.風邪自体が喉にきたか否かとかそういうことには全く関係なく.また,咳してる期間は熱とか他の症状はほぼ何もない.あと,過去数回は咳で肋骨もやってる.
それこそ結核も含めて,そこそこ簡易にできる検査は随分とやったけど,何も出ない.最近よく言われるようになった咳喘息とも違うらしい(そもそも咳喘息の定義が素人にはよくわからん).結局,対処療法となる.
下手に去痰剤とか摂ると逆に酷くなったりするので,コデインとかノスカピンとかエフェドリンとかのみ成分の薬を浴びるように飲むくらいしかないという(主な副作用:便秘,5分とか15分とかの寝落ちが気持ち良すぎる).
たまたま身体がそういう体質になってしまったのかもしれないけど,何の根拠もない思い込みとしては,やっぱこれ,気管支とかに細菌だかウイルスだか何かが常在的に棲みついていて,普段はおとなしくしているけど,風邪の後になると活性化するとしか考えられない.症状のパタンがいつも一緒だし.
そしてこの棲みついている何かは,ぜったいに某中央学園の寮で拾ってきたんだと思ってる.だって学生時代まではこんなの一度もなかったし,そもそもあそこでひいた風邪(通称:学園風邪)の咳がまさにそんな感じだった.
今の会社とか職場には特別恨みとか辛みとか何もないけど,このことだけは心の底から怨んでいる(ただし確証が何もないので濡れ衣でしかないw).
2016/01/03 (日) @ 00:44
ようやく"THE BEATLES 1 (2015年remix版)
"を聴いてる.まだHelp!だけどこれ凄いな.個々のパートの明確さは言わずもがな.デジタル・リミックスの常で,やっぱり「混ざっていない」んだけど,そこに違和感ではなく有り難味を感じてしまうのは,単なるノスタルジアというかビートルズ効果なんだろうか? まあ,国産リミックスとは手間暇お金のかけ方がひょっとして二桁くらい違うんじゃないだろうか,という気もするので,そういった作り込み(リバーブの再現性とか)の違いもあるんだろうけど.
...
うわー.We can work it out がー
Paperback Writer !!
All you need is love. なんだこりゃw
...
聴き終わった……
ビックリした大賞はPaperback Writer, 次点はWe can work it out.
聞こえすぎて笑ってしまったw賞はAll you need is love, 次点はPenny Lane.
ある意味一番期待してたHello Goodbyeはほぼ期待通りな感じ.
それにつけてもStrawberry Fields Foreverが1位になってない問題の罪深さよ.
2015年版の1については,このレビューとか,かな.
...
ビートルズの全てのマスターマルチトラックはアビーロードスタジオのProToolsに入ってるそうだ.このマルチトラックのアクセス権(トラック毎に聴いたり好きにリミックスしたりできる.コピー等できない技術は入れて)を年999ドル位で売ればいいのにとか,昔から思ってる.
まあ,私は買えないけどさw
2016/01/02 (土) @ 22:25
時事ドットコム:買い物決済、スマホアプリで=訪日客向けに開発−経産省
訪日外国人客数の増加傾向が続いている。(略)これに伴い旅行消費額も右肩上がりだが、両替所が少なく、クレジットカード対応も十分でない日本の買い物環境は訪日客の間では不評だ。そこで経済産業省は、訪日客の消費のさらなる拡大に向け、スマートフォン向け決済アプリの開発に乗り出す。
なぜそんなことに.実証実験はともかく,決済アプリの開発?
……
と思ったけど,続きをよく読んでみると
アプリ利用者は事前に、国籍や性別、滞在先といった属性情報、クレジットカード番号などの決済情報、パスポート番号を登録する。登録情報に基づき、決済に加えて▽宿泊先に商品を配送▽宗教に配慮した食事の店を紹介−といったサービスも提供する仕組みだ。
とか書いてある.
これはいわゆる「モバイル決済」の「軽さ」とは真逆?を目指してるんですかね.
裏返してみるとこれは日本の店舗側が「外国語を話さないで/外国文化を考慮しないで済む」ことを指向してると思えなくもない.
あとこれやるなら確かに政府の裏付け無きゃ駄目だと思いたくなるよな,とか.
よく分かんないですけど,表層的なキーワードへの脊髄反射はよくないな,とは改めて思いました,まる
P.S.
そうか,これもあったか.日本人でも訳わかんないっすけどね.EdyとiDの発音似てる問題とかもあるw
2016/01/01 (金) @ 01:32
その昔,私らがマルチキャストアプリ(vic,vat,nv,wb)やウェブやらで遊び倒してたとき,その「遊び場」と化したインターネット環境を苦労して構築した上の世代の人等は,半分笑いながらもう半分はとても苦い顔をしていた.
でも決して止めろとか言わなかったし,ルータ設定強権発動したりもしなかった.
苦い顔をさせていた方もしていた方も誰も何も先なんて見えていた訳じゃない.
そしていまはIPv6マルチキャストでテレビを観ながらSNS眺めてたりする.
教訓とかじゃなくてただの史実.
2015/12/31 (木) @ 22:28
(今年を振り返る)
まさか2015年にもなって,POP3とIMAPの連携考えるとか,SSL/TSL無しで生POP生SMTP使うとか,POP3やSMTPのログ取って調べるとかするとは,さすがに想像だにしていなかった.この世の中なにがおきるか分からない.そしてそれらと同時発生した諸々.ある意味目撃できたのは良かったのだと思う.
私はもう見捨て…じゃない,見捨てられた立場なので,もはや皆の健闘を祈るしかありません.健逃でもいいけど.
同じく今年の話だけど,目撃したなかで最大に“感動”したのは,「メールを1通transferする毎に人間が最低5クリックしなければならないMTA(当て推量で言うと平均では8〜9クリック+1スクロール操作)」.しかも操作をミスると何も言わずにメールをロストする(エラーは一切返さない).
先端の追及とは別に,世の中,そういう“困窮者救済”も必要なんだろうな,とかしみじみ思ったり.(困窮者というか,制度と技術の奴隷かな)
実に感慨深い.うん.
2015/12/13 (日) @ 23:20
(いまさら遅いわ!と怒られるかもしれませんが :-)
誠に恐縮ですが,来年年始分より,SNS等(facebookやらtwitterやら未だ微妙にmixiやら)で現役で繋がっている方への賀状は,もう止めにしようと思いました.たいへん失礼いたします.
でもまあ,もういい加減ねぇ……
以前は「××とか無くなったら」と思うこともあったのですが,ここまでくると,たとえtwitterやらfacebookやらが消えて無くなろうとも,その機能を上書きする何かが新しく出てくるのは不可避だろうし.
という訳で,いろいろ巻き取っていきたいこの頃です.よろしくお願いいたします.
P.S.
というのをfacebookとtwitter(と自動転送されるmixi)に書いた.
これを書いたときの「いまさら遅い」は,12月13日だったのでもう年賀状書いてしまったわ!というお叱りを意図してたんだけど,開けてみると,2015年にもなって漸くか,という意味での「いまさら」だと読んだ人が多かったようだ.そうりゃそうかもな.日本語むつかしい.:-)
2015/12/02 (水) @ 00:53
Time Capsule (AirMac ?)の内側からnmapポートスキャンするとポート21, 554, 7070で偽陽性(open)判定になるという話.有名な話なのこれ? 2時間盗られた orz.
it appears that Time Capsule was trying to “help” the situation by proxying certain protocols. The issue is that it doesn’t even check with the server on some of the protocols to see if a connection can actually be obtained, it just makes it appear as though one has been granted and passes along follow-up requests.
……
So, if you’re seeing some unexpected results of ports 21, 554, and 7070 being open on a remote server, I hope you find this blog post so you can quickly check if it’s a piece of Apple networking hardware that’s causing the issue.
—Are ports 21, 554, and 7070 open or closed? The answer is yes. – nephtali blog
2015/11/27 (金) @ 04:13
にしてもRIDE良かった.
今年でNowhereから25年らしいっすよ.四半世紀.なんだそりゃまったく.
コアそうな人達はやっぱり赤黄Nowhereの曲で盛り上がってたけど,自分はGoing Blank Againが好きなんだなぁと聴きながらしみじみ思ってた.そこからもう一歩進んでしまうと壊れてしまうギリギリまで矛盾とか不可能とかを追い求めた結果.そんな脆く危うく,そして輝いている感じとか.(実際その先で壊れたし)
なんか,途切れることなくキャリアを積み重ねてきた的大御所感すら漂ってたけど,たぶんそれは違う.っつーかそんな筈はない,気の迷いw
終わったあとtwitter検索眺めてたら「明後日も楽しみ」とかあって,なにそれ?と思ったら,香港まで観に行く人達だった.コアなファン達はいずこも偉大である.
さらにさらにYouTubeでPV観たりすると,ああこの青年があんなオッサンに,という感慨もひとしおであり,なぜ人は老いるのだろう,とかまで思考がいってしまい収拾がつかないw
何の根拠もないが,これを経由しないとOasis(の音楽)は生まれなかったんじゃないかと思った.
別に何一つ暴れてないんだけど何故か肉体疲労が.強烈な空気の振動はそれだけで体力を奪うらしい.すばらしい.
結論.「RIDEは偉いど(© ebijun, 1990か91か92くらいw,@渋谷ON AIRだったような気がしてきたけど嘘かもしんない)」
P.S.
という思いと同時に,ある瞬間思ったのは,今ここで特段生命の危機は感じないなあ,ということ.今,欧米のvenueであれば恐らく誰しもが頭によぎぎるであろうことを考えたが,実感は持てなかった.そのときの感情は,幸せとも,悲しみとも,後ろめたさとも,感謝とも,罪深さとも,何ともいえない,不思議な感情だった.
2015/11/25 (水) @ 01:47
江渡さんのスライドに
2011年3月11日、東日本大震災
科学技術の敗北。ソーシャルメディアは大混乱
科学技術が起こした事故→科学を否定する動きへ
と書いてあった.
当時,私も同じことを思っていた.たぶん皆思ってたんだろう.
原発事故に関してだけではなく,地震・津波の被害における土木工学系にも何らかの「敗北」があると思った.(科学技術の側から見て)他の分野の人々の多くが無力感を感じているようにみえた.
これで,これまで連綿と培われてきた日本人の科学技術に関する信頼は地に落ちるんだろうな,と思った.
ところがその後現れたのは「御用学者」という言葉だった.
「御用学者」という言葉が意味するのは,態度や精神に対する疑義であって,能力に対する批判ではない.誤った結論を導いた力量の無さを問うのではなく,金や権力に転んで嘘を言うお前らは汚いという批判.
当時その様子をとてもとても不思議な気持ちで眺めていた
「無能」だと批判するのではなく「御用」だと言い募る人々.
それらの人々は,結局のところ,そう安々と「科学技術」への信頼を捨てることができなかったのだろうか? あるいは,何が正しく何が間違いなのか/正しい答を導き出せるのかどうかも分からない状態では能力ではなく態度を批判するしかないのだろうか? それとも能力を問うより汚い奴だと言う方が「より痛烈な」批判だと考えているのだろうか?(でも科学技術者自身は能力を問われた方が本当は堪えるはずである) 何なんだろう?
そんなことを当時ぼんやりと考えていた.いまだに自分のなかで結論はでていない.
2015/11/21 (土) @ 01:40
去年の夏くらいから「糖質制限(なんちゃって)」をしている.
超なんちゃってなので甘いものも食べるけど.セブン-イレブンのみたらし団子おいしいですmgmg.あとpinoのアーモンドだけを売らない森永乳業はやっぱり許し難いよね(こんなことして煽ってるのに普通に売らないとはどういう了見だw),とか.
痩せたいとかいうモチベーションは特になく,始めたきっかけは単なる興味(当時,糖質制限実践者の原田氏が近くにいたりした).もともと食にあんまし執着がないというか,旅行とかで成り行きで1日3食摂ると必ず体調悪くなるし.
まあそれで始めてから1年以上続いているんだけど,その理由は,やっぱり体調が良い(明らかに身体が軽い)こと.そしてそれが "hacking" としてとても興味深いこと.
糖質制限生活のhacking的側面は2つある.ひとつは,「今この状況で何を食べる?」という,ライフハックというか,制約条件下での問題解決的な面白み.そしてもうひとつは,自分自身の肉体への操作と観察という意味でのハッキング.
肉体や体調の変化は,本家書籍あるいは巷間で言われているとおりで,意外な結果はほとんどなかった.
それより始めるときに興味があったのは,こんなことだった.
- 炭水化物を採らないでいると代謝の機能が衰える(なまる)ということはないんだろうか? もし「なまってしまった」場合,再び炭水化物を採るようになるとそれは元に戻るんだろうか?
- 食べるものが変われば腸内細菌叢の構成も変わるような気がするんだけど,どうなんだろう? もし変わったとしたら何がどうなって,これも食生活を戻せば元に戻るんだろうか?
どちらも何か具体的に調べたわけじゃないので答はない.でも,たとえば今年の人間ドッグで「75g経口ブドウ糖負荷試験」をやったけど結果は全く正常であり,グルコースの代謝能力はまったく衰えていないようだ(まあやってるのはなんちゃってだし,その時点では1年も経ってなかったけど).腸内細菌叢については全く分からないけど,たとえば便の様子が変わったとかそういうことも感じない.ただ,ご飯(白米)や麺類をたまーに多く食べてしまうとその後「ずっしり」と全身が重く感じられるのは確かなので,何かしらの「処理機能」が低下しているのではないかという気はする.
なーんてことをいつか日記に書こうと思っていたのだ.でも,オチというかヒネリがないなー,とも.
————
で,さっきtwitterみてたら,こんな話が!
いやこれは面白い.(と同時にこれ入れたらあの話が……と思ったのは内緒だw).
Cellの論文 "Personalized Nutrition by Prediction of Glycemic Responses" らしいですが,要するに(←私はド素人ですよもちろん,念為),
- 何を食べたらどれくらい血糖値が上がるか,というのは人による差がとても大きい(食品のGI値が何とか的な話は怪しいってこと?)
- で,血液(blood parameters),食習慣(dietary habits),人体測定(anthropometrics),身体活動(physical activity),腸内細菌叢(gut microbiota, microbiome)のデータ(800人/46898食?)を使って機械学習させた結果,何を食べたら血糖値がどう変化するか予測できるようになったよ
という話らしい(間違いがあったら申し訳ありません).
ここで機械学習! そうくるか.著者は計算機科学系(Computational and Systems Biology)の人達と医学系(Microbiota)の人達のチームのようです.
という訳で,自分の心にあった腸内細菌叢の話と予想もしなかった機械学習がきて,興奮のあまり論文自体も読まず(←駄目だろ)とりあえずこれ書きました.読む努力はこれからします!(ごめんなさい)
P.S.
注:この論文と「糖質制限」とは何の関係もありません.私の心の中で勝手に繋がっただけです.誤解無きよう,お願い致します(_o_)