別に隠していても、さまざまな筋からは容易に類推可能であろうから、自分で書いてしまうと、今、私は、一身上の都合により、Lyonにおります。まさにこーゆーのを、「一身上の都合」というのだらう(分かる人のみ分かるだろう)。
しかし、ほんとにフランスはフランス語しか通用しねーなー。まったくまいった。
今はこうしてSatolas空港にいる訳ですが、空港行きのリムジンバスの中で初めて英語のアナウンスを聞いて安心する奴、ちゅうか。
今を去ること6年前くらいに、パリ→バルセロナ→ローマ→ロンドンという、いかにも日本人な日本人観光旅行したとき、ま、その当時は、今に較べれば全然英語できなかった(勿論今でもできないが)時でも、あの、ロンドンに着いた時の安心感を再び思い出してしまった、というか。あの、とりあえず空港のアナウンスが何言ってるか分かるという安心感(その割にはタクシーに乗って『ピカデリー・サーカス』と言ったら通じなかったが)。
あ〜、一応、私、第二外国語はフランス語だったんですけどね〜。1年の時にフランス語を落としまくったおかげて、2年の後期は週の2日(火木だったかな)の午前中は全部フランス語の授業で、『理学部フランス語科』とかいって笑ってたんですけどね〜。ほとんど使えないっすね〜。
しかしともあれ、Lyonの人々は、皆々やさしいというか人当たりが良いというか、んで、{Colored,Asian,Japanese}{差別,反感}を感じさせないというかで、良かったのだけれども、それが故に、なおさら、フランス語を全く解さない私めが申し訳ない、ちゅうか。
- 何だか分からんが街角で突然話し掛けてくれた御婦人の方
- カフェの隣の席で(後から考えてみれば)「この椅子に私のコートを置いていいか?」と尋ねてきた老紳士の方
- いきなし『えくすきゅぜもあ、ぷーぶぶむぷらんどるあんふぉと』とかいう(多分彼らにとっては意味不明の言語で :-)話しかけたらちゃんと写真を撮ってくれた善良そうな青年
- いきなし部屋に電話してきてフランス語でまくしたてるので『じゅぬぱるればふらんせ』と言ったらそいじゃ部屋に行くとかいうので何事かと思ったら私が置き忘れてきた札入れをわざわざ拾って届けてくれたホテルのレストランの親父
- ついでに、怪しげな寄付だか署名だかを求めてきたので『のん』とだけ言ったら何事か怒鳴っていた若僧(くそったれ :-)
皆様、まことに申し訳ありませんです、ありがとうございました、はい、ちゅうか。
やっぱし、英語とフランス語と韓国語と中国語くらいはできたほうがいいのかな(無理に決まっとる)、とか思う、今日この頃。
マルテ日記と力武日記(敬称略失礼)の影響で、若干、言葉づいてる最近の私、ちゅうか。
ところで唐突ですが、誰が何を言おうと、MSN (Microsoft Network)は偉大ですね。何も考えたくないのならば最高の全世界規模プロバイダです。私のようにFreeBSDからMSNに繋ごうとかゆー訳の分からんことをしようとさえしなければ…
さらに唐突ですが、最初フランスに着いたときに、何故に時間が1時間合わんのじゃ(自分で計算しても、200LXのWorld Timeでも1時間早くなる)と、完全に謎だったのですが、マルテ日記から手繰った伊藤さんの日記の9月30日の日記を読んで、とりあえず、フランスも今年からそうなったのだ、ということにして自分を納得させたのでした。
あ〜、インターネット/WWW/Web日記の輪は便利だぁ、って、違うか。:-)