1996年の記事一覧

おフランス・again

「おフランス・again」と言っても、また、フランスにいる訳ではありません。ただ、(たぶん)フランスから貰って来た悪性の風邪が未だに治らず、非常に辛い今日この頃です。

しかし何ですな、『おフランスにいるざ〜ます』と書いて帰ってくるとフランスに行ってたことになってるのが不思議です。『おパプアニューギニアにいるざ〜ます』と書いたらパプアニューギニアに行ったことになっているのだろうか? 今度試してみよう。:-)

さて、話を戻して、おフランス。しかし、あそこも大した国ですね。

もう、地下鉄の駅だろうが、ショッピングモールの中だろうが何だろうが、そこら中でタバコすって、そこら中に吸殻投げ捨ててるわ、深夜0時過ぎとわいえ地上波でヘア丸出しのおねーちゃんの裸は出てくるわ、流石です。

ということで、世界はアメリカではなく、アメリカが世界ではないのですね。

世間で「世界と比較すると」とかいって持ち出される例は、なぜか大抵アメリカなのですが、やはり、アメリカは世界で一番、『非常識』な国だと思います。

確かにアメリカの母親はヨーロッパですが、父親は完全に異星人。

要は、旧世界とはまったく違う国を作ろう、この地上には存在しなかった国を作ろう、として出来ている国ですから、それは明らかなのですが。

そのアメリカの価値観に、今、日本はというか世界はというかは、席巻されようとしているのですから、辛いですなぁ。特に、片方の親で血縁関係にあるヨーロッパの国々とは異なり、日本は義理の父というか、血縁はないがしがらみはある、みたいな立場で、非常に辛いっすね。

ということで、意味不明な嘆きの今日の日記です。

で、話を再びおフランスに戻しますと、Air Franceの機内は、一応喫煙席の設定があるのですが、基本的には、最初の食事終了後はギャレーの横をカーテンで囲んで、そこを喫煙コーナーにしていました。ついでにそこには、水とか氷とかサンドイッチが置いてあって、御自由にお捕りください状態、ちゅうか。

ということで、世界はフランスではないですが、フランスも世界なのですね(大謎)。

秘策

何やら投票率が史上最低らしいですが、その原因のひとつとして、あまり取り上げられていない、ぢうようなポイントをひとつ指摘しておきませう。問題なのは、

起きたら選挙はもう終わってた

という事態です。

あれ? え? 違うか。:-)

# しかし、告白しますと、過去に数度、私はそれをやったことがあります、ちゅうか。(-.-;


と、これが言いたかっただけなので、他に特に書くことは無いのですがぁ…

そんじゃ、ついでに、ヨタをば、もうひとつ。

日本の財政赤字一挙解消、行革一気敢行、国民の政治意識がいやがおうでも盛り上がり投票率倍増確定という秘策が一つあるので、それをお教えしましょう。

そりわ、郵便貯金簡保厚生年金等を全部チャラにしてしまうことです。

これ、全部チャラにして、400兆円とか言われている借金全部棒引き、原資が無いので特殊法人全部廃止、流石にこれすりゃ国民を怒るだろうということで革命勃発、ちゅうことで、万々歳ですね。

ちゅうか。

# 郵貯はないし、どのみち年金/保険は破綻が決まってるので、をでにわ関係ねー。(-.-;

選挙だなぁ

さて、選挙ですね。どこの誰を選べばいいんでしょうかねぇ。

そいえば、社民党で土井さんが党首(?)に復活したときの共産党の誰ぞかの台詞。

「頼むほうも頼むほうなら、引き受けるほうも引き受けるほう」

いや、こーゆーこと言わせたら、さすが、共産党、天下一品っすね。

これ、誰の台詞だっけか? しかし、あの手の組織は、なぜ、委員長だの書記長だの書記局長だのという肩書を使用するのでしょうか? 歴史的経緯があるんでしょうか、私なんぞには誰がどーゆー役割なのか全く分かりません。ついでに、巷の「事務局長」っちゅーのも偉い人なのか単なるツカイッパの頭領なのかよーわからんぞ、ちゅうか(全然関係ない)。

でも私が支持したいのは共産党ではないし、『リベラル』でもないんだろうな、きっと。

例えば税金問題なら、

  • 間接税/付加価値税中心に移行
    • 税率は15%くらいが妥当なような気がするけど、今のように外税中心だと計算が面倒臭いのと、15%だと、「外国には17.5%くらいのとこもあるぞ」とか言って引き上げの動きが出てきそうだから、一気に20%くらいの方が良いのでわ。
  • 売り上げ幾ら以下は免税だののフザケタ処置は廃止
    • 食品非課税くらいはいいかもしんないけどな。
  • インボイス方式で、ちゃんと税金はとる
  • 税金(××税)に更に税金(消費税)掛けるなんてー真似はやめちくり
  • 直接税は累進性なしにしてフラットな低税率に
  • 納税者番号の導入
  • そいえば、『所得』ではなくて『収入』に一定税率で税金掛けろ、とか言ってた人もいたなぁ。それもイイかもしんない。
    • でも法人税の場合それをやると、薄利多売は報われない、ってことになるから、何か変か? でも個人の直接税ならそれでもイイかも。
    • とにかく、『節税』とそれを暴くことに多大な労力を掛けるのは、どう考えても無駄だから、なんとかして欲しいよなあ。

とかゆーことを*公約*する政党がいたら、思わず投票してしまいますねん、私は。

でも、昔の消費税導入騒ぎのときも、今回も、こんなことをいう政党は見あたらないし、マスコミとかでも、この手の方向を主張する所/人はあまりいないしなぁ。そいえば、昔の消費税騒ぎのときに、唯一納得できたのは、小室直樹氏が書いていた文章だけだ、ちゅうか。

だいたい、「消費税は不公平税制」とか言っている奴、どこがどう不公平なのか、ちゃんと説明してみい、ちゅうか。税制はあくまでも税制であって福祉ぢゃねーぞ。税制で問題解決しようとする(=バイアスをかける)なら、それこそ『福祉』は要らんぞ、ちゅうか。

ということで、結論として、私は変な人なので、世間一般には支持すべき政党や人が見当たらないなぁ、ということで、以上。


と、この日記は、一応、明日以降に公開することにしませう。
公職選挙法違反だなんていうデマ言い触らされたらたまらんもんね〜。:-b

最高裁裁判官 国民審査

突然ですが、最高裁裁判官の国民審査に関するデータって、WWW的にとか公開されてないんでしょうか?

本当は選挙の方も立候補者一覧とか選挙公報とかをネット的に見ることができると嬉しいのかもしんないですが、まぁ、そっち方面は、誰も何も判断できていない (注:このリンク自治省からの回答がないらしい、ということを指し示すものであって、この質問を提出している政党が「判断できていない」という意味ではありません。念為)とゆーか、何なんで、とりあえず*今回は*置いといてもいいと個人的には思う今日この頃、ちゅうか。

にしても、自治省。10月1日で更新止まるなよ、おい、ちゅうか。


んで、国民審査。

どーせ盛り上がりに欠けるもなにもなんにもない最高裁裁判官の国民審査なんですから、こっち方面くらいは何とかして欲しいっす。

せめて各審査該当裁判官が出した判決の判決文番号(?)の一覧くらい、データとして出して欲しいっすね。それが手掛かりとしてあれば、その先は調べようと思えば調べられるのだし。

更に欲を言えば(とゆーか当たり前のような気がしないでもないが)、その各判決文自体もネット的に見られるようになっていれば、更にぐっど、ちゅうか。

現在の状況でそれを行なうことは、ひょっとしたら、ネット者に対する過度の便宜の供与とゆーか、いわゆる「公平さ」を欠くことになるのかもしんないけど、んなもん、ついでに(と言っては何だけど)、全国全ての国公立図書館の閲覧室や役所/役場のロビーにでもアクセス用マシンを置いて、それを開放すれば良いだけだよね。

「接続」的には現時点ではちょっと辛いかもしんないけど、マシン的には、それこそPippin@+家庭用テレビだって良いのだから、掛かる費用も土建費と較べりゃ何とでもなるんじゃないっすかねぇ。

<と書いておきながら話は逸れるが>
でも、やっぱし、素人が使うものにこそ一番高性能のものを使うべきだという説に賛成な私である。

</と書いておきながら話は逸れるが>

まぁ、それに類するものが、例えばasahi.comにあるのは知ってます。でも、結局、依然としてこの手のものが旧来のマスコミにしかなく、かつ、それは「主な裁判」とか「意見の骨子」とかいって(単なる一機関に)要約されちゃったものでしかない、つーのは、やっぱ違う気がする。

と言いつつも、実は私、真面目にその手のデータが出されているかどうか調べた訳ではないんですが、本当にないのでしょうか? あったらエライのになぁ。ないのかなぁ。

憂鬱な"Quantum Leap"

先週から強行軍で体調劣悪、あ〜、いい加減、年だなぁ、な、今日この頃です。

つーこっって、今日突然発見されたのが、夜中にこっそりとやってやがった『タイムマシンにお願い』こと"Quantum Leap"です。観てみたら第2話の"Star-Crossed"で、ってことは、第1話のパイロット版は確か2時間だったはずだから、今日は3回目な訳ね。鷲坂さんともあろう人が、こんなぢうようなものを見逃すなんて、ひ〜ん、ちゅうか。

このQuantum Leapは、私(ら)がアメリカにいた時ハマってた奴で、見方のツボにはまると、んげ〜、面白いんだな、これが。

先週ヨーロッパにいたとき、偶然、"Sky One"でQuantum Leapやってて、しかもそれが最終回だったりして、すんげえ懐かしがってたのでした。しかし、結局何度目に観ても英語が分からんためにイマイチ内容が正確に把握できなかったりして、情けない私であった。しくしく。

ということで、今日は期待しながら『タイムマシンにお願い』(しかし何とかならんのかこの邦題)を観たんだけど、あ〜、やっぱ吹き替えだとダサダサっすね。これって、前にWOWOWでやってたという奴そのまんまなのでしょうか?

やっぱし、日本語字幕スーパーで観たいなぁ。それが駄目ならClosed Captionをそのまま入れてくれるだけでいいんだどなぁ。


さて、今日のニュースは、『ディレク・ティービー・ジャパン』の御披露目ですか。

「将来は衛星ディジタル放送が400chに」「んなに沢山のチャンネル一体誰が観るんじゃ」とかゆー話がお決まりのように出てきますが、やっぱし、私、Quantum Leap、観たいっす。

そういえば"Star Trek: The Next Generation"とかも深夜にしょぼしょぼとやってるけど、あれって関東圏以外でも観れるんですか? "X-Files"とかは、まぁ、大々的にやってくれましたが… あ、昔、"Twin Peaks"っちゅうのもありましたな。

まぁ、STNGに較べればQuantum Leapなんつーのは、マイナーもマイナーのドマイナーな代物だけど、そんでも日本の地上波でやってくれるだけ、まだメイジャー、つーか (意味不明)。そんなモノでも、400chあれば1箇所くらいQuantum Leapをやってくれる所があるだろうという類の期待を持つことは、やっぱし甘過ぎるのでしょうか?

別に400chなくても、Star*とかSky*とかTBS*とかFOX*とかが全部観られるだけで、ずいぶんと違うはずなんですけどね〜、つーか。


で、ここで話はまた跳ぶというか戻ってというか、と。

例えば米国産のドラマとかなら、本当は、日本語吹き替え/元音声+日本語字幕スーパー/元音声+キャプションの中から好きなものを選択したい訳だけど、かといってそれが用意されるまで待ちきれないし、そんなコストは背負いたくないという人もいるだろうし、Closed Caption (のOpen Caption版) だけでもイイからどんどん流してくれる環境が欲しい今日この頃、つーか。

にしても、あれだな、日本の『放送』ではClosed Caption流しちゃいけない、ってーのは、ほんと何とかして欲しいぞ。アホたれめが。え〜と、『通信』ならCCをそのまま流していいんだっけか?

将来のディジタル衛星放送/有線放送も、これは『放送』だからCC流しちゃいけないとかいったら殴るぞ、ほんとに。あ、そうか。「ディジタル」だからClosed Captionもクソもないのか。別データストリームでおっけえさ、てか。:-b

あ〜、なんかすべてが、下らんちゅうか、アホ臭いっちゅうか、停滞だなぁちゅうか。


追伸:あ、そう。昔から思ってたけど、やっぱし今回改めて思い直したこと。

日本でも1社くらいGSMでcellular serviceやる会社があったら面白いのにね。で、そこの携帯電話ならどこ持って行ってもそのまま使えます、とかさ。なんでないんだろ?

まぁ、電波(というか周波数帯?)の使用効率の問題とか、それこそ、通信国家主義的なものとか、色々あるんでしょうけど。


追追伸:にしても…

通信とか航空運輸とかって、思ったよりもグローバル化(?)しそうでしないですね。航空運輸とかって、もっと一気にいっちゃうのかと思ったら、そうもなりそうもないし。通信は全然駄目。放送は論外、かもしんない。

通信とか航空とかにおける主権を堅持したがるような国家は、やっぱし「尾てい骨」なのでしょうか。それともそれが正しい道なのでしょうのか。難しいことは私には分かりません、ちゅうか。

おフランスにいるざ〜ます

別に隠していても、さまざまな筋からは容易に類推可能であろうから、自分で書いてしまうと、今、私は、一身上の都合により、Lyonにおります。まさにこーゆーのを、「一身上の都合」というのだらう(分かる人のみ分かるだろう)。

しかし、ほんとにフランスはフランス語しか通用しねーなー。まったくまいった。

今はこうしてSatolas空港にいる訳ですが、空港行きのリムジンバスの中で初めて英語のアナウンスを聞いて安心する奴、ちゅうか。

今を去ること6年前くらいに、パリ→バルセロナ→ローマ→ロンドンという、いかにも日本人な日本人観光旅行したとき、ま、その当時は、今に較べれば全然英語できなかった(勿論今でもできないが)時でも、あの、ロンドンに着いた時の安心感を再び思い出してしまった、というか。あの、とりあえず空港のアナウンスが何言ってるか分かるという安心感(その割にはタクシーに乗って『ピカデリー・サーカス』と言ったら通じなかったが)。

あ〜、一応、私、第二外国語はフランス語だったんですけどね〜。1年の時にフランス語を落としまくったおかげて、2年の後期は週の2日(火木だったかな)の午前中は全部フランス語の授業で、『理学部フランス語科』とかいって笑ってたんですけどね〜。ほとんど使えないっすね〜。

しかしともあれ、Lyonの人々は、皆々やさしいというか人当たりが良いというか、んで、{Colored,Asian,Japanese}{差別,反感}を感じさせないというかで、良かったのだけれども、それが故に、なおさら、フランス語を全く解さない私めが申し訳ない、ちゅうか。

  • 何だか分からんが街角で突然話し掛けてくれた御婦人の方
  • カフェの隣の席で(後から考えてみれば)「この椅子に私のコートを置いていいか?」と尋ねてきた老紳士の方
  • いきなし『えくすきゅぜもあ、ぷーぶぶむぷらんどるあんふぉと』とかいう(多分彼らにとっては意味不明の言語で :-)話しかけたらちゃんと写真を撮ってくれた善良そうな青年
  • いきなし部屋に電話してきてフランス語でまくしたてるので『じゅぬぱるればふらんせ』と言ったらそいじゃ部屋に行くとかいうので何事かと思ったら私が置き忘れてきた札入れをわざわざ拾って届けてくれたホテルのレストランの親父
  • ついでに、怪しげな寄付だか署名だかを求めてきたので『のん』とだけ言ったら何事か怒鳴っていた若僧(くそったれ :-)

皆様、まことに申し訳ありませんです、ありがとうございました、はい、ちゅうか。

やっぱし、英語とフランス語と韓国語と中国語くらいはできたほうがいいのかな(無理に決まっとる)、とか思う、今日この頃。

マルテ日記力武日記(敬称略失礼)の影響で、若干、言葉づいてる最近の私、ちゅうか。


ところで唐突ですが、誰が何を言おうと、MSN (Microsoft Network)は偉大ですね。何も考えたくないのならば最高の全世界規模プロバイダです。私のようにFreeBSDからMSNに繋ごうとかゆー訳の分からんことをしようとさえしなければ…


さらに唐突ですが、最初フランスに着いたときに、何故に時間が1時間合わんのじゃ(自分で計算しても、200LXのWorld Timeでも1時間早くなる)と、完全に謎だったのですが、マルテ日記から手繰った伊藤さんの日記9月30日の日記を読んで、とりあえず、フランスも今年からそうなったのだ、ということにして自分を納得させたのでした。

あ〜、インターネット/WWW/Web日記の輪は便利だぁ、って、違うか。:-)


原理か可用性か、あるいは、選民思想

とーとつですが、榊原くんから教えて貰ったURLを2つ。

ふむ。


さて、HTMLは難しいか、だ。

難しいかなぁ。まぁ難しいっちゃあ難しいけど、安直っちゃあ安直だよな。

そもそも私めは、プログラムですらlintなんぞは通さない(コンパイル通って動きゃあいい)タイプの人なので、自分のHTMLで書いた文書ごときをlintしようなんてー気は全く起きないっす。タグ付が多少いい加減だろーとなんだろーと知ったこっちゃねー、俺わ、つーか(言ってることが全然違うぞ、勝手な奴 :-)。

というか、

この問題は、そもそもWWWというものをどのように考えるかとゆーか捕らえるかとゆーか位置づけるかによるのだよな、きっと。言わば、果たしてWWW/HTMLごときをそげなstrictなものにする必要があるんだろーか?、ちゅうか。

コンピュータや機械を使っていて厳密さであるとか難しさであるとかを要求されるとき、それは殆どの場合、人間の側に問題があるのではなく、テクノロジーの未熟さを人間に押しつけているが故の代物であることが多い。

だいたい、そもそもHTMLによるtaggingなんつーことを人間に(しかも多くの場合は普通のエディタで)やらせること自体が間違っているのだと思う。

まぁ、その手の(オーサリング+サーバ)環境が作られるより前にこれ程広まってしまったこと自体が意外というか想像を超えるものだった、というが個人的な感想ではあるけれども。


んで、

『バカでも使えるものはバカしか使わない』というのは、久保さんの「WWWノススメ」に出てきた台詞だったような気がするが(今はofflineなので確認できないけど、とりあえずリンクだけは付けておこう)、そーゆー意味では、その筋の技術者/研究者は、HTMLの厳密さの必要性などを叫ぶ暇があるなら、「バカ」(括弧付ですよ、誤解しないでね)に優しいものをとっとと作らんかい、おら、と思う今日この頃。

とはいえ、選民のための選民による選民の先端を目指す人々の存在は勿論大切だし、実際それが新たな領域を切り拓きいてきたのも事実ではある。

自分を、「選民のための選民による選民の先端で突っ走れるだけ突っ走る(から後はよろしく)」という立場に置くのか、それとも、「後のことを考える」という立場に置くのかは、自分自身のあり方としては、難しい選択ですね。

個人的な気持ちとしては、後者指向かなぁ…

という訳で、何の結論もなく、まとまらずに終わる今日の日記であった。:-)


<余談>
ところで、馬鹿に馬鹿な額ふっかけれらて、言われるがままに馬鹿な金を払って馬鹿な頁を作られ、そのまま馬鹿な頁を見せている馬鹿は、やっぱり馬鹿だと思うぞ、ちゅうか。:-)
</余談>

階層構造なるもの

なんか先週の金土は、厚木近辺の道路がどこもグチャ混みで、一体、ありゃ、何だったんだろー? やっぱし、半期末の週末だったりして、どこも忙しいのかなぁ、とか。

ところで、『半期末』なんつー概念は、個人的には、普段もあまり関係なかったりするのだけれども、世の中には、そーゆーのと共に生きてる人も沢山いるのねん、きっと。つーこって、これも、あたため過ぎて発酵してしまったっぽいネタです。何と、本日記初のインライン・イメージ付!、な、「謎の意味」です。 :-)


という訳で、世の中には階層構造というものが存在し、その一構成員となることにより存在している人々が沢山います。例えば、以下の図1において、D0を私、A0をある事項における最終決定者(評価者)とします。

階層構造
図1:階層構造

このような状況において、D0が何らかの決定を仰ぎたい、とする場合、まず、カクカクシカジカの決定を仰いで良いか否かについて、C0の決定を仰ぎます。

もし、C0の判断が「可」となった場合、次は、カクカクシカジカの決定を仰いで良いか否かについて、B0の決定を仰ぎます。

そして更にもし、B0の判断が「可」となった場合、ようやく、カクカクシカジカの決定をA0に仰ぐ、ということになります。

さて、この過程において、C0B0は何をするのでしょうか?

勿論、その「カクカクシカジカ」が自分以下の階層にとって正しいか否かを判断することが第一の作業となるでしょう。また、その「カクカクシカジカ」の中に自分の意見を挿入する、ということも欠かせない作業となります。

上記2点については、それは至極もっともな作業ですが、実はこのもっともな作業以上にウェイトが置かれるのが、「自分より1階層上の判断をシミュレートする」、という作業です。すなわち、例えばC0B0の判断をシミュレートし、なるべく良い結果が出るように「カクカクシカジカ」の内容を改変する(あるいはB0に余計な手間を取らせないように/不快感を与えないように「カクカクシカジカ」の提出そのものを取り止める)、という作業です。そして同様の作業を、B0A0を想定して行なう、という次第です。

基本的にこれらの過程において、各要素は勿論何ら悪意はなく、極めて真面目に、そして(個々の作業自体は)比較的効率良く、これらの作業を遂行します。

果たしてここに、何の問題があるというのでしょうか?


更に話は、これだけでは終わりません。

いわゆる日本的社会においては、「決定」というものは決定権者のみにおいて為されるものではありません。例えば、図1において、A0が決定権者である場合、その「決定」というものは、たいてい、A0を長とし、B0, B1, B2, …というメンバーから構成される会議によって為されます。

そしてそれは、B0の決定段階に置いても同様であり、C0, C1, C2, …から構成される会議が存在します。

なぜ、(例えば)D0から上がってきた事項に対してB1B2や、C1C2の意見が問われるのでしょうか? 恐らくそれは、客観的判断や階層構造のバランス(B-treeか、って、違うか :-)のためでしょう。

ここにおいても、基本的にこれらの方式は、悪意によって存在するものではなく、(恐らくは過去の)試行錯誤や真剣な議論の結果、これらの構造が構成されたのでしょう。

果たしてそこに、いったい、何の問題があるというのでしょうか?


いや、何も問題がないからこそこのような構造が維持されているのであり、その構造を破壊しようとすることこそが問題なのです。


な、問題なのですが、が、問題なのですね、まる。

落ち込む季節

とか言って、昨日は結局putしなかったなぁ。よし、今日こそ。:-)

さて、とーとつですが、私は基本的に、夏の人、なもので、昔から、冬というか晩春になると、めっきし落ち込んで欝欝したものでした。

だいたい、10月の末から11月の前半くらいがその時期だ、とゆーように自分自身では認識してたのですが、どーやらここ最近は9月にそれが来てるよーな気もします。

とゆーことで、でんでんやる気が湧かない今日この頃なのだな、ちゅうか。

しかし何だ。やる気があろうとなかろうと、日々のみは過ぎて行く、というのは不思議ですね。

何言ってんだか意味不明ですが、まぁ、落ち込む季節の戯言、ということで御勘弁ください。


しかし、「御勘弁ください」とゆーのも不思議な言い方だなぁ。実際、この日記は、読者、というものを想定して書かれているんだろうか?

こないだも、とある人と話していた時に言ったのだけれども、私は、この日記が誰に読まれているかとか、何件アクセスがあるかとか、全く興味ないっす。(極々初期の頃を除いて)アクセスログとか調べたことないし、調べる気もしない、ちゅうか。

変な言い方だけど、この日記を読んで一番おもしろいのは自分だと思う。

おもしろい、といっても、「わはははは」とか「ふんふん」とかゆーのではなく、何ちゅうか、「あー、こん時ゃこんなこと{してた|考えてた|思ってた}のかぁ」的な楽しみ方、ちゅうか。


とゆーよーな言い訳をもってして、最近冴えない日記と落ち込む季節を克服せんとする私であった。10月になると変わるかなぁ、変わらんだろうなぁ、まる。:-b

草の根ファシズム

いや、どうやら金曜日中に何とかなったよーです。よし、これ書いたら、一週間分の日記を一気にputしよう。

<脱線>
いつだったか誰かが日記で「『getする』って言い方は大嫌い」とゆーよーなことを書いてたけど、実はftpな日本人は昔から『getする』って言ってたよなぁ(あ、俺だけ?)。でもやっぱ、この『getする』と巷の『getする』は別の言葉だったんだろうなぁ。:-)
</脱線>

ということで、解散ですな。社民党は村山さんと土井さんの2人党首ですか。馬鹿ですなぁ。救いようがないですなぁ。ま、これでよーやく社会党も消えて無くなりそうですので(あ、「日本社会党」はもう無いのか)、まずわ、メデタイことです。:-b

ということで、選挙ですな。そーいえば、現在の公職選挙法ではパソコン通信やインターネットを用いた政治活動というものが想定されていないため、それらの活動は選挙違反になる恐れあり云々かんぬん、という問題は解決したんでしたっけか? 立候補者や政党の『ホームページ』は選挙期間中は閉鎖されるんだろーか? とか。アホですなぁ。

ということで、相変わらず脈絡不明ですが、NAVI 11月号の浅田彰氏/田中康夫氏の対談シリーズ『間違いだらけのニッポン』(p.p.148〜)の中のお言葉、「国民国家はなかなか安楽死してくれそうにもない」「"草の根ファシズム"がやってくる」、いいですな〜。

あ、別に、ファシズムがいいとか言ってるんじゃないですよ。でも、"草の根ファシズム", この言葉の響きが良いです。

つまりは、問題が個人のレベルまで降りてくることが可能になり得る環境になった、というか、降りてきたような/それが可能なような/組織や国家が不要であるような幻想を抱かせるまでになった、というか。

そんな響きが良いです。でも、それは幻想か、幻想でないとしたら水平線にポツンと見えるマストのようなものなのだろーけど。


あ、「中間半分ごっそり要らない」は、ある意味では明らかに事実っす(実際は半分以上じゃねーの? :-)。この件も書こう書こうと思いつつも書けずにいたのだけれども、xpaintインストールしたので、もう大丈夫、つーか(謎)。

# その謎の意味は2日後に明らかに! (多分 :-)。