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1995年05月07日から2003年03月30日まで,RIMNETをホストとして,Alternative Toshi TAKADA | Intermittent Diary ― とぎれとぎれの日記帳… として書かれていたもの

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自由と権利という手の平の上で

悲しいことに転地療養は既に終わっているのであった。

帰ってきてみれば、TVで当たり前のように「ネオコン」などという単語が飛び交っている。で、その、「ネオコン」つーのはゼネコンやマリコンの親戚みたいなものですか? とか言ってる場合ではない。こんな単語、ちょっと前までは電波系単語扱いだったよーな気もしないでもないが、まぁ、日本のTVも空気を読む能力くらいには長けているのであろう。

# いい大人のくせに全く空気読めない奴、というのも居たしなぁ>木曜日の会(独り言だよ :-b)。

療養先では、懸案だった『暗号化』,『CODE』,『コモンズ』等含めて8冊ほど読んだが、その筋関係の本は何故か持って行かなかった(強いて言えば『民族とは何か』程度か)。
『CODE』・『コモンズ』は、やっぱ、「なげーよ。」としか言い様がないので、かなり斜め読みだけど。

で、斜め読みしたものについてこんなこと言っていいのかどうか分からんが、以下、感じたこと。

『コモンズ』でレッシグ氏は、所有権強化の動きが技術革新の妨げとなること、そしてそれは法理論的にも合衆国憲法(の精神)に反するという意味で間違っていることを示した。後者の議論について少なからず私が感じたのは、「合衆国憲法」あるいは「建国の精神」への過度な依拠であり、それらの無謬性への信仰である。

レッシグ氏は彼の地の法学者であり、アメリカ合衆国とはそもそもそういう国だ。それを悪いと言うつもりはない。しかし、いわゆる新保守主義が依拠するものの一つもまた、同じ「建国の精神」や「合衆国憲法」の無謬性への信仰だ。

レッシグと新保守主義のベクトルはまるで違うように見えるが、ある断面においては通底している。一方で「Creative Commons イイ!」と言い、もう一方で「ラムは悪人面」と言うのは勝手だが(間違っては無いし :-)、ある意味、同じ手の平の上で踊らされていることは自覚していなければならないだろう。

なんつーことを、憲法の1条1節も改正できない国の人間にゃあ言われたくないだろーな。レッシグ氏もネオコンも。

転地療養中

花粉を逃れて、兼、安全を求めて、イスラム国家に転地療養中。極めて好調。溶けるくらい寝て、溶けるくらい本を読む。

往きはKL経由のMH便。国際線の777乗ったの初めてかも。結構快適(寝てたけど :-)。

それから、Kuala Lumpur International Airport (KLIA), ありゃスゴいや。黒川紀章建築都市設計事務所設計。爆走するAerotrainに較べたら、成田のシャトルは子供の玩具だ。

ホテルはCasa Del Mar, Langkawi. ホテルとしてはかなり良いと思う。設備はそこそこだが、運営はかなり真っ当。Diningは相当に旨い。Staffも良い。もちろん問題もあるのだが(Guest Serviceとか、GMとか :-)。あまり日本では情報が無いと思われるホテルなので(インターネット上の個人ページが幾つかある程度。こことかこことか)、後で特集頁でも作るかな。しかし、ということは、写真とか撮らないといかんのか…

部屋のTVにはCNN (International, Asian edition)が映る。CNN, かなり変だな。戦争支持が7.5,戦争反対が2.5くらいの配分に見えるが、どちらも「ポーズ」のように見える。どっちを打ち出すにしても及び腰、みたいな。彼らなりの葛藤があるやもしれん。

毎日部屋に届けられる新聞はNew Straits Times.その特集名は、"Invasion Of Iraq". ま、それはそうであろう。じゅうぶん理解(共感)し得る。

あと2日。このまま溶けたい、ちゅうか。

SPA

一昨日から温泉、もとい、研究会

会場の「天成園」って、どこかと思ったら、大名行列の出発地点のところだったのか。行ってみると、確かに往時は… というホテルであった。ま、温泉はgoodで自分の身体にも合うタイプみたいなので佳し、である。

SPAに来るのは、1999以来。今年は1999のようなJava Java・VM VMな感じもなく(意味不明だが分かる人には自明)、それなりに、いい感じである。

自分の発表もそれなりに質疑が盛り上がったのでよしとしよう。本当は、当日までにもうちょっと結果を出してく予定だったんだけどなぁ… こんなことではいかん。

あと、ひとつ「研究紹介(どれとは言わない)」を聴いていたら、あまりの既視感というか今更感にビックリしてしまい、この今更感は一体何なのだということの多少混乱している私も居りましたが、この件はしばし凍結。

という訳で、明日からは花粉症の転地療養(笑)だ。

わたしの名前は〓田です。

という訳で、昨日の続きで、文字話。まぁ、そんなに書くことがある訳ではないけど。

芎(キュウ)」の字は、最初、コードポイントも何も判らなかったので、Googleで検索対象言語を「中国語(繁体)」にして、キーワードに『辛夷 川』とか突っ込んだりしてみる。結局それで、あっさりと見つかる。こんなことにも使えるのか、Googleは。やっぱ驚異だ。

で、あとは見つけた字をMeadow with Mule-UCSにcopy&pasteして、おしまい。と思ったら、一旦utf-8でセーブしたのを再度Meadowで読み込むと、芎の字が内部的にはJIS X 0213な文字になってしまい、そうなると二度とutf-8ではセーブできない。セーブできない方に置き換えんなよ… とか思いつつ、仕方ないので、も一度Googleって、ここら辺を参考にMeadowの設定を変える。今度は無事、セーブ完了。あとはほんとに問題なし。

いや、これを望んでいたんだよな、私は。自分はそこまで到達できなかったけど。一体これが前進じゃなくて、何だと言うのだろうか(終着点でもないけど)。

ただし、これが可能になるということは、当然こーゆーことも出来るということだ。つまり、

わたしの名前は髙田です。

だ(上の表示が意味を為さない場合は、こちらを参照)。ここでも一つ、パンドラの箱が開く。

「JISが何を決めようが、近い将来、誰もがそうすることが可能になり、可能ならばそれは行われる。そのとき何が起きるのか、どう対処すべきなのか、前もって考えるべきではないか」というのが、この時言いたかったことだったのだが、あの時はそれをきちんと言語化して説明出来なかった。だからおっさんに言い負け、書き起こし原稿にも載っていない。無念。

実際にはMeadowなんてオタクな道具は要らない。Windows 2000の「メモ帳」があれば出来る。IMEがサポートしたらそれで終わり。誰かがそんな入力補助ページを作って公開してもOK.

我々は又しても、真摯と些末の迷宮をさ迷っている内に、突然、「開かれた社会」に直面するのだ。

さて、貴方ならどれを選びますか?

  1. わたしの名前は高田です。
  2. わたしの名前は髙田です。
  3. わたしの名前は〓田です。

おくすり(野望達成編)

2003年版リンク付きテーブル、ここに完成。(参考: 2002年版, 2001年版)

そして、ついに今年、野望が達成される!!!

といっても、花粉症が直った訳ではない。:-)

「葛根湯加川芎辛夷(カッコントウカセンキュウシンイ)」の「芎(キュウ)」の字をHTMLで表記することを、ようやく実現。ちなみに、この文字に関する各種コードポイント情報等は、こちら

という訳で、生まれて初めてpublishしたUTF-8 encoded HTMLファイルである。ま、私にも多少の問題解決能力があったということだ。10年かかったけど。:-)

ついでなので表の形式を変えて、あと今年からはCAMも入れとこう。CAMといっても、懐かしのThe Chemical Abstract Machineではなく、"Complementary and Alternative Medicine." CAMの解説はNIHThe National Center for Complementary and Alternative Medicine (NCCAM)の頁にリンク。アメリカ合衆国とはこーゆーときにこそ利用すべきものだな、うん。

それでは、どうぞ。(ちなみに文字話は明日に続く。)

使用期間 内服 外用
2003 アレグラ
(アベンティス)
塩酸フェキソフェナジン 朝食後 アルロイヤーネーザル
(大正薬品)
プロピオン酸ベクロメタゾン 点鼻
レミカットカプセル
(興和)
フマル酸エメダスチン 就寝前 リボスチン点眼液0.025%
(ヤンセン)
塩酸レボカバスチン 点眼
甜茶 CAM
Grape Seed extract 95% proanthocyanidins CAM
2002 アレグラ
(アベンティス)
塩酸フェキソフェナジン 朝食後 アルロイヤーネーザル
(大正薬品)
プロピオン酸ベクロメタゾン 点鼻
レミカットカプセル
(興和)
フマル酸エメダスチン 就寝前 インタール
(藤沢)
クロモグリク酸ナトリウム 点眼
セレスタミン
(シェリングプラウ)
マレイン酸クロルフェニラミン
ベタメタゾン
頓服
2001(後半) アレグラ
(アベンティス)
塩酸フェキソフェナジン 朝食後 フルナーゼ
(グラクソ)
プロピオン酸フルチカゾン 点鼻
レミカットカプセル
(興和)
フマル酸エメダスチン 就寝前 インタール
(藤沢)
クロモグリク酸ナトリウム 点眼
セレスタミン
(シェリングプラウ)
マレイン酸クロルフェニラミン
ベタメタゾン
頓服
2001(前半) アレグラ
(アベンティス)
塩酸フェキソフェナジン 朝夕食後 フルナーゼ
(グラクソ)
プロピオン酸フルチカゾン 点鼻
インタール
(藤沢)
クロモグリク酸ナトリウム 点眼
1999〜2000 アレジオン
(ベーリンガー=三共)
塩酸エピナスチン ノスラン
(科研)
クロモグリク酸ナトリウム 点鼻
ゼスラン
(旭化成)
メキタジン インタール
(藤沢)
クロモグリク酸ナトリウム 点眼
漢方2番
(ツムラ)
葛根湯加川芎辛夷(注2)
1998 アゼプチン
(エーザイ)
塩酸アゼラスチン インタール
(藤沢)
クロモグリク酸ナトリウム 点鼻
点眼
1996〜1997 ベコナーゼ
(グラクソ)
プロピオン酸ベクロメタゾン 点鼻
インタール
(藤沢)
クロモグリク酸ナトリウム 点眼
〜1993, 1995
(注3)
アゼプチン
(エーザイ)
塩酸アゼラスチン インタール
(藤沢)
クロモグリク酸ナトリウム 点鼻
点眼

注1: リンク先は「おくすり110番」の「ハイパー薬事典」のもの

注2: 「葛根湯加川」の次に草冠に『弓』という字が表示されたら、大成功。

注3: 初期の頃の記憶はかなり怪しい。トリルダン(HMR=塩野義)/テルフェナジンを内服してた時期もあった気がするけど、よく覚えていない。

岩波Wnn辞書(informational)

新しくマシンを幾つか立ち上げ。5.0は流石にまだ怖いので、4.7をインストール。用途は専用目的処理系なので、いつものようにFreeWnnをインストール。私は、文房具用途マシンはWnn6で(そろそろWnn7も買うか)、そうではない作業系・サーバ系はFreeWnnな人です。

で、ここまではいつもの作業だったんだけど、ふと、「FreeWnnってWnn4.2だよね」ということに思い至る。たまたま職場にある最後のSunOS 4.1.4マシンがそろそろ引退間近だという状況も合わせて、FreeWnnで岩波Wnn辞書が動くかどうか試してみたくなる。Googleっても報告は無さそうだし。

よし、ちゃれ〜んじ! :-)

ごそごそとコピー。wnntouch しなきゃいけないとか、hinsi.dat が拡張されてるのでそれもコピーしなきゃいけないとか、完全に忘却の彼方。だが、なんやかやとしてたら、結局ちゃんと動いた。ということで、ご報告。

Wnn4.2用 岩波Wnn辞書FreeBSD 4.7上のFreeWnn-1.1.1 (a018)でも使用可能であることを確認しました。

とはいえ、岩波Wnn辞書はライセンスを買ったものであり、多分、この使い方は違反だろう。当時のLicense Agreementなぞ今更発掘できる訳もなく、多分、としか言い様がないのだが…

したがって、何事も無かったように、pubdic+ + 私家版pubdic+補遺 (pubdic+-sup-1.14)に戻る私であった。

で、例によって、やっぱこの手の旬が過ぎたものは共有地に放出して欲しいよなぁ〜、とか思ったのだが、よくよく考えてみると今回の「岩波Wnn辞書」の場合は、陳腐化したのは内容ではなく使用環境であり、かつ、それ自体がsource dataである、という点でその議論を適用し難いケースであることに気付く。うーん、微妙だよな…

などという話は『コモンズ』でも読めば多少思考が進むのだろうか。ああ、まだ『CODE』さえも読んでないというのに…

という訳で、以上はinformationalな目的のために公表する文書であります。うふ。

総合格闘技戦

昨日・今日とインタラクション2003。ほんと人が多い。参加者数400人超、だとか。このご時世に、大したもんだ。会場立地の良さもあるのだろうけど、所謂「勝ち組」なのかねぇ。

盛況なのは確かだが、一方(それ故?)、一種のピークアウト感というか、バブル感も強い。世間的にも、「イマイチ」「ビミョー」「浅い」等の声がチラホラ。このイマイチ感は一体何なのだろうかと、つらつら考えてみる。

インタラクションは、学際的、あるいは、総合技術的な分野である。つまり、本来てんで異なるバックボーンを持った人々(研究)がそれぞれの仕事を持ち込む場である。そして、WISSとかインタラクションは、それらの異なる分野を繋ぐ共通言語として、ある種の『見た目』を積極的・消極的に選択した場なのではないか。もし、『見た目』と言ってしまっては身も蓋もない、というのであれば、『sample implementationの鮮やかさ』、と言い換えても良いだろう。つまりは、ソフトウェア and/or ハードウェアの確乎たる実装技術であり、システムデザインのセンスである。

共通言語が『見た目』であることに不満な人、あるいは、共通言語を越えて踏み込まないことに不満な人は、「浅い」と言うのだろう。

また最近の発表には、本来ならば存在して然るべきバックボーン無しに、過去の発表にある『見た目』(の派手さ・奇抜さ)だけを目指して(模倣して)いる研究が多々あるように見えた。それを嗅ぎ取った人は、「イマイチ」「ビミョー」と言うのだろう。

『見た目』を共通言語とすることの是非は、この際、どうでもいい。不満なら、より良いものがあると思うのなら、そういう場を新たに作れば良いだけだ。

では、『見た目』を共通言語とすることが成功しているのかというと、これは、一応成功した、と言って良いのではないか。ただしこれは、現在、かなり危うくなっている。例えば日立デザイン本部的な発表や、例えば多摩美的な発表に対しては、諸刃の剣であろう。

有効な共通言語の確立は、総合格闘技のルール設定と同様、最適解などは見つからないという意味でも、常に進化し続けるものだという意味でも、永遠の課題だ。

さてここで自問す。「お前のバックボーンは何か?」


ということで、去年のWISSのときに感じたモヤモヤ(非公開ドキュメント云々)も含めて、言語化してみました。

実はこの「総合格闘技戦」の譬えが出たのは、木曜日の会議後、白井くんらと飲みに行った席での話だった。暦本さんは猪木だ、とか。外連(けれん)の部分だけに目を奪われていては間違う、みたいな。

ついでにメモ代わりに買いておくと、このとき行ったお店は、ホイリゲ古瀬戸。何のあても無く、ふらっと歩いてふらっと入ったにしては、かなり正解。ワインも料理も、まあまあ(←誉めている)。座ったのはまさにこのこのページの写真にあるテーブルで、ど真ん中の柱(?)が邪魔だったんだけど、でもこの陶柱、8人掛のテーブルが団体でも相席でも(柱のせいで相席感が少ない)有効に使えるという意味で、店にとっては賢い仕組みなのかも。さて、果たしてこの陶柱は、『鮮やか』だろうか?

J


J. MASCIS + THE FOG
Free So Free Tour 2003
新宿リキッドルーム
2003年2月25日(火)

最短タイトル記録(笑)。

今日はエレベーターで7階まで。それにしても、Billy CorganとJ Mascis.多かれ少なかれの原罪(というより業か)をKurt Cobainに持って行って貰ったと言われている(かどうかは知らない) 2人を、続けて観ようとは。

前座は、田淵ひさ子入りの「bloodthirsty butchers」。Manicsのときの「くるり+アヒト・イナザワ」に続いて、元NUMBER GIRLメンバーを順番に観るツアー状態。んで、何ちゅうか、田淵ひさ子の右前腕の動き萌え。よく分からんけど、いいんだよなー、なんか。

一旦休憩。

外でCD売ってて、買うとサインくれるとか言ってたので大大大期待して見に行ったら、こっちのサインだった。『90年代のダメ・アイコン、伝説の一筆書き「J」サイン』(© 一瀬くん)が貰えるんだったら、CDダブろうが何だろうが買ったのに、無念…

今日はフロアの隅の方で観る。Freak SceneThe Wagon で、暴れまくる前方の客を、微笑ましく見る私、みたいな。しかし、Freak Scene で燥いでるお前、お前は一体、何才なんだ?(笑)

+ the Fogの曲とDinosaurの曲を、交互に演ってるような印象。やっぱ、一回終わってしまった人、というのは正しいのだろうか、爆音は爆音なんだけど、何やら、ほのぼの感が漂う。

ドラムは良いドラマーなんだろうけど、ちょっと違うかも。っていうか、一度でいいから、Jがドラム叩いて、Jがギター弾いて、Jが唄うライブを観てみたい。嗚呼、観てみたい。< それは無理(笑)

ライブとしては、まぁまぁ、かな。今年1Qの予定は(多分)この日で終了。さて、次は誰だろう…


Set List ("Thumb.net BBS",投稿No.498辺りから引用)

  1. The Lung
  2. Freedom
  3. Out There
  4. Tell The Truth
  5. If Thats How Its Gotta Be
  6. Little Fury Things
  7. Set Us Free
  8. Sameday
  9. Ammaring
  10. Just Like Heaven
  11. Repulsion
  12. Get Me
  13. Everybody Lets Me Down
  14. Freak Scene
  15. Sludgefeast

[Encore]

  1. Thumb
  2. The Wagon

インターネットは何を掬うか?

夕方、taro-chanと密談。いくら現在把握読者数1桁台の日記 :-) とはいえ、密談の内容は、ここには書けない。ほげほげ的に筋が良いかどうかはともかく、個人的にはかなり面白い話だと思うのだが… アプローチとして、形態を、今ある形をてきとーになぞるに留めておいてとにかく始めてしまうのが良いのか、あるいは、既存形態には無い落とし所を探る方が良いのか、さてどっちだろう。う〜む。

しかし、いかんな、"Xxxxxxxxxx Xxxx"に続いて、またbgが一つ増えてしまいそうだ。

それはともかく、最近、かなり琴線に触れたのはZDNet Newsのこの論評、『地球はインターネットによって救われる?』 (原文: "The Internet might just save the planet") だ。なんというか、「そうだろうなぁ」と思っていたことが、さも当たり前のことのように書かれていることが、その理由。「当たり前」ということは、すなわち、そこをstarting pointとすることが出来る、ということだから。(ま、その文脈では、"the Green Revolution"とかは、どーでもいいんだけど… :-p)

という訳で、久しぶりに謎の日記(==個人用メモ)だ。でも、本当は書きたい、嗚呼、言いたい(笑)。

耳からアトピー

iPodWALKMAN以来の革命である。WALKMANが音楽を持ち歩くことを可能にしたとすれば、iPodは自らの音楽コレクションそのものを持ち歩くことを可能にした。

唐突ですまん。が、言ってることはマジだ。

iPodについて語りたいことは沢山ある。例えば、持ってるCDが(たぶん)1000枚弱の自分にとっての5Gモデルと20Gモデルの本質的違いとは、とか、Zipf則との戦い(あるいは戯れ)、とか。そーゆーことは何時かちゃんと書こうと思いつつ、何時まで経っても書けない自分だ。で、やっぱり今日もその話ではなく…

で、

iPodは偉大だが、MP3フォーマットは全然偉大ではない。人間に耐えることを強いるために技術を使うことは最もいけないことだ。という信念をもってしても、せめて192Kbpsでエンコードする位の抵抗しか出来ない。偉大だけど、悲しい。

自分は昔、3ヶ月間毎日コンビニ弁当だけ喰い続けて、アトピーになったことがある。コンビニが無添加云々などと言っていなかった頃のことだ。

192KbpsのMP3フォーマットの音楽をMDR-EX70SL(W)などというヘッドフォン(すんげー音悪いでやんの。後継出たけど、どーすっかなぁ)で聴き続ける日々。こんなものを聴いていて良いのか、ふと不安になる。

俺の心は耳からアトピーになっていくのではないかと…

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