2025/09/17 (水) @ 11:45
(OTOTOY編集後記からの転載です)
今週と来週の予定がおかしいです。14日から29日まで毎日なにかしら行きたいライブがある。半分以上の日で複数個ある。27日にいたっては (パン音アンを入れて) 4つ重なっている。実際にどうするかはまったく未定です。
なので終わったことを振り返ると、11日と12日はBandmerchの4周年記念イベントEVE編とNIGHT編。aldo van eyckやANORAK!は時間を切り裂いて進んだ先に居て素晴らしい。14日、Sundae May Club、満員のLIQUIDROOMワンマン。王道の良い歌・良い曲・良い演奏。こちらも着々と前進していて、楽しみが増すばかりです。15日、SYAYOS、もう間違いないですね。今年のうちにどこまでいくのでしょうか。
さて今週。未定と言いつつ水曜日は決まっています。ていうか明日じゃん。セトリが目に入らないよう、“目を閉じて” 過ごさないと……
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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈今や「夏の終りソング」の旬は9月なのだろうか (さもありなん)。甘酸っぱい季節の移ろいが見事に表現される。異常気象なんかに負けない。〉、おとなりにぎんが計画の “手、汗”、Blume popoの “月夜銀河へ”、hardnutsの “ブルームーン” の3曲です。
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OTOTOYの公式プレイリストに自分が推薦した曲だけを載せた個人プレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND-ed by me」も公開中!
2025/09/08 (月) @ 18:45
(OTOTOY編集後記からの転載です)
週末ずっと月が綺麗だった。そして皆既月蝕。月が太陽に照らされる様を限りなく真正面から見ていた、ということなのか。欠け始めてもなお美しい。空にある「あれ」は一体何なのかと考え、調べ、行ってみたいと思い、実際に行ってしまった人類は、結構大したものなのでは、とか思う。
地球の影のなかにいる月を見ながら、まじで雲ひとつないなーと空を見渡していると、左にオリオン座。コンビニはもうハロウィンだ。先週のちいかわ公式のポストを思いだす。
——カルディでこれ売ってたからッ‥‥ 今年ももうッ‥‥「おわり」だよッ‥‥。
(まじか)
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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈王道の歌メロ、豊穣なボーカル、日常のアルペジオに楔を入れる歪み。いい曲。〉、Lola Youngの “SPIDERS”、國の “Kids Return”、ラブリーサマーちゃんの “君と暮らせても”、safmusicの “牡丹 (feat. 京 英一)” の4曲です。
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2025/09/01 (月) @ 19:00
(OTOTOY編集後記からの転載です)
水曜日、Nikoん@渋谷QUATTRO。1stのリリースツアー・ファイナルだが、2ndへ滑らかに繋がる仕掛けに。変化してると噂にはきいていましたが驚異の変わりっぷりっでした。外音が圧倒的に良い。高級でキレ味抜群の出音。客層が謎すぎる老若男女種々雑多さで、これはこの後ブレイクする必要条件を満たしているやつでは……。発表された今後の活動予定も楽しみ山盛り。ついていきたいです。
日曜日、Hammer Head Sharkアルバムリリース全国ツアー、ファイナル@渋谷O-Crest。気高いまでの唯一独自な存在。バンドの精神性、アンサンブルから放たれる音像、そしてフロントパーソン・ながいひゆの実存、それらが固く手を結び、他にありそうで他にない、Hammerの世界を構築していました。ソールドアウト公演でフロアもいつも以上に熱く、ストーリー的には「晴れ舞台」なのですが、まったくそんなことはなく、今後ますます楽しみな状況下でのひとつの節目にすぎない、というスケールの大きさ。来年1月の自主企画は渋谷WWW (!) 楽しみです。
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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈昨年の初EP『Smash the Mirror』以来のリリース。ドリーミーで轟音、再び〉、Murmur Mirrorの “Orlayas Bloom (from Youths’ Blood)”、Rol3ertの “say my name”、水野蒼生, 君島大空の “y_fancy_world_ending” の3曲です。
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2025/08/25 (月) @ 19:15
(OTOTOY編集後記からの転載です)
今週プレイリストに入れた、管制塔よりの “自転車”。「向かい風が 冷たくなった午後6時」という歌詞ではじまります。ちょうど今、6時すぎですが、空気は熱を持ったままです。自転車が快適な時間/季節がなくなりつつありますよね。暑いか寒いか。中庸よりは極まったほうがいい、と言われる文脈もあるにはありますが、気候はそういうことではないのでは。
日本というか日本人は、主に変化の振れ幅の大きさからくる気候の過酷さを、「四季」とか「季節の移り変わり」という情緒で覆い隠すことで耐え・生きてきたのだと以前から思っているのですが、この気候を乗り越えるには、新しい「情緒」の発明が必要な気がします。音楽でそれができるかなぁ。
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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈不穏な歌詞が不安なリバーブ下で歌われる。そこに光はないが街を照らす夕日も曲も美しい〉、SleepInsideの “四丁目の夕日”、管制塔よりの “自転車”、家主の “FEARS FOR FEARS”、國の “I’m waiting for” の4曲です。
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2025/08/18 (月) @ 19:00
(OTOTOY編集後記からの転載です)
ソニマニ&サマソニ、RISING SUN、ビリー・アイリッシュ、FAMIEN、等々 (ぜんぶ東京じゃない) な先週末でしたが、私は東京に。金曜日、WWWでiVyの初ワンマン。当初から3部構成とアナウンスされていて自分も「ユニット編成とフルバンドと、あとなに?」などと言ってたのですが、2人ユニット → iVy コンテンポラリー・パーク・オーケストラ♪ → バンドセットの3部構成と。会場の入り口からデコレーション等こだわりが詰まっていて、ステージは好きなことやりたい放題で、その上でちゃんとソールドアウトしていて、素晴らしかったです。音響も良かった。翌日のWWWはThe Otalsのワンマンで、こちらもソールドアウト公演。The Otalsは結成時当初の “目標” が「WWWをソールドアウト」だったとのことで、有言実行。
そして日曜日はERAでSYAYOSのレコ発でした。同じ先週リリースだったo_allもみられる素敵な企画。SYAYOS、とんでもなかったです。アルバムの良さは皆が口にするものですが、ライブがここまで凄いとは。想像をはるかに超えられました。バンドとしてのアイデアと、それを出音も含めてキレッキレのサウンドにする実力。外音ばかデカかったけど、引き締まりきってて無駄がない (でも遊びはある)。ボーカルのすずきひなの存在感はもとよりなのですが、バンドとしての力量・ポテンシャルが圧倒的。スケール感が底知れない。こういう突出の光景をひさびさに体験しました。恐るべし。
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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈先週リリースの1stアルバム『Anthem 1.1』が巷で絶賛ですがライブはそんなもんじゃないくら凄かったです。詳細は下の編集後記で。〉、SYAYOSの “Spaceboy”、o_allの “roka”、帰りの会の “はぐれ星” の3曲です。
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2025/08/12 (火) @ 18:45
(OTOTOY編集後記からの転載です)
ここ数日、雨ですが、あの酷暑よりはこの雨のほうがぜんぜんマシ、みたいな気持ちになります (豪雨の地域のかたはそんなことないでしょうが。大過ありませんよう祈っております)。でもこの数日、これまで見かけることもなかった蚊🦟がいます。数発やられました。蚊もようやく翔べる気温に。いいのか悪いのか。
ところで少し前から思うのですが、スマホのカメラを向けたら蚊🦟をハイライトして表示するアプリを作れたら大富豪になれると思います。撃退は人力でやるので位置さえ教えてくれれば。どこまで本当か知りませんが、ヒトを一番多く死に至らしめている動物は蚊 (2番はヒト、以下、ヘビ、イヌ、…) らしいので。まじです。誰か一緒に作りましょう。
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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈岡山県拠点の4人組バンド。crab club (クラブクラブ) と読むそう。これは心に残ってしまう。岡山おそるべし。〉、蟹蟹の “YASASHISA IN GOMENNE”、百円音盤の “2051”、揺れるは幽霊の “echoes of fading girl”、I Mean Usの “DOVE” の4曲です。
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2025/08/04 (月) @ 18:45
(OTOTOY編集後記からの転載です)
石橋英子をスペシャルゲストに迎えた、野口文、初の自主企画。前日に野口が、信じられないほど売れ残っているとポストしていたため、ビビりつつ会場に着いたら、入り口に人が詰まっていて入れないくらいの満員でした (笑)。
野口の70分間のステージは、20分+20分+20分+10分の4曲、で良いのだろうか? 6人編成で怖れに敢然と立ち向かい、自由でダイナミズムに溢れ、音楽の悦びに充ちていました。野口文のMCは言葉数は少ないのだけど、言っていることがいつも的確で面白い。そしてVJもPAの出音も極めて良かったです。60分終えたところで初めてそれをする隙間が生まれた際の拍手の大きさと長さが印象的でした。あれは本物の拍手でした。
野口文、何者? というかたはぜひこちらのインタビューを。
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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈ほわほわとした雰囲気ではじまり、軽妙なポップスかと思わせるも、終盤はロックンロール。そして聴き終えたあとに残るのは、これ、パンク・マインドなのでは?、という余韻。怪作。〉、ときめきポメラニアンの “サマープレッシャー”、Tam Yos Tenの “グッドバイ!”、終日柄の “synopsis”、メガネブラザースの “酒の効能”、Laura day romanceの “ライター” の5曲です。
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2025/07/28 (月) @ 20:00
(OTOTOY編集後記からの転載です)
火曜日、NaNoMoRaL×DJ後藤まりこ@SHELTER、ステージ上に2組の機材を置いて、それぞれが3曲/3曲→3曲/3曲→3曲/3曲→2曲/2曲→1曲/1曲と続けてやるやつ。これが実に「ライブ」で良かった。なにが起きるか分からないところから始まって、ステージとフロアの空気がドライブしていく感。そして後藤まりこのアーティストとして演者として人間としての魅力。これぞライブ。
木曜日、Beachside talksのリリパ@THREE、Hammer Head Shark、cephaloとの3マン。4ピース同編成フィメール・ボーカルの3組ながら、重なる部分と三者三様部分がとても面白い。良きイベントでした。
土曜日、再びNaNoMoRaL@MARZ、BANDセット。むっちゃ仕上がってました。もっと頻繁に、もっと曲数多く聴きたいです。雨宮未來は “後藤まりこ” エッセンスを存分に吸ったか、存在感抜群。この体制でロックフェスに出てほしいです。勝てるやつ。
金土日の配信フジロック、みたなかでは、Mdou Moctar、HYUKOH &落日飛車 Sunset Rollercoaster、Fred again..、君島大空 合奏形態、kanekoayanoあたりが存外でした。山下達郎みたかったなあ (悩んでる間にチケット売り切れた)。
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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈絶妙にイマで確かに懐かしい。音楽等に対して “無国籍” という形容があるが、”無時代” という言葉の発明が必要なのではと最近よく思う〉、Barbaraの “Lovers”、小田奈都美の “天使のささやき”、しんきろうのまちの “I try”、ゆうさり, 綿貫雪の “朝の清冽(電子)” の4曲です。
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OTOTOYの公式プレイリストに自分が推薦した曲だけを載せた個人プレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND-ed by me」も公開中!
2025/07/22 (火) @ 19:30
(OTOTOY編集後記からの転載です)
三連休……、だが、暑すぎる。先々週末の一瞬涼しかったとき、そう、最高気温が25℃とか26℃だったとき、小中学生の頃に「気温と水温を足して50℃以下だったら体育のプール授業なし」というルールがあったのを思い出しました (あれはうちらへんのローカル・ルールだったのだろうか?)。雨ではなく普通の曇りの日であっても「50℃ないので今日はプールなし!」「えーーー」みたいなことが割とあった記憶が。水温が20℃ってわけでもないだろうから、つまり、6・7月でも気温が30℃以下の日もあったのでは、と。まあそれくらいならじゅうぶん生きて、外で活動できてたよなあ。「最長期間を更新する黒潮大蛇行に収束の兆しが」、みたいなニュースも耳にしましたが、それが (関東地方の) 暑さに関係するのかしないのかも、よくわからず。今日も駅前のコンビニでクーリッシュを買って身体を冷やしながら歩いてきました。ある程度溶けたクーリッシュは自分が美味しくいただきました、のでぜんぜん良いのだけど。コンビニとクーリッシュ様様の夏です。
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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈3rdアルバム『夜に交じる人たち』のハイライトとなるこの曲を。アルバムレビューはこちら〉、colormalの “長い夢”、望月起市の “Parks (feat.高井息吹)”、Trooper Saluteの “不治”、パターソンの “remember” の4曲です。
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OTOTOYの公式プレイリストに自分が推薦した曲だけを載せた個人プレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND-ed by me」も公開中!
2025/07/18 (金) @ 18:00
(OTOTOY REVIEWS 連載「REVIEWS : 101 インディ・ポップ〜ロック (2025年6月)──OTOTOY編集部」から転載)
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超右腕『I WAS WAITING FOR YOU AT OKAYAMA-STATION』
この歌詞を、この声で、このギターリフとリズムにのせて歌う。バンドを組むって、そういうことだよね、と思わされる。90年代USオルタナの質感を、今を生きる日本語詞で更新した、岡山の4人組バンド、超右腕 (スーパーウワン) の3rdアルバム。今の日本に「カレッジロック」があるとしたら、これこそがその核心かもしれない。足りない・うまくいかない・もどかしい・切ない──そんな感情が歌われてきたアルバムのラスト、永遠に聴いていたくなるアウトロが鳴り止んだとき、心にぽっかりと穴が開く。アルバム全体を通して、サブスクなら自動再生は切って聴くべし。前2作と比べ圧倒的に進化した音像を持つ、2025年の大傑作。