みなさま、あけましておめでとうございます。見出しにこーゆーのを使うのは良くないことでしょうか、なんて。あ、いやいや、1ヶ月間ものごぶさたでした。

なんか1月はバタバタしてたなぁ。プロシンで発表して、Multimedia Japan 96camera ready (1.5MもあるPSファイルなのでクリックしないように :-)デッチあげて、APNGでシンガポール行ってきて、原稿書いて、原稿書いて、んで、あとは、おもしれ〜おっさんだなぁ、とか書けないこと色々、つーか。

シンガポールはムシ暑くてよかったです。あんくらい暑くて、あんくらい湿気があるのが一番体に合うような気がする。寒いのはキライじゃ。

でも、いまさらですが、東アジアというのは圧倒的に中華文化圏なのですね。いったい日本はどうすればよいのでせうか。シンガポールで英さんやNarayanさんと話したように、日本はもうどのみち駄目なのでせうか。今月号のNAVIで田中康夫氏か浅田彰氏のどっちか(多分、田中康夫氏)が、「中華文化圏を飛び越え3億人のEnglish Speakerを持つインドと手を組むくらいのタクティクスが何たらかんたら」とか発言してましたが、そんな単純な話なのでしょうか。例えばインドと手を組むにしても、あの階級文化(?)とどう付き合えばいいのか私には分かりません。インドといえば話はそれますが、家の同じ階段の1階にインド出身のポスドクの人が住んでます。階段を通ると、そこはいつもカレー、ではなくて香辛料のいい匂いがします。とてもおいしそうです。

あとは、逮捕! とか、おめでとうパーチー、とか、色々とネタはあるけど、取り敢えず後回し。

ひとつ、何故か結構ショックだったのは、SoftQuad Inc.の社長のYuri Rubinsky氏が亡くなったこと。面識がある訳ではまったくないのだけれども、去年の12月の4th International WWW Conf.のClosing Sessionでの彼のスピーチがあまりにも印象的だったんで、ショックだったのでした。実際、あのスピーチを聴いた人は、みな、そう思ってるんじゃないかなぁ。それほどパワフルで面白くて的確で、ほんと聴いてて、凄ぇなぁ、っていう人でした。あぁ、あれからまだ、ひと月ちょっとしか経ってないんですね。

そういえば、よしおかさんの「かつどん物語」は、何かしんみりくる話でした。しかし、過去をふりかえってしまうのは、やはり、ぢぢぃの証拠でせうか。

さらにそういえば、fj.kanjiのよしおかさんのポストのnaiveさというのは、恐らく一度底を見た、というか、「修」「離」「破」の「破」の先のnaiveさなのでしょうね。若さ故のnaiveさと突き抜けたが故のnaiveさというのは本質的に異なるもののようでもあり、結局「見た目」が一緒なら本質的な差など実はないようでもあり、人生「修」すらしてない未熟な私には、どちらが正しいのかよく分かりませぬ。

何言ってんだか全く意味不明ですが、とりあえず、歳月は去り、人は去り、今年も1/12が去り逝き、いったいどうしたらよいのか分からぬ今日この頃、皆さんいかがお過ごしでせうか。1996年はどんな年になるのでせう…