バーチャルなアイドルたち

(OTOTOY編集後記からの転載です)

今年はオンライン開催となったTIF (TOKYO IDOL FESTIVAL)。オンラインであることを活かし「バーチャルなアイドルたち」が出演する〈バーチャルTIF〉企画を開催、との話に感心していたら、その<バーチャルTIF>をbilibiliで有料配信するという発表が先日あり、さらに感心することしきりです。いまはまだ“VTuber”などと呼ばれることの多い“彼女”たちですが、いよいよプラットフォームを超える存在となり、その呼び方も変わっていくのでしょうか。そんな“VTuber”たちの音源をOTOTOYではロスレス・ハイレゾで配信中です。気になる方はぜひこちらのタグをチェック! → https://ototoy.jp/tags/VTuber

(今週はちょっと業務っぽい、笑)

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈かっこいいロックと至高のポップが同居する3rdアルバムから悩みに悩んでこの1曲を〉、ラブリーサマーちゃんの “豆台風”、です。

ちなみに悩みに悩んだもう1曲は“ヒーローズをうたって”。既発シングル曲と先行リリース曲を外してこの2曲が残り、真っ直ぐをとるか、ズレの気持ちよさをとるか、という選択に。まじ、ラブサマちゃんさん、おそるべし。

大きな一歩

(OTOTOY編集後記からの転載です)

8月末に大阪・泉大津フェニックスで開催された野外フェス〈RUSH BALL 2020〉。今日、主催者から「実施から2週間が過ぎ、開催地においてクラスターもなく、全参加者登録の大阪コロナ追跡システムによる関係機関からの連絡はありませんでした」という報告がTwitterでありました。屋外イベントのガイドラインをみずから作り上げながらフェスを実現させた主催・運営・関係者の方々に心からの称賛と感謝を贈りたいです。またそれを共に作り上げた参加者の皆さんにも大きな称賛を(そしておそらくは久しぶりのライヴを存分に楽しんだ皆さんに「イイナー」という正直な気持ちも)。我々もそろそろ一歩踏み出そう。小さくてもよいから、一歩を。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈叙情あふれる歌、絶品のギター〉、田中ヤコブの “THE FOG”と、〈日々の暮らしとともにあった現実の脆さ・儚さを美しさに昇華したかの1曲〉、SPOOLの “スーサイド・ガール”、です。

「untie」

(OTOTOY編集後記からの転載です)

日曜日にsora tob sakanaのラスト・ワンマン・ライヴ「unite」を配信でみました。現地会場のあり方も、配信もライヴ・ヴューイングもクラウド・ファンディングも、今の制約下において出来得るかぎり良いことを追求する姿勢にあふれたライヴでした。4時間50曲におよぶステージの最後の曲、“unite”を歌い終えた3人の笑顔、互いに交わし合う視線、寺口さんの口元に見える「ありがとう」。神﨑さんのクシャッとした笑顔、スモーク、落ちる照明、そのタイミングの完璧さ。カメラワークと奏でられるギターの音も含めたその配信映像には、この上ない美しさがありました。素晴らしいステージを、そしてこれまでの活動、ありがとうございました。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈プロデューサー・Chocoholic、自身の新作は自らの心情の向き合ったエモーショナル・ナンバー〉、Chocoholicの “Falling Into History”と、〈軽やかなヴォーカル。思わず身体が動いてしまう幸福なリズム。来たるミニアルバムからのリードトラック〉、DENIMSの “I’m”、です。

伝えあう、オンライン

(OTOTOY編集後記からの転載です)

オンライン・ストアがやるインストア・イベント〈OTOTOY ONLINE IN-STORE〉。6回目まで終えましたが、ここまで、YouTubeを使ってのインストア・ライヴ、公開インタヴュー、アーティスト・トークイベント、アーティストが映像を見ながらトークする回、そしてZoomを使っての、個別特典会、グループ特典会、オンライン・サイン会と、さまざまなパターンをやってきました。それぞれの形態ごとに適切な映像・音声の繋ぎ込み方が異なり、とてもおもしろい(担当は胃が痛い)です。そしてすべてにおいて面白さの鍵となるのが視聴者とのインタラクションの部分をどう作るか。オンライン=一方向みたいな誤解は払拭していきたいですね。そんなOTOTOY ONLINE IN-STORE、今週水曜日は井出ちよの(3776)のインストア・ライヴです。お楽しみに!

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈Daniel Johnstonカバーのライヴ音源。ストリングスが加わり、より優しいサウンドで。〉、Homecomingsの “Living Life (Live at Tokyo Kinema Club)”、です。

予定が立たない

(OTOTOY編集後記からの転載です)

先週末のRISING SUN、この週末のFUJI ROCK、そして個々のアーティストのライヴ等々と、配信が山盛りすぎて完全に破綻しています。ていうか、もう諦めた。配信ライヴのチケット購入も、うっかりメモとか残さずに買っていたので、たぶん観ないうちにアーカイヴも終わってしまったやつとかもあるに違いない(泣)。そして今週末。なんかたくさんあったはずなのだけど…… あ、いや、そうだ、colormalのワンマン配信ライヴだ。彼の初のワンマン公演、まさに『メルクマール』(colormalファースト・アルバムのタイトルでもあります)な一夜となるでしょう。楽しみです。そして実ライヴ。結局3月11日を最後に、まだ行ってないんですよね。こうなると再開一発目になにを観るかに意味を持たせたくなりつつあり、これはマズいやつだ。どうしよう。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈夏の終わり、雨の湿度が恋しくなるジャジィな1曲〉、碧海祐人の “秋霖”、〈CHAI×HINDS、日本×スペイン、(自然体+DIY+野心+自信)²〉、CHAI, HINDSの “UNITED GIRLS ROCK‘N’ROLL CLUB”、の2曲です。(“23回目のサマーナイト” は担当に削られました、笑)

そして、ここのところ毎週編集後記を書いていたおかげでここも更新が続いていたのですが、ついに先週は飛ばしてしまい……くそー。ということで先週の推薦曲は、〈No Buses近藤大彗のソロ・プロジェクトがスタート! エッジ感と親しみやすさのバランスが心地よい〉、Cwondoの “Too Hard” でした。

ディスプレイ越しに向き合うサマーナイト

(OTOTOY編集後記からの転載です)

映像が強力すぎて曲が頭に入らないと評判の私立恵比寿中学の新しいMV、「23回目のサマーナイト」。たしかにこれはまったく曲が頭に入らない(笑)。勝手な想像ですが、このMVは「接触イベントができない世界へのひとつの回答」なのかもしれません。“メンバー発案による、メンバー各々が夢想” する表現により、単なる「イメージ・デートムービー」以上にパーソナルに向き合える演出となっています。

ところで、OTOTOYにはそれぞれのジャンルを表すアイコンがあります。

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このアイコンをデザイナーさんに作ってもらったとき、唯一モチーフで悩んだジャンルが「アイドル」でした。今のアイドルの本質は見えるもの/聴こえるものを愛でることにあるのか、それとも精神的/物理的な繋がりの存在にあるのか。結局後者を選んだのですが、このMVは見事に両者を兼ね備えたものになっていますね。素敵だ。この曲も収録されている配信限定EP『FAMIEN’20 e.p.』は8月21日リリース予定です。さて、後記も書き終わったので、もう一回、▶️。



(2020年9月22日、追記)

日曜日にCSでエビ中ライブの中継放送があって(ちゅうおん2020。語りたいことは山ほどある、笑)、中継終了後にこれが流れたんだけど、このMV、テレビの画面でみると違和感がすごい。「テレビ」の大画面(て言っても、うちのはたかだか37インチ)で見るとびっくりするくらい映像作品として成立していない。これは完全にスマホ画面に特化した映像なんですね。いま試しにPC全画面で表示してみたけど、15インチならまだ成立するな。

まあそもそも「そういう映像」なんだけど、おそらく、これをテレビサイズでやるときは違和感を生じないような「工夫(嘘とも言う)」が従来はされていて、一方でこのMVではそういうことを一切しないという割り切りにより、この近さやパーソナル感が表現されていたのか、とか(想像)。

かつて「画面」のサイズや距離が”銀幕”から”ブラウン管”に変わったときに何が起きたのか、ちゃんとは知らないのだけど、そういう前提ちゃぶ台返しみたいなことがスマホ時代の映像表現でも起きてるんだろうな。びっくりした。

(追記ここまで)

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈溶け切る直前の氷のようなギターリフとヴォーカリゼイション。暁まではまだ少し〉、NEHANNの “Ending Song”、〈少しでも美しくありたい。光射す意思を見るかような優しく美しい歌とサウンド〉、木下百花の “少しだけ、美しく”、の2曲です。

(OTOTOY編集後記からの転載です)

数日前の夜、これはうっかり窓を開けたまま寝たりすると風邪ひくやつだ、そして今どき風邪をひくととても暮らしにくそうだよな……とか思っていたのですが、今日になってようやく「夏」って感じのねっとりさ(空気)がやってきましたね。懐かしいひとに会ったような、あんまり会いたくない人がやってきたような、微妙(笑)。毎年夏には個人的その夏の1枚! 的なアルバムがあるものです。7月が終わった時点での私の今年のそんなアルバム候補の筆頭は、シバノソウの『あこがれ』でした。たぶん7月にいちばん聴いた1枚。このアルバムに刻まれているように、夏というものには人それぞれに切なさや美しさや焦燥や歓喜や刹那があったりなかったりします。でも、今年の夏はおそらく誰にとっても皆等しく「特別な夏」になるのでしょう。なんかもう振り返る気満々な文章になってますが、実はまだ8月がまるっとあるわけで。これからどんな「その夏の出来事」を望めばいいんだろう。追記:とりあえず今晩は月がとても綺麗でした。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈なにかの否定でもなく肯定でもない「数年後に会いましょう」〉、Billie Eilishの “my future” です。

幻のままにならないことを願いながら

(OTOTOY編集後記からの転載です)

え?もう編集後記の日?ていうか月曜日? この4連休で週の感覚が完全に破壊されました。で、そもそもなんで4連休だったのかというと……という話は、私どこかに書きましたね。そうです、先週のOTOTOY週替りプレイリスト&コラム、〈OTOTOY EDITOR’S CHOICE Vol.74〉です。OTOTOY編集者が持ち回りで「45秒試聴×10曲+コラム」を選び・綴るこのコーナー。私はローテーションには入っておらず、こういうとき(お休みとか)に出てくる役回りで、2回目の登場です。今回は4連休の原因である幻のオリンピック・パラリンピックにちなんで、来日公演が延期/中止になったアーティストの曲です。なるべく「ちなむ」ようにタイトルや曲の内容も考えて選んでみました。ビリー・アイリッシュの9月公演の延期も今日正式に発表されましたね。選んだ曲がなにげに良い曲ばかりで、延期/中止の無念さが増すばかりのプレイリストです。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈ずぶ濡れの僕らにさしこむ一条の光〉、君島大空の “火傷に雨”、〈導入で驚かされながらも、バンドサウンドが鳴り響きながらも、揺るぎないタグチハナ〉、addの “名のない日”、の2曲です。

エール

(OTOTOY編集後記からの転載です)

8月から人数を限定しながら観客を入れての営業再開を予定していたライヴハウスもいくつかあるなか、検査陽性者数が増加に転じ、また戸惑いがひろがりつつあります。そんななか、ライヴハウス下北沢近松・代表、〈下北沢にて〉実行委員長、そしてTHEラブ人間のツネ・モリサワさんにインタヴューをおこないました。具体的な感染対策や、やはり「野外」が希望というお話、そして“新しい”ビール🍺のことなど(早く飲んでみたい!)、モリサワさんならではの複眼的視点からのお話がきけたのではないかと思います。よろしければぜひご一読を。

この記事は〈下北沢にて〉が主宰するライヴハウス18店舗を支援するクラウドファンディング〈シモキタエール〉への応援の気持ちも密かにこめつつ、だったのですが、こちらのクラウドファンディングは土曜日に無事目標額を達成し終了したとのことです。なにより、ではありますが、すべてはこれから。これからもOTOTOYはさまざまなかたちで音楽と音楽にかかわる方々にエールを送っていこうと思っています。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈ベッドルーム・ポップの先にごく薄く覗くグランジの霞がたまらなく魅力的〉、renforshortの “fuck, i luv my friends”、〈“ディスタンシング”な昨今、すぐそばに寄り添うようなヴォーカルが懐かしく、愛おしい〉、I’mの “サマータイムラブ”、〈福岡出身の女性シンガーCalli Stephus、週末CITY PLAY BOYZが全面バックアップのEPから〉、Calli Stephusの “NEW BEST FRIENDS”、の3曲です。

I’m、良いですね。アーティスト名が「I’m」。このインターネット時代に、それはまた大変な(笑)。トラックタイトルが「サマータイムラブ」。あまり検索性改善の助けにはならないような、と思ったら、そんなには無いんですね。でも、なんだかんだといってこの曲に巡り会える。それも良い、ですね。ちなみにうちは検索、けっこういけます(笑)。→ https://ototoy.jp/find/?q=I%27m

……とか書いたらご本人からレスいただきました。恐縮です。

renforshortは先週のMoscow Apartmentに続いて、またトロントの18歳。なんなのトロント…

フューチャー

(OTOTOY編集後記からの転載です)

相変わらず「被り」問題が切ない配信ライヴ。アーカイヴの有無が事前に分かると嬉しいのですが、そうするとアーカイヴ有りのものがリアルタイム視聴ではなく後回しになってしまうという、矛盾。悩ましい。先週は高井息吹 with 君島大空とシバノソウの配信ライヴがとても良かったです。そして黒子首を見逃した。痛恨。

プレイリストに推薦したMoscow Apartment、2nd EPの『Better Daughter』がめっちゃ良いです。カナダ・トロントのインディー・フォーク・ロック・デュオ。17才と18才ということであってるの?(まじか)。歌詞をちゃんと聴かないといけないやつですね。残念ながらOTOTOYにはないです。ぜひまずはサブスクで、そしてお気に召したらbandcampでいかがでしょうか。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈ex-空気公団の窪田渡が作詞・作曲・編曲・演奏・ミックス、さらにヴォーカルまでひとりで行ったソロ第1作から〉、窪田渡の “薔薇と炭酸”、〈カナダ・トロントのインディー・フォーク・ロック・デュオ、Moscow Apartmentの2nd EPから〉、Moscow Apartment “18” の2曲です。

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