betcover!!とNOT WONKをSHIBUYA CLUB QUATTROでみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

熱いツーマン。NOT WONKは2021年10月31日の翌日月曜日の精神状態を包み隠さず吐露したライヴ・アクト。構成面でも『dimen』のモードが一区切り、と。そしてbetcover!!です。8月のWWWからの配信で観てはいたのだけど、噂に違わぬすげー領域に。来年のリキッドルーム・ワンマンのチケットは先行当選済みです。楽しみだー。ところでコロナ禍における人数制限ありのQUATTROは床にテーブで枠が書いてあるパターンなのですが、例の「QUATTROの柱」の後ろには枠がない。ですよね、っていうか。公式にそう言われると逆に清々しい気持ちにもなる。まあ邪魔は邪魔なままだけど。そして、邪魔だけど、でも「支えている」事実は紛れもないところがあまり清々しくはなかったりとか。そんな諸々を知恵と勇気でなんとかするのが2022年かもしれない。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈ロックが好きだ、ってこんな感じだったよね。軽快で、でもドラマチック〉、TENDOUJIの “Young Love”、fika, Fabichの “Coffee & Clouds” の2曲です。

ルーツ・ミュージックで世界を旅する

(OTOTOY編集後記からの転載です)

キングレコードの民族音楽シリーズ『THE WORLD ROOTS MUSIC LIBRARY』のハイレゾ版。先週、第4弾の東アジア編がリリースされました。東アジア編は中国・モンゴル・チベット・韓国・台湾・琉球・アイヌ・日本……等々。さてOTOTOYには「タグ」という機能があり、このシリーズには”THE WORLD ROOTS MUSIC LIBRARY”というタグがついています。同じタグのタイトルをまとめて表示させることもでき、たとえばこんな風に表示されます。そしてここで試聴ボタン(画面下の▶)と押すと全曲45秒ずつの試聴が続きます。このページで試聴をしていくと相当に世界がめくるめくので、お好きな方には堪らないはず。ぜひお試しください。地域を指定したい方は、このシリーズの紹介記事のそれぞれのページ、ヨーロッパ、アフリカ、西アジア、中央アジア編南アジア編東南アジア編東アジア編で試聴ボタンを。旅もままならなかった1年半が過ぎました。まずはイメージを膨らませるために、あるいは予習のために、音楽で世界を巡ってみてはいかがでしょう。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈静けさ、壮大さ、寄り添い、そして歪んだギターソロ。〉、クレナズムの “あなたはさよならをここに置いていった”、他、The War On Drugsの “Occasional Rain”、Swindleの “SECOND GUESS (feat. Maverick Sabre)”、水曜日のカンパネラの “アリス” の4曲です。

2016→2021

(OTOTOY編集後記からの転載です)

SACOYANSのインタヴュー記事を公開しました。昨年9月にファースト・アルバムを聴いて、12月にライヴ(@下北沢BASEMENTBAR)を観て、確信して。10ヶ月が経ち、インタヴューをOTOTOYでやるという願いがかないました。そして今週末は横浜と東京でのライヴです。普段そんな言葉は使わないけど、血湧き肉躍る。昂ぶる。インタヴューで話が出ているように、SACOYANが音楽を担当した映像作品(『マグネチック』)がグランプリを受賞したのが〈MOOSIC LAB 2016〉です。「音楽と映画のコラボ映画祭」である〈MOOSIC LAB〉。2016年上映作品の音楽担当陣をいまあらためて見ると、これが凄い。全9作品、クリトリック・リス、笹口騒音オーケストラ、SACOYAN、ラブリーサマーちゃん、神宿、あヴぁんだんど、the peggies、yonige、食品まつり、ですよ。ついでに書くと「『MOOSIC LAB 2016』予告編!!!!!!!!!!!!!」というムービーが制作されていて、音楽が羊文学。まだ “はいじ” 名義の塩塚モエカが出演しています。揃いすぎている…… ちなみにこの年の準グランプリは松本花奈監督の『脱脱脱脱17』。もちろん主演は北澤ゆうほ、音楽はthe peggies。先週リリースされたthe peggiesのアルバム『The GARDEN』に再録された “スプートニク” は、まさにその2016年リリースのインディーズ盤に収録されている曲です。5年間。諸々の大団円。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈ソルトレイクシティ出身、22歳、インディ・ロック。その美しきアルバムから〉、Ritt Momneyの “Not Around”、他、Cavetownの “Teenage Dirtbag (feat. chloe moriondo)”、the peggiesの “スプートニク(2021)” の3曲です。

コンビニ

(OTOTOY編集後記からの転載です)

オフィスの近くにコンビニができました! (リモート多めであまりオフィスには行かないけど) やったね!!、とか書くと、OTOTOYのオフィスはいったいどこにあるんだとか思われそうですが、渋谷です。以前このコンビニができたところの目の前に来ていたキッチンカーの人と話をしたとき、「このあたり微妙にコンビニどこも遠いんですよね」的なことを言ったら、「コンビニの商圏分析は凄い精度なので、コンビニがないってことは買う人がいないってことなんですよ」≒「キッチンカーの客も少ないんです(切実)」と返されて、みんなプロフェッショナルだな、としみじみ思った思い出がよみがえります。早々に撤退されても困るので、なるべくオフィスに行ってコンビニで買い物をするようにし……たいのですが、いかんせん今日は寒くて(そういうことじゃないだろ)。明日こそは。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈美メロ、美ハーモニーのアンサンブル満載の2ndALからブリット感あるこの曲を。〉、SACOYANSの “読み解いて”、他、Remi Wolfの “Street You Live On”、大比良瑞希の “How many”、THE CHARM PARKの “33 1/3”、さとうもか, Momの “いとこだったら” の5曲です。

デジタル

(OTOTOY編集後記からの転載です)

昨日10日と今日は「デジタルの日」だそうです。来年以降は10月の第1日曜日と月曜日がデジタルの日。デジタル庁のイベントです。祝日ではありません(スポーツの日よ……)。今の暮らしや物事の進め方は40年前と比べるとずいぶん変わりました。この変化は、半導体や光ファイバーからコンピューター、パソコン、スマホ、インターネット、ウェブ、クラウド、ソフトウェア、AI、検索、EC、配信、SNSと、あらゆるレイヤーのあらゆる技術・文化の集合によるものですが、それを一言であらわす言葉に「デジタル」が選ばれたのは、あらためて面白いなと思います。一方で、音楽の文脈ではデジタルの影響ありまくりにもかかわらず、いや逆にだからこそ?、あまりデジタルデジタル言わない気がします。いちばん言われていたのはかつてレコーディング環境がデジタル化した時代でしょうか。CDの時代、アナログ盤とは言ったけどデジタルとは言わなかった気がするし(CDのDはディスクのD)、OTOTOYがやっている配信も正式には「デジタル音楽配信」と呼ばれるらしいですが、いまさらデジタル付けないですよね。あ、DAWのDはデジタルだった! (でもDTMのDはデスクトップ)。と、ここまで書いてきながらこの話にはオチがないのですが、ここでデジタル庁の「ミッション」を念のために確認したりすると、ふと、OTOTOYがしていることはリスナーやアーティストに優しいかな? 聴き手や作り手ひとりひとりの多様な幸せに貢献しているかな? なんてあらためて考えたりします。そうありたい。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈シンプルに、軽やかに、肯定的に。そうでなくちゃ。〉、TENDOUJIの “I don’t need another life”、他、BROTHER SUN SISTER MOONの “A Whale Song”、Ritt Momney, Shane Tの “Sometime”、碧海祐人の “夜風” の4曲です。

そして先週の推薦曲は、〈9月を終え、あの不穏さと爽快さとが同居する日々を思い出す。〉、笹川真生の “日本の九月の気層です”、他、SACOYANSの “のみものを買いに行こう”、Soccer Mommy, Kero Kero Bonitoの “rom com 2021” の3曲でした。

BearwearとTHEティバのスプリットツアー・ファイナルをみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

今月1日にリリースされたBearwearとTHEティバのスプリットEPが好きでしょうがない。そのリリース・ツアーのファイナル、東京公演が先週金曜日に下北沢BASEMENTBARで開催された。これは行くしかない。Bearwear、THEティバ、そしてスプリットセットの3部構成。といっても、Bearwearにはサポート・ギターで明智マヤが参加、THEティバも後半はBearwearのIshimaruとBearwearサポートの加藤を加えた4人編成、そしてスプリットセットはBearwear+THEティバ+加藤の5人編成と、どれもレアなもの。BearwearのKazmaがライヴ中に繰り返し言っていた言葉の裏返しとして、このツアーに至る作品が聴けたこと、このツアーをしてくれたこと、そしてこのライヴを観ることができたこと、それらすべてに感謝したいと心から思う夜でした。“Laid back” と “Far East” ほんとうに良かったです。
p.s.
この日会場SEでかかっていたA. G. Cookの “Today” (The Smashing Pumpkinsのカバー)。知らなかったのだけどこれはカッコいい。Ishimaruセレクト。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈Waater、約1年ぶりの新曲。1分29秒で駆け抜けるこの1年半とこれからと。〉、Waaterの “SPIDER”、他、James Ivyの “Headset Go”、peanut buttersの “パワーポップソーダ”、Kaedeの “サイクルズ” の4曲です。

7人編成のNOT WONKをみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

1月にリリースされた『dimen』のリリース・パーティーでもあり、何度も延期されてきたワンマン・ライヴでもあるこの日のNOT WONKは、ギター、キーボード、サックス、コーラス&パーカッションの4人を加えた7人編成でした。7人編成のNOT WONK、7人編成で演られる『dimen』、もうそれだけで心が滾る。はじまればその轟音と有無を言わせぬ格好良さは文句なし。ほのかに見え隠れする「大人数で引き算をやる難しさ」も、その先に未知の世界があると思うのであればまた良し。アルバムが再現演奏された『dimen』最終曲の “your name” から本編ラストの “Landfall” へ。そのアウトロで7人が奏でる轟音を浴びているとき、これは今年一番幸せな音楽時間じゃないかと思っていました。また聴かせてほしい。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈4分30秒のなかの起伏が聴くものの心を優しく掻き乱す。佐藤千亜妃の真骨頂。〉、佐藤千亜妃の “リナリア”、他、小谷美紗子の “眠れない”、kiki vivi lilyの “Lazy”、Placeboの “Beautiful James” の4曲です。

OTOTOYエンジニア募集中です!

(OTOTOY編集後記からの転載です)

そういえば現在OTOTOY社でエンジニアを募集中です。エンジニアといってもサウンド・エンジニアではありません。ソフトウェア・エンジニアです。音楽業界で「エンジニア」といったときのデフォルトはまだまだサウンド・エンジニアですね。でもMusic Tech/音楽テックは今まさに旬の領域だと思います。OTOTOYはまだまだできていないことばかりですが、この機会にやってみたいことがたくさんあります。興味がおありのかたはぜひこちらをご覧ください。よろしくお願いします!

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈まさにこの夏果てようとしている30℃超えの9月の月曜日に〉、luvis, I’mの “夏果つ”、他、the McFaddinの “BuBBle”、Helsinki Lambda Clubの “Helsinki Lambda ClubGNIBN Ⅱ (feat. PEAVIS, CHAI)” の3曲です。

ABBA

(OTOTOY編集後記からの転載です)

ABBA復活。新作リリースにコンサート。最近よくあるといえば、よくあるやつ。まあ「40年」ぶりっていうのは珍しいかな……とか思っていたら、ちょっと様子がおかしい。公表されたアーティスト写真はモーションキャプチャー・スーツを着ているし(なにごと???)。どうやら来年行われるコンサートは、アバの「アバター」(英語だとBとVです、残念)が10人編成のバンドと出演するらしい。会場はこのために新たに作られる3,000人収容の専用劇場。制作に携わるのはあのILM (Industrial Light & Magic)。ちなみにILMが音楽産業に進出するのはこれが初とのこと。ただごとではない本気度が漂っています。こちらのビデオをみると雰囲気がつかめるかも。個々の要素は日本ではすでに馴染みや経験があるものが多いかもしれないですが、さて、本場のエンターテイメントが本気になるとどんなものになるのか。これは楽しみです。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈傑作! 年間ベスト! との呼び声も高い、Little Simzの壮大でドラマチックな最新アルバムから。〉、Little Simzの “I Love You I Hate You”、他、THEティバの “Laid back (feat. Kazma Kobayashi)”、Split endの “TEENAGER”、大槻美奈の “アイスブルー” の4曲です。

(OTOTOY編集後記からの転載です)

先週の月曜日あたり、月がすごく綺麗でしたね。すごい月と、木星と、そのさらに先にある土星。なんか格好良かったです。月を、とくに満月を見ていてたまに思うのは、「あれは昼間でているあの太陽の光が反射して光ってるんだ! (自分自身が光っているんじゃなくて)」ということに人類で最初に気づいたのは、何万年? 何十万年? 前のどこの誰だったんだろう、ということ。いや地球上で最初に気づいたのはヒトじゃない可能性もある。いわゆる天体に関する知識が何ひとつなくても、遠くにあるものが太陽に照らされて光ることや、丸いものに陽があたると影があんなかたちになること等々から類推してその結論に達することは可能なはずです。子どものころ図鑑とか読むのが大好きだったけど、答を知らずに考えることもまた楽しいことです。いまは全世界中が答のない状況にあるわけで、本当はここであれこれ考えるのをもっと “楽しんで” いいのかも、とか思ったりもします。まあ状況それ自体、楽しくはないのは確かだけど。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈目指すものの気高さに満ちた3rdアルバム『時間』から。MVもぜひ観てほしい。〉、betcover!!の “回転・天使”、他、ウ山あまねの “siriasu”、LIGHTERSの “black moon”、んoonの “Sniffin’” の4曲です。