カテゴリー: diary の記事一覧

1995年05月07日からの日記

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OTOTOY Weekly 新譜紹介、2025年4・5・6月分

(OTOTOY Weeklyの新譜紹介から2025年4・5・6月分を順次転載)

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4月第1週

Subway Daydream『100%』

これぞSubway Daydreamというグッドメロディ、明るく軽快なリズム、心躍るポップ。見え隠れするJUDY AND MARY的な切なさ。それらがタイトル通り100%詰まりきった10曲入りフルアルバム。

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4月第2週

Meg Bonus『New,man』

君島大空を擁するレーベル〈APOLLO SOUNDS〉から昨年10月にデビューEPをリリースしたMeg Bonusが、早くも1stアルバムをリリース。常人の数分の一しか重力を感じていないかのようなステップの高さ・大きさで軽やかにジャンルを跳躍する。圧倒的自由さ、ヴォーカルの吸引力、そして確たるポップがここに。

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4月第3週

笹川真生『STRANGE POP』

圧倒的色彩・美・ポップ。キラキラフワフワギシギシとした「こいつ」を手にしていると、ふと指先に掌に感じる硬い芯。それは私たちの日々のなにかあったりなんにもなかったりの時間に優しく寄り添う美しきメロディ。でも安心してると急にウワァッって思ったりする。これこそが普遍的なポピュラー・ミュージックだろう。アルバム最後の曲は “このほしにうまれて”。このアルバムが存在する時代にいられてよかった。

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4月第4週

Maika Loubté『Dream, Neo, Atmo』

日仏にルーツを持ち幼少期を日本で過ごしたシンガー・ソングライター/プロデューサーMaika Loubté (マイカ・ルブテ) が、90年代J-POPを自身の世界観で再構築したカバーEPをリリース。収録は “ロビンソン”、“強く儚い者たち”、“アジアの純真”。マイカが自分の心に深く刻まれて音楽的な遺伝子 (DNA) となってくれたと語る3曲。

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5月第1週

Moon In June『色彩を持たないで』

前作以上に多彩な音楽性に挑戦した2ndアルバム。「色彩を持たないで」とは、自分には自分の色があるはずだと思い悩むこと、あるいは、他者から色を付けられることへの葛藤をあらわすとのこと。ドリームポップ/ギターポップといえる表情のもと、「歌」を聴かせることを中心に据え、自由さと解放感にみちたアルバムとなった。聴き応え十分。AACしか配信できないのが本当にもったいない。

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5月第2週

aldo van eyck「cosmo bike / RCFH」

これまでのアヴァンギャルドさは残しつつも、どことなく親しみやすさを兼ね備えた2曲。持ち技の多様さで存分に楽しませてくれる。来月リリースのアルバムがますます楽しみに!

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5月第3週

ayutthaya『epoch』

ayutthayaの4th EP。前作アルバムから2年半ぶりのリリース。コンセプトは宇宙への旅立ちと同化。起伏のある5曲が、どこをとってもayutthayaらしくありながら、それぞれ異なる魅力を持つ。ワンマンを控え、“epoch” のアウトロがライヴではどう表現されるのかも楽しみ。OTOTOYでは購入者プレゼント企画を実施中です!

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5月第3週

超右腕『I WAS WAITING FOR YOU AT OKAYAMA-STATION』

岡山の4人組、超右腕 (スーパーウワン) の3rd AL。ちょっと良すぎる。大 傑 作。ロックの良さ、“オルタナ” の良さが詰まっている。最高にカッコいいバンドワーク、ここにしかないヴォーカルと歌詞の取り合わせ。聴いていて頬が緩む1曲めのコーラスワークから、走馬灯のようなラスト曲のアウトロまで、そして喪失感。聴き応え抜群。

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5月第4週

SAGOSAID『itsumademo shinu noha kowai?』

前作リリパ (2023年夏) の頃からのライヴの勢い、完成度の高さ、志をそのまま詰め込んだ全6曲。ギターってやっぱりいいよなという感情を湧き起こすソリッドなギターサウンド。この手のサウンドにありがちな「気だるげ」のニュアンスは残しつつ確実に正面を向き一歩も二歩も踏み寄ってくるヴォーカル。真っ向勝負とはまさにこれ。AACしか配信できないのがほんとうに残念。

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5月第5週

長瀬有花『Mofu Mohu』

どこがどうとは指摘できない奇妙さと、心地よさすら感じる親しみやすさとが共存する、良質な歌と音楽たち。「バーチャル・アーティスト」とも称される長瀬有花のアルバムだが、スタジオでバンド録音合宿を行い実際に空気中を伝播していた生音のみが収録されている (打ち込みの音もすべてスピーカーを通してリマイクしている) とのこと。さまざまな両面性から実装された心地よさと美しさを堪能してほしい。

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6月第1週

HEP BURN『浮遊』

「オルタナティブシティロックバンド」を名乗る広島発、Gt.Vo./Ba./Dr./Key./DJ.構成5人組の1stミニアルバム。よく言ったもので、リズム、ビート、ピアノ等々さまざま要素が奔放に折り重なりながらも、特有の浮遊感や寂寥感がそこはかとなく漂い続けているさまは、まさに“オルタナティヴ”דシティロック”。ライヴみてみたいです。

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6月第2週

muque『DOPE!』

音楽的多様性の肯定、それを軽やかな足取りで進んでいくさま、そんないまの日本のシーンを体現するようなmuqueの新作。彼らが幅広い支持を集めていく様子を見ていると、本当に嬉しくなるし、希望を感じる。

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6月第3週

iVy『混乱するアパタイト』

Vo/GtのfukiとVo/Keyのpupu、2人組オルタナティブポップユニットiVyの1stフルアルバム。脆く儚そうな空気感・非現実感と、実は骨太なポップミュージックが同居している。耳の気持ち良さのみならず、不思議と胸の奥底から感想が湧き上がってくる作品。聴き込みたい。8月の初ワンマン公演はフルバンドセット含む3部構成とのこと。ユニット編成とフルバンドと、あとなに?

6月第3週

aldo van eyck『das Ding』

福岡を拠点に活動する4人組オルタナティブロックバンドaldo van eyckの3作目となるフルアルバム。全20曲、計71分。ボリュームと同時に曲調の幅広さに驚かされる。先行でリリースされた3枚の2曲入りシングルでは作品ごとにキャラクターが揃えられていたが、アルバムではポストパンクからオルタナ、ジャズまで、やりたいことが混然と詰め込まれている。が、果たしてこのアルバムは濁っているのか、それとも澄み切っているのか。

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6月第4週

Hammer Head Shark『27℃』

バンド結成の2018年以降、数枚のEP/ミニアルバムをリリースしているが、2022年にバンドメンバーが変わり今の確固たるスタイルとクオリティを確立してから初となる大部の作品であり、1stフルアルバムである。このアルバムに対して作り手も聴き手も「祈り」という言葉を使っている。この音楽を必要とする人たちとその外側に届いてほしいという願い、これまでとこれからへの感謝が込められていることに違いはないだろう。だが、誰もが抱える軋みを言葉にし、ながいひゆの強く優しい歌と、多彩で芯のあるバンドアンサンブルでそれが奏でられるこの作品は、誰かに頼らず、バンドとリスナーがともに安息を作り上げる行為でもある。機会があればぜひライブをみてほしい。もっと強くて優しいから。

超右腕のレコ発をBASEMENTBARでみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

最高のアルバムの最高のレコ発、最高のライブ。ここまでピュアに音楽だけがある時間はそうそうないと思います。音楽が素晴らしくて、音楽で幸せ。満員のBASEMENTBAR、皆笑顔で身体が揺れるフロア。本編ラストはアルバムのラスト曲でもある ”風に吹かれて”、最高のアウトロが最高の演奏でした (語彙なんとかしろ)。ほんとうにありがとうございます。最新アルバムの曲を全曲ほぼ収録順に (構成上一部例外あり) 演奏する、レコ発かくあるべしのセトリ。で、翌日日曜日出演の〈やついフェス〉では前作から “インユーテロ” と “ビール” をやったとのこと。それはそうだ。行かない私が悪い。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈7月にリリースされるセルフタイトルのフルアルバムからの先行配信曲。バンドを、音楽を続けること、そしていつも「その先」に手を伸ばし歩き続けることへの称賛とともに。〉、しんきろうのまちの “足りない”、花想いの “ららら”、iVyの “ファミレス☆ロック”、aldo van eyckの “Plastic Gold” の4曲です。そして他の編集部員が挙げていたもので、月下公園の “はいぱー” も。

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Japanese BreakfastをZepp Shinjukuでみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

渋谷方面 (ANORAK! ワンマン!) に強烈に後ろ髪を引かれながら新宿へ。いつもは西武新宿駅前から行くのだが、たまたまこの日ゴジラロードから行ったら混沌が極まっていた。すげーな…… それはさておき、Japanese Breakfast。ソールドアウト公演。静謐なアコースティック・ナンバーからはじまり、心弾けるドリープポップへ、と思いきや、ギターソロがっつり弾くわ、フィードバックかましながらギターを頭上に掲げるわ、ハンドマイク曲で踊りなからパッド叩くわ、それらがすべて自然で素晴らしい。自由闊達・軽妙洒脱と無駄に四字熟語を並べたくなる気分。良い音楽の時間でした。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈daisanseiは日本のポピュラーミュージックの系譜の正統な後継者。優しくて切なくて誰かを幸せにする。〉、daisanseiの “春団欒”、Carpenter’sBlueの “papipupession”、T.M.Pの “メルトアウェイ” の3曲です。そして他の編集部員が挙げていたもので、家主の “YOU” も。

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SAGOSAIDを​WWWでみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

アルバムのリリパ、ラブリーサマーちゃんとのツーマン。最強にカッコ良かった2023年8月FEVERの前作リリパから、ずっとカッコ良くあり続けるSAGOSAID。いや本当にアルバムもライヴも良いです。荒ぶりありシャウトあり、まじで楽しそうであり、とても素敵な2マンになりました。そういえば (記憶違いでなければ) FEVERのリリパのときにフロアで最高に盛り上がってたのがラブサマちゃんだった気がします。2組とも本人のみならずサポートのバンドがとても良い。相互カバーもあり幸せな夜でした。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈このシングルが出たということは昨年の2ndアルバム『SA&TI&HTI』でやり残したことがまだまだあるということなのだろうか。この先の展開がますます楽しみに。今週水曜日はワンマン!〉、ANORAK!の “Shade”、mogariの “何様”、Frankie Cosmosの “Pressed Flower” の3曲です。

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EMOTIONAL RIOT 2025にいった

(OTOTOY編集後記からの転載です)

〈日比谷音楽祭〉の「リーガルリリーのunplugged? 俺みたことあるっけ? ていうか今までやったことあったっけ?」に強烈に後ろ髪を引かれながらも、恵比寿LIQUIDROOM他で行われるSHELTER & ERA共催イベントの〈EMOTIONAL RIOT〉へ。12時から夜までの「足棒」イベントです。LIQUIDROOMの建物内だけの移動なのにあのわずかな階段すら辛くなる(笑)。いろいろとトピックはあるとおもいますが、ひとつだけ挙げれば、メイン会場LIQUIDROOMトッパーの “ひとひら” でしょう。昨日のあれを聴いてしまうともうあれと同等以上の良い音響じゃないと満足できない気がして、逆に悩ましくもあり。痺れる時間でした。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈来月リリース1stフルアルバムからの先行配信曲。この曲が持つフォーキーな表情と後半の厚い展開との両面性のように、アルバムは多彩で重量級の内容となるだろう。楽しみだ。〉、Hammer Head Sharkの “”、aldo van eyckの “Icy”、エルスウェア紀行の “とわの祭り” の3曲です。

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ayutthayaのワンマンをWWWでみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

EPのリリパだと思い込んでいたけど違ったらしいです (MC記録はこちらのライヴレポに)。先々週リリースされたEP『epoch』もそうであるように、この日のライヴはまさにayutthaya自身にとって “epoch-making” な瞬間でした。確実に新しくて、過去最高にカッコよくて、未来が見え、でも圧倒的にayutthayaらしい。同期も一切使わないシンプルな4ピース・バンド・サウンドでありながら、WWWの音響を活かした “今の音” が鳴っていたのも、とても良かったです。レコ発じゃなかったということは、追ってレコ発やるのでしょうか? (ぜひ!)

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈むっちゃカッコいい。それ以外に言葉が要るだろうか〉、SAGOSAIDの “iimmaaggee”、望月起市の “幻と一緒”、終日柄の “残像” の3曲です。

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雪国とsidenerdsのツーマンをERAでみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

雪国の企画〈Hakoniwa〉の初回、sidenerdsとのツーマン。フロア満杯のソールドアウト公演。sidenerdsが雪国 “東京” のカバーを演った、というだけで特別な夜でしたが、なにより、またひとつ世代が進んでいくさまをひしひしと感じました。先週は良作揃いのリリースのなか、ayutthaya、幽体コミュニケーションズ、そして、超右腕と、年末に年間ベスト選ぶとき絶対候補に入るでしょ級のアルバム/EPが同時に3枚も出て嬉しい悲鳴。ほんとうにいい時代です。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈超右腕 (スーパーウワン) の3rd ALから。アルバムがむちゃくちゃ良い。かっこ良さしかないバンド・アンサンブル (右ギター好きです……)、いちど聴いたら決して忘れないヴォーカル。歌詞がまた良い。どの曲も歌い出しから二言目のフレーズが出色。アルバムからどれを選ぶか悩みに悩んでこの曲を〉、超右腕の “バーサス想い出”、ayutthayaの “Get Out”、日食なつこの “julep-ment flight” の3曲です。

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タルタル、レタス、そしてカレー

(OTOTOY編集後記からの転載です)

マックで「タルタル南蛮チキンタツタ」(コナンコラボ) をたのんだら、箱に入ってるせいもあって俺史上最上級に食べにくかった。タルタルの潤滑ぐあいが凶悪。食べにくいといえばシェイクシャックのバーガーの「レタスラップにカスタマイズ (バンズをレタスに変更)」もかなりのものです。「モスの菜摘」はそこまで食べにくくないのに。シェイクシャックの渋谷店に最近行くとまじで “9割インバウンド?!” みたいな光景に驚きます。シェイクシャックはBGMが良いので好きなんですけどね。このあいだ行ったときShazamを連続モードにしてみたら、Great Gable → Real Estate → girlhouse → Softer Still → Julia Jacklinみたいなかんじでした。さてこの話の結論をどうしようかといま考えてるのですが、無理矢理の料理つながり、けんた食堂のカレー動画が凄かった、で締めることにします。ひさびさに料理動画で感動しました。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈バンドが3ピースとなって初のリリース。こうくるとは!? でありながら、ちゃんと “らしさ” がある。こういう終わってほしくなくて切なくなるアウトロに極めて弱いので、もうだめです。〉、しろつめ備忘録の “ebb:flow”、aldo van eyckの “cosmo bike”、山二つの “屋根のない星” の3曲です。

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downtの初ワンマンをWWWでみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

downtのキャリア初ワンマン、ソールドアウト。衝撃的に良かったです。もちろんこれまでも良いライヴ多数なんですが、「衝撃」という意味では最初に出会った2021年12月いくつかのライヴのときの印象が強すぎる、downt。今回はそれを余裕で超えられました。あまりにソリッドでシャープ。結局やりたいようにやるのが一番とMCで河合さんが言っていましたが、あれだけ研ぎ澄まされてフォーカスが極まりきった後の自由だもの、そりゃ強いわ。PA外音も抜群に良く、会場の揺れも含めて最高に良い夜でした。女子男子を問わずみんなが富樫ユイにdowntに憧れて音楽でも音楽じゃなくても自分がやりたいことをすれば世界は良くなるんじゃないか、とか謎なことを終了後に考えてる自分がいました。見逃してはだめだった夜。こんな日があるからこれからもライヴに行くんだろうな。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈柔らかさも剛さも優しさも厳しさも明るさも暗さもすべて血肉にして自由に軽やかに奏でられるdownt節〉、downtの “AWAKE”、Jurassic Boysの “遊水池”、FUJIの “不揃いの祈りたち” の3曲です。

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Hammer Head Sharkと君島大空合奏形態を1日おいてみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

今年になってからずっと、100人箱でいま日本で一番格好いいライヴをするのはHammer Head Sharkで、1000人箱では君島大空合奏形態だと思っていました。その両者を1日おいて観るという驚喜の沙汰。火曜日は〈Gigs in Tokyo〉主宰のHarryがオーガナイズする〈𝐒𝐇𝐎𝐂𝐊 𝐅𝐀𝐂𝐓𝐎𝐑 𝟐〉。THEティバとHammer両方好きだというひとは多いと思いますが、今回が初対バンだったとのこと、ナイス。それにしてもHammer、いったいどこまでいくのか。格別。終わったあと横にいた某氏と目が合って、「やばいですよね」って言い合ってました。イベントも久々に体験する超満員のBASEMENTBARで、誇張なく日本人が少数派。〈Gigs in Tokyo〉の成長が手に取るように分かる盛況ぶりでした。木曜日はZepp Hanedaで君島大空合奏形態ワンマン。明確に次のフェーズに入っていることがわかる客層と客の反応。2月のLINE CUBEも存分に凄かったのに、それを超えるライヴに。個々のプレイヤーが更に解き放たれて強く、圧巻のバンド・アンサンブル。あとPAがとても良かった。両日に挟まれた水曜日には笹川真生の凄まじいアルバムのリリースがあり、音楽が好きで良かった、ずっと音楽聴いていて良かった、と思わされる3日間となりました。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈厳つい皮に包まれた笹川真生の最新アルバムだが、そこに垣間見える優しさと美メロに心を揺さぶられっぱなしだ。その様相が最も顕になっていると思うこの曲を (“溢れちゃった” と悩みに悩んで)〉、笹川真生の “美しい術”、HOMEの “city punk”、長瀬有花の “hikari” の3曲です。

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