表参道でSACOYANSとウ山あまねをみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

SACOYANS × ウ山あまね、というツーマンを表参道WALL&WALLでみました。昨年リリースのEP『Komonzo』が好印象だったウ山あまね。グローバルと同時進行のHyperpopをやりつつちゃんとJ-POPの子供であるという大好きなやつでした。また観たい。そして昨年12月以来2度めのSACOYANS。間違いない。カッコいいもん。機会があったら絶対観るべき。クラブ系のPAで聴くフルテンなバンド・アンサンブルと、そこに綺麗な輪郭を持って立ち上がるSACOYANのヴォーカル。貴重な機会でもあり、とても良かったです。やはり私は大阪に行くしかないのか……

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈4thアルバム今週水曜日リリース! このまま突っ走りたい〉、For Tracy Hydeの “Just Like Fireflies” 、他、illiomoteの “It’s gonna be you”、りりあ。の “素直になりたい子の話。”、Nana Yamatoの “If” の4曲です。

解決したい

(OTOTOY編集後記からの転載です)

「あのグループのあの子、どこかで見た気がする」を解決したい──〈IDOLS DIAGRAM〉。このウェブサイト、昨年からあったとのことですが、自分のタイムラインには先週突然あらわれるようになり、で実際に見てみるとこれがすごい。システムとしても上手くできているので、いったい誰がこんなものをと思い調査開始。みつけた作者のかたに直接コンタクトをとってOTOTOYのニュースにしました。作者の方からいただいたコメントの内容とウェブサービスのプロダクトとしての「顔」が一致していて、ソフトウェアってそういうものだよねとあらためて思う機会に。そうありたいです。この手のジャンルを扱うソフトウェアではいつも・・・・・・・・・の扱いを確認するのですが、・(てん)ちゃんたちがちゃんと・で、納得。ちなみにグラフの生成はGraphvizを使っているそうです。ですよね。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈人間に必要なのは散歩と音楽です。朝でも昼でも夜でも深夜でも。〉、Dortmund Moon Slidersの “Night Walk” 、他、cosmomuleの “発光”、peanut buttersの “夕焼けハローワーク” の3曲です。

in the right hands

(OTOTOY編集後記からの転載です)

NOT WONKのアルバム、Arlo Parksのアルバムと、自分内本年重要タイトルがリリースされた先週。どちらも期待通り、繰り返し聴いています。そして実はそこまで期待していなかったWeezerのアルバム『OK Human』がとてもよい。「コンピューターを捨て、アナログに戻り、オーケストラとともに制作した」作品。でも私はソフトウェア・エンジニアなので、その類のステートメントを手放しで肯定することはできません。テクノロジーとは補助器具であり、使う側の愛と志こそがその価値を決めると思っています。Weezerのこのアルバムにおける管と弦の使い方に込められたロックとポピュラー・ミュージックの歴史への深い愛、それは疑いようのないものです。そして可能であれば、皆がそんな愛や志とともにテクノロジーを手にとってほしい。大切な人とともにする食事を作ろうと包丁を手にしたときのように。そんなことを思いながらいつもコーディングをしています。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈2020年という「時間」から生まれた内省的ドリームポップ。〉、Madeline Kenneyの “Summer Quarter” 、他、kiwiの “A Little Wish”、NOT WONKの “200530” の3曲です。

THEティバをみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

先週水曜日、THEティバのライヴをみてきました。12月にリリースされた2ndEPのレコ発ライヴ。本来ならばTomato Ketchup Boys、motherを迎えてのスリーマンの予定でしたが、今回の緊急事態宣言を受けてTHEティバのみの出演に。思わぬ形でのキャリア初ワンマンとのことでした。音楽が楽しいという屈託の無さをそのまま人のかたちにしたようなステージ上の彼女たち。そして希望の光であるかのような音楽。これからの活動がほんとうに楽しみなTHEティバです。OTOTOYでのインタヴュー記事もぜひご覧ください! ちなみに今回のライヴは当日スケジュールも変更され、18時開場/18:30開演/19時アルコール類販売終了/19:30終演/20時までに退店完了という運用が厳密に行われていました。ある意味で昨年春よりも厳しい環境となっています。この局面で我々にできることはなにか、考えたいです。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈今週末リリースのアルバムからの先行曲。管と弦の使い方に込められたロックとポピュラー・ミュージックの歴史への深い愛〉、Weezerの “All My Favorite Songs” 、〈前に進む足取り、上にあげられた目線が2021年のサウンドに載せられる〉、the McFaddinの “DRAW IN A HEAD” 、〈ミツメ、川辺素とのコラボ曲。穏やかな外側とそこに潜む芯の強さと〉、YeYe X 川辺素の “No Longer” 、〈ベッドルーム・ポップならぬオンライン・シェアハウス・ポップとでも呼びたくなるような〉、BOAR HUNTERの “pepper” の4曲です。

対策

(OTOTOY編集後記からの転載です)

先週、ライブイベント業界4団体から〈緊急事態宣言下におけるライブイベント公演の開催に関する共同声明〉が出されました。実際に行ってみるとよくわかるのですが、この声明でも触れられている〈感染拡大防止対策ガイドライン〉を遵守した公演は、これはリスクだなと感じる場面にはほぼ遭遇せず、とてもよく考えられ・運用されていると思います。また観客の側もその運営にとても協力的です。それらの結果として「有観客公演約7,100公演(総動員数約230万人)が開催され」「現在に至るまで当該4団体会員社によるライブイベント会場からの感染者発生は認められておりません」という表明がされるに至ったのでしょう。不存在の証明はできないものですが、こうして公式の声明としてその事実が示されることには、とても意味があると思います。事態収束への道筋がまだまだ見えない現状をしのぎつつ、より本質的な対策にむけて力をあわせたい2021年です。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈フィロのス・日向ハル、昨年の生誕ライヴ・アルバムから髭男カバーを。似合ってる!〉、日向ハルの “宿命” 、〈どことなく郷愁を感じさせるサウンド。なにげない日常の心情の動き、その大切さを思い起こさせる。〉、UQiYOの “Cresent” の2曲です。

楽しみでしかたない

(OTOTOY編集後記からの転載です)

Googleのフォト・アプリの機能に「思い出」というのがあって過去の写真が表示されるのですが、ながめていたら3年前も4年前も「今週」、For Tracy Hydeのライヴを観ていたようです。これどっちもO-nestだな。ああライヴ観たい…… フォトハイといえば2月にでるアルバムが楽しみでしかたないです。出るたびにこちらの期待のはるか上をいくFor Tracy Hydeのアルバム。待ち遠しい。楽しみでしかたないといえば、1月はArlo ParksとNOT WONKのアルバム。NOT WONKの前作は私の2019年の真ん中にどっかりと座るような作品のひとつでした。さて今作は…… 2月でもうひとつ待ち遠しいのはTHEティバの2連続EPリリース第二弾。12月に出た第一弾EPは豊かなサウンドの裏にあるフォーキーなしっとりさ加減が抜群でした。第二弾はゴリゴリだそうです。そんなTHEティバのインタヴュー記事が先ほど出ました! 約1年前からずっとやりたいと思い描いていてようやく実現した、THEティバ、初のロングインタヴュー。ぜひ読んでいただければ。さて今年はなにを思い描き、来年どんなかたちになるんだろう。楽しみでしかたない。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈ポップしなないでの新バンドプロジェクト。聴けばビリヤニはもちろん、ラッシーも恋しくなる〉、Paraisoの “ビリヤニ” 、〈わずかにノスタルジックなポップ・エッセンスと最新の音像を身にまとったSCLLの新曲〉、Spangle call Lilli lineの “epic” 、〈理由は人それぞれであろう、さざ波立つ心を包むトラックのちから〉、uruwashiの “Fall in Love” の3曲です。

返事は返そう(返します)

(OTOTOY編集後記からの転載です)

とりあえず年末年始はよく寝ました。お布団ラヴです。夜寝て昼起きてて昼に布団干すと生活のクオリティが超上がります。当たり前重要ですね。年頭の抱負とかそもそも人生の計画とかほぼほぼ持ったことなく人生を過ごしてきたのですが、そういうタイプの人間からすると、昨年のような「思うようにならない」ことへのストレスは意外と少なかったりします。柳に風、良い言葉だ(笑)。「柳に風」に相当する英語の慣用句はあるのかと思って調べてみたら「No reply is best.」っていうのが出てきました。マジかよ、それは良くないのでは(強く自戒)。とはいえ、以下元旦のプレイリスト・コラムに書いたことと同じですが、翻弄されっぱなしなのもウィルスと社会に対して癪なので今年はもっともっといろいろと考えようと思っています。明るい、良い、未来を信じながら、ね。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈あゆ巫女のソロ名義プロジェクトaymkのダークポップな2nd EPから〉、aymkの “faith” 、〈年は明けてしまったけど胸ざわめかせるクリスマスソングはいつ聴いてもいいんです〉、Lucie,Tooの “Winter Song” の2曲です。

東京ガーデンシアターで私立恵比寿中学をみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

東京ガーデンシアターは本当なら6月に小沢健二で行っていたはずの新しいホール。今回はじめて行きましたが、とてもよいホールでした。音よし箱よし周辺環境よし。個人的にはほぼ満点です(アクセス面がマイナスと思う人もいるだろうことはわかる)。もうみんなここでやってほしい。そして私がSTAY HOME期にもっとも新規どハマりしたのが、私立恵比寿中学でした。思いかえせば“感情電車”のMVをみたとき、“自由へ道連れ”のMVをみたとき、あのとき素直に行っていればよかったんだという後悔。今年1月に偶然“若者のすべて”のカバーを聴いたとき、これはもう絶対にライヴに行かなければと思ったにもかかわらず、その後はこんな状況に。ようやく来れました。はじめてみた「大学芸会」は、メンバーの技術の高さと気合い、新しいバンドの上手さと一体感、ロジカルにも感情的にも考え抜かれた演出・構成、チームとしての志の高さ、どれもが抜群でした。コンサート/ライヴをやることや行くことの素晴らしさのすべてがそこにある、そんな時間と空間。これをどう表現すればよいか考えていたら、この言葉が浮かびました。「強い気持ち・強い愛」。それだ。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈平賀さち枝がコーラスで、直枝政広がギター・コーラスで参加した、メロウでエモーショナルなナンバーを〉、曽我部恵一の “Yeah Yeah” 、〈来月リリースのアルバムへの期待が高まる先行配信曲。きっとそこにすべてがあるだろう〉、NOT WONKの “slow burning” の2曲です。

yuigot + 長谷川白紙の音がするも候補だったのだけどまた他の人に先に出されました。

柔軟さと強さ

(OTOTOY編集後記からの転載です)

ライヴの楽しみ方には実はいろいろな流派があります。たとえば、声を上げて盛り上がるだけがライヴではなく、会場みな一言も発せず身じろぎもせず全集中力をステージに向ける、そんなライヴもたくさんあります。それは決して静かな音楽だからではなく、力強いビートと轟音に対してそういう臨みかたをする。もちろんそれは「盛り上がっていない」のではまったくありません。「アンコール」にも、声だけ型、声と手拍子型、手拍子だけ型(リズムキープ派と速くなる派があったりする)と、これもさまざまなパターンが。先週行ったとあるライヴが予想外にアンコールなしの演出構成だったのは、そこが普段「声あり型」の現場だったからかな、とふと思ったりしました。気をつかったりフラストレーションを感じたりさせるくらいなら、そんなのは不要に、本編できっちりケリをつけてやろうぜ、と。そんな一事が万事、作り手の思考の深さと意志の強さに満ちたライヴをみると心からの幸福を感じます。ほんとうにありがとう。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈音楽の大地に立つ生身の人間の尊さ、展開力にあふれた一曲〉、THEティバの “Go back our home” 、〈初の全国流通フル・アルバムから、より感情が揺さぶられる再録ヴァージョンを〉、Cody・Lee(李)の “drizzle(2020)” 、〈Eupholksのコラボプロジェクト第一弾。顔を上げ前に進みたくなるインディー・フォーク〉、Eupholks, Charlotte is Mineの “Flaw In The Design” の3曲です。

Zepp Tokyoでリーガルリリーをみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

ついにZeppワンマンに到達したリーガルリリー。感慨深い。欲をいえばスタンディングでフルに入っている光景をみたかったけど。でも、ここにとどまらずにもっと大きな会場に立つ3人が想像できる、そんなライヴでした。かつてのリーガルリリーのライヴハウス時代、よく上手前方で踊っていたお客さんがいたのが今でも印象に残っています。先週Zeppの22列目くらいで右手を挙げて踊っていた人は同じ人だったのかな。この日も上手側でしたね。抽選なのに。エモい。先週公開されたソウル・フラワー・ユニオンのインタヴューで中川敬さんが言っていました。「ミュージシャンはすぐ「やっぱりライヴは生だよね〜」とかいうけど、そんな当たり前のことを言うなや(笑)!」、と。当たり前だけど、世の中、当たり前のことを言う人の方が多いし声も大きい。手を挙げて踊るという当たり前を取り戻した人もいれば、声を上げるという当たり前をまだ手にできない人もいる。それはどちらの楽しみ方が正しいとかそういうことではないです。それぞれのやり方で「当たり前」を乗り越えよう。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈大名曲。〉、Superfriendsの “Million miles apart” と、〈着想と良メロと切なさが同居する眉村ちあきの真骨頂。元、“さかなのうた”。〉、眉村ちあきの “マーメイドボーイ” の2曲です。