2025年07月の記事一覧

東京三昧組

(OTOTOY編集後記からの転載です)

火曜日、NaNoMoRaL×DJ後藤まりこ@SHELTER、ステージ上に2組の機材を置いて、それぞれが3曲/3曲→3曲/3曲→3曲/3曲→2曲/2曲→1曲/1曲と続けてやるやつ。これが実に「ライブ」で良かった。なにが起きるか分からないところから始まって、ステージとフロアの空気がドライブしていく感。そして後藤まりこのアーティストとして演者として人間としての魅力。これぞライブ。

木曜日、Beachside talksのリリパ@THREE、Hammer Head Shark、cephaloとの3マン。4ピース同編成フィメール・ボーカルの3組ながら、重なる部分と三者三様部分がとても面白い。良きイベントでした。

土曜日、再びNaNoMoRaL@MARZ、BANDセット。むっちゃ仕上がってました。もっと頻繁に、もっと曲数多く聴きたいです。雨宮未來は “後藤まりこ” エッセンスを存分に吸ったか、存在感抜群。この体制でロックフェスに出てほしいです。勝てるやつ。

金土日の配信フジロック、みたなかでは、Mdou Moctar、HYUKOH &落日飛車 Sunset Rollercoaster、Fred again..、君島大空 合奏形態、kanekoayanoあたりが存外でした。山下達郎みたかったなあ (悩んでる間にチケット売り切れた)。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈絶妙にイマで確かに懐かしい。音楽等に対して “無国籍” という形容があるが、”無時代” という言葉の発明が必要なのではと最近よく思う〉、Barbaraの “Lovers”、小田奈都美の “天使のささやき”、しんきろうのまちの “I try”、ゆうさり, 綿貫雪の “朝の清冽(電子)” の4曲です。

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暑すぎる

(OTOTOY編集後記からの転載です)

三連休……、だが、暑すぎる。先々週末の一瞬涼しかったとき、そう、最高気温が25℃とか26℃だったとき、小中学生の頃に「気温と水温を足して50℃以下だったら体育のプール授業なし」というルールがあったのを思い出しました (あれはうちらへんのローカル・ルールだったのだろうか?)。雨ではなく普通の曇りの日であっても「50℃ないので今日はプールなし!」「えーーー」みたいなことが割とあった記憶が。水温が20℃ってわけでもないだろうから、つまり、6・7月でも気温が30℃以下の日もあったのでは、と。まあそれくらいならじゅうぶん生きて、外で活動できてたよなあ。「最長期間を更新する黒潮大蛇行に収束の兆しが」、みたいなニュースも耳にしましたが、それが (関東地方の) 暑さに関係するのかしないのかも、よくわからず。今日も駅前のコンビニでクーリッシュを買って身体を冷やしながら歩いてきました。ある程度溶けたクーリッシュは自分が美味しくいただきました、のでぜんぜん良いのだけど。コンビニとクーリッシュ様様の夏です。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈3rdアルバム『夜に交じる人たち』のハイライトとなるこの曲を。アルバムレビューはこちら〉、colormalの “長い夢”、望月起市の “Parks (feat.高井息吹)”、Trooper Saluteの “不治”、パターソンの “remember” の4曲です。

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colormalのリリパを近道でみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

colormalの3rdアルバム『夜に交じる人たち』のリリースパーティ (ただしリリースは間に合っていない)、@下北沢・近道。対バンはFUJIと望月起市Band Set。良イベでした。なにより3つのバンドの並びが良すぎます。三者に共通する「J-POP心」と、そこからいかにはみ出るかの三様さが、芯と広がりを形成しとても心地よい。音楽をつくりはじめたきっかけのひとつもデビューライブの対バンもcolormalであるFUJIが、ラスト曲 “煌めき” を歌いながらみせる笑顔。それを見ていたらこちらまで幸せな気持ちになりました。望月起市はBand Setライブがこの日15回め? なの? それであれですか。恐ろしい。望月起市はcolormalと同じく今週水曜日にアルバム・リリースです。そしてcolormal。上で言うところの「はみ出し」かたが貫禄の粋でした。アルバムも含めて、バンドとしての自己を確立するってこういうことかと。素敵なアルバムに感謝。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈名古屋を拠点に活動する2人組ユニットの1stアルバム『再訪の街 透明な約束』から。10の収録曲が風景を織り上げていくような、アルバムらしいアルバム〉、檸 檬の “無風帯を抜けて”、Simmer Pineの “Bubble”、556kmの “太陽と憂鬱” の3曲です。

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aldo van eyckと君島大空トリオをMARZでみた

(OTOTOY編集後記からの転載です)

aldo van eyckのレコ発東京ライブ。最新アルバムはあんなに「ガチャガチャ」なのに、ライブになると謎の統一感があるのが不思議です。やってることは変わらずのはずなのに。その一本筋の通りかたをバンドが良しとしているのか、本当はもっと壊したいと思っているのか、どっちなんだろう? と考えさせるところまで含めてバンドの魅力なのかも。レコ発ツアーファイナルは地元福岡でKhakiとのWネーム公演。羨ましい。2マン対バンは君島大空トリオ。藤本ひかりの素晴らしさよ。君島が合奏形態で出るフジロック2日目、まだ悩んでるんですが、強く強く背中を押されてしまいました。うわー。

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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈このところの熱さで太陽の光には恐怖や憎しみ (ごめんなさい) しか覚えなくなっているが、この歌を聴いていると日差しの優しさや日差しへの愛を思い出せてくれる。そんな季節が恋しい。ほんとは夏好きなんですけどね〉、水平線の “たまらないね!”、Heavenstampの “秘密基地” の2曲です。

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