2002年11月の記事一覧

鳥取(2日目)

2日目。

自分の発表は、純粋にtechnicalな話という訳でもなく、かといってmanifestoにも成り切れず、中途半端な、良くない発表になってしまったような気が… 反省。

研究会も終り、砂丘だ、砂丘だ!!! (を、インパクサイトが名前を変えて存続? 偉いなぁ。それにひきかえ…(inpakuへのリンクは無論イヤミだ :-)) 最初の予定では時間的にキツイかなぁ、と思ってたけど、結構余裕があるので、「馬の背」まで行ってみようかな… 行ってみようかな、と言っても、何せ距離感、というか、遠近感が破壊されそうな光景なので、良く分からん。歩いている人の動き具合いを観察して、どうやら、それほど遠くはなさそうなので、行ってみることにする。

ううむ、デカくて起伏のある砂浜と砂丘の違いは如何? あと、この下はどうなってるわけ? パークインフォメーションにボーリング・サンプルがあったけど、あれはどこを掘ってもそうなのか? それとも、馬の背とかは最上位の砂の層のみが厚いのか? 謎が多い。あと、たまたま靴がClarksのzestで、desert bootじゃないけど砂入らない(それなりに機能する)じゃんとか思って、嬉しかったり。

あとは帰路。あ、その前に、お土産は「梨福」。結構旨いかも。

帰りは寝てたので良く知らないが、多分、やっぱり、羽田渋滞。ぷんぷん。羽田⇔鳥取はANAしか飛んでなくて、「早割」も設定されていない。まったく、何だかなぁ。

鳥取(1日目)

鳥取! 山陰地方、行くの初めてかも。

恒例により、羽田に着いたら肉の万世のサンドイッチと水を買って食べる。今日は「"フライド"ハンバーグサンド」。何で恒例なのか良く分からんが、最初に偶々買ったとき、納入し立てでアツアツで美味しかったからかなぁ。それ以来、置いてある箱に触ってみて温かいときのみは恒例となっているのであった。今日もまだ温かかったので、ご購入。

恒例といえば、今日もゲートは3x番でバス出発。最近、ほぼ必ずバス出発のような気がする。何かに憑かれてのかもしれない。ひーん。

更に恒例といえば、羽田の『渋滞』。そりゃさ、「出発時刻は定刻通り」かもしれない。でも結果として到着時刻が25分以上遅れているという事実はどうよ(あ、いかん、口調が…)。

えーと、実際の出発時刻や到着時刻って、航空会社や空港のWeb (フライトインフォメーション欄)で取れるんだっけか? 取れるんだったら、毎日それを持ってきて集計して、データとして公表すればいい訳ね。国土交通省なんぞアテにせずとも、仕込自体は半日もあればサクサクっと出来る。それが"before the Internet"と"after the Internet"の違いであり、Webサービスの輝ける未来なのだ!!!(後半大嘘)。

何故かこの日は素晴らしく天気が良く、席も窓側主翼より前、だったので、景色が最高。港南→厚木→宮ヶ瀬→山中湖→富士山→富士川→南アルプス→飯田→恵那、といった辺りが完璧に見えて気持良かった。恵那から先は雲ってたので、あとは寝る。

ということで結局開始には全然間に合わずに到着。会場は鳥取環境大学。ぐぉー、こりゃまたすごいとこだな。こーゆーとこ(例: 高知工科大学公立はこだて未来大学)に来るたび、こーゆーとこで過ごす人生とは如何かと思いを馳せたり馳せなかったり… 翌日、大学のスタッフの方によるキャンパス・ツアーがあったのだけど、あのガラス張りの学生研究室みたいなスペース、いわゆる巷の図書館(メディアセンタ)にあるようなものよりは、ちょっとイイかも。でも学生が増えて混雑してくると息苦しいかな? でも、結局は、「箱」ではなくて運用次第だということは、よぉぉぉぉく知ってるけど(セコいなぁ :-)。

宿泊は旅の窓口経由で「鳥取グリーンホテル モーリス」。「旅窓BOX」での評判もそれなりに良し。このホテルは客室内からのインターネット接続サービスが無料であり、単にそれが理由だけで「旅窓」の評判が良かったり、という可能性も予想されない訳では無かったけど、行ってみれば確かに、人手を使わずに如何に利便性を提供するかが考えられていて、結構快適でありました。

つーわけで、明日発表。更に更に恒例のpptならぬ今回からはsxi作りで、夜は更ける(;_;)。


P.S.

ところで、以前の日経ビジネスの記事(1)を読んで以来、心情的には(2)、「旅窓」よりベストリザーブを使ってあげたいのだが、一度も希望に合致した宿泊先が見つかったことがなく、まだ使ったことがないのだ。私ゃ、対象ターゲットからズレてるらしい。今回初めてベストリザーブにもこのホテルが載ってたのだが、つい今ままでの勢いで「旅窓」から予約してしまった。うーむ、すまぬ(謝ってどうする :-)。

  1. リンク先には記事自体は無し。ネット上の記事には類似する内容のものが余りない。こんなのもあるがチト違うか
  2. まぁ該当記事は当事者の片方からの意見でしかないので、真相は謎だが

ディスプレイ

(特に名を秘すが)やはり2流メーカーの製品は2流品でしか有り得ないのか? ディスプレイにあんなファン入れて誰が使ってられっと思うんじゃ! > xxxxxx

ムカついたのでxxが済み次第、とっととバラす。外から見える通り、ファンが3つ(SUNON社製、KD1205PFB3)。試しに電源を外して起動してみると、ファン動作確認用のパルスか何かを拾ってるようで、警告メッセージを出して立ち上がらない。

考えるのも面倒くさいので、1KΩ(が〜ん、"Ω"ってHTMLでは定義されてないんだ、のでやり直し) 1KΩの可変抵抗を挟む。ぎりぎり回転し出すあたりまで電圧を下げてもまだウルサイんだけど、しょうがないので、これで使うことにする。

回り出しさえクリアすればもっと電圧(回転数)下げられるとか、DC/DCコンバータとか、PWMとか、そーゆーことは知らないことにしよう。理学部だし(脈絡不明)。

浮気した私が悪いのは認めますので、はやく何とかさせてくださいますよう、新製品をお願いします。> nanaoさま…

P.S.
ディスプレイといえば、DVIの規格も、何であんなに中途半端なの? 謎な世界だ。

driving japan

行ってきたよ、3日間とも。"PAUL McCATNEY IN CONCERT driving japan".

「行かずに後悔するより、行って後悔」(© 絢ちゃん)が真であることは同意するけど、本来私は、そのツアー全公演行かないと気が済まない、というタイプではない。にもかかわらず今回のPaulの東京公演全部に行こうと思ったのは、「もはや、与えられた機会は最大限活かさなければならないのだ」ということを、強く感じたからだ。平たく言えば、そう、「これで最後かもしれない」と思ったからだ。

「これで最後」というのは、単にPaulのコンサート・ツアーがこれで打ち止め、という意味だけではない。Paulがいつまで生きているか分からない、という意味もあるが、何より、自分がもう、いつまで生きているか分からない、ということなんだ。

図らずも、11日のコンサートは40になって最初のライブだった。20代最後のライブの直前まで思っていた『いつまで生きているか分からない』と、いま頭にある『いつまで生きているか分からない』とは明らかに違う。10年とは、そんな期間だ。


とまぁ、そんな話はどうでも良い。

とにかくすごい、素晴らしい!

♪You say yes, のたったワンフレーズで、もう、副鼻腔がツンときてしまう。Hello Goodbye. いきなり、ノーイントロ曲で始めるのは反則だ!

Driving Rain, いい曲だなぁ。3回聴いたら、大好きになった。:-)

You Never Give Me Your MoneyCarry That Weight, こんなアレンジで演るなんて… 素晴らしすぎる。(何やら歌詞を変えて歌ってたようだったけど、聞き取れなかった…) ベスト3.

Band On The Run. 充分わかっていても名曲だ。スクリーンのU.S.ツアー映像も泣ける。いや、U.S.ツアーに行った訳じゃないけどさ。当時、俺はどうやって "Wings Over America" のレコード買ったんだ? 幾らだったんだろう? いったい何度、どうやって聴いたかも分からない曲だけど、やっぱ、ベスト2.

Maybe I’m Amazed, 頼むからそんなキーで唄わんでくれ。:-)

She’s Leaving Home, (泣)(泣)(泣) "back in the u.s." 買ってもこれは入ってないんだよなぁ。どうしてくれよう…

Live And Let Die, これも、分かってもいても…

Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band (Reprise)The End, こういう締め方をしてくるとは! ビートルズ2大締めソング(何だそりゃ)・メドレー。Sgt. Pepper’sからThe Endへの繋ぎが、とてつもなくカッコイイ。文句なく、ベスト1.


いやもう… 3日間で何度涙腺が耐えきれなくなったかは内緒です。:-)

それにしても、去年書いた曲から40年前に書いた曲まで… 万遍なく、違和感なく、どれもが素晴らしいなんて。誰か今回のset listの作曲年の分布図作ってないかな。今度作るか。

Wingsリアルタイム世代(当然武道館のチケットは持っていた。いや、私は払い戻ししたけどさ :-)、特に初めて買った新品のアルバムが "VENUS AND MARS" な私としては、あと、Listen To What The Man Said (邦題: あの娘におせっかい :-) が聴ければ、もうどうなっても、という気持はあるけど… それはそのままで、きっと良いのだ。あの場にいた延べ十何万人が、それぞれ「あと、あれも聴きたかった」という思いを持ち、その曲が全部で一体何種類(何曲)あるか見当もつかないのが、Paulの凄さでもあるのだから。

Sgt. Pepper’s … (Reprise)The End を聴いて一人勝手に確信してしまったが、Paulがずっとやりたかったことは、これだったんだね。いわゆる『ロック・シンフォニー』的なものと、『ロック・バンド』の両立。そして今回のバンドは紛れもなく『ロック・バンド』であり、それこそがこの素晴らしさの所以なのだと。


もはや何言ってるか自分でも分からなくなりつつあるが、とにかく、今回、チケットを譲ってくれたtaro-chan, ほんとに感謝してます。どうもありがとう!

で、14日、別れ際にtaro-chanと握手しながら言ったように、10年後(3年後でもいいけど)、また一緒に観に行こうね。Tour ProgramのPaulの言葉を信じて。

see you next time

不吉、なことは何もない

今日、道を歩いていたとき、ふと電信柱の下を見るとカラスの死骸が横たわっていた。確かに生まれて初めて見たかも。

「カラスの死骸は不吉の知らせ」という言い伝えは聞いたことがないが、なんかそんな気もしてくる。黒いし(謎)。

などと思いつつ、東京ドーム着。今日はtaro-chanが先にいた。で、座ってみたら、完全にレフトポールでポールが死角、などと言ってる場合ではない。これは悲しい… このことだったのか!

しかし、いくらなんでもこれは、ということでtaro-chanが係員に「見えねえぞ、ゴルァ!」と言いに行ったら、文句を言うまでもなく、あっさりと別席に移してくれるらしいとのこと。その後はShimizu Sportsにより完璧に設定された手順に従い、数度のforwardを経て、1階スタンド・バックネット裏に辿り着く(バックネット裏はシートに毛が生えてるとは知らなかった)。マニュアル化された、それは見事な手順。バックネットが邪魔ではあるが、最後だし、今日は、まったりと座って観る。

(ツアーの感想は別途まとめて)

帰りに同じ道を歩いたら、カラスの死骸はそのままそこにあった。矢追純一、敗れたり! (←かなり違う)

改めて見てみたら、死骸の横に小さな花が沿えてあった。やさしい人が居るだあね。

iPodでもう一度 Sgt. Pepper’s … (Reprise) を聴きながら、家へと帰る。

あー、大阪行きてぇ。