2015年の記事一覧

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予測による未来の生成,からの,再考

「若者の脳はブレーキがない車」このワードにヒントを得たトリーシャさんは、とある実験を開始しました。
それは、ユーザーが誰かを侮辱するような書き込みをしようとした時に「本当に投稿しますか?」というメッセージを表示する「Rethink」という仕組みを取り入れる事でした。
1500件を対象に行なわれたこの実験では、なんと93%の若者が投稿を取りやめました、
「待って、本当にそんな侮辱的なコメントをするの?」という一言で、ネットいじめとなる発言を、71.1%から4.7%にまでに減少させることに成功したのです。

「SNSのいじめを無くしたい」14歳の少女が開発した新システムに世界が注目

ていうかさ,それを投稿した後の状態を作って(予測による未来の生成,構成論的というか),それを客観視点で提示すればいいんじゃね? 自分(や友人)のTLにそれが載ってる(コメが付いてる)様子を見せるだけでもいいかもしんない.できるよね.

Rethink before you type | Trisha Prabhu | TEDxTeen – YouTube

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Facebookへのポストからコピペしました(若干加筆あり).

Microsoft HoloLens

Microsoftのイベント(Windows 10: The Next Chapter)で発表されたHoloLens.

よく出来ているようにみえるし実機デモをちゃんとやるのは凄いけど,Augmented Realityという分野から見ると,新しいのは何なのかな? 

もちろん,あれに詰め込んだのは凄い.かつ,いくつかの点は興味津々.

まず,1台のみのHoloLensならともかく,複数ユーザーでの利用が本当にできるのか? つまり,認識した環境3Dモデルの複数ユーザー間でのマッチングや共有,そこにある3Dオブジェクトのモデルの共有とか,マジでそれ出来んの? という点.固有マーカー無しだし,ああいう描き方をするなら「箱庭環境で出来ましたー」じゃなくて,世界中広く遍くどこでも誰でも同時何ユーザでも出来るんだよね,もちろん.

‥‥と思ったらそれは勘違いで,もう一度冷静になってビデオを観ると,このビデオにはHoloLensを着けている人物が複数名同時に出てくるシーンが巧妙に一切描かれていなかった.バイクのシーンの男性とか,もの凄く意図的な映像になってる(0:38から登場.首から上は決して映っていない).排水管修理のシーンは片方は通常のタブレット使用だし(1:08から),火星探査機シーンの"John"の表現(1:15から.人物映像ではなくアニメーション)は,とても味わい深い.

別の言い方をするとこのビデオは,「嘘を描いてはいけない」という姿勢を真摯に守っている.とても好感が持てる(Evil度はとても低い).

他方,会場でのライブデモを中継する何やらゴッツい仕組みのカメラの映像は,デモをする女性のモデルを共有して,リアルタイムで背景世界を認識しながら,それを他者視点で表示することをやっている(こっちは要求上,video see-throughだけど).つまり,そこも出来ている.でもそれはHoloLensとは別のゴッツくてワンオフな仕掛けがまだ必要であるようだ.

あと余談的には,Minecraftをそこにそう持ってくるか,という感心が個人的に.現実と相互作用する仕組みをぜひ!w

いずれにせよ,Microsoftのハードデバイスメーカーとしての優秀さは折り紙つき(本当にそう思ってますよ)だからなぁ.どうなるのかなー.

(2015.04.30 追記)
HoloLens関連で何が感動的かって,上でも書いた,この,シースルーARのライブデモを第三者視点で見せるカメラ(とその裏のソフト)だよな.極限まで的確かつ効果的(主観視点再現度とか).かつてこんなのあったのだろうか?

ベイマックス

当初は然程興味は無かったんだけど,散見される賛辞が気になり,ベイマックス観てきた.何だこりゃこんな映画だったのか.ニッポンの理系元男子は泣けるわなこれ.様々な想いと共にね.

現役男子,というか,現役大学(院)生(や彼/彼女らと今まさに伴走中の大学教員の皆様とか)は「そんな簡単だったら苦労しねえよ」とか思うかもしれないけどw.そこは結局はヒーローものなので「超人的」なのは仕方無いのかも.

にしても(多くの人が言ってるが)あれだけ多くの題材を詰め込んでいるにもかかわらず,ほぼ破綻なく,どの題材も光っているのは本当に凄いと思う.あれは,予算がーとか才能がーとかいうより,たぶんhard workの賜物なんだろうな.すごいな.

ベイマックス|映画|ディズニー|Disney.jp

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Facebookへのポストからコピペしました(若干加筆あり).

2015₁₀年は11111011111₂年

2015が0b11111011111だという話が自分の中で想像以上に響いていたりする.

2015₁₀
= 1024 + 512 + 256 + 128 + 64 + 16 + 8 + 4 + 2 + 1
= 2¹⁰ + 2⁹ + 2⁸ + 2⁷ + 2⁶ + 2⁴ + 2³ + 2² + 2¹ + 2⁰
= 11111011111₂
そして 11111011111 は回文である.

という話.(Unicode万歳w)

2047年とか2048年とか(ついでに2038年1月19日もね♡)が楽しみといえば楽しみですが,自分が生きている可能性は大分低いと思う.

だから,という訳でもないのだが,2048年を迎えるある種の人々の感動を想像する一方,その間に何かとんでもない技術革新がありデジタルとかは駆逐され「二進法で感動できたのは30年代までだよね」「2048で喜んでる奴らは老害」とかいう未来になってもそれはそれで楽しそうだなぁ,とか妄想が頭を巡る.

昨年末の「朔旦冬至」ネタからの「旧暦2033年問題」等々,また勿論自分の人生の行く末も考えないといけないよね,というのもあり,将来に想いを馳せる最近な訳ですが,ぜひここは,ポジティブに明るく愉しい方向で考えていきたいな,と思います.

というわけで,みなさま,

あけましておめでとうございます.
ことしもよろしくおねがいします.

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