collaborate

(OTOTOY編集後記からの転載です)

職場から徒歩2分の利を活かして(とか言う割には行ったのは開催最終週だったりするが)、渋谷区立松濤美術館の「白井晟一 入門 第1部」を観にいきました。都心に暮らす者の多くが一度は気を止めたことがあるだろう「ノアビル」に関する展示が薄めだったのが、意外というか、なるほどというか。そんななか強烈な印象だったのが、白井晟一研究所・所員、ドラフトマンである大村健策さんの図画やパースの凄まじさ。説明文にあった “無給” という単語に引っ掛かったりしながらも、“collaborate” というものにしみじみと思いを馳せたり。年が明けてからの第2部は、白井晟一設計の松濤美術館の建物そのものが展示物となるようです。ある種の「機能」が建物から剥ぎ取られるのだろう。そうしたらどんなものが見えてくるのだろうか。こちらも今から楽しみです。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈あらためてその異能さ・孤高さを思い知らされる。橋本絵莉子、初のソロ・アルバムから〉、橋本絵莉子の “ワンオブゼム”、他、家主の “夏の道路端”、LAGHEADSの “Try (feat. kiki vivi lily)”、Lucie,Tooの “Fool” の4曲です。

downtとクレナズムをみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

水曜日、Laura day romance, THE PLANET WE CAN SEE, downtのスリーマン。良いイベントでしたが、なんといっても、downtですよ! いろいろ良いのですが、それらぜんぶをいったんおいても、とにかく、音がいい。指の動き・ピックの動きがすべて見えるかのような粒立ちのよいギター、輪郭のはっきりしたリズム・パート。その上で、轟音。すごくいい。downtは12月はライヴ強化月間らしく、毎日?っていうくらいにたくさんライヴの予定がありますので、ぜひ観てほしいです。俺もすぐまたみたい。いつ行こうかな。

そして金曜日は、クレナズムでした。勝手にもっとオルタナな感じなのかと思ってたら、意外(?)にも一貫してスケールの大きさを志向するライブで、とても驚きました。そこか! っていう。そしてそんな真っ直ぐな志向のなか、というか、だからこそ、けんじろうさんのギターがとても良い。大好きです。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈今年のFUJI ROCKで圧巻のパフォーマンスをみせた4s4ki、NEW EP『Here or Heaven』からの先行配信曲。〉、4s4kiの “新世界”、他、Lil Soft Tennis, kZmの “I Feel On You”、Beach Bunnyの “Christmas Caller”、Ribet townsの “new × ○” の4曲です。

13歩

(OTOTOY編集後記からの転載です)

ピクミンGO、じゃない、ピクミンブルームやってます。そもそもそんなに歩かないし、そのために歩く、とかにならないひとなため、ようやくLv.15になりキノコを見つめる昨今です。もうすっかりやらなくなったポケモンGOとくらべると、平和、ですね。Nianticと任天堂の共作であるポケモンGOは、当初はまさに半分アメリカン・半分日本な世界だったのが、レイド・バトルが出てきたあたりから、これって『Independence Day』(映画)?というかんじでアメリカン成分がどんどんと増えていきました(個人の感想です)。さて、ピクミンブルームのアメリカンな半分はどこにあるのか? アメリカ(の理想)が変化しているのか、それともこれから追加されていくのか。興味深く見守りつつ、必要最低限に歩いていこうと思います。今日も在宅ワークな一日で、まだ「13歩」です笑。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈こんなギターのリフとリズムとの構成がもっとスタンダードになっていけばいいな。〉、Narco-lepsyの “Bless”、他、私立恵比寿中学の “Anytime, Anywhere”、Boyishの “相合傘” の3曲です。

俺的最後のageHaにいった

(OTOTOY編集後記からの転載です)

最後にageHaに行ったのがいつなのかもう思い出せないくらいで、もうこのまま行く機会もないかなーと思っていたところにベストなタイミングで放り込まれたBPM15Q主催の〈心拍数15Q -Good Luck ageHa-〉。行ってきました。FUJI ROCKで最高だった4s4kiもみられて幸せ。BPM15Qもなにもかもふくめてみんなの楽しいが充ちていてとても良かったです。俺的ageHa納め無事完了。STUDIO COASTは君島さんの先行当たったのであと一回…… とここまで書いて念のため確認したら、COASTクローズは来年1月末でした。今年いっぱいと勘違いしてた。12月末終了はZepp Tokyoですね。Zeppに行く予定がそれこそ、ない。これで終わりなのだろうか。奇跡の確率に賭けてaikoさんを申し込んでみるか。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈なにかを口にし、前に進む。まあしょうがない、とか会話をしながら。〉、mabanuaの “Coffee Excess feat. Orono (Superorganism) & Lennon”、他、Roomiesの “Do you feel”、Hammer Head Sharkの “Dummy Flower”、SAGOSAIDの “Moment26” の4曲です。

SACOYANSを福岡でみられず、NaNoMoRaLをギュウ農フェスでみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

先月末に2ndアルバムのリリース・ツアーで東京に来たSACOYANS。CLUB GOODMANでのワンマンは1stと2nd全曲演ったうえにスマパンのカバーまでという豪華セット。ほんとうに良いライヴでした。このあとSACOYANSはSACOYANの産休・育休で一時活動休止に、土曜日の休止前ラスト・ライヴを福岡UTEROまでみにいくか本気で悩んだのだけど、やはり断念。無念でなりませぬ。(結成からの2年を振り返るSACOYANSのインタヴューあります。ぜひご覧ください。)

その無念を晴らすかのように翌日・日曜日は〈ギュウ農フェス〉へ。STUDIO COASTもあと1回か2回かなという感傷はさておき、なんといってもメインステージ登場のNaNoMoRaLでしょう。ほんとうに「音楽やってる」アーティストだなあ、と。NaNoMoRaLは音楽の希望だ。主語デカじゃなくて補語デカですが、わりと本気です。そう言いたくなるほど、ステージ上もフロアも美しい光景でした。また、いや、あれ以上の光景を、いつかどこかで。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈ストレートなスリーピース・ロック。衒いのない真っ直ぐなミッド・バラード。名曲。〉、zanpanの “魔法が使えても”、他、Holly Humberstoneの “Friendly Fire”、Silk Sonicの “Blast Off”、Meguの “So good” の4曲です。

betcover!!とNOT WONKをSHIBUYA CLUB QUATTROでみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

熱いツーマン。NOT WONKは2021年10月31日の翌日月曜日の精神状態を包み隠さず吐露したライヴ・アクト。構成面でも『dimen』のモードが一区切り、と。そしてbetcover!!です。8月のWWWからの配信で観てはいたのだけど、噂に違わぬすげー領域に。来年のリキッドルーム・ワンマンのチケットは先行当選済みです。楽しみだー。ところでコロナ禍における人数制限ありのQUATTROは床にテーブで枠が書いてあるパターンなのですが、例の「QUATTROの柱」の後ろには枠がない。ですよね、っていうか。公式にそう言われると逆に清々しい気持ちにもなる。まあ邪魔は邪魔なままだけど。そして、邪魔だけど、でも「支えている」事実は紛れもないところがあまり清々しくはなかったりとか。そんな諸々を知恵と勇気でなんとかするのが2022年かもしれない。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈ロックが好きだ、ってこんな感じだったよね。軽快で、でもドラマチック〉、TENDOUJIの “Young Love”、fika, Fabichの “Coffee & Clouds” の2曲です。

ルーツ・ミュージックで世界を旅する

(OTOTOY編集後記からの転載です)

キングレコードの民族音楽シリーズ『THE WORLD ROOTS MUSIC LIBRARY』のハイレゾ版。先週、第4弾の東アジア編がリリースされました。東アジア編は中国・モンゴル・チベット・韓国・台湾・琉球・アイヌ・日本……等々。さてOTOTOYには「タグ」という機能があり、このシリーズには”THE WORLD ROOTS MUSIC LIBRARY”というタグがついています。同じタグのタイトルをまとめて表示させることもでき、たとえばこんな風に表示されます。そしてここで試聴ボタン(画面下の▶)と押すと全曲45秒ずつの試聴が続きます。このページで試聴をしていくと相当に世界がめくるめくので、お好きな方には堪らないはず。ぜひお試しください。地域を指定したい方は、このシリーズの紹介記事のそれぞれのページ、ヨーロッパ、アフリカ、西アジア、中央アジア編南アジア編東南アジア編東アジア編で試聴ボタンを。旅もままならなかった1年半が過ぎました。まずはイメージを膨らませるために、あるいは予習のために、音楽で世界を巡ってみてはいかがでしょう。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈静けさ、壮大さ、寄り添い、そして歪んだギターソロ。〉、クレナズムの “あなたはさよならをここに置いていった”、他、The War On Drugsの “Occasional Rain”、Swindleの “SECOND GUESS (feat. Maverick Sabre)”、水曜日のカンパネラの “アリス” の4曲です。

2016→2021

(OTOTOY編集後記からの転載です)

SACOYANSのインタヴュー記事を公開しました。昨年9月にファースト・アルバムを聴いて、12月にライヴ(@下北沢BASEMENTBAR)を観て、確信して。10ヶ月が経ち、インタヴューをOTOTOYでやるという願いがかないました。そして今週末は横浜と東京でのライヴです。普段そんな言葉は使わないけど、血湧き肉躍る。昂ぶる。インタヴューで話が出ているように、SACOYANが音楽を担当した映像作品(『マグネチック』)がグランプリを受賞したのが〈MOOSIC LAB 2016〉です。「音楽と映画のコラボ映画祭」である〈MOOSIC LAB〉。2016年上映作品の音楽担当陣をいまあらためて見ると、これが凄い。全9作品、クリトリック・リス、笹口騒音オーケストラ、SACOYAN、ラブリーサマーちゃん、神宿、あヴぁんだんど、the peggies、yonige、食品まつり、ですよ。ついでに書くと「『MOOSIC LAB 2016』予告編!!!!!!!!!!!!!」というムービーが制作されていて、音楽が羊文学。まだ “はいじ” 名義の塩塚モエカが出演しています。揃いすぎている…… ちなみにこの年の準グランプリは松本花奈監督の『脱脱脱脱17』。もちろん主演は北澤ゆうほ、音楽はthe peggies。先週リリースされたthe peggiesのアルバム『The GARDEN』に再録された “スプートニク” は、まさにその2016年リリースのインディーズ盤に収録されている曲です。5年間。諸々の大団円。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈ソルトレイクシティ出身、22歳、インディ・ロック。その美しきアルバムから〉、Ritt Momneyの “Not Around”、他、Cavetownの “Teenage Dirtbag (feat. chloe moriondo)”、the peggiesの “スプートニク(2021)” の3曲です。

コンビニ

(OTOTOY編集後記からの転載です)

オフィスの近くにコンビニができました! (リモート多めであまりオフィスには行かないけど) やったね!!、とか書くと、OTOTOYのオフィスはいったいどこにあるんだとか思われそうですが、渋谷です。以前このコンビニができたところの目の前に来ていたキッチンカーの人と話をしたとき、「このあたり微妙にコンビニどこも遠いんですよね」的なことを言ったら、「コンビニの商圏分析は凄い精度なので、コンビニがないってことは買う人がいないってことなんですよ」≒「キッチンカーの客も少ないんです(切実)」と返されて、みんなプロフェッショナルだな、としみじみ思った思い出がよみがえります。早々に撤退されても困るので、なるべくオフィスに行ってコンビニで買い物をするようにし……たいのですが、いかんせん今日は寒くて(そういうことじゃないだろ)。明日こそは。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈美メロ、美ハーモニーのアンサンブル満載の2ndALからブリット感あるこの曲を。〉、SACOYANSの “読み解いて”、他、Remi Wolfの “Street You Live On”、大比良瑞希の “How many”、THE CHARM PARKの “33 1/3”、さとうもか, Momの “いとこだったら” の5曲です。

デジタル

(OTOTOY編集後記からの転載です)

昨日10日と今日は「デジタルの日」だそうです。来年以降は10月の第1日曜日と月曜日がデジタルの日。デジタル庁のイベントです。祝日ではありません(スポーツの日よ……)。今の暮らしや物事の進め方は40年前と比べるとずいぶん変わりました。この変化は、半導体や光ファイバーからコンピューター、パソコン、スマホ、インターネット、ウェブ、クラウド、ソフトウェア、AI、検索、EC、配信、SNSと、あらゆるレイヤーのあらゆる技術・文化の集合によるものですが、それを一言であらわす言葉に「デジタル」が選ばれたのは、あらためて面白いなと思います。一方で、音楽の文脈ではデジタルの影響ありまくりにもかかわらず、いや逆にだからこそ?、あまりデジタルデジタル言わない気がします。いちばん言われていたのはかつてレコーディング環境がデジタル化した時代でしょうか。CDの時代、アナログ盤とは言ったけどデジタルとは言わなかった気がするし(CDのDはディスクのD)、OTOTOYがやっている配信も正式には「デジタル音楽配信」と呼ばれるらしいですが、いまさらデジタル付けないですよね。あ、DAWのDはデジタルだった! (でもDTMのDはデスクトップ)。と、ここまで書いてきながらこの話にはオチがないのですが、ここでデジタル庁の「ミッション」を念のために確認したりすると、ふと、OTOTOYがしていることはリスナーやアーティストに優しいかな? 聴き手や作り手ひとりひとりの多様な幸せに貢献しているかな? なんてあらためて考えたりします。そうありたい。

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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈シンプルに、軽やかに、肯定的に。そうでなくちゃ。〉、TENDOUJIの “I don’t need another life”、他、BROTHER SUN SISTER MOONの “A Whale Song”、Ritt Momney, Shane Tの “Sometime”、碧海祐人の “夜風” の4曲です。

そして先週の推薦曲は、〈9月を終え、あの不穏さと爽快さとが同居する日々を思い出す。〉、笹川真生の “日本の九月の気層です”、他、SACOYANSの “のみものを買いに行こう”、Soccer Mommy, Kero Kero Bonitoの “rom com 2021” の3曲でした。