5月5日の日記に

… VICSは、正確なとこは忘れたけど、たしか運輸省(と東京都?)主管のサービスだったよな。…

などと書いてしまいましたが、これは、完全に間違いでした。運輸省ではなく建設省でした。あったり前ですね。なんで運輸省なんて書いたんだろう?>俺。

と、言いたいところですが、話は更に複雑であるようです。より正確を期すべく文献調査を行ないました。参考文献は『アクションバンド5月号』です。:-) で、これによると、VICSには、

  1. FM多重方式
  2. 光ビーコン方式
  3. 電波ビーコン方式

の3つがありまして、その内、電波ビーコン方式は日本道路公団などの道路管理者が運用を、光ビーコン方式は警察庁などの公安委員会が設置するそうです。FM多重は誰が運用するのかは分かりませんが、とりあえず「NHKの電波を借用」するのだそうです。

う〜む、そうかぁ。VICSにも警察庁は出てきているのか〜。単にATIS対VICSとか、そーゆー話ではないのね。それも、光ビーコン方式のみ車からのアップリンク(ものは言いようだなぁ :-)ありの『双方向』だったりしち。う〜む、深い。

とゆー訳で、上記に関して大嘘を書いてしまったりしち、ここにお詫びして訂正いたしますです。


ついでに一昨日の日記にも、その後考えたことをフォローしておくと、考えてみればこの問題の増幅のされ方とか、あと「アノニマス性」(こちらこそ、ありがとうございます>マルテさん :-)とか、これって、別にインターネットとかデジタル革命(変な言葉 :-)が主導してるものではないんでしょうね、きっと。私なんぞは、その世界にどっぷし浸かってしまっているので、それが世界の中心だ、的に思ってしまいがちなのだけれども、実はこれらも非常に大きな変化のone of themだとゆーのが正しいのかもしれない。

「国家」とゆー概念自体がそろそろ古臭く、かつ、鬱陶しいものなりつつあるのは確かなんだろーけど、じゃ、その先は? とか言われても誰にも答なんぞは分からんものね。結局自分で、この状況下で、どーやって生きていくか/うまく立ち回るか/生き延びるか/戦うか、を考えないといかんのだーろな。などとメタなことを言ってても何の解決にもならん、ちゅうか。ふーむ。


なお、上記VICSに関する私の誤りについては、國米さんより、ご指摘とJHのサーバに関する情報のメールを頂きました。どうもありがとうございました(_o_)。