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2009年08月31日以降,communisense.comにて,WordPressを使って書かれているもの

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「山行が」と今の日本とは繋がっている

今回の熊本地震にともない大きな被害をうけた道路の調査記事.

橋の被害,土砂崩れに埋まる道路,崩れ落ちる路盤,そして,トンネル崩落.

これらはヨッキれんさんの「山行が」(愛してやみません)でよく読む光景そのものだ.

まったく当り前のことなんだけど,「山行が」でみる過去の叙述と今の日本とが繋がっていることをしみじみと感じてしまった.


 
「天空の道」もまた然り.

 

…………

この地に何千年か何万年か生きてきたんだ,これからも生きていくんだよ.うん.

Prince

次々とリンクが流れてくる.魂は永遠みたいなことをよく言うが,これらの音楽はきっと消えずに残るんだろうな,とか思う.

Facebook/Twitterにメモがわりにポストしてたぶん等々を埋め込みでまとめておく.思い出しては,観て,沁みよう.

Thank you for all the music you’ve given us.

…………

Music VaultがYouTubeに公開している,82年Capitol Theatreのフルコンサート映像.1曲聴くなら,0:35:42からのDo Me, Baby.

これ知らなかったけど,2004年Rock & Roll Hall of Fameのライブで,While My Guitar Gently Weepsの後半のギターソロをPrinceが弾いてるってやつ.
とあるツイート曰く,「Guitar solo in While My Guitar Gently Weeps was written by Harrison, recorded by Clapton, and perfected by Prince」

極めて極めて個人的な思い入れで1曲選ぶなら,Another Lonely Christmas 一択.公式な動画等はないからApple iTunes (Apple Musicにはない).

Another Lonely Christmas
プリンス
¥ 150

本当はExtended Ver.の方がもっと……とか,ブートにLive Rec.版があって,とかいうと長くなるので……

でも実はひっそりとニコ動にはあるのだ.Extended Version.

Live Version.

これも初見だ(コメントは要らないので非表示推奨)

すげえなあ.

プリンスとマイルス・デイヴィスの未発表音源“Can I Play With U?”がふたたび脚光を集めているのでご紹介。削除される可能性ありますのでご了承のほど。85年に録音されたもので、マイルスの86年作『Tutu』に収録予定だったものと見られます」,だそうだ.ぐわー.

ギター上手っ(なにをいまさら).そしてあまりに素敵だ.

こんなものが…

言葉がない.

2015年グラミー賞授賞式のスピーチ.

Albums, remember those? Albums still matter, like books and black lives, albums still matter. Tonight and always. These are the nominees for album of the year.

…………

そして,Princeさん追悼関連動画も.

Spike Leeがブルックリンの自宅前でPrince追悼ブロックパーティーをやったそうだ.いくつか映像あるけど…これ極めつけ.泣くよこれ.

これが行われそして許容されることが想像できない土地でcreativeやinnovativeな何かなんて起きやしないよ(暴論

 
 
 
 

これは別のとこかな.

Bruce & The E Street Band opened the first of two nights of The River Tour 2016 at Brooklyn’s Barclays Center with “Purple Rain” in tribute to Prince.

最後.これはヤバすぎる.だめだこれは.
ブロードウェイのThe Color Purpleのキャストが終演後にPrinceに捧げるために唄ったものと思われる.fancamっぽい映像だけど公式アカウントで公開されてる.先に唄っているのがCynthia Erivoで後がJennifer Hudsonかな.おそろしいものをみた.底力.そして,滂沱.

…………

最後にこの状況をよく表したツイート.

この状況は,ひとつは明らかに死者にむらがるハゲタカやハイエナの様相なのだが,その一方で魂を導く天使の所作のようでもある(ああなんて身勝手な妄想だ).

アルゴリズムの一部になんかなりたくない —Prince

Princeが配信サービスから自分の楽曲を削除し,唯一の例外としてTidalでの配信を行う理由を語っているインタビューを見つけた.

回答としては分かりにくいのだけど,おおむね,

  • Tidalは新しい会社.そういうのは助けないとね
  • (本当は自分で配信サービスを持つのが理想だけど)?
  • (他のサービスは)「関連アーティスト」が適当に出てくるとか,そういうのが気に入らない.そうではなく「影響をうけた」ものを表示したりしたいんだ
  • Tidalはそういう試みを我々(アーティスト側)にさせてくれた
  • 自分は,プログラムの,表示アルゴリズムの一部になんかなりたくない

みたいな感じ?

おそらくは,いわゆる完璧主義的なコントロールを配信の場でもしたいのだけど,既存のメガ・プラットフォームはそれを個々のアーティストには許さない.Tidalでそれができているのかどうかは知らないけど(日本じゃ…以下略),それを試みさせてくれる,というのがあったのだろう.

それにしても最後の一節.前々から思ってるけど,これは真実なんだよな.「それはできません」の理由が単にソフトウェア実装の都合に過ぎないことは多々ある.それは人や組織がプログラムの奴隷だということであり,ソフトウェア提供者(企画・設計・実装)の怠慢ということである(イントラなあれとかこれとかたぶんいろいろあるでしょ :-).これをPrinceに言われるとは.

そしてもうひとつ大事なこと.

Princeが「関連表示」を称して「それはただのアルゴリズムだ(It’s an algorithm)」 と言う.その理解と表現の正しさ.

いろいろ敵わないな,という感じだ.

…………

EBONY: What made you decide to move your catalog to Tidal and away from the other streaming services, and why is HitNRun about to be exclusively available on Tidal?

Prince: Tidal is a new company, it’s brand new. They’re just getting their footing, and I think when there’s a company like that, or the OWN network—situations where we finally get into a position to run things—we all should help. It’s been a lot of fun.

We’ve changed the format of how our music appears. Where it would normally say “RELATED” and have a bunch of random stuff pop up—I love D’Angelo but he’s just getting started, he came way after—what we did is we changed that to INFLUENCES. Then all these black and white pictures come up and you can go back and look at all the people who influenced me. Then in each one of those situations, Tidal allowed us to go and work on those pages.

That’s the problem with these formats is that there’s a lot of laziness out there. They have to do so much, so a lot of times it’s just a program. It’s an algorithm. I didn’t want to be a part of that.

(Read more at EBONY http://www.ebony.com/entertainment-culture/prince-makes-king-move-with-tidal-interview-999
Follow us: @EbonyMag on Twitter | EbonyMag on Facebook)

パナマ文書

パナマ文書.

ネットで言われてるのは,ほとんど嘘(デマ)ばっかしですね.相変わらずではあるけど.

企業や個人の名前が出回ってるのは,資料の取り違え.

そもそも資料はジャーナリスト集団しかアクセスできない状態なので「載ってた」とかいうのは,参加ジャーナリストが書いた記事以外は,基本は眉唾.

(話はそれるが,そのような状態で,どうやって各国政府が「調査」できるんだろう? 調べる手はあるだろうけど後々公にできる調べ方ができるんだろうか)

日本からの参加ジャーナリストは,リストにあるのは以下4名.

  • Yasuomi Sawa (Japan)
  • Toshihiro Okuyama (Japan)
  • Scilla Alecci (Japan)
  • Alessia Cerantola (Japan)

3番目の方はLinkedIn的には現在はNYっぽい.

Yasuomi Sawa(澤 康臣)氏は共同通信.ご本人の弁はこれ.

(企業、タレントの名前のありますが共同通信として出るとしたらどんな記事がありますか?)
一点だけ申し上げたいのは企業名が取り糺されていますが、見ているデータとは相当異なるということです。デマが飛びかっている状況です。

共同通信から出ているオリジナルのニュースはこれ.

なので,この日本人2名については信頼するに足るか.

Toshihiro Okuyama(奥山 俊宏)氏は朝日新聞.ご本人発言の書き起こしはこれ.

はい。
一生懸命やってるんですけど、国会議員の本人、家族の名前はすべて検索して一件も出なかったですし、見落としているものもあると思うので、もう少し一生懸命やらないといけないんですけど。

あまり、日本関係では期待して欲しくないと思います。
……
「なんで日本はないんだ」という声をネット上なんかで頂いてるんですけども、「一生懸命やってます」ということを分かって欲しいなと思います。

朝日新聞の「成果」はこんな感じだろうか.

前者.未登録で読めるところしか読んでないけど,「移そうと試みていたことがわかった」って微妙な表現ですね.「移した」証跡は読み取れないのだろうか? 後者は,要するにこの手のレベルのやつしか出てこないということだろうか.

今回の調査からThe New York Times, The Wall Street Journal, Washington Postが排除された理由は,これに……書いてない(けど書いてあるのかな?w).

それでは最後にみんな大好きこの文のリンクを貼ってお別れします.さようなら.

以上,φ(..)メモメモでした.

もうはまだなり、まだはもうなり

尊厳死・安楽死・介護,そして,自死云々の話がたまにTL等で持ち上がる.

私もご多分に漏れず,ずるずるとではなく自分はすっぱりと,と思っている.が……

「もうはまだなり、まだはもうなり」は有名な相場の,売買のタイミングに関する格言だ.そしてそれは極めて的を射ている.

“たかが” お金についてさえそうなのだから,命が絡んだときに適切な「タイミング」の判断ができるとは到底思えない.

というわけで全くもって自信はない.

Deep‥‥

去年の夏頃に Deep Dream – Online Generator が出てきたときは,こんな風に思ってたわけです.

...

2015年07月03日(金)

おもしれ〜w が,これをみると,そうかこれは要するに「出来合いの色んなスタンプを子供に渡して『好きに押していいよー』って言った状態」なんだな.そして何をどこに押すかについては「割とあざとい」.うん.[]

という訳で,Googleの画像生成のアレ,誰でも一度はしたことがあるwであろう,「認識機に嘘のデータ入れてみる」とか「Speech-to-Textに違う言語とか音楽とかノイズとか入れて遊ぶ」とかと本質的に何か違うんだ? とか老害的には思っていた訳です.

回答候補は,
①同じ
②認識能力が遥かに高いところが違う
③ネットワークは画像の様々なレベルの抽象概念を表現しており,それを用いて「描いて」いるという点で本質的に違う
④visualizationが巧くentertainされているところが違う
とかになる訳ですが‥‥ とりあえず,③であり,②でもあり,そして④の点もよく出来てる,ってとこなのかな?(素朴な疑問はまだ解消されない)[]

...

つまりは「本質(←未定義語w)」を捉えて何かやってるか否かについては半信半疑,と.

それから半年が経ち,2016年3月,現れたたのは deepart.io – become a digital artist でした.

なんか心が揺らいじゃうよね.

ていうか,「人工知能が怖い」というより,古い and/or 半可な知識が怖いわ.

...

とか書いてたらちょうどまた,

なるほど,つまり今は,どこが最初に「人工知能が書いた」論文をIJCAI, ACL等々に通すかの世界的競争の只中なわけですね(違
(禁止投稿規定とかで備えてあるのかしらん? それとも来るなら来てみろ受けて立つぜ体制?)

...

話をDeepDreamに戻して終わりますが,個人的にこれ↓,結構いいアイデアだと思ってるんだけど…… ダメかな(笑)

デリケートなロボット

なんか話題持ち切りなニュースになってるけど,ソースは単一,Bloombergのこのニュースだけっぽい.ホンマかいな.

これを読むと「ニュース」に関してはよくわかる.でも何か怪しい〜という個人的読後感に満ちてしまい,「事実」に関しては全く参考になった気がしない.

ところでこの記事中に新型Atlas(二足歩行ロボ)が

lifts a brown box and delicately places it on a shelf

するとか書いてあるんだけど,これを読んで,やっぱしこの人達(米国人?)とは永遠に分かり合えないなー,とか思ってしまったw だってこれですよ.これが "delicately" かよ,とww (特に2つめ)

ついでに元記事の最後にAtrasのビデオに対するネガティブな(社会の)印象の理由として「人間の仕事を奪う」ってあって,え,そっちなの,とも思った.宗教的理由とか軍事利用における倫理的側面とかじゃないんだ.人の仕事を奪う,だったら,日本とかいう国がつくってる産業用ロボットが既に山程の戦果を‥‥

主な理由の収益云々については,これも怪しい(目眩ましな)気がする.

若者のPC離れ

(若者の)PC離れ/パソコン使えないっていうときの「パソコン」なるものが,エクセル管理簿,罫線アート,パワポ曼荼羅のたぐいだとしたら,離れた人々の方が正しいのだろう.

今日びのスマホ/ウェブサービスは,利用者のファーストページがTODOリストとなっていたり,ノーティフィケーションが正しく機能しているものが多い(例えばチケキャンとか?).実際あれは正義であって,パソコン的なUXは滅びて然るべきだと思えてくる.

…………

以下,話はそれる.

でも,チケキャンとかも,その素晴らしいTODOや通知に自社キャンペーン動線が入ることがあり,あれはその価値を貶めてるとしか思えないんだけど,そこら辺はまだ工夫の余地があるなあ,とか.(そういえば最近見なくなった気はするな)

Google DeepMind AlphaGo (その4)

一部の人々は,機械(AI)が人間には理解できない,だが結果として「善い手」を提示したとき,人間は社会はそれをどう受け止めるのか/受容可能なのか,という点に注目している.

でも一方で,人が人に案を提示するが,される側がそれを理解できないが故に……という事例は人間社会では太古の昔から頻発している(通常の反応は「拒絶」) .人の社会では提案側の絶望が語られる一方で,大切なのは丁寧丹念な説得の技術と努力だ,ということになっている.

という訳で,AI()の真なる目標は,説得技法の実現になる.もしくは,説得不要の見えない管理型で社会を運用していくメカニズムの実装……

いやー,どっちもきついなー.

...

でも,例えば『データの見えざる手』の矢野和男さんの話とかは,その説得と見えない管理のバランスに凄く意識的積極的に取り組んでいるように思える.つまり,きついなー,とか言ってる場合じゃなくて,真っ当な人達はそこにきちんと正面から向き合っているのだろう.

これとか読むとその雰囲気がわかる気がする.

脊髄的に拒絶する(というかバカにする)人が多い「ハピネス」出てきますけどね(笑)

...

ていうか,こないだの阪大のあれのときにも思ったけど,幸福感はハック可能であることを素直に受け入れればいいのに.なんでみんなあんなに下に見るんだろ?(幸福と幸福感は違うとか当り前だし,あれは批判のつもりなのか?) 報酬系やら幸福感やらのハックこそがヒトの歴史(暴論)

...

と,最後は盛大に話がそれましたが,以上,Google DeepMind AlphaGo関連4連投(facebookポストの再構成)でした.久々に響いた(そりゃそうだよ),ということで.

Google DeepMind AlphaGo (その3)

...

素人なりに考えると結局,人間は囲碁を部分的にしか理解していなかった,ということなのかなぁ.言い方を変えると,実は,囲碁は,その探索空間の広大さ(場合の数の多さ)がゆえに人間には不得意な問題だった,ということだったりして.さらに別の言い方をすると,計算量は多い(探索空間は広い)が問題自体は「単純」だった,とか.

今回に至るブレークスルーは,モンテカルロ木探索,UCT,機械学習,ディープラーニング,自己対戦,強化学習,計算プラットフォーム,あたりだろうか.

人間が把握していなかった空間をAlphaGoが「読めた」理由のひとつは,モンテカルロ碁のランダム性と自己対戦による強化学習と計算するソフト&ハードの技術,だとも考えられる.また逆に第4局の後半が「酷い」のは,そこがAlphaGoにとっても未探索の性質をもつ探索空間だった可能性もある(だとすると,未探索な空間がまだ大量に残っているのかもしれない).

7〜8年くらい前かな,一部分野研究者の複数人/チームが『認識(探索)とは生成だ』的なことを言い出して,ずっと心に引っかかっているのだけど,今回の話はそこに繋がっているような気もする.

いずれにせよ出発点は人間が残した棋譜であり,つまりこれは,過去から現在に至る棋士/技術者を併せた人類のチームプレイにより成し遂げられつつある,巨大な問題に対する「勝利」とも言えるのではないだろうか(なんてね)

...

これ↑は自分のためのメモであり内容が妥当なことを全く保証しません.

いや今回のこの界隈の話って,役立たずになった古い知識による陥穽の玉手箱みたいなもので,プロで立場がある人ほどそれ分かってるから迂闊なこと言わない.

というわけで,以上,素人の気軽さ迂闊さから書いておりますです(笑)

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