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2009年08月31日以降,communisense.comにて,WordPressを使って書かれているもの

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日傘

(OTOTOY編集後記からの転載です)

さすがに命の危険を感じるレベルなので、生まれてはじめて日傘なるものを買ってみました。たしかにこれは意味がある。でも直接の陽射しを遮ると地面の照り返しのヤバさを改めて感じます。一週間使ってみてのその他どうでもいい感想を以下に。風が強い場合、風がくる方向と雨がくる方向はほぼ同じなので、雨傘はそちらに向けてさせばよい。一方で風と陽射しの方向は無関係だ。結果として風が強いと日傘はとてもさしづらい。風がない場合、雨傘は垂直にさしていればよいが日傘は陽射しの方向に向けて傾けたい。そうすると歩きながら傘をさす方向を常に調整することになり、意外と面倒くさい。日傘は雨滴を誘導する機能が不要なので弧状である必要がない。なんなら平面(円盤)でも良いのではと思うが、世間では日傘はすごく傘である。帰りは100%使わないので荷物なだけになる、っていうのも考えてみるとすごいな。ググると傘は雨傘より日傘のほうが先にあったと出てくるけど本当かいな。等々。いろいろ思うことはありますが、なんとかこれで生きのびたい。この暑さもたぶんあと二週間くらいでしょう。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈カートゥーン+シューゲイズユニットThe Otalsとex-For Tracy Hydeのeurekaがコラボ!〉、The Otals feat. eurekaの “修羅だってクラスメイト”、他、君島大空の “˖嵐₊˚ˑ༄”、Yard Actの “The Trench Coat Museum”、Eyedressの “Teen Mom” の4曲です。

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ファン

(OTOTOY編集後記からの転載です)

今年の夏、初野外だった先々週の日比谷野音。客席の様子を見ていると、若いひとたちは半数以上がハンディファンを持っていました。話はそれますが、二人組はそれぞれが持つより二人で一つのファンを使うパターンが多いようです。かつては傘のシェア、今はファンのシェアがエモいのだろうか。たしかに傘よりファンのシェアのほうがエモそうではあります、なんとなく。話を戻すと、ハンディファン勢はライヴが始まるとどうするのかと思って見ていたら、持ちっぱなしではなく、しまうひとがほとんど。みんないい子たちなんですね。しかし公演中は使えないとなるとそれはそれで意味がない。ということはハンディではなくネックファンの出番では?、と思いきや、ネックファンを使っているのは揃いも揃っておっさんばかりだ (個人の視界に基づく感想です)。こんなところにも文化の分断が! 結論としては、今日も暑いですね、みなさま体調にはくれぐれもお気をつけくださいませ。先週「どこかで書きます」と書いたこのリーガルリリーの野音については、ThreadsTwitterに書きました(ここにも転載済)。いまだ余韻忘れられず。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈茫洋としたものへの憧れと未来への航路が見えるような2nd EPから〉、エスキベルの “洋燈(lit)”、他、Sundae May Clubの “晴れるな”、インナージャーニーの “ラストソング”、zuniの “TOY” の4曲です。

SuUの “コースト” も候補だったのですが、他のひとが “Build” を入れていたので、それはなしに。

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リーガルリリー、初の日比谷野音ワンマン

リーガルリリー、初の日比谷野音ワンマン。

入場、位置につく3人の嬉しそうな笑顔、それがすべて…とか思ってたら、始まるや凄まじい。襲いかからんばかりに凶悪で美しい、ギター、ベース、ドラムス、ヴォーカル。繰り出される曲たちを聴きながら“才能”ってほんとにあるんだな、とか思ってしまう。

背後のビルの側面に赤みが差し空の明るさが落ちていく18時50分からの5分間の「ぶらんこ」。図ってか図らずか奇跡のような時間。「ぶらんこ」でレスポールに持ち替えたのは大正解。未だにムスタングを持つたかはしほのかの幻影を見、最近にモヤモヤもする自分に回答を突きつけられたような2時間だった。

真正面のロックに最新のテクスチャー。ロックは死んだかって何さ。キャラ的に淡々としてはいるのだけど、あれは何か伝説級の日本のロックの瞬間だった気がします。本当に本当に本当に良かった。心地よい風、最上の音楽、野音の魔法。格別でした。

日本国内外を問わずロックフェスのデカいステージに立ってほしいです。ありがとう。

BiSHとリーガルリリー

(OTOTOY編集後記からの転載です)

まったくチケットが取れなかったBiSHの東京ドーム解散ライヴ。最後の最後で機材席開放チケットが当たりました。当選発表は前日夜の21時。行ってみると席は2階スタンドの最前方ほぼステージ正面、視界の端にはでっかい照明機材のブースが。これかー。でも実際のステージの見えかたには何の問題もないし、真正面だし、良い席。公演中に照明オペレーションの様子に気を取られるという問題はあったけど (それはお前の問題だ笑)。ライヴは、ひとことで言えば、立派でした。そして美しかったです。東京ドームにもこれまで東京ドームでライブをしてきた数多のアーティストにも、誰にも何にも臆することのない、堂々とした、見事なライブでした。BiSHのデビュー以来の軌跡や過去の要所要所の公演の踏まえかたも絶妙な、正統派のファイナル・ライヴだったと思います。個人的には、最後にハシヤスメさんがメガネを外してステージの床にそっと置いて去っていく、というのを密かに期待していたのですが、なかったですね…… ともあれ、これまでおつかれさまでした! ありがとうございました!! OTOTOYの最後のライヴレポート解散直前大特集も、皆さんぜひ読んでいただければ。

そして週末はリーガルリリー、初の日比谷野音ワンマン。これがですね、本当に本当に本当に良かったんですよ。強烈で美しいギター、ベース、ドラムス、ヴォーカル。心地よい風、最上の音楽、野音の魔法。真正面なロックと最新のテクスチャ。言いたいことが山ほどあるので、どこかで書きます。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈待望の1stフルアルバムから! アルバムすごく良いです〉、SAGOSAIDの “Broken Song”、他、ハイエナカーの “とけないハート”、WOLVEs GROOVYの “CARTOON FRIDAY”、The Last Dinner Partyの “Sinner” の4曲です。

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新代田から外苑前に移動する

(OTOTOY編集後記からの転載です)

よりによってなんで同じ日に……という声が多く聞かれた同日開催の、ゲシュタルト乙女@新代田FEVERとManic Sheep@青山月見ル君想フ(どちらも台灣のバンドなのです)。ワンマンと3マン、それぞれの開演時間をにらみ、これはイケると信じて両方のチケットを購入。無事、移動に成功しました(3マン・トップのÅlborgは観れませんでしたごめんなさい)。

まず、ゲシュタルト乙女。セトリのなかで “窓” だけ少し違う空気を感じる。そこにはイエナガ(colormal)がいるし、津野米咲がいる気もしました。この日のスペシャルとして披露されたのは、きのこ帝国 “東京” のカバー。楽曲それ自身も、音楽への向き合い方も、こうして残り、受け継がれていく。日本のロック聴いてきて良かったなと思う。そこにゲシュタルト乙女がいる幸せを感じました。

終演後移動して、Manic Sheep。バンドのなかに溢れんばかり音像があるんだろうなと思わされる、その一部をお裾分けで受け取っているようなライヴ。ドラムがやばい。豊穣な時間。どちらも観られて本当に良かったです。謝謝。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈打ち込みでブルーズで超ロックなギター。意味分かんないけどライヴみたらすぐに分かります。最高だって。〉、Wang Dang Doodleの “GIRIGIRI GIRL”、他、never young beachの “風を吹かせて ”、Dominic Fikeの “Mama’s Boy”、Hozierの “Unknown / Nth” の4曲です。

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パスタソース

(OTOTOY編集後記からの転載です)

レトルトのパスタソースはもう長いことエスビー食品の「ラ・ベットラ」シリーズ一択です。アルミパウチを頑なに守り続け直レンチンを許さないこのシリーズ。心意気は買いたい。がしかし、パッケージ直レンチンの安楽さも捨てがたい。となるとスーパーで浮気心にさいなまれながらも手が出てしまうのは、創味の「ハコネーゼ」です。ボンゴレビアンコ美味しい。ところで、ハコネーゼは「箱ねーぜ」なのに「箱根ーゼ」に誤認させる気満々な気もするのですが、箱根町に挨拶に行ったりはしているのでしょうか、気になってしかたありません。

ちなみに私は、ミートソースやボロネーゼを作るときに平気でトマトケチャップ入れる派です。ていうか(独自にたどり着いた)香味野菜なにそれ?野菜ジュース超重要!派だったのですが、鳥羽さんがレシピで野菜ジュースを使っているのをみて、たいへんに勇気づけられました。大昔によくTumblrに流れていた、彼女がミートソースを作ったけどケチャップがどーしたとかというコピペが最高に嫌いな私ですが、リブログは絶滅したようで目にしなくなりました。何より。麺はディ・チェコ派。あと糖質云々を抜きにしてひとつの素材としても、〈ZENB NOODLE〉は結構イケるのではないかと(高いのが玉にキズ)。ZENBに向いたソースというのもあると思っていて…… 長くなったので続きはまたいつか。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈韓国のドリーミー・ポップ・バンドADOYの楽曲を落日飛車、Phum Viphuritらがカバーしたアルバムから。24/48です。DJの人もそうじゃない人も!〉、ADOYの “Lemon (Numcha Remake)”、他、Sept.の “morning shimmer”、THEティバの “winnie”、daisanseiの “レイコ” の4曲です。

そして他の人が先に挙げていた、家主の “きかいにおまかせ” と、泉まくらの “” も。

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佳き1週間

(OTOTOY編集後記からの転載です)

先週はdowntもSAGOSAIDもHoach5000も新曲をリリースし、週末にパーティーが。こういうのは本当にいいですね。音源を聴いてから臨むライヴの “13月” が素敵すぎました。

downtは (あるひとが言うように) 確かに一見 “陰鬱” に聴こえがちですが、あれは “希望” だと思います。ベース・ドラムスが作る堅固な基盤から浮かび立つギター・ヴォーカルは、清濁まみれた現実に点在する灯火のよう。“111511” の「あの屋上には僕がいくからさ あの屋上でまた話せたらいいな」が搔き起す感情は、俺的 “歌詞とメロディが浮き立たせる一筋の光明” ランキングに確実に入ります。

週中にあったAlien TangoとWang Dang Doodleの対バン・イベントも音楽の楽しさに溢れていました。佳き1週間。

p.s.
プレイリストに入れようと思ったらHoach5000が弊社に配信されてない…〈BIG UP!〉なのに (悲)

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈ドラムス、ベース、ギターのストローク、ヴォーカル、アルペジオ、ギター・ソロ、それぞれがそれぞれの感情を惹き起こしながら、折り重なり生み出される情景。8分30秒の中間地点、4分15秒前後に鳴るギターが心憎い〉、downtの “13月”、他、SAGOSAIDの “Chinese Restaurant”、浦小雪の “潮風” の3曲です。

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〈FS.〉でbedをみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

〈FRIENDSHIP.〉主催の渋谷サーキットイベント〈SHIBUYA SOUND RIVERSE 2023〉。渋谷と代官山とを往復(途中中抜けで大塚方面に行ったりもしたがこちらは略)。公式がシェアしていたルートマップに桜丘を通り抜けて渋谷から代官山に向かう道が書いてあり、再開発中のいま、こここんなふうに通り抜けられるの? と思っていたら、あんな歩行者専用道があるんですね。知りませんでした。オフィスから代官山方面に向かうときは旧山手通りを使うからなあ。

この日のラストは〈FRIENDSHIP.〉のスペース〈FS.〉でbedを。bedもようやくみれました。極小箱に詰め詰めの人が踊り狂う光景を後方から。熱狂はよくわかるというか、熱狂して然るべき。バンドから入ってクラブへ着いたひとも、クラブから入ってバンドが未知なひとも、どちらのひとの心にある空間も満たすピース。よかったです。bedの次のパーティーは、16日(金)深夜に〈clubasia〉で、とのこと。気になっているかたはぜひ!

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈ゲシュタルト乙女、再出発と決意表明の一作。アレンジはcolormalのイエナガ〉、ゲシュタルト乙女の “”、他、Beach Fossilsの “Sleeping On My Own”、periwinklesの “dawn break”、一寸先闇バンドの “五月病” の4曲です。

そして他の人が先に挙げていた、クレナズムの “夏日狂想” も。

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〈New Buddy!〉にいった

(OTOTOY編集後記からの転載です)

〈THISTIME RECORDS〉の20周年記念イベント。土曜日の下北沢は〈下北線路祭〉もやっていて街中はすごい人の量。そんな人波をかいくぐりながら北口・南口を何度も往復。楽しかったです。初見のHwyl、なるほどこれはカッコいい。好きです。SACOYANSもNaNoMoRaLも間違いない良さ。そしてこの日の個人的No.1は、Wang Dang Doodle。まじ最高でした。名前をみかけたらぜひライヴみにいってみてください。強くおすすめします。良かったバンドに共通するのですが、周囲や先を見たときに “同じような” ひとがいないところを進んでいく勇気には尊敬しかないですし、こちらも奮い立たせられます。そんなアーティストにたくさん出会えた〈New Buddy!〉、よいサーキット・イベントでした。ありがとうございました!

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈新作EP『cathode』から、大切な誰かを想いたくなるこの曲を〉、colormalの “天国”、他、リーガルリリーの “ライナー”、グソクムズの “ハルケシ” の3曲です。

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下北沢、平日の夜

(OTOTOY編集後記からの転載です)

ようやく、つきみを観ました。音源聴いてずっと思っていた “なんか良いよな” はライヴでもそのままで、そしてライヴならではの “良いよな” もあり、観に行ってまじ良かったです。この良さがどういう良さなのかは自分の力ではなかなか言語化できないのですけど、機会があったらそこは頑張りたいとしみじみ思いました。そして浅い時間にあっという間に終わったワンマン…… からの徒歩1分、Theティバ、明智マヤ主催の弾き語りイベントへ。よく把握せずに勘で行ったけど大当たり。会場のブリティッシュ・パブ「GOOD HEAVENS!」は運ばれていくフードがどれも美味そう。店内の壁や天井にはCDジャケや7インチ・アナログ(!)が貼ってあるのですが、カウンターの真上にあった、『Pillows & Prayers』からひとつ飛んで隣がTHE HIT PARADEの『WITH LOVE FROM…』、というのが個人的ツボでした。あらためて来ようと心に誓う。Fish and Chips (やたらと巨大) と、Burger and Chipsと、Indian Curryと……

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈6月末にはアルバム・リリースとのこと。期待大!!〉、SAGOSAIDの “Stay soft, touch my skin”、他、エルスウェア紀行の “無添加”、宇田川別館バンドの “つつみ込むように・・・” の3曲です。

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