そうだ、国外逃亡、だったっけか。

国外逃亡の内容はまた別途書くとして… 帰ってきた日に空から見た成田は雪で真っ白。そのくせ花粉はバリバリで、着陸して30分も持たずに花粉症再発。

花粉症問題の解決は2つの側面から見ることができる。ひとつは人間の側でいかに発症を押さえるかであり、もうひとつは花粉症の原因である環境の側をどうするかである。前者についてはある程度楽観が持てる。それは、ひとつには自分自身で改善できる問題であり、もうひとつには医学の進歩はそれなりに信じることができるから。問題は後者だ。

構造的問題を解決する能力が金利と同じく限りなくゼロに近い今の日本で、後者の環境の側が改善される見通しはあるのだろうか? 要するに、森林(林業・林野行政)とSPM(浮遊粒子物質)/DEP(ディーゼル排気微粒子)の問題を解決する能力が日本にあるのか? ということだ。

<脱線>
それにしても、日産の業績回復・連結営業利益過去最高っていうのは、一体何なんだ? さんざんどうにもならないようなことを言われてたのに… 要するに、"major-leaguer"にしてみりゃ『易問』だった、ってこと? う〜む…
</脱線>

あるか無いかは分からない。でも、見通しは暗い、というか、はっきり言って信用できない。

となると、大橋巨泉の『人生の選択』ではないが、毎年この時期は海外逃亡出来るような生活設計をマジで考えたくなる。何ともネガティヴな動機でイヤになるが、仕方ない。こうなったらもう、目指せPT,ちゅうか。

とかいうことを今現在言っててもしょうがないので、とりあえずクスリに頼る私である。ああ、フルナーゼがあと1本しかない。どうしよう、不安だ。身体依存(ちょっと意味が違うような :-)+精神依存。

とりあえず気を紛らわすためにリンク付きテーブルなぞを作って逃避してみる。でも、初期の頃の記憶はかなり怪しいなぁ。トリルダン(HMR=塩野義)/テルフェナジンを内服してた時期もあった気がするけど、よく覚えてないや。

使用期間 内服 点鼻 点眼
2001(後半) アレグラ
(アベンティス)
塩酸フェキソフェナジン フルナーゼ
(グラクソ)
プロピオン酸フルチカゾン インタール
(藤沢)
クロモグリク酸ナトリウム
レミカットカプセル
(興和)
フマル酸エメダスチン
セレスタミン
(シェリングプラウ)
マレイン酸クロルフェニラミン
ベタメタゾン
2001(前半) アレグラ
(アベンティス)
塩酸フェキソフェナジン フルナーゼ
(グラクソ)
プロピオン酸フルチカゾン
1999〜2000 アレジオン
(ベーリンガー=三共)
塩酸エピナスチン ノスラン
(科研)
クロモグリク酸ナトリウム
ゼスラン
(旭化成)
メキタジン
漢方2番
(ツムラ)
葛根湯加川弓辛夷
1998 アゼプチン
(エーザイ)
塩酸アゼラスチン インタール
(藤沢)
クロモグリク酸ナトリウム
1996〜1997   ベコナーゼ
(グラクソ)
プロピオン酸ベクロメタゾン
〜1993,1995 アゼプチン
(エーザイ)
塩酸アゼラスチン インタール
(藤沢)
クロモグリク酸ナトリウム

注1: リンク先は「おくすり110番」の「ハイパー薬事典」のもの

注2: 「葛根湯…」の「センキュウ」の「キュウ」は正確には『弓』の上に草冠が付く。この字はどのcharacter setにあるんだ? どうすりゃいいんだっけか? あぁ、8年経っても何も進歩していない。問題解決能力がゼロに近いのは、私も同じである。:-)

注3: ちょっと薬を変えたので4月1日に2001年後半分を追記。朝:アレグラ、夜:レミカット。いざというとき(どんなとき? :-)、セレスタミン。さてこの組み合わせは如何に?