(OTOTOY編集後記からの転載です)

の前に先週月曜日、zooリリパ@THREE。「岡山の至宝」どころではない、青春のもどかしさ・やるせなさの歌唱とオルタナ/ギターロックの見事なる接続。アルバム『WISH I WERE』の素晴らしさを軽々と凌駕するライブの良さ。ツアーは続きます、ぜひ。

そして日曜日は3年めの〈BiKN Shibuya〉。こんな状況で、日本・中国・台灣・香港・韓国をはじめとするアジアのアーティストが多く集うイベントが実行できるのは、日本だからこそ。この日のマイ・ベスト3は、1位、Lucid Express (HK)。幽玄で壮大で美しくクリアで解像度の高いシューゲイズ/ドリームポップ、好きすぎます。2位、pami (TH)。ライブだとこうなるのか。自然体で堂々とした自信と親密さとを両立させるデザインが見事。BiKN初回のSay Sue Meにも感じた、インディでありながらのど真ん中のロック・スター感。拗 (す) ねない、拗 (こじ) らせない、すくなくともそう見せない、は「我々」の大きな課題なのでは、とか思ってしまいました笑。3位は、Sunwich (ID)。インドネシアのバンドはなぜいつもこんなに良いのだろう。BiKN Shibuya、今年も最高のイベントを、ありがとうございました。敢えて言いますが…… 来年も楽しみにしています!

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈「私たちの2020年代について」を主題としたFUJIの新作EPから。壊れかけと再生〉、FUJIの “終末の風景”、宇宙まおの “葵い革命”、Sugar Houseの “29”、NaNoMoRaLの “ギリフギリ” の4曲です。

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OTOTOYの公式プレイリストに自分が推薦した曲だけを載せた個人プレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND-ed by me」も公開中!