1995/12/31 (日)
結局、昨日までは何もせず、大晦日になってから、おせちを作り出す。近年はおせち作りのリエンジニアリングによる効率アップ著しく(って違うよな :-)、てきとーに夕方までに作り終える。
んで、夜は宴会。三者三様の栗金団という訳の分からん情景を醸し出すも、まぁ、よい、と。
その横では、最初Beatlesで8時(?)からは紅白が掛かってたけど、やっぱ、小沢健二とダウンタウンであるなぁ。
あまりに素晴らし過ぎるので、「あ〜、今年は良い一年であった。まだまだ大丈夫だね〜」と、しやわせに包まれてたら紅白が終わってしまい、結局、0時15分位に蕎麦を喰う。
にしても本当に素晴らしい。
It’s a lovely lovely way. Can’t you see the way?
1995/12/29 (金)
あ〜、昨日は虎馬の忘年会であったんであるなぁ。結局ブッちぎっちまったぜ。しくしく。
ちょっくら御用事で銀座方面。東名厚木で乗って40分掛からずに谷町まで着く。道路っつーのはこーでなきゃいけねー。結局、家から新富町まで1時間掛からず。いつもこうなら(かつ高速がタダなら :-b)厚木もいいとこなんだけどねー。
昼飯喰って、買い物して、買い物して、買い物して、Les Saisonsで飯喰って、帰る。赤座海老のグラタンが旨かったのよん。
んで、さぁ帰ろうってことで霞が関の入口目指して左折するまさしくその時、我が下駄CR-X君は10万Km走行を達成したのであった。エライ、エライ。NAVIにでも載せてもらおうか。:-)
1995/12/25 (月)
あ〜、だりぃ。
何か復活するまで一週間掛かりますね。体力的に云々というより、つまんね〜な〜、ぱっとしね〜ぜ、くっだらねぇ〜、状態がいかんともしがたい、ちゅうか。
ここで気合いを盛り上げてもしょうがないので、あと3日だらっとして、そのまま年末年始に突入してやる。:-b
という近年稀にみる内容のない日記である。うむ。
で、一旦終わったが、それもしょーもねーので、もう一言。
にしてもPixarの「SUNの壁」の写真(WIRED 3.12 USのp.p.149とか、今だったらwww.sun.comの表紙絵もそうか)は、ちょっとグッとくるものがありますな。放熱は大丈夫なのかぁ、って、いらんお世話か。
TOY STORYとMEMORIESあるいはGHOST IN THE SHELLとどっちがエライかなんて、それも無意味な言明っすね。
一番エライのはNASDAQのPIXRだったりしち。Startup! ちゅうか。:-b
という訳で、結局内容なし。
1995/12/20 (水)
夕方はIAJの総会だか何だかで新宿。しかし、1分話すだけなら、それこそネットワークで何とかして欲しいぞ、ちゅうか。
あ、その前に武蔵野か。ソフト研で何たらフォーラムがあったんけど、とりあえず武蔵野は車を駐めてコーヒー飲んだだけであった。そいから雑談。
ソフト研何たらフォーラムの御講演は、宮原先生と千葉麗子氏。最近とみに無茶苦茶さが増しているソフト研らしい。しかし何だな。自分とこの若いもんの言うことはハナから相手にせんくせにチバレイの話は「ふんふん」聞くオヤヂ、という図が容易に想像できてあれだ、ちゅうか。
んで最後は、巷の話題の"ALTA VISTA"。今年の7月くらいからscooter.pa-x.dec.comさんが「どっからリンク見つけてきたんだこいつ」的な個人的サーバにもGET robots.txtしてきてたんだけど、とうとう出ましたか。
にしてもしかし、ALTA VISTAで「Digital’s search robot "Scooter"」を引いた時の結果に"http://127.0.0.1/"を返すってのは最高に御洒落である、ちゅうか。
1995/12/19 (火)
いや〜、よしおかさん。わっはっはっはっは。いや〜。HiuraさんもHirokoさんもHappy Holidays! (極めて意味不明 :-)
しかし何ですな。今更ですが、よしおかさんってDB屋さんだったんですね。考えてみれば、2年前のよしおかさんの姿勢って、日本のDB屋さんの中では希有の存在だったですね。
大体、その昔、(特に日本の)DB屋さん達がWWWに対する態度って、全然知らないか、たとえ知ってても凄く冷たいかのどっちかだった。
「何それ?」「おもちゃじゃない」「何が新しいの?」「で、それで?」
とかね。
最近になってこんなのーがき読んだりすると、「おめ〜らこないだまで何てってた!」とか思わず言いたくなるけど、面と向かって言ったりしない私はなんて大人、つーか。:-b
まあ、何も新しくないし、玩具だし、最強にイイ加減なのは紛れもない事実なんだから、相手にしないなら徹底的に相手にしなけりゃいいののにね。
で、世の相手にせずにはおれない人々、例えばSGMLやTEIな人達は、いかにHTMLがタコかを説き、例えばある人種の人達は「W3Objects」とかを主張し(実際、"links as first class objects"なんてのは結構グっとくるんだけど)、つまり、「良識ある人々」は「良識」を訴えてるんだけど、結局、こーいったものはどうにも流行りそうもないよなぁ、見るからに。こんどは逆に、
「で、だから?」
って言われる番、つーか。
などとゆーことを地の果て(どっちが :-)で考えてたりして、その結論が、
「良識ある人々」が「こんなもんタコじゃねーか、ばっけやろー」とか言ってもどうにもならないこの状況というのは、まさしくMicrosoft Windowsじゃねーか。
ではちょっと哀ぴー、つーか。
ひょっとしたらひょっとするJavaの「良識」はちょっと古ぼけてるけど、あんくらい枯れてた「良識」じゃないと受け入れらんないのかな。
"It’s just a programming language, guys?" (by Yuri Rubinsky)
つーか(文脈がないと通じないけど、にしてもこのお言葉は秀逸であった)。
てな訳で全く意味不明だが、これが先週のまとめである、まる。
1995/12/11 (月)
そうかー、そんな面白れーこと書かれてんのかー。毛利さん、一冊送ってください、ってなこと言ってないで、自分で買えよな > 自分 :-)
はい、私が、役人根性丸出しで下々を鼻で笑うShift-JISがキライなスノッブ高田です、ちゅうか。
そういえば、去年のIP Meetingで「世の中にはShift-JISなんてものもあるようですが…」なんつースノッブな話をした時に、mohtaさんに「UnicodeとShift-JISどっちが嫌いですか?」って聞かれたよな。「そりゃ、圧倒的にShift-JISが嫌いです」って答えた私、ちゅうか。
でも、どうやら巷の噂(早く?ttpが使えるようになりたーい、独り言)を聞くに、これからはShift-JISならぬ「Shiftな時代」であるらしい。何でも、中文とハングルなWindows 95は、Shift-JIS的なコード空間ずらしの手法で、GB 2312とUnicodeあるいはKS C 5601とUnicodeを両立させる作戦に出る気配があるという。
つまり、かつて日本が既存の「半角仮名」との互換性を保つ(両方使えるようにする)ために空間をずらして0208を埋め込んだのと同様に、GBあるいはKSCとUnicodeが両方使えるようにするっちゅうものらしい。すげえな、そりゃ。
もしこんなんほんとに使われるようになったら、確実に日本は世界の孤児になるんでしょうな。Shiftな時代に置いてかれるShift-JISっちゅうか。それとも、そうならないためにまたグダグダ言って足でも引っ張るってか。:-b
と、さて、明日から楽しみだなー、などと再度独り言を言って終わる日記であった。
1995/12/10 (日)
数が足りなかったので、しょうがなく本厚木まで「クリスマス・カード」を買いにいく。
しかし何だなぁ。改めて店に売ってる「クリスマス・カード」を見てみると、ほんとにデザインが子供っぽいのしかないっすね。まぁ、日本では、これは子供の文化なのかもしんない。
で、ガキっぽいのはともかく、とにかくどれもこれも"Merry Christmas"と書いてあるのばっかし。"Season’s Greetings"って書いてあるのは、いかにも日本人が外国人に送るよう、日本趣味バリバリの「和風っ!」ってカードのみ。結局、初日に染まる富士山と雪を召した竹林の奴を買ってくる。あ、和風デザインがイヤだとかいうのではなく、それはかえってOKなんだけどね。
宗教がグチャグチャな日本のくせにというか、グチャグチャだからこそというか。
ま、日本には「あけましておめでとう」という万能語があるからいいのか。
と、今、突然思ったけど、「新年」が忌まわしいもの、「新年」を忌み嫌う地域とか宗教ってあるのかな? "A Happy New Year"って言ったら殴られる :-) ような文化とか。世界は広いから、きっとあるかもしんない。
さて、明日からは"Happy Holidays"だけど、日記はどうしようかなぁ。誰が読んでもいいんだけど、最近、会社の人間にも結構読まれていることが判明してきたので、う〜む。
1995/12/03 (日)
昼に富士屋ホテルで喰ったカツ・カレーのカツ部は超弩級にうまい!
カツ部に塩のみをふって食べると、それはもう、カレー部が邪魔なくらいうまい。
帰りにもう一度メニューを見たら、カツレツのアップルソースがけがどーしたとかいうメニューがちゃんとあった。1月のプロシンの時に寄って、ぜひ今度はこれを喰おうと心に誓う。
そんだけの話ではあるが、そんだけうまい。うむ。
1995/12/02 (土)
そして今日は怪しい会合。ネタは「仮名漢字変換」。
苦労話とか裏話は面白い。でも計算機の分野で面白い話というのは、ほんと少ないような気がする。
結論はやはり、「日本語は悪魔の言語」(C)紀田順一郎、ということであらうか。
日本語はなぁ、どーしよーもねーよなー。検索はなぁ、何とかしてーよなー。そうかぁ、XXXはやっぱし使い物になんねーかー。
検索は、という話になると、昨日の密会にも結合してくるのだが… i18nと「検索」の関係。この場合、いきなし、i18nとはplugableなl10nを支援する枠組みに過ぎないのか否か、という謎に行きつく、ちゅうか。ふむ。
う〜ん、ここ2, 3日は、他人から見たら全く意味不明の日記化してるっすね。まぁ、日記だからイイや。:-)
という訳で、今週は人と会う週であった。明日/明後日は休養っつーことで箱根である。花御殿、ちゅうか。
んでわね。
1995/12/01 (金)
今日も今日とてフォーラムであるが、もう完全にダルいので、ほったらかしにして、説明員は青柳くんと広津くんに押しつける。すまぬ。
夕方からはフォーラムとその懇親会もすっぽかし、急遽都内まで車飛ばして、密会。ふむ。
あ〜、なんだ、人は、ではなくて、物は見掛けだけで判断してはいけないのであるなぁ。やっている人は非常に真面目に考えていて、かつ、良く分かっているのだが、市場の要求がそれを許さないのねん。これは、「あれ」の作り全般に対して言えることなんだろう。今までの反感を素直に詫びたい今日この頃、ちゅうか。
こないだ神戸でi18nのBOFの所をちょっと覗いた時に誰かが書いたレジュメに書いてあったことや、今日のことを思い浮かべるに、やっぱしというか一つの結論に達する。
今まで、亜米利加人の狭量さが非ASCIIの使用を疎外し、欧米人の狭量さが非Latin-Xの使用を疎外してきた訳だけど、今度は日本人の狭量さがi18nの実現を疎外する番になるのだろう。
痩せても枯れても、現時点では、日本が非Latin-X使用国の中では一番力を持っていることは確かなのだから。これはきっとタチが悪い問題になるだろう。う〜む。
とても有意義だったけど、色々と考えさせられた今日一日であった。