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ホウレンソウ

ここ数日「多分、報・連・相の意味は間違って伝えられてるよ」という記事のリンクが流れてくるのだけど,これ,私の知ってる「間違ってるよ」という話とは微妙に内容が違う.個人的にはこっちをずっと信じてたんだけど(2007年の文章だ)……

この語呂合わせは旧山種証券の社長だった山崎富治氏が20年以上前に考案したとされる。報告は縦、連絡は横、相談は集団のコミュニケーションを指す。本来は風通しの良い組織づくりの大切さを説いたはずの言葉だった。

ここに書かれている『報告は縦、連絡は横、相談は集団のコミュニケーションを指す』というのが切れ味良すぎて,有無をいわさず信じたくなるのだよな.

オリジナルの「ホウレンソウ」とは「何を上司に話すべきか」ではなく「誰とコミュニケーションすべきか」を分類したものだったのです。すばらしい。

いやほんとに素晴らしい.

P.S.

「出典マニア」の方が調べていた.

もっと、上下の報告がきびきびと行われないものか、左右の連絡がスムーズに取れないものか、上下、左右にこだわらない腹を割った相談がなされないものかと、

ほんとにほんとに素晴らしい.

音楽サブスクリプション・サービス

お客様のなかに音楽サブスクリプション・サービスに詳しい方は(以下略)

前から疑問なんですが……

CDなり配信で買った音源が手元にたくさんあり,かつ,サブスクリプション・サービス(Google Play MusicやApple Music)を契約してるとするじゃないですか.

以前からの慣れの問題で,持ってる音源は手元のローカルファイルで聴き,持ってないものをサブスクリプションで聴くことが多いです.そうすると,それはサブスクリプション・サービス側からみて,

  • 私が持ってるアーティスト = サービスで聴かれていない = 売上の分配がされない
  • 私が持っていないアーティスト = サービスで聴かれている = 売上が分配される

と,なるんでしょうか?

もしそうであれば,持ってる=自分がファンであるアーティストにお金が行かない状況を作ってしまっていることになる.

それを望んだ状態ではないとするなら,持ってる音源もサブスクリプションのメニューで聴いた方がよい.
→ますます「自分が持ってる音源」という概念が意味を持たなくなる,なあ,と.

一方で,ローカルファイルやアップロードしたマイライブラリの聴取も売上分配のカウントに入る仕組みであれば,そこは全く気にする必要は無い.

どうなってんだろう?

P.S.
以前の「購入」により一度はそのアーティスト側に金銭が行っているのは確かではある.なので,あえて(たぶん相対的には)若い(であろう)アーティストにお金が回る方向に立ちまわる方がいいのか? という考え方もあるが,それはまた全然別の問題.

付記3

「REALKYOTO 新国立競技場問題をめぐって 浅田彰」

みなさん褒めていらっしゃいますが,私は全然駄目だわ.

いまさらそんなこと言ってどうすんだという「そもそも論」.ご本人が「そもそも論」だとことわっている通り,何ら問題の本質の議論ではない.続くはインサイダー“政局話”.結論は,出来ないことを承知の上で「ラディカル」を言う.裏付けは「森」と「草地」の優秀性.それはアプリオリなのか?(謎)

批評家/評論家の役割というのはあるだろうし,後から出てきて何か言うことは悪いことでは全くない.が,発言の前後で社会が,現実が何らかの変形を遂げるという点において某エコノミストの自己実現目的煽りにさえ全く及んでいない.知性の果たす役割はそれでいいのか,みたいな.

本質的な議論は「付記3」だけだ.付記3の議論にネットのネットたる側面を加えて更にこねたものと我々は今後当分の間付き合っていかないといけないのだろう.もちろんそれは,建築だけの話ではなく,エンブレムの話だけでもなく,すべての事柄において.

結論:付記3は素晴らしい.

ようやく咳が治まった.12月4日の某ナカノヒトの会を断念した覚えがあるので,やっぱりちょうど1ヶ月.

大丈夫っすか,とか声をかけてくれた方もいて,ありがとうございます.

これ,かれこれ二十年以上そうなんですが,風邪をひいてそれが治った“後”,ほぼ1ヶ月間,咳が酷くて止まらなくなる.風邪自体が喉にきたか否かとかそういうことには全く関係なく.また,咳してる期間は熱とか他の症状はほぼ何もない.あと,過去数回は咳で肋骨もやってる.

それこそ結核も含めて,そこそこ簡易にできる検査は随分とやったけど,何も出ない.最近よく言われるようになった咳喘息とも違うらしい(そもそも咳喘息の定義が素人にはよくわからん).結局,対処療法となる.

下手に去痰剤とか摂ると逆に酷くなったりするので,コデインとかノスカピンとかエフェドリンとかのみ成分の薬を浴びるように飲むくらいしかないという(主な副作用:便秘,5分とか15分とかの寝落ちが気持ち良すぎる).

たまたま身体がそういう体質になってしまったのかもしれないけど,何の根拠もない思い込みとしては,やっぱこれ,気管支とかに細菌だかウイルスだか何かが常在的に棲みついていて,普段はおとなしくしているけど,風邪の後になると活性化するとしか考えられない.症状のパタンがいつも一緒だし.

そしてこの棲みついている何かは,ぜったいに某中央学園の寮で拾ってきたんだと思ってる.だって学生時代まではこんなの一度もなかったし,そもそもあそこでひいた風邪(通称:学園風邪)の咳がまさにそんな感じだった.

今の会社とか職場には特別恨みとか辛みとか何もないけど,このことだけは心の底から怨んでいる(ただし確証が何もないので濡れ衣でしかないw).

THE BEATLES 1

ようやく"THE BEATLES 1 (2015年remix版)"を聴いてる.まだHelp!だけどこれ凄いな.個々のパートの明確さは言わずもがな.デジタル・リミックスの常で,やっぱり「混ざっていない」んだけど,そこに違和感ではなく有り難味を感じてしまうのは,単なるノスタルジアというかビートルズ効果なんだろうか? まあ,国産リミックスとは手間暇お金のかけ方がひょっとして二桁くらい違うんじゃないだろうか,という気もするので,そういった作り込み(リバーブの再現性とか)の違いもあるんだろうけど.

...

うわー.We can work it out がー
Paperback Writer !!
All you need is love. なんだこりゃw

...

聴き終わった……

ビックリした大賞はPaperback Writer, 次点はWe can work it out.
聞こえすぎて笑ってしまったw賞はAll you need is love, 次点はPenny Lane.
ある意味一番期待してたHello Goodbyeはほぼ期待通りな感じ.
それにつけてもStrawberry Fields Foreverが1位になってない問題の罪深さよ.

2015年版の1については,このレビューとか,かな.

...

ビートルズの全てのマスターマルチトラックはアビーロードスタジオのProToolsに入ってるそうだ.このマルチトラックのアクセス権(トラック毎に聴いたり好きにリミックスしたりできる.コピー等できない技術は入れて)を年999ドル位で売ればいいのにとか,昔から思ってる.

まあ,私は買えないけどさw

同じ決済アプリでも「軽く」も「重く」も指向できるんだな,みたいな

時事ドットコム:買い物決済、スマホアプリで=訪日客向けに開発−経産省

訪日外国人客数の増加傾向が続いている。(略)これに伴い旅行消費額も右肩上がりだが、両替所が少なく、クレジットカード対応も十分でない日本の買い物環境は訪日客の間では不評だ。そこで経済産業省は、訪日客の消費のさらなる拡大に向け、スマートフォン向け決済アプリの開発に乗り出す。

なぜそんなことに.実証実験はともかく,決済アプリの開発?

……

と思ったけど,続きをよく読んでみると

アプリ利用者は事前に、国籍や性別、滞在先といった属性情報、クレジットカード番号などの決済情報、パスポート番号を登録する。登録情報に基づき、決済に加えて▽宿泊先に商品を配送▽宗教に配慮した食事の店を紹介−といったサービスも提供する仕組みだ。

とか書いてある.

これはいわゆる「モバイル決済」の「軽さ」とは真逆?を目指してるんですかね.

裏返してみるとこれは日本の店舗側が「外国語を話さないで/外国文化を考慮しないで済む」ことを指向してると思えなくもない.

あとこれやるなら確かに政府の裏付け無きゃ駄目だと思いたくなるよな,とか.

よく分かんないですけど,表層的なキーワードへの脊髄反射はよくないな,とは改めて思いました,まる

P.S.
そうか,これもあったか.日本人でも訳わかんないっすけどね.EdyとiDの発音似てる問題とかもあるw

思い出したこと

その昔,私らがマルチキャストアプリ(vic,vat,nv,wb)やウェブやらで遊び倒してたとき,その「遊び場」と化したインターネット環境を苦労して構築した上の世代の人等は,半分笑いながらもう半分はとても苦い顔をしていた.

でも決して止めろとか言わなかったし,ルータ設定強権発動したりもしなかった.

苦い顔をさせていた方もしていた方も誰も何も先なんて見えていた訳じゃない.

そしていまはIPv6マルチキャストでテレビを観ながらSNS眺めてたりする.

教訓とかじゃなくてただの史実.

2015年を振り返る

(今年を振り返る)

まさか2015年にもなって,POP3とIMAPの連携考えるとか,SSL/TSL無しで生POP生SMTP使うとか,POP3やSMTPのログ取って調べるとかするとは,さすがに想像だにしていなかった.この世の中なにがおきるか分からない.そしてそれらと同時発生した諸々.ある意味目撃できたのは良かったのだと思う.

私はもう見捨て…じゃない,見捨てられた立場なので,もはや皆の健闘を祈るしかありません.健逃でもいいけど.

同じく今年の話だけど,目撃したなかで最大に“感動”したのは,「メールを1通transferする毎に人間が最低5クリックしなければならないMTA(当て推量で言うと平均では8〜9クリック+1スクロール操作)」.しかも操作をミスると何も言わずにメールをロストする(エラーは一切返さない).

先端の追及とは別に,世の中,そういう“困窮者救済”も必要なんだろうな,とかしみじみ思ったり.(困窮者というか,制度と技術の奴隷かな)

実に感慨深い.うん.

年賀状

(いまさら遅いわ!と怒られるかもしれませんが :-)

誠に恐縮ですが,来年年始分より,SNS等(facebookやらtwitterやら未だ微妙にmixiやら)で現役で繋がっている方への賀状は,もう止めにしようと思いました.たいへん失礼いたします.

でもまあ,もういい加減ねぇ……

以前は「××とか無くなったら」と思うこともあったのですが,ここまでくると,たとえtwitterやらfacebookやらが消えて無くなろうとも,その機能を上書きする何かが新しく出てくるのは不可避だろうし.

という訳で,いろいろ巻き取っていきたいこの頃です.よろしくお願いいたします.

P.S.
というのをfacebookとtwitter(と自動転送されるmixi)に書いた.
これを書いたときの「いまさら遅い」は,12月13日だったのでもう年賀状書いてしまったわ!というお叱りを意図してたんだけど,開けてみると,2015年にもなって漸くか,という意味での「いまさら」だと読んだ人が多かったようだ.そうりゃそうかもな.日本語むつかしい.:-)

TCPポート 21, 554, 7070

Time Capsule (AirMac ?)の内側からnmapポートスキャンするとポート21, 554, 7070で偽陽性(open)判定になるという話.有名な話なのこれ? 2時間盗られた orz.

it appears that Time Capsule was trying to “help” the situation by proxying certain protocols. The issue is that it doesn’t even check with the server on some of the protocols to see if a connection can actually be obtained, it just makes it appear as though one has been granted and passes along follow-up requests.
……
So, if you’re seeing some unexpected results of ports 21, 554, and 7070 being open on a remote server, I hope you find this blog post so you can quickly check if it’s a piece of Apple networking hardware that’s causing the issue.

Are ports 21, 554, and 7070 open or closed? The answer is yes. – nephtali blog

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