カテゴリー: diary の記事一覧

1995年05月07日からの日記

 新しい« 1 2 ...31 32 33 34 35 ...71 72 »古い

予測による未来の生成,からの,再考

「若者の脳はブレーキがない車」このワードにヒントを得たトリーシャさんは、とある実験を開始しました。
それは、ユーザーが誰かを侮辱するような書き込みをしようとした時に「本当に投稿しますか?」というメッセージを表示する「Rethink」という仕組みを取り入れる事でした。
1500件を対象に行なわれたこの実験では、なんと93%の若者が投稿を取りやめました、
「待って、本当にそんな侮辱的なコメントをするの?」という一言で、ネットいじめとなる発言を、71.1%から4.7%にまでに減少させることに成功したのです。

「SNSのいじめを無くしたい」14歳の少女が開発した新システムに世界が注目

ていうかさ,それを投稿した後の状態を作って(予測による未来の生成,構成論的というか),それを客観視点で提示すればいいんじゃね? 自分(や友人)のTLにそれが載ってる(コメが付いてる)様子を見せるだけでもいいかもしんない.できるよね.

Rethink before you type | Trisha Prabhu | TEDxTeen – YouTube

——
Facebookへのポストからコピペしました(若干加筆あり).

Microsoft HoloLens

Microsoftのイベント(Windows 10: The Next Chapter)で発表されたHoloLens.

よく出来ているようにみえるし実機デモをちゃんとやるのは凄いけど,Augmented Realityという分野から見ると,新しいのは何なのかな? 

もちろん,あれに詰め込んだのは凄い.かつ,いくつかの点は興味津々.

まず,1台のみのHoloLensならともかく,複数ユーザーでの利用が本当にできるのか? つまり,認識した環境3Dモデルの複数ユーザー間でのマッチングや共有,そこにある3Dオブジェクトのモデルの共有とか,マジでそれ出来んの? という点.固有マーカー無しだし,ああいう描き方をするなら「箱庭環境で出来ましたー」じゃなくて,世界中広く遍くどこでも誰でも同時何ユーザでも出来るんだよね,もちろん.

‥‥と思ったらそれは勘違いで,もう一度冷静になってビデオを観ると,このビデオにはHoloLensを着けている人物が複数名同時に出てくるシーンが巧妙に一切描かれていなかった.バイクのシーンの男性とか,もの凄く意図的な映像になってる(0:38から登場.首から上は決して映っていない).排水管修理のシーンは片方は通常のタブレット使用だし(1:08から),火星探査機シーンの"John"の表現(1:15から.人物映像ではなくアニメーション)は,とても味わい深い.

別の言い方をするとこのビデオは,「嘘を描いてはいけない」という姿勢を真摯に守っている.とても好感が持てる(Evil度はとても低い).

他方,会場でのライブデモを中継する何やらゴッツい仕組みのカメラの映像は,デモをする女性のモデルを共有して,リアルタイムで背景世界を認識しながら,それを他者視点で表示することをやっている(こっちは要求上,video see-throughだけど).つまり,そこも出来ている.でもそれはHoloLensとは別のゴッツくてワンオフな仕掛けがまだ必要であるようだ.

あと余談的には,Minecraftをそこにそう持ってくるか,という感心が個人的に.現実と相互作用する仕組みをぜひ!w

いずれにせよ,Microsoftのハードデバイスメーカーとしての優秀さは折り紙つき(本当にそう思ってますよ)だからなぁ.どうなるのかなー.

(2015.04.30 追記)
HoloLens関連で何が感動的かって,上でも書いた,この,シースルーARのライブデモを第三者視点で見せるカメラ(とその裏のソフト)だよな.極限まで的確かつ効果的(主観視点再現度とか).かつてこんなのあったのだろうか?

ベイマックス

当初は然程興味は無かったんだけど,散見される賛辞が気になり,ベイマックス観てきた.何だこりゃこんな映画だったのか.ニッポンの理系元男子は泣けるわなこれ.様々な想いと共にね.

現役男子,というか,現役大学(院)生(や彼/彼女らと今まさに伴走中の大学教員の皆様とか)は「そんな簡単だったら苦労しねえよ」とか思うかもしれないけどw.そこは結局はヒーローものなので「超人的」なのは仕方無いのかも.

にしても(多くの人が言ってるが)あれだけ多くの題材を詰め込んでいるにもかかわらず,ほぼ破綻なく,どの題材も光っているのは本当に凄いと思う.あれは,予算がーとか才能がーとかいうより,たぶんhard workの賜物なんだろうな.すごいな.

ベイマックス|映画|ディズニー|Disney.jp

——
Facebookへのポストからコピペしました(若干加筆あり).

2015₁₀年は11111011111₂年

2015が0b11111011111だという話が自分の中で想像以上に響いていたりする.

2015₁₀
= 1024 + 512 + 256 + 128 + 64 + 16 + 8 + 4 + 2 + 1
= 2¹⁰ + 2⁹ + 2⁸ + 2⁷ + 2⁶ + 2⁴ + 2³ + 2² + 2¹ + 2⁰
= 11111011111₂
そして 11111011111 は回文である.

という話.(Unicode万歳w)

2047年とか2048年とか(ついでに2038年1月19日もね♡)が楽しみといえば楽しみですが,自分が生きている可能性は大分低いと思う.

だから,という訳でもないのだが,2048年を迎えるある種の人々の感動を想像する一方,その間に何かとんでもない技術革新がありデジタルとかは駆逐され「二進法で感動できたのは30年代までだよね」「2048で喜んでる奴らは老害」とかいう未来になってもそれはそれで楽しそうだなぁ,とか妄想が頭を巡る.

昨年末の「朔旦冬至」ネタからの「旧暦2033年問題」等々,また勿論自分の人生の行く末も考えないといけないよね,というのもあり,将来に想いを馳せる最近な訳ですが,ぜひここは,ポジティブに明るく愉しい方向で考えていきたいな,と思います.

というわけで,みなさま,

あけましておめでとうございます.
ことしもよろしくおねがいします.

tangible

●同僚がサポート業務をしていたときの話。
ある男性客が、古いパソコンから新しいパソコンにデータをコピーできないという。そこで同僚が家まで出向き、どのようにしてコピーしているのか尋ねた。
するとその男性客は、古いパソコンで「右クリック、コピー」。そしてそのマウスを抜いて、新しいパソコンにつなぎ直し、「右クリック、貼り付け」と操作したそうだ。

「IT系の人に質問、今までで1番ひどかったPCサポートの相手はどんな人?」笑っちゃうけど笑えない実体験いろいろ:らばQ

某業界では今では「定番」というかそれが正しいとさえされるモノ(マウス)とデータの同一視的思考ですが,現実のユーザは逆にそこに,右クリックとかコピー&ペーストとかの概念が普通に混ざってしまうんだなあ.おもしろい.

ちなみに元ネタはredditだった.マウスの話はこれでした.

A co-worker of mine once told me a story while he was working help desk that a user was having an issue copying files to his new computer. He went to see what the problem was, and the guy showed him what he was doing. He had the mouse plugged in to his old computer, right click, copy. Then he would unplug his mouse, plug it into the new computer, and was trying to right click, paste.

gotmilk13531がIT professionals, what's the worst case of computer illiteracy that you've experienced?について記入したコメント

2014年年間一括更新

今年に入ってから日記を一つも更新していない事実に薄々は気づいていたのですが :-),12月ですのでもうこれは致し方ない……
facebookの長文系ポスト等を流し込むという解決法に走りましたごめんなさい.

ていうか,実は私のポストはfacebookのものでもほとんどが140文字以内でtwitterと全く同じなんですが,たまに140文字以上上等のものがあります.

twitterに載ってるやつはtwilog.org様があるので問題は無いのだけれども,facebookのみの文章は閲覧性検索性が最低最悪でどーにもならんので,まあ,このやり方は全然良いのだけれども.

(とはいえちゃんと更新しろってか>自分)

既存の英知(あるいは金)で解決する

だから、「家事」はレベルを上げて物理で殴れ

「家事」は、レベルを上げて物理で殴れ

その通りなんだよね.この人は「物理で殴れ」と言ってるが,大切なのはマシンやシステムで処理できることを優先して物や仕組みの選択をすること.こだわりや美意識は捨てる.

インテリアはルンバのために,メニューや器は食洗機にどう一回で収まるかが最優先,服は洗濯乾燥の容易さ重要.こだわりや美意識は時間(か時間を買うお金)を手に入れてからだ.

って,これ,業務プロセスにパッケージをあわせて改変するのではなく,パッケージに自らのプロセスをあわせろ,っていうのと同じなわけ?w

こだわりや美意識云々言ってるほど今の日本には余裕は無い.貧すれば鈍す.

——
Facebookへのポストからコピペしました(若干加筆あり).

Japan Edge @ Analyzing Terrorists 20周年

Japan Edgeが新着情報に載ってからちょうど20年らしい.(一瀬さんの報で知る)

日本の新着情報(1994年8月)

去年のアレで新着情報のデータを見返していて気づいのだが,Japan Edgeは,「『日本の新着情報』史観」(←なんだそりゃw)において顧みると,日本のウェブサイトとしては色んな点で突出して早かったんだよね.例えば,

  • それ以前にアナウンスされていたのは,ほぼすべて,大学(あるいは学部・学科・研究室といった単位),企業,公的機関等の単位での「サーバを公開しました」というものであり,そういう意味での組織とは無縁の何やらよく分からないwアクティビティを名称として掲げての登録はこれが最初.
  • ストリートカルチャーを標榜したサイトとしてはもちろん最初.サブカルチャーどころか文化全般に広げてもそれを主題として掲げているものは無かった.(あくまで新着情報登録の話ですよ)

や.もちろん当時の「組織」の「ホームページ」も実は組織内の公式な位置づけとは無縁のよくわからない人達wが中の人だったり,あるいは,○○○ホームページと言いつつ中の方に謎い趣味趣味な情報が置いてあったりするのは,当時の状況としてはそれが「普通だった」のだけど,名乗りをあげ1つの塊として見せるという点では突出していた.

ていうか,「あ,それアリなんだ」だった,というのが正確なところかもしれないがw

ともあれ,懐かしいですな.いやほんとに.

Japan Edge @ Analyzing Terrorists

——
Facebookへのポストからコピペしました(若干加筆あり).

「ゴースト」

タイムレースがプレイされた場合、今までで最速のラップがゴーストドライバーとして記録されている?ああ、そのとおりだった。彼のゴーストはまだ今日もトラックを走っている
……
それからゴーストに勝てるようになるまで何度も何度もプレイしたんだ。1日が終わる前に、ゴーストよりも前に出てそれを追い越した。そして……。
僕はゴールライン目前で止まった。ゴーストを消したくなかったのさ

レースゲームの「ゴースト」を通して10年前に死んだ父と再会した青年 | インサイド

新しいテクノロジーを媒体とした,過去との邂逅の話でもあり,記録・記憶・思い出の話でもある.それを「父(彼)」と感じるかは感じる側の問題なのだな,とか.

この件についてはいずれちゃんと書きたい.

とりあえず元ネタはみつけておいた.これだ.

Can Video Games Be A Spiritual Experience? | Game/Show | PBS Digital Studios – YouTube

00WARTHERAPY00
Well, when i was 4, my dad bought a trusty XBox. you know, the first, ruggedy, blocky one from 2001. we had tons and tons and tons of fun playing all kinds of games together – until he died, when i was just 6.

i couldnt touch that console for 10 years.

but once i did, i noticed something.

we used to play a racing game, Rally Sports Challenge. actually pretty awesome for the time it came.

and once i started meddling around… i found a GHOST.

literaly.

you know, when a time race happens, that the fastest lap so far gets recorded as a ghost driver? yep, you guessed it – his ghost still rolls around the track today.

and so i played and played, and played, untill i was almost able to beat the ghost. until one day i got ahead of it, i surpassed it, and…~

i stopped right in front of the finish line, just to ensure i wouldnt delete it.
Bliss.

——
Facebookへのポストからコピペしました(若干加筆あり).

…………

(2016.04.23 追記)
この話を映像化したムービー.台詞は忠実に元の書き込みを再現している.

先鋒が銃刀法で次鋒が猥褻

3Dデータ検挙の件は,猥褻の話でもないし,結局は3Dプリンタの話でもないんじゃないのだろうか.

もちろん最終的に解放性を具現化するのは3Dプリンタだけど,でも,3Dプリンタを規制/取締をするなんて無理だし,筋が悪いし,そんなことしないでしょう.規制や取締をするのは,データの流通/複製/販売の方.だからこれは結局「ネット問題」でもある.

きっと当局は,現行法で取締可能な3Dデータ(とその根拠法)のリストアップ作業は概ね終えていて,今は打順を組んでいる段階なんじゃなかろうか.

先鋒が銃刀法で,次鋒が猥褻ときて,中堅・副将・大将は何なんだろうね.あとに続くのは,不正競争防止法,著作権,かなあ.大将は何だろう.

——
Facebookへのポストからコピペしました(若干加筆あり).

 新しい« 1 2 ...31 32 33 34 35 ...71 72 »古い