1996年の記事一覧

帰国

朝8時チェックアウトで帰途につく。

ニノイ・アキノ空港で一旦乗り継ぎ。

しかし何だね。ニノイ・アキノ空港から成田の第2ターミナルに着くと(そんで高速に乗って帰ると)、「日本もなかなかだなぁ」とか思ってしまう。

これが、チャンギ辺り発、第1ターミナル着、だと、「なんて貧しい国だ」とかいってどっぷし落ち込むんだから、ま、現金なもんだね。

で、車を回収して、家へと帰る。

途中、横浜新道では「7月31日から200円」とか書いてあって、怒りが再発してしまう。しかし、マジにあれで、旧:2車線時代より、新:3車線だけど料金所付、の方が渋滞が酷くなったらどーすんだろーか。ほんとに大丈夫なんだろーなー、おい。めざせ暴動、ちゅうか。


つー訳で、夏休み(第一段)も終わりました。第二段はあるんだろーかー(;o;)。

ということで、質問。国番号63とはどこでしょう?

はい、答えは、フィリピンです。

フィリピンと言えば、本当はもうamanpuloっきゃないのだろーけど、今回は、予算と嗜好性の違いの問題によりamanpuloは断念(そのうち一回はamanに行ってやるぞ、きしょうめ)。結局、行き先はマクタン島(日本ではいわゆる「セブ」と見なされてしまう所)でした。

さて、メールは何通溜まってるんだろーかー。しくしく。

ドメスティック

ぼぉ〜っとできるのも今日が最後だぁ。しくしく。

ところで日本の話題といえばウインブルドン。伊達公子さんですね。

前に書いたように、こっちでもNHKが見られるので、恐らくは日本が盛り上がってるだろーことは想像がつく。あ、試合自体は、こっちではStar Sportsでの中継を観ています。

さてここで話題が変わる。

この国際衛星放送版のNHKを観ていると、ウインブルドンとかサッカーワールドカップとかオリンピックの画面になると、

「放映権の都合で映像はご覧いただけません。ご了承ください。」

という字幕が入って、まるで国会証人喚問のような静止画になる。

これは昔アメリカで観ていたときのNHKもそうだし、フジテレビも同様だったよーな。要するに、日本のテレビ局が放映権を買うときは、日本国内のみの放送ということで購入するため、海外向けの放送ではカットしなければならない、ちゅうことなのだろう(しかし何故音声部分は放送して良いのかは謎だ)。

所詮、日本のテレビの思想とか行為とかの限界はこの程度なんだね。

当然のことながら、Star Sports (Star Channel)とかESPNとかCNNとかは、全世界あるいはそれに近い範囲を対象とした放映権を買ってるんだろーなー。その割には、金持ち日本国のドメスティックな放映権の方が高い金ふんだくられてたりすると大笑いだけど。

話は大幅に逸れるが、私ゃ、こことかグアムとかサイパンとかシンガポールとかマレーシアとか行くたんびに、「日本人もよくこんなとこまで戦争しに来た|こんなとこで戦争したなぁ」とか「日本人もよくこんなとこまで商売しに来てる|こんなとこで商売してるなぁ」とか思うのだけれども、これも上と同じくドメスティックな思考に染まりきってしまったが故の発想なんだろーかねー(別に、大東亜共栄圏がインターナショナルな思想だとは思ってないけど)。


ついでなんで「考えさせられること」第二段も書いてしまおう。

という訳で、ここのホテルのTVチャネル表。

2 – Community Channel
4 – Discovery Channel
5 – TNT & Cartoon Network
6 – Filipino Movies
8 – HBO Movies
10 – ESPN
12 – CNN
14 – ABS-CBN
15 – Sky Movies
16 – GMa 7
17 – RPN 9
18 – ABC 21
19 – BBC
20 – PTV 11
21 – CNBC Asia
22 – Asia Bus. News
23 – CCTV
24 – NHK
25 – Star Chinese
26 – Australian Television
27 – Star Sports
28 – Star Plus
29 – French
30 – Channel V
31 – MTV Asia
32 – SBN 6
34 – I Channel
36 – Videoke

まぁ、何ですな。これが世界なのですかね。

日本でも普段からこんだけのものが観れたら楽しいだろーなー。もっと言うと、例えばMTVとかは、MTV (USオリジナル版), MTV Asia, MTV Japanが3つとも観れたら文句なし、ちゅうか。

という訳で、唐突な結論ですが、実は日本の問題は、番組(ソフト)ではなくてネットワークなのだ。

テレビ朝日にStar Channelのマードック氏が資本参入したときにも、番組(ソフト)が何とかかんとかとかマスコミでは言ってましたが(しかし、日本のマスコミは、なんであんなにヒステリックな反応に出るんだろーかねー、ま、分からんでもないが :-b)、問題はネットワークなのですね。

例えばここの25のStar Chineseとかでは、バラエティ(ねるとん)とかドラマ(高橋克典と何とかが出てる奴)とかアニメ(キテレツや何とかの剣)とかの日本の番組の広東語(かな?)吹き替え番組が繰り返し流れていたりして、実は、日本はソフト大国なのであって、問題はそれを流通(?)させるネットワークが欠落しているのが問題なのですね。

しかし、視聴者側にしてみれば、この問題の解決は(多分、実は)簡単で、パラボラをおっ立てれば良いだけ。それを疎外しているのは、下らん法律と住宅事情、か。

逆に提供者側にしてみれば、この問題は結構大変なのかもしんない。法律が変われば一発、って訳でもないような気がする。

そんな訳で、(何せ200LXで書いてるんで :-)うまく筆が進まない、とゆーか、これが限界っすけど、取り敢えず、「結構考えさせられること」について書いておきましたん。

んじゃ、明日はもう帰るよ〜ん。

6日目

今日も特に何事もなし。

あと(正味) 2日ってとこで、よーやく耳が抜けるようになった。もー、今頃ぉ、ちゅうか。

食事は、いい加減、味に飽きてきたかなぁ。まずくはないんだけど。

つー訳で、特にネタもないので、適当に終わろう。

んじゃ。

5日目

と、何事もなく過ぎていく日々、っちゅうか。

結局、今日は、シュノーケリングは一度もせず。ただただ一日、ぼぉーっと寝てただけ、ちゅうか。

そんなこんなで、今日はなぁんにもなしですね、まる。

貧富

てな訳で、いんちきガイドは、まぁ、そこそこのインチキ度だった、つーわけで、ま、あんなもんでせうか。しかし隣にいた日本人カップルは、あれはどうみても、正式ガイドに1人6000円払って来てたよーに見えるけれど、結局同じとこに来て同じよーなことしてるんじゃ、まぁ、どーしよーもねーなー、つーか。

しかし、あーやって金持ち日本人から得た例えばP200.00とかって、彼らにしてみたらどの程度の価値のお金になんだろーかねー。

んで、夜は市内まで行ってシーフード。市内ではかなり上のランクのレストランになるそうな。来ているのは、お金持ちの現地人とか、そしてやはし日本人「市内観光」組。

確かにウェイトレスのお姉さん達は、皆、結構きれいでスタイルもよし。噂によると、ここで働けることは、彼女らにとっては「名誉」なことだそうな。店内のみ、同じ市内でも、行く途中に車から見た風景とは全然違う。

貧富っつーのは存在するんだなぁ(当たり前)、とか、そーゆー一日であった、まる。


後記:
後で現地ガイドの人に聞くには、大体、一家族で月にP2000.00もあれば生活できる、とのこと。基本的には、干潮時に海に歩いて行って、魚だの貝だの雲丹だのを拾ってきて食べりゃあいいのだから、なきゃないでも何とでもなる、と。ふ〜む。

Euro 96

今日もホテルビーチで、グテっとしている。なにごともなし。

今日はESPNでEuro 96の決勝を観る。榊原くんが「決勝もPKじゃないのかなー」とか言ってたのを思い出して、おお、その通りの展開かっ! と思ってたら、劇的ごぉぉぉる。キーパー、悔しいだろーなー、あれわ。

てな訳で、明日は、非公式いんちきガイドの口車に乗って無人島行きー、つーか。

んじゃ。

秀吉

はい、今日、はじめてビーチに出ました。透明度は、まぁ、こんなもんでせう。ホテル前のハウスリーフは、例によって体験ダイビング用に餌付けしてあるとこのみ、うじゃうじゃと魚がいます。ま、こんなもんでしょ。

私ゃスクーバはしなくて、シュノーケリング・オンリーなのだけれども、うー、耳がぜんぜん抜けん。特に右耳。どーしたんだろー。あー、どーしてくれよう。

ホテルの現地料理は、結構口に合うなぁ。日本人向きかもしれん。つーか、占領時代のなごりで味が似てるのかもしれん。それともアジア海洋国共通の味付けであらうか。

んで、部屋に戻ってテレビを付けてみると、おお、何とNHKがあるじゃねーか。これが例の、法律(何のだ?)改正により可能になったNHKの国際放送っつー奴だな。異国で見る「秀吉」は、なかなか良いものである。しかし残念ながら「新・電子立国日本の自叙伝」(で良かったっけか?)は、やっておらず。突然「N響アワー」が始まったりして、けっこう謎な番組構成である。

しかし更に謎なのは、この衛星でやってるNHKは、番組終了後に、

「これはNHKの素材伝送用で一般の視聴を目的とした放送ではありません。」

という字幕と共にテストパタンを流し始めるのだけれども、この「一般の視聴を目的としていない」という言葉が、単にそのテストパタンに掛かるのか、この放送全体に掛かる(すなわちこのホテルに流されている放送は「覗き見」な)のかが良く分からん。まぁ、どのみち観られるんだから関係ないやー、つーか。

このNHKを観て、そいからここの(衛星放送)チャンネルの構成を見て、結構考えさせられることが色々とある。うーむ、これについては、後でゆっくりと書こう。

てな訳で、これから一週間、このペースでいくぜー、まる。

お先に夏休み(第一段)

つー訳で、結局寝ないでそのまま朝5時出発。まず最初に郵便局に寄って、10日遅れでInteropの原稿を投函する。まったくもって、いつもいつもご迷惑をおかけしてしまって大変申し訳ないっす(_o_)。

なんかもー最近は、「締切driven」どころか、「これ以上はもうどーにもならない状況driven」化してるからなぁ。今に痛い目にあうぞ、って、痛い目にももうあってるけど性根が改まらんなぁ。いや、すみませんっす>痛い目の被害にあわれた方々(_o_)。

てな訳で郵便局から高速に乗って、一路、成田へ。いや、やっぱし、車はイイっす。

車はイイはともかく、こんな朝っぱらだとゆーのに、何やら車が多い。しかも、何か感覚が変。湾岸幕張PAで車から降りたら、人の雰囲気がますます変。

しばし考えても何かは判らずだけど、突然、はっと気付いた。「あ、こりゃ、ゴルフに行く連中なんだ、きっと」。老若男女、なんか服の感じとか、身の回りの空気が変なんだよなー、こいつら。っちゅうのわ偏見でしょーか? ちゅうか。

んで、そんな奴らは放っておいて、成田到着。5150円払って、車を預ける。ま、安いとはいえないけど、適正な値段ではあるでしょう(だから、おい、そこの羽田空港、って、しつこい)。まぁ、これも、決して成田空港がエライんじゃなくて、単なる民間経営の競争原理によるもんなんだけど。

ともあれ、私の車はこれで半年ぶりに洗車されます(ここ2年間、私の車は成田でしか洗車されていない。なんて可哀想な奴 ;o;)。

2年といえば、第2ターミナルも2年ぶりだなぁ。乗るのは2年半ぶりだ。

んで、まぁ、何だかんだそんなこんなして、夜には目的地に到着。これから一週間、土曜日まではここです。モントリオールではありません。:-)

ということで、質問。私はどこにいるでしょう?

はい、答えは、国番号63です。一足お先に夏休み第一段でーす。

んじゃ。:-)

姿

ということで、今日は、花押と朱印。

なんか、別世界、って感じだなぁ。

今日も書けることは特にないのだけれども、あ〜、何だ、道程は遠いぞ。

最後の1%を突き詰めることもそりゃ重要だろうけど、まだ試みてみることは幾らでもあるんだなぁ、そりゃ商売にはならんけど。

しかしそうか、紙、筆の勢い、その他諸々。それはやっぱし大事だよな。でも実物を出してくるとわ。おそるべし。

デジタルメディアなんつーのは、やっぱし、ほんの些細な道具だよね。

などと全く意味不明の日記である今日この頃であった、まる。

広島

んで、戻ってきました。つー訳で広島のまとめ。

■Ted Nelsonは相変わらずTed Nelsonだなぁ。しかしあんな例を出しちゃったら話が後退して聞こえるぞ。ひょっとして、SFCに行くまで<IMG SRC=…>知らなかったんじゃねーだろーなー。:-)

■しかしTed NelsonはいつからSFCの人になったんでせう。ひょっとして喧嘩別れ? とかそこここで囁やかれる広島の夕べ、ちゅうか(無根拠な憶測 -_-;)。

■にしても、Multimediaと「マルチメディア」は全然別物であるのだよなぁ。

■結局のところ、やはり気合と根性と基礎体力である。どれもない私はいったい… (;o;)

■噂は確認されました。本当だったのか。しかし「次」は分からず。

■バンケットの最中、思いもかけず、ひと仕事あったことが再確認されてしまった。う〜、しまった、忘れてた… ま、何とかなるべ、と言いつつ、本当に何とかなるんだろーか。どひ〜。

■最終日からエキジビジョンもスタート。CMU恐るべし。あ〜、Invited Talk聴けばよかったあ〜。

■エキジビジョンは一般公開(会議の参加者以外にも公開されている)だったのだけれども、あのなかに何人かはいるだろう『頭の良い子供達』のためには、あの手のデモを見せるよりも、発表で使われたようなデモ用のビデオを観て貰ったほうが良いよーな気がする。10000人中の3人について考えることは重要であるのでわないだろーか。

■などと言いつつ空港着。私が乗る一個前の便が2時間半遅れているらしく、空港の雰囲気が荒れている。

■んで、羽田着。あ〜、車で帰りたい、ったく。サムソナイトをゴロゴロと転がしながら電車を乗り継ぐ。しかし、段差は多いわ階段は階段しかないわ、ほんとに「優しく」ないとこだ、ここは。

■帰りの相鉄線の中で夏生さんにそっくりな人を目撃。でも黒くなかったんで別人だろうと結論付ける。だいたいそっくりも何も、私ゃ一回しか会ったことないんで、ほんとにそっくりどーかも分からんのが実体だったりしち。:-)

■まこちゃん、メールありがとお。

つー訳で竹中さんの真似して■を使ってみました。竹中さんっぽく見えるかと思いきや、そうも見えないのねん。