カテゴリー: diary の記事一覧

1995年05月07日からの日記

カネコアヤノ (バンドセット) をZepp DiverCityでみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

新しいサポート体制で臨むバンドツアー。すごかったです。圧巻、強すぎる、完敗。デカいライヴのラスト曲みたいなクライマックスが20分ごとに来ては抑えてを繰り返す、みたいな。波動。あんな構成のライブはじめてみたかもしれません。去年前半のホールツアーとはまったく別物でした。オープンで、陽性で、力強い。いろいろなことが変化しているのでしょうけど、ひとつ。昨年は (語弊を恐れずに言えば) 良いは良いんだけどバンドが内を向いているように見える ≒ このひとたち客が居なくても同じように良い演奏するんだろうな、みたいに思えて仕方なかったのですが、この日はちゃんと前を向いていると感じられました。ていうか、すごすぎた。8月に野音とのこと。楽しみです。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈2003年生まれの3人組、雪国。結成1年で完成させた15曲入り1stフルアルバムから〉、雪国の “東京”、saidの “walk”、daisanseiの “ブーケトス(ウェディング・ソング)”、クレナズム, I Mean Usの “木村 楓” の4曲です。

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柴田聡子のレコ発ワンマンをO-EASTでみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

2024年の大傑作アルバム『Your Favorite Things』のレコ発ワンマン、追加公演。柴田聡子ハンドマイクでアルバム前半が収録順通りに歌われるスタート。“うつむき” から “白い椅子” の繋ぎで沸くフロア。アップデートされる前作以前の曲たち。魅力しかないギター弾き語り。化けに化ける (化け猫ならぬ化け犬) “ワンコロメーター”。“Your Favorite Things” で締められた本編とアンコールの新曲。素晴らしいライヴでした。もうしばらくは、この体制・このモードで大地を切り拓いて突き進んでほしいです。ライヴ中ずっとそんなことを思っていました。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈スキマスイッチ初のトリビュートアルバムから。めっちゃSHISHAMO。良い〉、SHISHAMOの “全力少年”、cephaloの “アコンドライト”、Mashinomi, yuigotの “キラーパープル” の3曲です。

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舞浜にいった

(OTOTOY編集後記からの転載です)

所用で舞浜に行きました。幕張に行く機会はそれなりにあるので湾岸線で通り過ぎることはよくありますが、降りるのは久しぶり。東京ディズニーリゾートを裏(?)から眺めるのもまた久しぶりです。「タワー・オブ・テラー」の建物はあんなにデカいのかとか、その場にいたひと全員が「センター・オブ・ジ・アース」の山の名前を思い出せずに大喜利状態になったりとか (正解は「プロメテウス火山」)。ディズニーもう10年以上行ってないなあ。行きたいんだけどなあ。かなり好きなほうだと思います。アトラクションよりもパレードとショーが好きです。で、幕張のほうは、いまのところ次の予定がありません。8月は……盛況であらんことを祈るばかりか。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈1stアルバムにして集大成であり到達点、淡々としているけれど漏れ出てくる凄みを感じさせるアルバムから〉、Sisters In The Velvetの “The Remains”、ANORAK!の “New Grass”、The Otalsの “天使にマーチンを” の3曲です。

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sidenerdsをERAでみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

レーベル〈Oaiko〉企画2デイズ、〈つどう〉と〈つづく〉。downtやHammer Head Sharkが素晴らしいのはいつものことなのでいったんおいておいて、ようやく観ることができました、sidenerds (読みかたは「サイドナーズ」でいいみたい)。今年2月にリリースされた3曲入りシングル「潜水」が一部リスナーの心をざわつかせていたところに、HOLIDAY! RECORDSが放った「闇堕ちした世界線のチャットモンチー」というフレーズが皆のハートを鷲掴みに (そうなの? 笑) …… しかし3月半ばから2ヶ月ほどライヴをお休みしており、ようやくの5月です。良かったですよ。4ピースが生み出す悦楽とカタルシス。音源から入ったひとが観てもますます好きになる要素しかないです。安心して行ってください。ぜひ。ライヴお休みの理由は制作とのことなので期待が高まります。待ち遠しい。2デイズ、良きイベントでした。心と耳が幸せです。ありがとうございました。

@sidenerds_JP on X :「入水」

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈ついにファースト・アルバム、リリース!〉、JIGDRESSの “Just like you”、ゲシュタルト乙女の “神様”、hardnutsの “空白”、HOMEの “Plastic Romance” の4曲です。

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SAGOSAIDとTexas 3000をSPREADで、ponderosa may bloomをCYCLONEでみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

土曜日、SAGOSAID、Texas 3000、他DJの企画。Texas 3000がますます研ぎ澄まされている。Texas 3000は世界の宝。これからしばらくは制作とのこと。期待が高まります。SAGOSAIDは去年8月のFEVER以来、一貫してカッコいい。音楽が「楽しく」なるのもそりゃそうでしょう、と。素晴らしい。田澤さんのギターが好きすぎます。SAGOさん、素敵な企画をありがとうございました!

日曜日、ponderosa may bloom、3ヶ月連続お披露目ライヴを締めくくる初単独公演でした。みんな、ponderosa may bloomを観られるチャンスがあったら、ぜひ観てみたほうがいいです。一見アイドルの体をしていて、もちろんちゃんとアイドルなんですけど、同時に正体不明のナニモノかが生まれつつある気がします。管梓が音楽ディレクターをつとめる楽曲のクオリティは元より抜群、ステージ (歌唱) のクオリティも驚くほど良くなっていて、なにより運営やメンバーに志があります。さらにこの先もっと化けることでしょう。興味を持たれたかたはデビュー・ライヴのレポートなどをぜひ。そして今週水曜日には初配信楽曲がリリースとのこと。OTOTOYでもハイレゾロスレスで配信あります。最高の初単独公演おめでとうございました!

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈A. G. Cook、サード・アルバム『Britpop』をリリース!〉、A. G. Cookの “Heartache”、Remi Wolfの “Toro”、Sisters In The Velvetの “speedy?”、Wuinguinの “Street” の4曲です。

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downtにインタヴューした

(OTOTOY編集後記からの転載です)

先週、downtのインタヴューを公開しました。制作が難航していることは漏れ聞いていました。昨年4月の「6月にIIIのリリースショーをやる。なにをリリースするかは未定」というアナウンスから、開けてみれば実質 “13月” 1曲のみとなったリリース。しかしその “13月” は渾身の大作であり、年をまたいでリリースされたニュー・アルバム『Underlight & Aftertime』は新曲も再録既発曲も硬質なものとなり、けっしてストレートな道のりではなかったことを想像させます。おそらくは楽しい話ばかりではなかろうと思いインタヴューに臨みましたが、downtのメンバーたちは真正面から “「怒りと葛藤」の本音で” 語ってくれました。読み応えのある内容になったと思います。ぜひお読みいただければ。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈歌メロ、絡み合うギター、受け止め支えるベースとドラム、最高!〉、しろつめ備忘録の “キャラメル”、Holly Humberstone, Medium Buildの “Cocoon”、Gialloの “Fright Club”、Barbaraの “Sway” の4曲です。

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afloat storageの初ワンマンをDeepaでみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

去年から新サポート体制で活動を再開したafloat storage。活動再開1年を祝したキャリア初のワンマン開催でした。演じられる曲が次から次へと強すぎて、なかば呆れるというか笑えてくるほど。本編最後の、昆虫→誰かが言う→バイバイ、の流れが強烈。とくに “昆虫” は本当に名曲だと思います。メロも歌も演奏もすべてのパートが素晴らしい。この1年のafloat storageのライヴは、良い意味で、かつての切なさから明るさに転化していて、新しい魅力を感じます。良いワンマンでした。今後の活動も楽しみ!

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈5月リリースのメジャー1stアルバム『リボン』から先行配信〉、asmiの “”、xiexieの “Nile”、pony sandwich tourの “映画館の光は” の3曲です。

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羊文学を横浜アリーナでみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

さすがに感慨深いです。100人前後のライヴハウスからみていたひとを武道館をみるケースは何度もありますが、その先 (武道館飛ばしてるけど) をみるのは、自分にとって結構レアなケース。3人が3人のままであのドデカイ空間を羊文学の音で満たすには、何を変えて何をそのままでいるか。それを考え尽くして、おそらくは納得づくでやった。そんなライヴだったと思います。何を変えて何を変えないか、それはこの数年の羊文学が挑んできた道筋でもあります。自分たちが譲らないものと取り入れるべき周囲の意見と。「譲らない」ものも決して頑固ではなく、厳しく自問自答しているのでしょう。横アリを埋め尽くす人々をみて自分も山ほどのことが考えさせられました。このあいだのZepp Hanedaもそうでしたが、最近はMCで大事なことをフクダさんが言う傾向(笑)。次は東京ガーデンシアターですね。そして、さらにその先へ! 楽しみです。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈6年ぶりのアルバムリリース、「ベランダの6年間を余す所なく詰め込んだ」傑作から〉、ベランダの “スピリット”、Laura day romanceの “リグレットベイビーズ”、音速ばばあの “キラメク” の3曲です。

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新体制リーガルリリーをQUATTROでみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

リーガルリリーは自分にとって常に喪失感と共にある存在でした。白石はるかが去り、ステージ上のたかはしほのかの手からムスタングが消え、そして、ゆきやまが去りました。それでも自分がリーガルリリーに惹かれ続けるのは、たかはしほのかの唯一無二が故だと思っていました。でもこの日のMCでたかはしは、リーガルリリーは自分さえも所属できない外から水をあげるような存在だと語りました。リーガルリリーがまだ自らステージでセッティングしていた頃、たかはしほのかがムスタングを繋ぎ弦を弾く音は本当に美しくて特別でした。セッティング時のギターの最初の音で涙が出る経験はリーガルリリー以外にはありません。しかしリーガルリリーは、そんなたかはしやムスタングも「入れない」存在だと。“教室のドアの向こう” の冒頭の歌詞、こんなにも「大切さ」が心に宿らされる言葉があるだろうか、という曲で始まった新体制ライブ。サポートDr.はUrara。リーガルリリーの曲の中でも「ドラム曲」の趣が強い “教室のしかく” が素晴らしかったです。最強のドラム曲 “ぶらんこ” はもうしばらくお預けですね。待ってます。結成10周年の今年、きっといろいろなことが計画されているでしょう。リーガルリリーという生命体に水や空気や光を与えられる喜びをこれからも沢山噛み締めていきたいと思います。

そして週末はSYNCHRONICITY’24、個人的優勝は初日がTexas 3000、2日目がハシリコミーズ (ハシリコミーズはインタヴューもぜひ)。New Action!コラボステージとそれ以外の往復みたいな動きかたをずっとしてたので、O-nestへの階段が終盤つらかった(笑)。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈2ndアルバム・リリース! いい歌詞ですね「It’s right around the corner, that good life I always wanted」〉、girl in redの “I’m Back”、ざらばんしの “寂しくなった日”、マーライオンの “花屋で待ち合わせ” の3曲です。

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この週末

(OTOTOY編集後記からの転載です)

土曜日は下北沢・DaisyBar、〈Groovy Night pre. “Emma”〉。出演はBeachside talks/エイプリルブルー/plums/the slow films。ここにしかないgood musicが、シーンが、確実にありました。ようやく観られた (音源大好き) Beachside talksがとても良かった、再来週にまた観れそう(嬉)。エイプリルブルーは貫禄だし、plumsはVo./Ba./Gt.それぞれの際立ちかたとそれが一体化してバンドになるさまが本当に凄い。the slow filmsも良き。良い企画をありがとうございました。
 日曜日は下北沢・近道、〈ぺんぎんの憂鬱 presents 夢の抜け穴 vol.1〉。圧巻の動員。そりゃ対バンがuri gagarnとFennelですけど、地道に配り続けたフライヤーやSNS広報の賜物でもあるでしょう。頭が下がります。ぺうつのライヴは以前のERAやJAMとは印象が違い、強さを感じました。企画vol.2の福岡が羨ましいです。行けるひとはぜひ行ってください!

そしてどちらのイベントでも改めて感じたのは海外からの来場者の存在です。良いイベントなのは確かだけど決して目につきやすいとは言えず、よくこれに辿り着くな、と (Harryの〈Gigs in Tokyo〉も確実に力になっているはず)。去年から某箱に数多くいるインバウンド勢は「観光客」ですけど、土日にあそこにいたのはそれよりも純粋に音楽を愛するひとたち。どうみても何かが起きています。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈ハイパーでソウルフル、そして切ない〉、Wang Dang Doodleの “Hitsujigumo”、giueの “madu”、リーガルリリーの “キラキラの灰” の3曲です。

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