ああ,もうすぐ21世紀も9%ほど終了しますよ.9/100ですよ.どうしますか,みなさん.ほんとに.
などと無駄なものを書いている場合ではありません.
21世紀といえば,未来,だったはずんなんですけどね.
私たちの年代が子供だったときに見せられた未来は,1にエアカー,2に壁掛けテレビ,までは固いところだと思いますが,3になると結構まちまち.チューブトレインだったり,ロボットだったり,腕時計型テレビ電話みたいなやつだったり,「出来上がって盛りつけされた料理が出てくる箱」だったり,宇宙ステーションだったり.
壁掛けテレビは,ほぼdone,でしょう.一方エアカーは来る気配がまったくありませんね.今やエアカーといえばタタ・モーターズですから.圧縮空気ですから.世も末だ(あ,末は通り過ぎたのかw).
そんなことを考えつつ,何かネタはないかと大掃除がてら見回していたら,絵本発見.「だるまちゃんとかみなりちゃん<こどものとも絵本> (加古里子作・絵)」.初版が1968年8月1日.
これに出てくる雷の国が,当時の未来イメージを更に一回脚色した感じで楽しいです.ことのほか電波が飛びまくっているのは,無線が未来だからか,それとも「雷ちゃん」だからか.でも,今見たら,電磁波身体に悪そう… としか思えないなw
表紙と中の数頁,張ってみます.興味がある方は本屋さんなり図書館でどうぞ.本を大切にする図書館ならきっとあるのではないかと.
— だるまちゃんとかみなりちゃん (加古里子作・絵) pp.20-21
— だるまちゃんとかみなりちゃん (加古里子作・絵) pp.24-25
上に書いた未来イメージと絵本に出てくるものを照らし合わせてみると,エアカー → 雲,壁掛けテレビ → 薄さが中途半端だなw,チューブトレイン → モノレール(プロペラ推力?),ロボット → 出てこない,電話 → 無線にはなってるようだ,料理が出てくる箱 → ベルトコンベアーの先には何があるんだ??,宇宙 → 出てこない,てな感じかな.
楽しいなあ.
未来を考えるのは,暗いことなんかじゃなくて,やっぱり楽しいことだよ.
ね!
P.S.
とりあえず今切実に欲しいのは,服をたたんでクローゼットに入れてくれる洗濯乾燥機と,食器を棚に並べてしまってくれる食器洗い乾燥機だな.あと,紙の本はそろそろマジでなんとかして欲しい.