としまえんIMAX 3Dで”gravity”観てきた.
寝たら絶対悪い夢見そうで寝られない.
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文句なく素晴らしい.3隻目以降はちょっと都合が良すぎる気がするが,それは仕方ない.問題ない.
で,これ,とても西欧的というか,キリスト教的な映画だなあ,ってことで良いんでしょうかね?
最後の最後で明かされる主題(gravity)は,つまりは神ですよね? 試練を与える神.
9割9分の時間,神の不在を描くことで,神への感謝を表現する.だからあくまでも原題が正しい.邦題つける側は,客が映画館に来ればよいのであって主題なんかどーでもよく関係ない,という意味では正しいのかもしれんが.
でもよく考えると,神が不在の世界で冷静沈着合理的に動くMattはじゃあ誰なんだ,とか,そもそも,神が不在というか神=重力と均衡しそれ打ち消す別の力(=遠心力)の存在を認めることになるのはありなのか,とか,疑問が湧いて出るけど,深く考えないことにしよう……
相変わらず予告編に映るSFX満載で誰かが誰かと理由もよくわからず戦ってるような映画は全く観たいとは思わないけど,映画は全然死んでないんだな,とこれ観て思った.純粋なハリウッド映画ではないからなの?
あ,それと,Sandra Bullockの肢体が,あざとく素晴らしい.
これ観て損したと思う人は少ないだろう.観るべし.普通に考えると3Dで酔いそうな設定だけど,酔わない画になってると感じたので,3Dで.

P.S.
Sandra Bullock.最初に現れるときは,宇宙服の下がそんな格好の訳ないだろ姑息なサービスかよあざといなあケッ,とか思う部分もあるんだけど,ラストシーンまでいくと,あの格好(少なくとも下半身は)が映像表現上必然であることが理解できるようになってると思うのだけどな.

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