カテゴリー: diary の記事一覧

1995年05月07日からの日記

ayutthayaのワンマンをWWWでみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

EPのリリパだと思い込んでいたけど違ったらしいです (MC記録はこちらのライヴレポに)。先々週リリースされたEP『epoch』もそうであるように、この日のライヴはまさにayutthaya自身にとって “epoch-making” な瞬間でした。確実に新しくて、過去最高にカッコよくて、未来が見え、でも圧倒的にayutthayaらしい。同期も一切使わないシンプルな4ピース・バンド・サウンドでありながら、WWWの音響を活かした “今の音” が鳴っていたのも、とても良かったです。レコ発じゃなかったということは、追ってレコ発やるのでしょうか? (ぜひ!)

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈むっちゃカッコいい。それ以外に言葉が要るだろうか〉、SAGOSAIDの “iimmaaggee”、望月起市の “幻と一緒”、終日柄の “残像” の3曲です。

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雪国とsidenerdsのツーマンをERAでみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

雪国の企画〈Hakoniwa〉の初回、sidenerdsとのツーマン。フロア満杯のソールドアウト公演。sidenerdsが雪国 “東京” のカバーを演った、というだけで特別な夜でしたが、なにより、またひとつ世代が進んでいくさまをひしひしと感じました。先週は良作揃いのリリースのなか、ayutthaya、幽体コミュニケーションズ、そして、超右腕と、年末に年間ベスト選ぶとき絶対候補に入るでしょ級のアルバム/EPが同時に3枚も出て嬉しい悲鳴。ほんとうにいい時代です。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈超右腕 (スーパーウワン) の3rd ALから。アルバムがむちゃくちゃ良い。かっこ良さしかないバンド・アンサンブル (右ギター好きです……)、いちど聴いたら決して忘れないヴォーカル。歌詞がまた良い。どの曲も歌い出しから二言目のフレーズが出色。アルバムからどれを選ぶか悩みに悩んでこの曲を〉、超右腕の “バーサス想い出”、ayutthayaの “Get Out”、日食なつこの “julep-ment flight” の3曲です。

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タルタル、レタス、そしてカレー

(OTOTOY編集後記からの転載です)

マックで「タルタル南蛮チキンタツタ」(コナンコラボ) をたのんだら、箱に入ってるせいもあって俺史上最上級に食べにくかった。タルタルの潤滑ぐあいが凶悪。食べにくいといえばシェイクシャックのバーガーの「レタスラップにカスタマイズ (バンズをレタスに変更)」もかなりのものです。「モスの菜摘」はそこまで食べにくくないのに。シェイクシャックの渋谷店に最近行くとまじで “9割インバウンド?!” みたいな光景に驚きます。シェイクシャックはBGMが良いので好きなんですけどね。このあいだ行ったときShazamを連続モードにしてみたら、Great Gable → Real Estate → girlhouse → Softer Still → Julia Jacklinみたいなかんじでした。さてこの話の結論をどうしようかといま考えてるのですが、無理矢理の料理つながり、けんた食堂のカレー動画が凄かった、で締めることにします。ひさびさに料理動画で感動しました。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈バンドが3ピースとなって初のリリース。こうくるとは!? でありながら、ちゃんと “らしさ” がある。こういう終わってほしくなくて切なくなるアウトロに極めて弱いので、もうだめです。〉、しろつめ備忘録の “ebb:flow”、aldo van eyckの “cosmo bike”、山二つの “屋根のない星” の3曲です。

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downtの初ワンマンをWWWでみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

downtのキャリア初ワンマン、ソールドアウト。衝撃的に良かったです。もちろんこれまでも良いライヴ多数なんですが、「衝撃」という意味では最初に出会った2021年12月いくつかのライヴのときの印象が強すぎる、downt。今回はそれを余裕で超えられました。あまりにソリッドでシャープ。結局やりたいようにやるのが一番とMCで河合さんが言っていましたが、あれだけ研ぎ澄まされてフォーカスが極まりきった後の自由だもの、そりゃ強いわ。PA外音も抜群に良く、会場の揺れも含めて最高に良い夜でした。女子男子を問わずみんなが富樫ユイにdowntに憧れて音楽でも音楽じゃなくても自分がやりたいことをすれば世界は良くなるんじゃないか、とか謎なことを終了後に考えてる自分がいました。見逃してはだめだった夜。こんな日があるからこれからもライヴに行くんだろうな。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈柔らかさも剛さも優しさも厳しさも明るさも暗さもすべて血肉にして自由に軽やかに奏でられるdownt節〉、downtの “AWAKE”、Jurassic Boysの “遊水池”、FUJIの “不揃いの祈りたち” の3曲です。

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Hammer Head Sharkと君島大空合奏形態を1日おいてみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

今年になってからずっと、100人箱でいま日本で一番格好いいライヴをするのはHammer Head Sharkで、1000人箱では君島大空合奏形態だと思っていました。その両者を1日おいて観るという驚喜の沙汰。火曜日は〈Gigs in Tokyo〉主宰のHarryがオーガナイズする〈𝐒𝐇𝐎𝐂𝐊 𝐅𝐀𝐂𝐓𝐎𝐑 𝟐〉。THEティバとHammer両方好きだというひとは多いと思いますが、今回が初対バンだったとのこと、ナイス。それにしてもHammer、いったいどこまでいくのか。格別。終わったあと横にいた某氏と目が合って、「やばいですよね」って言い合ってました。イベントも久々に体験する超満員のBASEMENTBARで、誇張なく日本人が少数派。〈Gigs in Tokyo〉の成長が手に取るように分かる盛況ぶりでした。木曜日はZepp Hanedaで君島大空合奏形態ワンマン。明確に次のフェーズに入っていることがわかる客層と客の反応。2月のLINE CUBEも存分に凄かったのに、それを超えるライヴに。個々のプレイヤーが更に解き放たれて強く、圧巻のバンド・アンサンブル。あとPAがとても良かった。両日に挟まれた水曜日には笹川真生の凄まじいアルバムのリリースがあり、音楽が好きで良かった、ずっと音楽聴いていて良かった、と思わされる3日間となりました。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈厳つい皮に包まれた笹川真生の最新アルバムだが、そこに垣間見える優しさと美メロに心を揺さぶられっぱなしだ。その様相が最も顕になっていると思うこの曲を (“溢れちゃった” と悩みに悩んで)〉、笹川真生の “美しい術”、HOMEの “city punk”、長瀬有花の “hikari” の3曲です。

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野口文をMARZでみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

〈Bandmerch〉の新対バン企画〈March〉第一回はNOT WONK × 野口文の長尺2マン。今年序盤のリリースといえばこれ! の2組をツーマンで、しかも60分 + 80分のロングセット。音楽好き垂涎のキレッキレの企画をありがとうございます。先攻、野口文。ライヴ初めてみました。最新アルバムがどうこうではない、60分フリースタイル勝負。まさにこの日この場所にしか存在しない音楽でした。自由で、でもフロアの身体を揺らし得るライヴたるキワキワを攻めているような。得難いなあ。60分間の魅力を一層高めていたVJは「藤子」のMVも手掛けたsirapoonとのこと。こちらも格好良かったです。対するNOT WONKは80分。リラックスかつ堂々たるステージ。

野口文って何者? と思ったひとも、今のNOT WONKはこれか! と思ったひとも、ぜひOTOTOYインタヴューをご覧ください。両者の最新インタヴューがまとめて読めるのはOTOTOYだけ!

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈バンドの1stアルバム『二足歩行の天使たち』から。シンプルで生々しいバンドサウンドに、「歌」がもっと聴きたくなる楽曲たち。月末にはリリパ開催とのこと〉、Bambi clubの “Casper dried chaopat”、Meg Bonusの “魔法”、Hwylの “わけ” の3曲です。

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アジア、日本、グローバル、西永福

(OTOTOY編集後記からの転載です)

土曜日、Shibuya Sakura Stageでの〈SIDE-B SPRING EDITION / TOKYO ALTER MUSIC SHOWCASE〉へ。3つのトーク・セッションでそれぞれ、フェスとアジア、MUSIC AWARDS JAPAN、SXSWでのJAPANショーケースの話を聴く。考えることたくさん、個別にいくつかお話もさせてもらいました。トーク後、北村蕗のライヴを観て離脱。ぺんぎんの憂鬱の企画へと西永福に向かい、SAGOSAIDのライヴ始まりのタイミングに到着。アジア、日本ど真ん中メジャー、グローバルの話をたっぷり聴いた後だが、それになにひとつ引けを取らない強度・オリジナリティ・格好良さに痺れる。多様性、横断、“不思議” であることの肯定、言われていることがちゃんとそこにある。その後のSEMENTOS、ぺんぎんの憂鬱と、この “とっ散らかった” (でも確実に芯がある) 企画が成立し客達がしっかりと楽しむ姿には可能性しかないです。それにしてもSAGOSAIDの3曲め、カッコよかったな。新曲っぽい、楽しみ。ライヴ終わり、たくさんの紙のフライヤーを頂きました。ぺんぎんの憂鬱のたなさんが毎日と言っていいくらいひたすら色んな箱でフライヤー配って迎えたイベントですもの。フライヤーはフライヤーを呼ぶ。さもありなん。

p.s.
SIDE-B SPRING EDITIONにポップアップ出店していた〈parklycoffee〉のコーヒーがむっちゃ美味しかったです。たぶんこれ。(高田)

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈1月リリースのEPからさらに歩みを進める新曲。彼らが掲げる “ポスト・ポップ” という新概念のピースとなり、EPと補い合う〉、Blume popoの “抱擁”、bearstapeの “めまい”、Texas 3000の “Universe Drawer” の3曲です。

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Beachside talksのリリパに行った

(OTOTOY編集後記からの転載です)

Beachside talksの本年傑作アルバム『Hokorobi』のリリース・パーティー (これが第一弾であることがこの日のMCで明らかに)〈Total Feedback〉編。J-シューゲイズ/ドリームポップに収まりきらずはみ出した部分が魅力の、そのはみ出し方の多様さが魅力の、このアルバム。はみ出した結果としてのポピュラリティへの接続のしかたが絶妙で、ハイ・クオリティ。それがはっきりと分かるライヴでした。アンコールの “mizuiro” 〜 “Big Sky” の充足感たるや。ライヴの良さ、フロアの好反応、そして彼女達の行動力、期待しかないです。7月24日のリリパ第二弾は対バンがHammer Head Shark (金曜日のライヴまじヤバかった) とcephalo。凄い日になるのは確定です。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈厭きるほど人がいる、でも “誰” もいない。立錐の余地もない、でも隙間だらけ。あの光景や感情がこんな鮮やかに音楽になるなんて。驚き〉、saccharinの “群衆フライデー”、S.A.R.の “Back to Wild”、Jurassic Boysの “KOOL KID KIETH” の3曲です。

テレビ大陸音頭の “夜について” は絶対に入れたかったのですが、OTOTOYで配信がなく断念 (にしてもスゴいなこれ)。

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OTOTOY Weekly 新譜紹介、2025年1・2・3月分

(OTOTOY Weeklyの新譜紹介から2025年1・2・3月分を順次転載)

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1月第2週

Jan flu「Do you know? (feat. Looisbos)」

Looisbos「Science Children (feat. Jan flu)」

4人組インディポップ・プロジェクト、Jan fluと、男女ヴォーカルのLo-fiインディポップ・バンド、Looisbosが、コラボ・シングルを2作同時リリース。それぞれのフィールドと、コラボならではのはみ出したフォルムの融合がどちらも心地よい。MVも2本公開。そして来週末には2組の共同企画ライヴも。

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1月第3週

柴田聡子「Passing」

思えば昨年の序盤は柴田聡子に驚かされて始まったんだった。そんな記憶を呼び起こさせる柴田聡子の配信単曲リリース。曲が始まると途端に空気の濃淡が変わる。既視と未知が綯い交ぜとなった揺らぎに支配される。今年はどんなモードで驚かせてくれるのだろう。

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1月第4週

Wang Dang Doodle feat. Cwondo「Wonderland」

ハイパーソウルフルガールズユニットWang Dang Doodleのニュー・シングルにCwondoがトラックメイク、アレンジで参加。CwondoのスマートでオルタナティヴなトラックとWang Dangのエナジーとグルーヴが聴き手の身体を揺らし魅了する。

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2月第1週

エイプリルブルー『yura』

元For Tracy Hydeの管梓を中心に東京のインディー・シーンで活躍するメンバーが集まり結成されたエイプリルブルーの、5年ぶりとなる2ndアルバム。“インディ・ロック” でありかつ “J-POP” であることへのひとつの回答。そこにあるのは (メジャー) シーンへの擦り寄りなどではなく、彼らのアイデンティティへの誇りと自負だろう。心と身体が揺さぶられる。

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2月第2週

Hoach5000『Orbit』

Hoach5000がソロ・プロジェクト活動4年を経てついに初のフル・アルバムをリリース。本作はBearwearのKou Ishimaruをプロデューサーに迎え、これまでのオルタナ、J-POP、ギター・サウンドへの耽美、ベッドルームといったテイストにエレクトロ要素が加わり、そして確実に “開かれた”。内省的でありながらオープンで自由、そこに音楽だけに留まらない20年代の希望を感じる。

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2月第3週

ときめきポメラニアン『ドッグランを抜けだして』

京都音楽シーンに突如として現れたときめきロック・バンド、ときめきポメラニアンが放つ1st EP。「ときポメ」の勢いとアイデアを存分に盛り込んだ本作。初配信曲 “カポタスト” は新ミックスで収録。ファンシーでメルヘンチックな世界観にときめいてほしい。

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2月第4週

水平線『Howling』

京都発、4人組、ダブルボーカル。いわゆる日本語ロックの継承とトラッドなフォークポップスを融合させつつ、聴いていてふと記憶を辿りたくなるような温かみ、懐かしさが詰まったEP。

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3月第1週

君島大空『音のする部屋』

本人みずから「EP芸人」と語る君島4枚目のEP。音楽をたらふく喰らい咀嚼し、それまでなかった音楽美を更新生成するさまに圧倒される。余裕綽々の疾走感と客観的冷静さ、ポップさが鳴り響くT1〜T4を経て、ストレートなようでいて何かがおかしいソウル・バラードのT5。そして名曲っぷりを隠そうともしない、合奏形態メンバーによる制作のT6で締めくくられる。君島曰く「今年の合奏形態の活動はすごい」らしい。期待に胸弾む。

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3月第2週

chilldspot『chilldspot 4th one man live tour “crowd surf” in Zepp Shinjuku (TOKYO)』

昨年秋ツアーの国内ファイナル、Zepp Shinjuku公演の全演奏曲を収録したライヴアルバム。上手いだとか表現力だとかいう言葉を超えつつある比喩根の圧倒的なヴォーカル、ますます凄みを増していくバンド・アンサンブル。その生々しさを堪能してほしい。

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3月第3週

Beachside talks『Hokorobi』

Beachside talks、初のフル・アルバム。メンバー全員が作曲に関わり、制作期間は約2年。今作は親友を亡くし心の傷を負った青年がイマジナリー・フレンドを通じて成長していく様子を描いたコンセプト・アルバムとなっており、諦念、喪失、感情の吐露によって溢れ出したカタルシスを、シューゲイズ/ドリームポップにとどまらず、R&B、UKガラージ、グランジ、ポストパンクなど多様なジャンルを織り交ぜて表現している。録音、ミックス、マスタリングはKensei Ogata、ジャケットは幌田による書き下ろしイラスト。

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3月第4週

Sundae May Club『風がはやい』

長崎発3人組バンドの2ndミニアルバム。ちょうど3年前に初めてSundae May Clubをみたときの感想が、「数年ぶりに『見たことがないド真ん中の直球剛速球』を投げるバンドに出会った」だった。“しとろんの週末” がそうであるように、それはいまでも変わらず。そして今作は「こんな球も投げられるの?!、しかも圧倒的にサンデメらしく」でもある。無敵じゃん。

私立恵比寿中学→エイプリルブルー→Cyber Cherry/Hoach5000→やさしいズ/超右腕→Bearwear/THEティバ/Foxing

(OTOTOY編集後記からの転載です)

充実の木金土日。私立恵比寿中学 15th Anniversary 大学芸会2025 @ SSA。抜群の強度、クオリティ、真っ当さ、集中力、ドラマ。“靴紐とファンファーレ” から始まり “感情電車” の小林歌穂センターステージまでのパートのエモさたるや……そこからの “TWINKLE WINK” の良曲っぷりにも驚かされました。これほど2021年メンバー増加以降の曲が少ないセトリだとは想像しませんでしたが、ひとつの節目だと思えば納得かもしれません。

エイプリルブルー 初ワンマン @ MARZ。インディー・ロックの精神そのものであり、また、J-POPでありJ-POPでない。面白いなあ。

Hoach5000 リリパ @ ​LIVE HAUS。客が日本人のほうが少ない勢いで驚愕しました。あのアルバムのリリパをどうするのだろう思いながら臨んだら、トラック一切使わずのバンド仕様、だが湧き上がるグルーヴ。ほんと好きです。

超右腕 @ ​red cloth。想像に違わず、いや予想を上回り、無茶苦茶良い。ギター氏の音色とフレーズ作りが好き過ぎるし、ボーカルはバンドの “らしさ” の要となっていて実に良い。まじで無茶苦茶良いです。最高。6月にBASEMENTBARとのこと、みなさまぜひ。

Foxing、来日ツアーファイナル @​ KATA。静と爆発の間にバンドに織り込まれてきたさまざまなものが発露する。が、そんな諸々の感情もすっ飛ぶライヴ巧者。デカい会場で観たくなるやつでした。充実。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈J-シューゲイズ/ドリームポップに収まりきらずはみ出した部分が、そのはみ出し方の多様さが魅力の、彼らの1stフルアルバムから〉、Beachside talksの “sign”、0番線と夜明け前の “閃光”、Hazeの “ラブ&ポップ” の3曲です。

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OTOTOYの公式プレイリストに自分が推薦した曲だけを載せた個人プレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND-ed by me」も公開中!