フューチャー

(OTOTOY編集後記からの転載です)

相変わらず「被り」問題が切ない配信ライヴ。アーカイヴの有無が事前に分かると嬉しいのですが、そうするとアーカイヴ有りのものがリアルタイム視聴ではなく後回しになってしまうという、矛盾。悩ましい。先週は高井息吹 with 君島大空とシバノソウの配信ライヴがとても良かったです。そして黒子首を見逃した。痛恨。

プレイリストに推薦したMoscow Apartment、2nd EPの『Better Daughter』がめっちゃ良いです。カナダ・トロントのインディー・フォーク・ロック・デュオ。17才と18才ということであってるの?(まじか)。歌詞をちゃんと聴かないといけないやつですね。残念ながらOTOTOYにはないです。ぜひまずはサブスクで、そしてお気に召したらbandcampでいかがでしょうか。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈ex-空気公団の窪田渡が作詞・作曲・編曲・演奏・ミックス、さらにヴォーカルまでひとりで行ったソロ第1作から〉、窪田渡の “薔薇と炭酸”、〈カナダ・トロントのインディー・フォーク・ロック・デュオ、Moscow Apartmentの2nd EPから〉、Moscow Apartment “18” の2曲です。

マスクをする意味

(OTOTOY編集後記からの転載+αです)

マスクを着用することの意味が、半年前からはもちろん、この1〜2ヶ月で大きく変わりました。もともと日本で健康な人がやたらと街中で着けていたマスクは、自らをなにか(花粉や視線)から守るためのものでした。その一方で最近の研究や先月のWHOの発表は、発症前や無症候を含む一見健康な感染者が他人に感染させることを防ぐという意味をマスクに付け加えました(従来から“咳エチケット”におけるマスクの意味はそうでしたが。ところでこういう謎の日本語ほんとになんとかならないのだろうか)。つまり多くのマスクは、自分のためにするものから他人のためにするものに変わったのです。こうなったとたん一部のビジネス等のシーンで言われていたような「マスクをしたままでは失礼」といった“謎マナー”も吹き飛んでしまうのです(もちろん本来の公衆衛生上の理由は大きいが)。マスクをする/しないという行為は見かけ上なにひとつ変わらない。なのにいつの間にかその意味が変わってしまう。見えない変化もこわいですが、見える不変はもっとこわい。そんなことは他にもたくさんあるのでしょう。こわい。

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OTOTOYの編集後記、月曜日にいきなり書こうとすると前の週になに気にしてたか思いだすのたいへんなので、前々回からfacebookに公開下書きを書くようにしてみた。これがすごくよい。で、今回分も下書きをしたら、めずらしく反応があったので、それらを参考に改変したのが↑のバージョン。改変するとぼやけるのは実力不足ですね。まだまだだな。

という訳で以下がオリジナル?版です。ていうかこれだと長いんだよな(笑)。

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マスクを着用することの意味が、半年前からはもちろん、この1〜2ヶ月で大きく変わりました。もともと日本で健康な人がやたらと街中で着けていたマスクは、自らをなにか(花粉や視線)から守るためのものでした。その一方で最近の研究や先月のWHOの発表は、発症前や無症候を含む一見健康な感染者が他人に感染させることを防ぐという意味をマスクに付け加えました(従来から“咳エチケット”におけるマスクの意味はそうでしたが。ところでこういう謎の日本語ほんとになんとかならないのだろうか)。つまり多くのマスクは、自分のためにするものから他人のためにするものに変わったのです。これまで「自分ごと」だったマスクをするしないが今は「他人に移すことを気にしているか否か」になりました。後者は敢えて強めに言いかえれば「加害の意思」の有無です。こうなるともはやマスクなしで街中に出るわけにはいきません。もちろん自分ごとから他人への態度への変化には良い面もあり、例えば一部のビジネス等のシーンで言われていたような「マスクをしたままでは失礼」といった“謎マナー”は吹き飛びました(もちろん本来の公衆衛生上の理由は大きいが)。マスクをする/しないという行為は見かけ上なにひとつ変わらない。なのにいつの間にかその意味が変わってしまう。見えない変化もこわいですが、見える不変はもっとこわい。そんなことは他にもたくさんあるのでしょう。こわい。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈バンド結成20周年10作目での新境地。研ぎ澄まされたサウンドを〉、おとぎ話の “AGE”、〈CHAIが歌う人生や生活はなんでこんなにしみるんだろう〉、 CHAI “keep on rocking” の2曲です。

CHAIはやっぱりいい。SYNCHRONICITY2020 ONLINE FESTIVALのライブ。こうきたか。かっこいい…

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ということで週末観た配信ライブ。

SYNCHRONICITY2020 ONLINE FESTIVAL。羊文学、いきなりイントロ最高。笹川真生、いいわー、バンド・アンサンブル良かったです。Shiki、すごいスケールが大きくなってる…。tricot、さすがです。CHAI、前述。TENDOUJI、セトリ「急に変えないでよ」っていうのはあれ素だったのかな(笑)。そして、ステレオガール!!!、かっけー。

四星球の「動け四星球」ツアー初日@アスティ徳島。四星球はやっぱり四星球だ。ほんとに心底、伊達じゃない。1回目のクラーク博士と僕の頭で泣きそうになったわ。でもちょっとメタ記述すぎたかなという感も実はある。クラーク博士と僕であのまま行ってしまうのが観たかったという気持ちがやはりどこかに。かつてKjが四星球に最近「カッコよくなってちゃってるから危ない」と言ってたけど、最近「危ない」くらいに頭が回り過ぎてる説は、ある。

ラスボスは、カネコアヤノ @ LIVEWIRE。最高。かっこいい。最高。それ以外に何が言えるんだろう。すごいロングセットをみたような気分に。実際のライブでも、こういう、それこそ息をするのを忘れるくらいの集中力で観るライブっていうのがあるんだよ。の件をまた改めて思った。この話はとある理由でげんなりしてたのだけど、四星球が「視点」をくれたので来週書こう。

我々は我々の領分で

(OTOTOY編集後記からの転載+αです)

直接会いに来ず電話ですませるとは失礼だ、手書きの手紙ではなくワープロ(!?)打ちとはけしからん等々の謎“マナー”があります。傍からみるとおかしな話ですが言ってる本人は大真面目だったり。その信念はその人の経験等で裏付けされているのでしょうか。さて世の中は配信ライヴが花盛り。「無観客ライブ」には目の前に観客がいません。拍手や声援といった観客からの反応もありません。でも配信の先には観客がいて、その人たちはコメントやスタンプやアイテムを返しています。そういった「反応」に観客からの気持ちを真に感じられるかどうかは、受け取る人の映像配信サービスに関する経験とリテラシーに依存するのでしょう(古くはニコ生の“弾幕”から今の現在の動画配信まで)。だからこそ、配信の「反応」から観客の気持ちを感じられないのはその人に感じ取る能力がないからだと切り捨てるのではなく、感じ取れない人には感じ取れるように、すでに感じ取れる人にはより大きく伝える、そんな仕組みやテクノロジーが必要だと思っています。話は変わり(?)ますが… オンライン・ストアがインストア・イベント(レコ発)をやって何がわるい? わるくなんてないよね。ということではじめます、OTOTOY ONLINE IN-STORE。7月1日から。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈昨年6月のライヴでの共演を期に生まれた至極のカヴァー。音源のファイル交換により制作された1曲〉、君島大空と塩塚モエカの “サーカスナイト”、〈堀井あげはの魂を揺さぶるヴォーカルと心躍るリズム隊とのアンサンブルを〉、 黒子首 “チーム子ども” の2曲です。

黒子首の待ちに待ち焦がれた2nd EPがついに出ました。質・量ともに最高のライヴをみせる彼女たち、1st EPが出たとき、なんで5曲しか入ってないの!!! というもはや理不尽な憤り(笑)を感じさえもしていましたが、ようやくです。その中から、T1. 戻ろう、T2. チーム子ども、T3. 前日譚、の3曲で悩みに悩み、やはりここは素直にリードトラックを、ということで “チーム子ども”。EP、ぜひ聴いてほしいです。

選ぶ・選ばれるプラットフォーム

(OTOTOY編集後記からの転載+αです)

週末は配信ライヴをたくさん観ました。SUMMER SONIC 2020 ARCHIVE FESTIVALのTHE 1975。SUPERSONIC 2020に向けた美しきストーリーは見えています。あとは実現できるか。祈りたい。オンラインやついフェスのtoddle、THE HOPKINS、myeahns、みきなつみ、木下百花。みんな良かったです。私立恵比寿中学。ニワカですが心揺さぶられました。そして彼女たちはアスリートなんだな、とも。ダントツは曽我部さん。初日のサニーデイ・サービス、二日目のソロ、とんでもなく格好良く、熱いステージでした。

面白かったのはオンラインやついフェスの「タイムテーブル」の表現でした。通常であれば“会場(ステージ)”に相当するところに“配信プラットフォーム”が並んでいる。(想像でしかないけど)さまざまな事情によりフェスとしてプラットフォームを統一することは難しい、それをいわば逆手に取ってあのように表現するのはひとつの「発明」かも。そしてその表現は、個々のヴェニューにそれぞれの特徴があるように個々のプラットフォームにも特徴があり、その特徴とは主催者や観客から“選ばれる”ものだということを可視化しています。実際に今回いろいろな配信プラットフォームを“まわって”みて、その雰囲気の違いをたくさん感じました。選ぶもの・選ばれるもの。我々も選ぶ側そして選ばれる側として日々精進しないといけませんね。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈儚く美しい夏の匂いがするシバノソウのアルバムから、For Tracy HydeのMav.が参加するドリーミーなこの曲を〉、シバノソウの “water”、〈80年代の名曲をカバーするプロジェクトTokimeki Recordsの新作は、Wink!〉、Tokimeki Records “愛が止まらない ~Turn It Into Love~ (feat. ひかり)”、そして、〈白人である彼女の父親が自分の肌についてトラブルをおこさないことを「感謝」するかたちで平等を歌う〉、Gregory Porter “Mister Holland” です。

シバノソウさんの1stフルアルバム『あこがれ』が、とてもよい。1曲目からどストレートで最高。4曲目でちょっと涙腺緩んだ。T1. “泳いでく”、T3. “あの夏の少女”、T4. “water” でさんざん悩んで、結局 “water” に。この曲はFor Tracy HydeのMav.さんが作曲とギターで参加(ベースはアルバム全曲で)。わたしMav.さんの曲ほんとに好きだ、ということを再認識させられました(FTHの “ライトリーク” も名曲です!)。

Gregory Porterは8月リリース予定のアルバムからの先行曲。軽快でグルーヴィーなメロディとサウンドと、皮相的な怒りとは異なる表現の歌詞。そこらへんはユニバーサルのこのページの解説

ポーター式の抗議とは、「ミスター・ホランド」のように、世俗的なものでもあり、家庭的なものでもある。この曲でポーターは(皮肉にも)自分の恋人の白人の父親が黒人の肌のことでトラブルを起こさないことに感謝をしている。ポーターが説明する。「もしかしたら15歳の時に好きな女の子の家に行ったとたんにドアの前に誰かが来て『ニガー、この家から出て行かないなら…』ってはじまることもあるということを示唆している。最近はそういうエネルギーが 復活してきていると思うんだ。息子のためにそういうことを考えている」。

「結局のところ、『ミスター・ホランド』は平等についての曲なんだ」とポーターは続ける。「お互いを尊重し合い、若者が普通のティーンエイジャーと同じように扱われたいという願望が込められている。普通に扱われていることへの感謝の歌なんだ。暗示された言葉にならない経験が、この曲の微妙な抗議になっている。スティーヴィー(・ワンダー)とマーヴィン(・ゲイ)は、社会的な歌でグルーヴ感を出す方法を教えてくれたんだ、だから、ありがとうミスター・ホランド」

がわかりやすいと思います。このタイミングでこの楽曲がリリースできてしまうアーティストのすばらしさに敬意を表しての推薦です。

正解なんてない

(OTOTOY編集後記からの転載です)

配信ライヴが花盛りですが、試聴が(先に様子をみることが)できるかできないかとか、アーカイヴが残るか残らないかとか、そもそもいつやっているの(気づくのが大変!)とか、時間がかぶったらどうするのとか、新しい悩み方が増えていって、とても悩ましい。これが嬉しい悩みなのか本来不要な悩みなのか、それも悩ましい。悩ましい日々。

さて今週プレイリストに入れたKestrels (カナダ・ハリファックスのバンドとのこと)の “Grey and Blue (ft. J Mascis)” は友人に教えてもらった曲です。その友人は「マイブラとTFCが合体してJマスシスがソロ弾いてる(弾いてます)みたいな」と紹介していたのですが、自分的には「もしThe Posiesの “Solar Sister” のあのギターソロをJマスシスが弾いたら」的な夢かとおもいました。 音源でもライヴ配信でも、ギター、やっぱりいいですね。そしていつか実空間でガーンと鳴るギターが聴きたい。待ち遠しい。でも、ナイーヴに「早く」と言ってよいのかよくないのか、正直それも悩ましい日々。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、その〈もしThe Posiesの曲でJ Mascisがソロを弾いたらという夢想を実現するかのような1曲〉、Kestrelsの “Grey and Blue (ft. J Mascis)” と、〈PARKGOLFのサウンド・プロデュースで、心も身体も弾む〉、ぷにぷに電機, PARKGOLFの “透明人間・オン・ザ・ビーチ” です。Kestrelsは上のとおり。そして、ぷにぷに電機さん。「動きはじめる」時勢に相応しいバウンシーさ。ぴったりです。

じわっと

(OTOTOY編集後記からの転載です)

twitterをみているとアーティストの皆さんもじわっと活動をはじめられているようで、○ヶ月ぶりのスタジオ! みたいなツイートを見かけては、じわっと幸せを感じています。でも本当なら今週はAMERICAN FOOTBALLのライヴだったんだよなあ‥‥観たかったなあ、アメフト(あと4月のDIIVも!)。その一方で、アメフトの日程が丸かぶりで絶望したayutthayaのレコ発と両方に行けるチャンスがこれで復活かも。まだ可能性なので喜びはまだじわっとに抑えておこう。そんなayutthayaの3rd EPからの先行配信曲 “ドラマ” をプレイリストに追加しました。ポップネスとロックンロールとの塩梅良しの本当に最高な1曲です。ぜひお聴きください!

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、その〈ヴォーカル、ベース、ギター、ドラム、すべてのポップネスとロックンロールに拍手を!〉、ayutthayaの “ドラマ” と、〈ヨーロッパを中心に海外でも評価されるHANDSOMEBOY TECHNIQUE初の日本語詞曲〉、HANDSOMEBOY TECHNIQUEの “抱きしめた(feat. 曽我部恵一)” です。いや、ayutthaya、ほんといいですね。EPのリリースが待ち遠しいです。

月曜日

(OTOTOY編集後記からの転載です)

月曜日です。今日は6月のはじまりでもあり、緊急事態宣言が全国で解除された後の新しい週のはじまりでもあります。月曜日は憂鬱と相場がきまっているのですが、電車に乗らないでよい、会社に行かないでもよい、テレワークな月曜日を今回経験された皆さん、そんな月曜日の憂鬱度はどうでしたか? 変わらないよという人、ぜんぜんマシだよという人、それぞれでしょうか。月曜日というのは、これまでの日常がまたはじまる日です。でも今日からはじまったのは、これまでとは違う日常。皆さんの新しい日常がすこしでも良き日々になりますように。月曜日の憂鬱といえば、バングルスの “Manic Monday”。今回プレイリストに入れたのはグリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングが外出自粛期間中に毎週発表していたカバーシリーズからのリリースです。そして “Manic Monday” は昨年公開されたプリンスによるデモ・ヴァージョンも最高なので、そちらもぜひ。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、その〈今週は電車に乗って会社に行った月曜日? それともテレワークの月曜日?〉、Billie Joe Armstrongの “Manic Monday” と、〈宅録系SSW、笹川真生の“生身”に満ちた最新デジタルリリース〉、笹川真生の “悪魔” です。笹真の “悪魔” が素晴らしすぎる。まじ最高。

あけまして‥‥

(OTOTOY編集後記からの転載です)

やっぱり挨拶は「あけましておめでとう」なの?という軽口がSNSで散見される本日ですが、めでたいかのかどうか、まったくわかりません。これからは、いわゆる「新しい生活様式」を前提に生きていくことになります。これらの「新しい当たり前」は決して素人の思いつきや雰囲気で決められるのではなく、きちんとした根拠に基づいて決められるべきでしょう。とはいえそれは、与えられたものをただ受けいれることとイコールではありません。そこに人々の創意工夫があってこその新しさであり、そうだからこそ「当たり前」として定着するでしょう。これからのOTOTOYも、音楽と共にある生活の新しい当たり前をつくっていきたいと思っています。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈2001年生まれのSSW、Karin.の最新epから。声を、出そう〉、Karin.の “はないちもんめ” 、そして先週の推薦曲は、〈ロックの衝動の表現にはこういう方法もあるんだな〉、CHAIの “Ready Cheeky Pretty” でした。

新推し

(OTOTOY編集後記からの転載+αです)

「おこもり」なGW、これもひとつのきっかけかも。みなさんは何か新しい音楽と出会うことができましたか?

わたしは、新しいというわけではないのですが、連休後半、ひたすら私立恵比寿中学(エビ中)を観て・聴いていました。どうしてそんなことになったかは長くなるのでここでは略(自分のfacebookには書いた)。

つまみぐい的には昔から聴いてはいたのですが、今回ここ2〜3年の楽曲やライヴ映像にあらためて触れ、あまりの良さ・凄さにひれ伏さんばかりの勢いでハマりました。文章(批評)もいろいろと発掘したかったのですが、なかなか難しいですね。音源や映像を遡ることの容易さにくらべて、いまのインターネットにおいて情報を的確にたぐり寄せることの難しさを実感させられました(これはよい「課題」)。エビ中、メンバーの皆さん本当にそれぞれに魅力的ですが、観まくり聴きまくりの結果、安本彩花さんに惚れました。新推し爆誕です。よろしくお願いします。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈また会える日を待っています〉、Hump Backの “また会う日まで” と、〈陽光と幸福、そしてそれが幻想かもしれない切なさとが同居する〉、AWOLNATION ft. Rivers Cuomo of Weezerの “Pacific Coast Highway In The Movies” です。

後者は一見ウェスト・コーストでハッピーハッピーな曲かと思いきや陽光の下の陰鬱さが隠しようのない曲調、よく聴くと思いっきり暗い歌詞。

YouTubeで曲のPVを見たあとに、Aaron自ら語る解説 (Behind the Track)をみると、つまり、映画等で描かれるPacific Coast Highway (カリフォルニア州道1号線のLA部分?)は嘘っぱちで実際に来るとみんながっかりする、それは人が人生において期待しているものと実際に自らの手にあるものとのギャップと同じだ、とか言っている。これ、切ないやつだ。

ぜんぜん関係ないがBehind the Trackビデオに映るAaronのスピーカー、FOCALのTrio6 Beだなあ。こんなにコンパクトに置いてもOKなのか。欲しい……

また会おう

(OTOTOY編集後記からの転載です)

編集後記、はじめる前は「その週に行って良かったライブの話でも書けば」ということだったのに、はじめてみたら、まさかこんな日々がくるとは。今週プレイリストに推薦したのは新生・赤い公園のファースト・アルバムから “曙”。アルバムから1曲選ぶのがとても難しく “夜の公園” と最後まで悩んでこちらを。

その赤い公園、去年は4回観ることができたのですが(1月の立川バベル自主企画、9月のBAYCAMPとtricot爆祭、11月のワンマン)、観るたびに彼女たちのモードや観て感じることが変わっていきました。1月は石野理子の「バンドマンの目」に驚き、9月はある種の「狂気」を感じ(しかもその狂気がステージの上も下も皆んなを幸福にしている)、そして11月は、これはストーリーの途上も途上なんだということを思い知らされた。この続きを観ないわけにはいかない。先のことなんかわからないからこそ、「必ず、また会おう。」

P.S.
この「必ず、また会おう。」は、初夏ツアーの開催見合わせ発表時の米咲さんの手書きメッセージの最後の一文です。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈新生・赤い公園の新しい「幅」を感じられる一曲〉、赤い公園の “” です。