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1995年05月07日からの日記

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ppp is not PPP

最初に見たとき「だれだこのでぶは」と思ったのは私です。もうしません。ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。

しかし、これと、あの人が今までやってきた/今やっていることって等価だよな、絶対。できるもんならやってみれ、会津氏に伊藤氏、ちゅうか。

とかいうことを書こうと思ってたら、insideに似たようなことが既に書かれていた。でも、これってネタばらししない方が絶対にいいのに。しかも編集後記で内輪で盛り上がるのって、すげぇセンス悪いと思うけど > 編集部。まぁ、言わずにはおれない気持ちもよく分かるけど。


ということで、今日はppp@halfmoon.ひらりんと岩間さんの追い出し。帰り車の中で白川さんと「その前にpppやったのっていつだっけ?」とか話したけど思いだせなかった。ひょっとして2年ぶりとかそんくらい? ともあれ、今回幹事のakの宇宙のパワーにより、久々のpppが敢行されたのであった。Thanks! > ak.

ちなみにpppとはpostpunk-partyであるところのpppであってPPPではな〜い。って、日記に解説入れてどーする。

相変わらずhalfmoonのカレーは旨いぞ、とか、しらいし画伯サイン会、とかもあったが、よく分からんが最高なのは北村さんの音源だ、つーか。なぜに謎のインド産サントラと"Pet Sounds"とが同居するのだ。最高っす! :-)

てな訳で、異郷で怪しい種を発芽させて欲しい今日この頃っす > 岩間さん&ひらら嬢

でわね。

『新ホームレス考』考

「Windows95より鉛筆」とか言ってる連中をまともに相手にする必要があるかどうかというのはおいといて、言いたいことは言ってみることにしよう。せっかく言えるのだから。なんてね。

朝日新聞夕刊「経済気象台」1996年2月19日付第5面『新ホームレス考』より、

ところがシリコンバレーでは、インターネットのホームページを持っていない企業、組織を「ホームレス」と呼ぶのだそうである。

あ〜、そ〜ですか。そりゃ、よ〜ござんした。

第一にあわてないでいただきたい。ホームページは情報の供給と需要の出合いの場であるから、情報の供給体制を整えるだけでは話は完結しない。ホームページを開設するのはそれほど困難ではないが、提供する情報に対する需要がほとんど無かったりしたら惨めなことになる。(中略)ホームページの開設は、広く提供する情報があり、それに対するかなりの需要が存在しなければ意味がない。

例えば私の個人ページなんぞには、「広く提供する情報」などはないし、「それに対するかなりの需要」なんてものも存在する訳がない。ということで、この日記には「意味がない」「惨めなもの」であると。そりゃ、ごもっともでござんす。


上の私の反応の中で、あえて私がしているのは、「企業・組織」と「個人」を混同して反論(というほど大層なものではないが)している点だろう。でもまぁ、これは経済面のコラムであるし、おそらくここでは「個人」という立場はスコープ外なのだろう。

(「スコープ外なのだろう」と言っておきながらシツコイが :-)ひとつだけ言いたいのは、インターネット云々という文脈で、「組織としての立場やその発言というものをどう捕らえるのか?」「それに対する個人とその発言というものをどう捕らえるのか?」という点をすっ飛ばしてしまうのは、あまりに軽率ではないか、ということ。組織に所属しない個人であるとか、組織の中の個人、というものを軽視するのであれば、

第二に、よく観察していただきたい。(中略)ホームレスうんぬんに驚く必要はまったくないが、パソコンの普及に注目を怠ってはいけないということだろう。

というこのコラムに対して、

ふ〜ん。無理しないで鉛筆でも削ってれば?

と、朝日新聞全体をひとくくりにしたセリフを投げつけたい、今日この頃である。


さて、話を本筋に戻して、「ホームページにおいては(も)、需要のない情報を供給することに意味はないのか」という点。

これについては、私の考えは明らかに異なる。過去にも書いたことがあるので繰り返しはしないが、ひとことで言えば、WWW (あるいはその後継)は、需要のない情報を低コストで供給することが可能なメディアである、ということだ。

この考えが正しいのかどうかは、私には分からない。分からないので分からないままにしておいて次にいく。

次に問題となるのが、「低コスト」はあくまでも「低コスト」であって、コストがゼロである訳ではない、ということ。

ほんのわずかの(今までの意識で言えば無視できる範囲の)需要に対して、(たとえどんなに低コストであっても)コストをかける必要が企業にあるのか? という点。

実際、これもよく分からない。1円とか50銭の単位でコストを削っている企業に対して、そんなことが言えるのかどうか?

と、ここで再び話は「朝日新聞」に戻るのだが、私から見れば、ふだん企業の社会的責任などを声高に主張する人間が「需要のないことなどは、やっても惨めになるだけ」などという単純な理論を展開すべきではない、と思えるのだが、果たしてそれは正しいのだろうか?


ちなみに、ここまでウダウダと書き連ねておきながら、私の個人的結論は、それとはまったく関係なく、

惨めなことになって何が悪い。

である。


正しいことと何でもありなこと

まとめ書きでやんす。

まず金曜日の深夜。「徹底討論! どうなる? 日本のインターネット」は、番組始まった途端面子を見て「あ〜」とか思ったのもつかの間、竹中さんのこれを見つけて、後はテレビ流しながらreload猿、ちゅうか。お蔭で最強に楽しめました。つまらないとかくだらないとか言ってる暇があったら自分で楽しくしよう、ちゅうか。ぐれいと。

とか言ってたらあっとゆー間に番組も終わってしまいの、午前4時。「どうなる? 明日の準備」とか言ってる間に、もう朝6時。う〜む、と言いつつ、寝る。すんまへん。

翌日。雪にもめげず東名を突っ走るも、首都高池尻の平面交差のとこでぶつかってる馬鹿がいてドン詰まり。遅刻して申し訳ありませんっす(_o_)。

「正しい」ねぇ。本来「正しい」なんて言葉は好きじゃない。正しいか正しくないかは自分で勝手に決めればよいことである。♪If you can’t change the world, change yourself. … And if you can’t change yourself then, change the world.♪の順番は絶対に正しいぞ、ちゅうか。"the the"の最初のtheは定冠詞なのか〜、ちゅうか。考えてみりゃ"the the"って無茶苦茶検索エンジンにとっては厄介そうな固有名詞だな、っと。言ってることが最強に意味不明だけど、結論として<BLINK></BLINK>を使うのは勝手だが<Hn></Hn>で「文字の大きさを変える」のは間違いだぞ、ちゅうか。

あまりまとまった話ができなくて、というか、系統立てて話ができなくてすみませんでした。しかし系統立てて話をしようとすると30時間くらい掛かりそうだなぁ。:-)

ううむ。にしてもハルマゲドンはもう起こった訳だし、あの檄文は再デビューさせてもいいのかなぁ。でも、今更、という気もするし、状況も変わってしまったので、今から檄文書こうとしたら全く別のことも書けそうだし、ちゅうか。これを書いたのは去年の5月だなぁ、まだ1年も経ってないのか。なんて姑息なことをするのも「正しくない」HTMLの書き方でしょうか。なんてね。

帰りになっても雪は止まず。大井松田/沼津間通行止め、ちゅうか。小田厚もチェーン規制。ま、とりあえず家には着く。しかし日曜日はもっと凄かったんだろーな。え? 東京/一宮? そりゃすげーや。何だそりゃ。滑ってコケる奴は勝手にコケさせときゃいいんだろーに。余計なお世話だ。勝手にさせい、ちゅうか。

とここで話は飛んで、あぁ、とうとうNTTがIIJに出資したんですか。わたしゃろば耳さんとこではじめて知りました。

しかし、インターネットビジネス参入への「噂」だの「思惑」だのつっても、OCNって別に内緒の話でも何でもなかったと思うけど… 「どう?この読みは?」と言われても私ゃ知りません、つーか。でも、ま、太古の昔からIIJに出資すべきだと言ってた人もいたことはいたんでわないんでしょーか。もし今回のこれがそれに連続した話だとすると、意思決定に3年掛かった、つーことですかね(駄目だ、そんな組織。:-b)。ま、関係ないでしょーけど。

それからNHK.ニュースで繰り返し「酒を飲んだ翌日は…」とか言うのは止めなさい。何考えてるんだ一体。フジテレビか、てめーは。「NHKは民放になり、民放のニュースはワイドショーになり、一般紙はスポーツ新聞になり、スポーツ新聞は東スポになり、変わらないのは東スポだけだった」というのは本当に正しいのかもしれんっすね。

何でもありとは、やはり何でもありなのかっ、つーか。

という訳で、やはりまとまりはないぞ。タイトルもいい加減。

でわね。

とうとう今年も…

晴れ。とても良い天気。ぽかぽか。

日記に天候の記述を入れたがるのは日本人に特化した習性だ、っつーのは、紀田順一郎さんの本で読んだんだったかな。にしても、いい天気だなぁ。

ということで、ついに今年も来てしまいました。花粉が。

でも、「花粉症」ネタって、つまんないんだろうな。当人同士は「そうそう」って言い合うだけだし、花粉症じゃない人にしてみりゃ何言ってんのか理解できないだろうし。ま、ともあれ今年もとうとう来てしまいましたね。薬貰ってこないと。

とうとうと言えば、とうとう答申案も決まりそうですね。みんな嫌いなNTT (by Rikitake-san :-), ちゅうか。

長距離と東と西ねぇ。誰が考えてんのか知らんけど、つまんねぇ案だなぁ。いまさら社員数が5万人だか何万人だかの「先天性大企業病的特殊法人」を3つも作ってどーすんだ(んなもん1つで十分だ :-b)。10個とか20個とかに乱切りしたほうがずっとおもしれーぞ。

で、しかも、結局今年も「半年から1年間の先送り」ですか。この壮大なエネルギーの無駄(そんなことにエネルギー消費してる方がマヌケという説は大)を、もう1年間続けると。この時期に。しょーもない。

この際ですから「毎年3月末に1年間先送りすることを決定する」って決定した方が良いんじゃないっすかねぇ。2行で済むっす。数学的帰納法だぜ(意味不明)。

でなかったら、「NTT大石良雄」「NTT吉田忠左衛門」「NTT原惣右衛門」…… とかいって47個に分離・分割するとか。どーせ、くそdomesticなんだからこれで十分だよな。あ、ふざけるんじゃないってか。どうもずびばぜん(_o_)。

他人事

今日は映画観てきました。「南京の基督」。

オープニングのスタッフ・ロール(?)見て、「あー、ISO-2022-* (注:これは"ISO/IEC 2022:1994"とわ無関係である :-b)原理主義者の人々は、これを一体どうやって表示・表現せよと言うのだろうか」などと考えてしまうのは完全に病気っすね。もう駄目だと言えよう。しくしく。(ま、結局はどうでもいーんだ。そんなこと。問題ですらない。要はその先。その先、何をするかだ。ということを再認識できたので、よしとしよう。)

しかし、富田靖子さんの裸体にはドキドキしてしまいました。美しいなぁ。美しい。

とだけ書いて映画の内容に触れないと、それだけ観てきたように思われてしまわないでもないだろーけど、でも…、まぁいいや。:-)

帰ってきてテレビつけたら、岩盤爆破は更に失敗していて、司馬遼太郎さんは亡くなられていました。前者は空しく、後者は寂しい。

日本の判断力/決断力/技術力って、やっぱそんなものなのですね。ひたすら底が割れ続ける今日この頃、っつーか。あ、そんなこと言ってる場合じゃないですね。不謹慎な発言ですみません。

そうかぁ、もう新作は読めないのか。そういう意味では悲しいですね(不謹慎の2乗)。でも、どうせそのうち全集物の刊行が始まる(昔っからあることはあるか)のでしょうから、それを徹底的に読んでいくことはできるのですね。それは多分楽しみなことになるのでしょう。って、これじゃ、♪At the record company meeting. On their hands a dead star …♪ と言ってることが一緒ですね。不謹慎の3乗。

他人事と他人事ではないこととの境に何を見い出せばいいんだろう。

48 HOURS OF PROTEST

つー訳で"48 HOURS OF PROTEST" (通称:"Black Thursday")ですか。ほんとにあっちこっちが真っ黒ですな。やっぱし"Yahoo! (適当に置換可)" が真っ黒になるとインパクトでかいですな。今やYahoo! (同上)はメディアであり権力である、っつーか。

それはいいとして、しかし、「何であなたまでページ黒くしてんの? 何をどう理解して、どーゆーかかわりを持とうとしてんのか聞いてみてーぜ」とかいうことを言うとまた顰蹙をかうだけだから止めておこう、って結局言ってちゃしょうがないよな。

で、Black Thursdayの件というか、この件全体に対してどう考えればよいのか、自分の中で咀嚼できていなかったし、今でもできていないんだけれども、とりあえず思ったことを順に書いてみよう、つーか。

  1. 基本的には他人事、関係ねーよな
    • 私は日本国籍の人だし、今現在も日本に住んでる訳だし、アメリカの国内法のことなんか知ったこっちゃねーぜ。
  2. だいたいからして何のこっちゃ分からん
    • まあ、法案とかは手に入るみたいだし、
    • (こーゆーときだけ「英語分からんもん」つって逃げるのは卑怯だと思うので敢えて言っとくと :-)英語が分からん訳じゃないけど、
    • でも、通常の英文と、こーいった法律文って全然別モノだよな。結局何のこっちゃさっぱり分からん。
  3. しかしなぁ
    • 試しに法案のぞいてみると、"in interstate or foreign communications"とか書いてあるなぁ。interstateとforeignは同列なのか。さすがアメリカ :-)
  4. で依然として何も分からんままだけど個人的かつ一時的な結論としては
    • positiveに無視する方向で考えてくのが一番エエんでわないだろうか、という所におさまりました。とりあえず。
  5. 「内政干渉」したってしょーがーねーもんな
    • へっへー、他人事だぜ、他人事。知ったこっちゃねーぜー、で、いこう。

まず、通信その他に対して国家が検閲をすると明言している(Internetの場合、技術的にそれが可能かどうかはここでは置いとくとして)国はいくらでもある。別にわざわざ日本から太平洋を越えんでも、もっと身近(?)にいくらでもある。で、それらの国に対しては何のアクションを取るでもないのに、アメリカでそーゆーことになると過敏に反応せざるを得ないのは、やっぱし、アメリカという存在が我々にとって、特にThe Internetという文脈に置いて欠くことの出来ない存在だからだろう。

そういった状況に対して、「そんな馬鹿なこと言い出す奴等なんて相手にしねーよーだ。そいじゃあこの際、アメリカ抜きでInternetを構築する方法を他のみんなで模索しようぜ、べいべー」ってなことを考える、という対処のしかたもあるんだろうな。

けど、一方では「つながってなんぼのInternet」というのも捨てがたい事実なんで、そーゆー訳にもいかんのかなぁ。どーしよっかなー。

あー、今日もまとまらんっす。

ま、ひとつだけ印象としてあるのは、もし仮に今回の法案が巷で言われてるように、一般の雑誌・書籍よりもはるかに厳しい規制をtelecommunicationに対してのみかけようとしているものであるとすれば、(例えばその他、clipper chipの件なども考え併せるに)今回のこれは、telecommunicationっつーものは今までのものとは違う、従来の国家権力による管理(もっと言っちゃうと国家自体)では手におえない代物だってことを、国家自体が白状してしまったんではないか、とも思えること。

そう思ってみると、やっぱしアメリカは一番進んでいて一番分かってるのかもしれないなぁ、などというのは深読みのし過ぎ? :-)


900円/年

まーだインターネットなんつってるんですかぁ? これからはオンラインサービスっすよ。やっぱ、時代はNiftyっすね。というのは嘘か本当かはおいとくとして :-) いい加減、前近代的環境にはオサラバすべきだと思い、取り敢えず、評判が良さそうで雰囲気が合いそうなNifTermを導入。

しかし偉大っすね。これが年間900円で使えるんだから。いろいろな意味で必要にしてかつ充分。

でもまぁ、考えてみりゃ、(t)rnやMHは900円どころかタダなんだなぁ。もし、今更、rnやMHに「使うなら金払え」と言われたら素直に払うだろうか? なきゃ生きていけないことは事実なので、きっと払うのだろうけど。

いかん、話の展望もないままrnやMHを持ち出してしまったのは失敗だったか。ソフトウェアに対する対価って何なんでしょうねぇ? とか言い出すと、ますます話がまとまらんぞ。どうしよう :-)

年間900円払うだけの価値は充分あるソフトウェアが存在するということ。開けてみるまで中身は分からず開けてみればカスの3万円のソフトウェアもまた存在するということ。そんくらいしか言うことはないぞ、と。

しかし、シェアウェアって儲かるのかなぁ。お金欲しいなぁ。

でも、UNIXベースじゃお話になんないだろうしなぁ。やっぱMS-Windowsっすよ。95っすよ。Visual C++っすよ。って、いまさら、ぢぢぃの手習いじゃしょうがねえよな。:-)

という訳でひとつ思い付いたぞ。JavaでシャレたMailerを書くのだ、POP喋らせて(出来んのか、そんなこと?)。カスタマイズもJavaで出来るようにするのだ。slocalみたいなフィルタもJavaで書けるようにすれば良いのだな。うん、いいぞいいぞ。

それにしても最近は、ヘッダレベルでのフィルタリングでもそろそろ破綻しつつあるので、ちゃんと中身を理解するような「賢い」フィルタも欲しいとこだよな。

つー訳で、時代は「Javaで自然言語処理で大金持ち」である。わはははは。(大バカ :-)

刑法第一七五条

古い六法全書しか持ってないぞ。刑法って(口語)改正されたんだっけか? 一般常識欠如してて、すまぬ。

第一七五条【わいせつ文書頒布等】猥褻ノ文書、図画其他ノ物ヲ頒布若クハ販売シ又ハ公然之ヲ陳列シタル者ハ二年以下ノ懲役又ハ二百五十万円以下ノ罰金若クハ科料ニ処ス販売ノ目的ヲ以テ之ヲ所持シタル者亦同シ

しかしなぜ「百七十五条」ではなくて「一七五条」なのだ。謎。


唯一の希望は、この件がどうなったかをちゃんとフォローアップしてほしいということ。2月2日の報道時点では、A氏が逮捕、B氏は任意で事情聴取、そしてA氏宅・B氏宅とC社が家宅捜索を受けた、ということくらいしか分からんもん。

で、その後どうなるか。素直に「改悛の情」とかを示せば、起訴猶予になるんでしょうか? 「当局」にしてみりゃ、新聞に「逮捕!」って見出しが載るだけで目的は果たせる訳だし。起訴して正式裁判して、

「猥褻」
猥褻の定義… これは歴史がありますな。
「図画」
あれって図画? 単なるビット列だよな、なんてのは流石に通らんか :-)
「公然」
公然ねぇ、公然といえば公然か。でも単にWebブラウザで見られることを「公然」と言ってよいほど、WWWは一般化してしまったのかぁ。そいつぁすげえや。
「陳列」
陳列? 陳列かなぁ… でも、人が勝手に自分ん家(サーバ)に入ってきてデータ取ってっただけだぜ。家(サーバ)に鍵かければOKなのか? とか主張するには、ISPのディスクに乗ってたっつー点がちょっと痛いな。

とかいう話をきちんとして欲しいなぁ。って、当の本人の方々のことは何も考えてませんね、私。(すいませんっす)

もとより「記者クラブ資料CUT&PASTE業」の方々には全然期待できないから、誰かまっとうな「ジャーナリスト」(括弧付けてみたりしち :-)さんにこの辺の問題をきちんとフォローアップしてもらいたい、今日この頃。

しかし、<img src="...">で日本国外のディスク上の「猥褻図画」を張り込んだらどうなるんでしょうか? 誰か、実際にやってみて、逮捕されてみて、起訴されてみて、裁判してみて、判決確定させてみて、判例作ってください。(あ、自分ではやらないでしょう。安全地帯でウダウダ言ってるだけの卑怯者ですから。:-b)

CDAではその手のことはどう定義されてるんだっけか。あ〜、英語読む気はしないっすぅ。

でわね。

1/12

みなさま、あけましておめでとうございます。見出しにこーゆーのを使うのは良くないことでしょうか、なんて。あ、いやいや、1ヶ月間ものごぶさたでした。

なんか1月はバタバタしてたなぁ。プロシンで発表して、Multimedia Japan 96camera ready (1.5MもあるPSファイルなのでクリックしないように :-)デッチあげて、APNGでシンガポール行ってきて、原稿書いて、原稿書いて、んで、あとは、おもしれ〜おっさんだなぁ、とか書けないこと色々、つーか。

シンガポールはムシ暑くてよかったです。あんくらい暑くて、あんくらい湿気があるのが一番体に合うような気がする。寒いのはキライじゃ。

でも、いまさらですが、東アジアというのは圧倒的に中華文化圏なのですね。いったい日本はどうすればよいのでせうか。シンガポールで英さんやNarayanさんと話したように、日本はもうどのみち駄目なのでせうか。今月号のNAVIで田中康夫氏か浅田彰氏のどっちか(多分、田中康夫氏)が、「中華文化圏を飛び越え3億人のEnglish Speakerを持つインドと手を組むくらいのタクティクスが何たらかんたら」とか発言してましたが、そんな単純な話なのでしょうか。例えばインドと手を組むにしても、あの階級文化(?)とどう付き合えばいいのか私には分かりません。インドといえば話はそれますが、家の同じ階段の1階にインド出身のポスドクの人が住んでます。階段を通ると、そこはいつもカレー、ではなくて香辛料のいい匂いがします。とてもおいしそうです。

あとは、逮捕! とか、おめでとうパーチー、とか、色々とネタはあるけど、取り敢えず後回し。

ひとつ、何故か結構ショックだったのは、SoftQuad Inc.の社長のYuri Rubinsky氏が亡くなったこと。面識がある訳ではまったくないのだけれども、去年の12月の4th International WWW Conf.のClosing Sessionでの彼のスピーチがあまりにも印象的だったんで、ショックだったのでした。実際、あのスピーチを聴いた人は、みな、そう思ってるんじゃないかなぁ。それほどパワフルで面白くて的確で、ほんと聴いてて、凄ぇなぁ、っていう人でした。あぁ、あれからまだ、ひと月ちょっとしか経ってないんですね。

そういえば、よしおかさんの「かつどん物語」は、何かしんみりくる話でした。しかし、過去をふりかえってしまうのは、やはり、ぢぢぃの証拠でせうか。

さらにそういえば、fj.kanjiのよしおかさんのポストのnaiveさというのは、恐らく一度底を見た、というか、「修」「離」「破」の「破」の先のnaiveさなのでしょうね。若さ故のnaiveさと突き抜けたが故のnaiveさというのは本質的に異なるもののようでもあり、結局「見た目」が一緒なら本質的な差など実はないようでもあり、人生「修」すらしてない未熟な私には、どちらが正しいのかよく分かりませぬ。

何言ってんだか全く意味不明ですが、とりあえず、歳月は去り、人は去り、今年も1/12が去り逝き、いったいどうしたらよいのか分からぬ今日この頃、皆さんいかがお過ごしでせうか。1996年はどんな年になるのでせう…

Lovely!

結局、昨日までは何もせず、大晦日になってから、おせちを作り出す。近年はおせち作りのリエンジニアリングによる効率アップ著しく(って違うよな :-)、てきとーに夕方までに作り終える。

んで、夜は宴会。三者三様の栗金団という訳の分からん情景を醸し出すも、まぁ、よい、と。

その横では、最初Beatlesで8時(?)からは紅白が掛かってたけど、やっぱ、小沢健二とダウンタウンであるなぁ。

あまりに素晴らし過ぎるので、「あ〜、今年は良い一年であった。まだまだ大丈夫だね〜」と、しやわせに包まれてたら紅白が終わってしまい、結局、0時15分位に蕎麦を喰う。

にしても本当に素晴らしい。

It’s a lovely lovely way. Can’t you see the way?

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