2006/08/16 (水) @ 23:58
朝日新聞の夕刊連載,ニッポン人脈「戦争 未完の裁き(6) ずるずる真珠湾への道」から,近衞忠大氏の言葉.
NHKのスペシャル番組「真珠湾への道」に関わったときのことを振り返って曰く,
ただ,そのころの国民の考え方のベースが僕たちにはよく伝わってきていない.当時は日本は強いんだ,世界の晴れ舞台に打ってでるんだと,言ってみれば,日本のサッカーがワールドカップに行ったときみたいな,そういう感じだったと思うんです
ものすごく言い得て妙だな.
「あのワールドカップ」が4年間も8年間も続くのか.大本営発表偉大なり.
しかし,朝日新聞,お前が言うか,という感は強い…
新聞は戦争を美化せよ!—戦時国家情報機構史 (山中 恒)
2006/08/15 (火) @ 17:48
佐藤優さんが「情報のプロ」という言葉を出すたびに,いったい外務省の,いや日本のどこに「情報のプロ」を育てる組織があるんだろう,と常々疑問に思っていた.
国家の罠
やっぱり中野?(今は府中?) でも中野で外務省の人間が学ぶなんて仕組みがあるのかどうか…
などと思っていたら,こんなところに答えがあった.
トップページの記述なので,そのうち流れてしまうかもしれないので,以下ほぼ全文引用.
イギリスで発覚したテロ未遂事件の余震が覚めやらぬ8月11日。特別番組をご一緒した田原総一朗さんとテレビ朝日の打ち合わせ室でこんなやり取りを交わした。
「手嶋さん、大規模な航空機テロ事件を水際で間一髪、食い止めたのは奇跡的というべきでしょう」
「まさしく老インテリジェンス大国の底力をまざまざと見せつけた出来事です」
「手嶋さん、日本ではそのあたりの機微にもっとも通じているのは誰なのでしょう」
「田原さん、そりゃラスプーチン(佐藤優さん)です。彼はかつてイギリス陸軍の学校に在籍し、ロンドンに住むチェコの古本屋、実は亡命者のインテリジェンス要員がお師匠さんでもあったんです。外務省のラスプーチン氏にコメントしてもらうのが一番です」
手嶋龍一オフィシャルサイト
なるほど.そういうことですか.
2006/08/13 (日) @ 23:55
どういう経路だか思い出せないのだが,このページに行き当たった.(以下,敬称略)
ROOF TOP 2006 APRIL | サンボマスターと平野悠対談の全てをロックンロールと呼べ!
今年の4月の話なので今更,という感もあるが,ま,読んでしまったので.
感想を適切に表す言葉が見つからないが,強いて言えば,物悲しい,だろうか.
山口隆も,「あなた(方)は否定断罪にすら値しない存在」と言ってやればいいのに.そこまで言わないと,平野悠のエクスタシーは得られないだろう.(ひょっとすると本当に怒って帰った(*)かもしれないけど.無視には結構弱そうだからな.)
あ,そうか,エクスタシーなんか感じさせてあげない,っていう山口のプレイなのか.
さすがプロフェッショナル同士の対戦,レベルが高い.:-)
それにしても平野悠も相変わらずなんだか分からない人だ.1944年8月10日生まれか… 団塊の世代より2-3年前なのがポイントだな,きっと.(世代論でまとめてみました :-)
(*)
MouRa|宮崎学、直言|宮崎学責任編集「直言」
“第4回 今、日本のロックに何が起きているか──「サンボマスター」って知ってるかい? <第二部 「お前らやれよ!」「俺達はもう始めてるよ!」──前代未聞のガチンコ対談>”
2006/08/02 (水) @ 23:26
「9個」の続き.
記録更新.マイミクさんからタレコミがあり,調査をしてみたところ,ハンコ16個バージョンが発見されました.:-)
前のは9層9個,今度のは9層16個なので,病理としては同じと言うべきなのか,より病んでいるという言うべきなのか.
でも今回の9層16個の場合,明らかに下位層の人は『これはギャグだな』と認識してるのだけれども,上位層の人がどう思っているかは神のみぞ…
P.S.
なお,一部勘違いされている方もいますが,前回および今回の話は,私の勤務先における事象を(正確に)記述したものではありません.そこら辺の公開日記の嗜みはあるつもりです(笑).
2006/07/30 (日) @ 03:41
どうせYouTubeにupされるに決まってる! と思いつつも,一応,録画予約してしまう自分.弱い.
しかも,結局,録画をみるより先に,どこかのfeed経由でYouTubeのupページにに辿り着いてしまうという… さらに弱い.
さて,どっちで見ようか.:-)
2006/07/07 (金) @ 09:03
昨日見せてもらった書類.
ハンコが9個押してあった.
バカだろ,お前ら.つーか.自分でやってて馬鹿馬鹿しいと思わないのだろうか.
※この日記はフィクションで(ある部分が含まれていま)す.
http://www.google.co.jp/search?q="ハンコ三つ運動"
2006/06/08 (木) @ 04:06
で,Interop.
道中,過ぎし日でも振り返ろうかと思ったが(笑),もはやどこにSSAWSがあったかも思い出せず… 「うーむー,ここらへん?」とか思ってたら,いきなりIKEAが! そうか,そういうことだったのか.やっと気付いた私.
でもあの土地全部がIKEAなの? と思ってInterop会場で調べてみると(何やってんだ俺),なるほど,半分(?)はマンションなのね.
しかしこのマンションの広告,完全に競馬場とオートレース場が無いことになってるな.競馬場はまだしも,隣りのオートレース場をスルーはまずいだろ.その二つの大小長円は何だ,お前.みたいな.ひっでえなあ.(なんか試しに資料請求したくなってきた.:-)
などと言いつつ,Interop. 今年は充填率7/8.
セキュリティ,セキュリティ,セキュリティ.ま,ご時世ですから仕方有るまい.
でも,あそこに居る人間がみんな,「自分で使って楽しい内部統制(IT)システム」を本気で考えたり作ったりしたら,それはそれで凄いことになると思うんだけど.
というか,一番それをやんなきゃいけないのは,某社というか某集団じゃないのかしらん.80人くらいで本気で「自分が使って楽しい嬉しい」を追求すべきだと思うぞ.そうじゃないと,今の感じだと,今後日本の上場企業からはイノベーションは生れそうもないと思うぞ(←煽り).
今日行って,NetScreen (Juniper)にするか,Nokiaにするか何となく決めようと思ってたのだけど,やっぱNokiaかなぁ,という気に何となくなってきた.
で,NokiaといえばEシリーズ.何で6680じゃなくて6630なんだよ! とか思っていたら,Eシリーズ,キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!! でも「秋以降」ですかそうですか.(ねえ,E70は?)
とか言いつつ,挨拶すべき所に挨拶しながら,一通り見て回る.
帰りにIKEAに寄ろうかと思ってたけど,1日に2件も広大な土地を歩く気がしなくなったので,ヤメにする.
で,IKEAといえば,やっぱこれ! (あ,なんか追加されてる.)
以上,話逸れまくりの日記でした.
P.S.
なんだ,きくちゃんいたのか.言ってくれれば遊びに行ったのにー.
2006/06/07 (水) @ 05:03
RSSリーダで記事を読み進めて行くと,新聞の記事から,「有名人のブログ」から,そこらの誰かの日記から,VIP板のスレ(嗚呼! -_-;)から,何から何までがshuffleされ,出鱈目に表示される.(そう,私の「フィード」はフォルダ一切無しで全て平らに並べてある.) それが当り前のこととして何も感じなくなっている今日,価値紊乱という言葉さえも,もうどこかへ飛んでっちゃってるよな.
などと改めて思ったのは,それでもやはり,それらの記事群の中に「半ば忘れていた自分の一部」が突然出てきたりすると,ギョッとしてしまうことを発見したからだ.
「ギョッ」の原因は,よしおかさんのはてダ.
infotalkのアーカイブやら何やら,諸々のものが捨て置いたままになっている.うーむ,面目無い限りだ.
…
オープンソースのおかげで技術的なヨタ話を思う存分できる環境ができて、東京界隈じゃそれこそ毎日のようにいろいろなところで勉強会だ、カーネル読書会だなんだと開催されていて10年前の夢がかなったと言ってもいいと思う。
「オープンソースのおかげ」は言うまでもない.
が,「東京界隈じゃそれこそ毎日のようにいろいろなところで勉強会だ、カーネル読書会だなんだと開催されてい」ることと,日本でも「リスクマネーで起業冒険できる仕組み」が築かれ,シリコンバレーに行かずともstartup(とexit)が可能になったことも,決して不可分ではないように感じる.
話は逸れるが,それが日本でも可能になったのは,孫正義氏が居たからだ.孫氏が何かをやり,世間が動き,旧体制(上の場合は東証)が当然のような顔をして豹変する.孫氏がブチ上げないことには動かない日本,という図式はいい加減ウンザリする.
ともあれ,それでも,動き,環境が整備され,色んな意味で若者にチャンスが与えられたことは,素直に喜ぶべきことなんだろう.(あ,若者だけじゃなく,おじさんにも,ですね :-)
今の日本は10年前と比べて息苦しさはずいぶん減ったと思う。
減った減った.確かに減った.
でも,ここ数日の,あるいは,ここ半年の,村上ファンドやライブドアな動きを「なんか息苦しく感じる」人々と,そうじゃない人々との断絶は,喧伝される「格差」なんかより遥かに深く,大きな問題のような気がするのは私だけだろうか.
個人的にとある出来事が会社であったこの日に,よしおかさんがこんな日記を書き,それを読んだ私が自分や世間の来歴を振り返ることになったのも,何かのシンクロニシティだろう.
For weak and for strong
For rich and the poor ones
The world is so wrong
…
Let’s hope it’s a good one
Without any fear
…
[from John Lennon - Happy Christmas (War Is Over)]
さて,今日はInteropに行くぞ,と.