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1995年05月07日からの日記

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先週のまとめ

いや〜、よしおかさん。わっはっはっはっは。いや〜。HiuraさんもHirokoさんもHappy Holidays! (極めて意味不明 :-)

しかし何ですな。今更ですが、よしおかさんってDB屋さんだったんですね。考えてみれば、2年前のよしおかさんの姿勢って、日本のDB屋さんの中では希有の存在だったですね。

大体、その昔、(特に日本の)DB屋さん達がWWWに対する態度って、全然知らないか、たとえ知ってても凄く冷たいかのどっちかだった。

「何それ?」「おもちゃじゃない」「何が新しいの?」「で、それで?」

とかね。

最近になってこんなのーがき読んだりすると、「おめ〜らこないだまで何てってた!」とか思わず言いたくなるけど、面と向かって言ったりしない私はなんて大人、つーか。:-b

まあ、何も新しくないし、玩具だし、最強にイイ加減なのは紛れもない事実なんだから、相手にしないなら徹底的に相手にしなけりゃいいののにね。

で、世の相手にせずにはおれない人々、例えばSGMLやTEIな人達は、いかにHTMLがタコかを説き、例えばある人種の人達は「W3Objects」とかを主張し(実際、"links as first class objects"なんてのは結構グっとくるんだけど)、つまり、「良識ある人々」は「良識」を訴えてるんだけど、結局、こーいったものはどうにも流行りそうもないよなぁ、見るからに。こんどは逆に、

「で、だから?」

って言われる番、つーか。

などとゆーことを地の果て(どっちが :-)で考えてたりして、その結論が、

「良識ある人々」が「こんなもんタコじゃねーか、ばっけやろー」とか言ってもどうにもならないこの状況というのは、まさしくMicrosoft Windowsじゃねーか

ではちょっと哀ぴー、つーか。

ひょっとしたらひょっとするJavaの「良識」はちょっと古ぼけてるけど、あんくらい枯れてた「良識」じゃないと受け入れらんないのかな。

"It’s just a programming language, guys?" (by Yuri Rubinsky)

つーか(文脈がないと通じないけど、にしてもこのお言葉は秀逸であった)。

てな訳で全く意味不明だが、これが先週のまとめである、まる。

Shiftな時代

そうかー、そんな面白れーこと書かれてんのかー。毛利さん、一冊送ってください、ってなこと言ってないで、自分で買えよな > 自分 :-)

はい、私が、役人根性丸出しで下々を鼻で笑うShift-JISがキライなスノッブ高田です、ちゅうか。

そういえば、去年のIP Meetingで「世の中にはShift-JISなんてものもあるようですが…」なんつースノッブな話をした時に、mohtaさんに「UnicodeとShift-JISどっちが嫌いですか?」って聞かれたよな。「そりゃ、圧倒的にShift-JISが嫌いです」って答えた私、ちゅうか。

でも、どうやら巷の噂(早く?ttpが使えるようになりたーい、独り言)を聞くに、これからはShift-JISならぬ「Shiftな時代」であるらしい。何でも、中文とハングルなWindows 95は、Shift-JIS的なコード空間ずらしの手法で、GB 2312とUnicodeあるいはKS C 5601とUnicodeを両立させる作戦に出る気配があるという。

つまり、かつて日本が既存の「半角仮名」との互換性を保つ(両方使えるようにする)ために空間をずらして0208を埋め込んだのと同様に、GBあるいはKSCとUnicodeが両方使えるようにするっちゅうものらしい。すげえな、そりゃ。

もしこんなんほんとに使われるようになったら、確実に日本は世界の孤児になるんでしょうな。Shiftな時代に置いてかれるShift-JISっちゅうか。それとも、そうならないためにまたグダグダ言って足でも引っ張るってか。:-b

と、さて、明日から楽しみだなー、などと再度独り言を言って終わる日記であった。

Merry Christmas!

数が足りなかったので、しょうがなく本厚木まで「クリスマス・カード」を買いにいく。

しかし何だなぁ。改めて店に売ってる「クリスマス・カード」を見てみると、ほんとにデザインが子供っぽいのしかないっすね。まぁ、日本では、これは子供の文化なのかもしんない。

で、ガキっぽいのはともかく、とにかくどれもこれも"Merry Christmas"と書いてあるのばっかし。"Season’s Greetings"って書いてあるのは、いかにも日本人が外国人に送るよう、日本趣味バリバリの「和風っ!」ってカードのみ。結局、初日に染まる富士山と雪を召した竹林の奴を買ってくる。あ、和風デザインがイヤだとかいうのではなく、それはかえってOKなんだけどね。

宗教がグチャグチャな日本のくせにというか、グチャグチャだからこそというか。

ま、日本には「あけましておめでとう」という万能語があるからいいのか。

と、今、突然思ったけど、「新年」が忌まわしいもの、「新年」を忌み嫌う地域とか宗教ってあるのかな? "A Happy New Year"って言ったら殴られる :-) ような文化とか。世界は広いから、きっとあるかもしんない。

さて、明日からは"Happy Holidays"だけど、日記はどうしようかなぁ。誰が読んでもいいんだけど、最近、会社の人間にも結構読まれていることが判明してきたので、う〜む。

カツ・カレー

昼に富士屋ホテルで喰ったカツ・カレーのカツ部は超弩級にうまい!

カツ部に塩のみをふって食べると、それはもう、カレー部が邪魔なくらいうまい。

帰りにもう一度メニューを見たら、カツレツのアップルソースがけがどーしたとかいうメニューがちゃんとあった。1月のプロシンの時に寄って、ぜひ今度はこれを喰おうと心に誓う。

そんだけの話ではあるが、そんだけうまい。うむ。

仮名漢字変換

そして今日は怪しい会合。ネタは「仮名漢字変換」。

苦労話とか裏話は面白い。でも計算機の分野で面白い話というのは、ほんと少ないような気がする。

結論はやはり、「日本語は悪魔の言語」(C)紀田順一郎、ということであらうか。

日本語はなぁ、どーしよーもねーよなー。検索はなぁ、何とかしてーよなー。そうかぁ、XXXはやっぱし使い物になんねーかー。

検索は、という話になると、昨日の密会にも結合してくるのだが… i18nと「検索」の関係。この場合、いきなし、i18nとはplugableなl10nを支援する枠組みに過ぎないのか否か、という謎に行きつく、ちゅうか。ふむ。

う〜ん、ここ2, 3日は、他人から見たら全く意味不明の日記化してるっすね。まぁ、日記だからイイや。:-)

という訳で、今週は人と会う週であった。明日/明後日は休養っつーことで箱根である。花御殿、ちゅうか。

んでわね。

密会

今日も今日とてフォーラムであるが、もう完全にダルいので、ほったらかしにして、説明員は青柳くんと広津くんに押しつける。すまぬ。

夕方からはフォーラムとその懇親会もすっぽかし、急遽都内まで車飛ばして、密会。ふむ。

あ〜、なんだ、人は、ではなくて、物は見掛けだけで判断してはいけないのであるなぁ。やっている人は非常に真面目に考えていて、かつ、良く分かっているのだが、市場の要求がそれを許さないのねん。これは、「あれ」の作り全般に対して言えることなんだろう。今までの反感を素直に詫びたい今日この頃、ちゅうか。

こないだ神戸でi18nのBOFの所をちょっと覗いた時に誰かが書いたレジュメに書いてあったことや、今日のことを思い浮かべるに、やっぱしというか一つの結論に達する。

今まで、亜米利加人の狭量さが非ASCIIの使用を疎外し、欧米人の狭量さが非Latin-Xの使用を疎外してきた訳だけど、今度は日本人の狭量さがi18nの実現を疎外する番になるのだろう。

痩せても枯れても、現時点では、日本が非Latin-X使用国の中では一番力を持っていることは確かなのだから。これはきっとタチが悪い問題になるだろう。う〜む。

とても有意義だったけど、色々と考えさせられた今日一日であった。

厚木な日

で、世間はIP MeetingD&Lだっつーのに、今日は厚木だ。はぁ。:-)

午前中は密談。ふむ。

午後はこんなんありやがって、説明員化する。どえれえ疲れた。

だいたい、する方もされる方も「とりあえず」ってノリで話すのって、えらい不毛だよな。でも、ちゃんと分かっていて、こっちも説明してて楽しくて、質問されてためになった人が2人はいたから、ま、いいか。

つー訳で明日もフォーラムだぁぁぁ。しくしく。

「移動」日

5時起床、5時35分ホテルをチェックアウト、5時40分タクシーに載って新神戸駅へ、6時15分ひかり131号で広島へ、7時42分広島駅着、タクシーで温井スプリングスへ、9時15分頃着。

という訳でWISS ‘95の会場に着く。10時からのセッションで発表。「プロトコル解析支援のためのインタラクティブシステム」ってか。

15時15分WISS終了後バスで会場を出発、16時30分頃広島駅着、17時29分のぞみ24号で広島発、19時46分名古屋駅着、19時55分発のひかり272号に乗り換えて、21時31分新横浜駅着、横浜線と小田急線を経て22時50分頃自宅に到着。

という一日でした。

ほんとに移動してた一日だった。温泉も入れなかったし。しくしく。

とはいえ、発表では色々なコメントが貰えて良かったし、会場で初めてysatoさんと会って色々と面白い話ができたし。よかった、よかった。

Japan World Wide Web Conference ‘95

あー、終わったぜぃ!

いろいろ「無理があるなー」と思ってたことは、思ってたとおり無理があったんだけど、まぁ、終わっちまえばすべて良しだー。

しかし、みんな真面目っすねー。ちょっと真面目すぎるような気もしないでもなかった、なんてことを私が言っちゃイカンっすね。でも、ちゃんとみんな最後までいるし、BOFも想像以上に参加者が多かったし、更にしかも真面目にBOFしてるし。どーしたんでしょーか。:-)

やっぱし、今回の出色は、「セッション4 −メディアとの関連−」でしょうか。NHK,朝日新聞,NTTの揃い踏み、ちゅうか。特にNHKのディレクターさんの掛け合い漫才。これぞ今回の会議に望まれていたものっす(かなり本気 :-)。

色々と言いたいことはあったよーな気がしたけど、なんだか、もーいいや。とりあえず無事(?)終わったことで良しとしよー。

みなさん、おつかれさまでした。ありがとーございました。

前日

つー訳で神戸だ。外に出掛けると更新されるこの日記、ちゅうか。

とりあえず2時に会場入りして、ネットワークと機材のセットアップを見守る。ハブの手配がうまくいかなかったり、代替に持ってきた奴はクロスケーブルがないと繋がんなかったりで、どーしたこーしたするが、まぁ、とりあえず無事終了。

しかし、スキャンコンバータとプロジェクタの調整って、ほんっとぉーに時間かかるっすね。後で晩飯食べながら話してたんだけど、あの手の作業が人間の目と経験と根気でのみ成立してるっつーのは、やっぱ何か間違ってるよーな気がする。やってもらった技術者の人には申し訳ないけどさー。

んで、まぁ、7時頃作業が終わって飯食ってホテルにチェックイン。メールとかチェックして、ついでにinfotalkに「誰かおらんかー」とか非常に気の抜けたメールを出すも返事なし。まぁ、当たり前っす。:-)

今回の会議は、いかにも適当、なんせ1ヶ月半前にCFPかけるっつー無茶苦茶な状況だけど、まぁ、始まっちまえば何とかなるだろー、ちゅう極めていい加減な態度で望んでるっす。うー、ほんとに何とかなるんだろーか。わしゃ知らん。:-)

あ、そうだ。毒蜘蛛。

しかし、そんなに必死こいて駆除する必要あんのかねぇ。なんか、こーゆー「悪いモノ」を一切許さない発想ってのは吐き気がするっちゅうか、コワいよな、なんか。

繁殖力旺盛な外来毒蜘蛛と外来毒Webが日本を襲うっちゅうか。お、今日の状況にぴったしじゃん。:-)

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