(OTOTOY編集後記からの転載です)

IMAX上映終了ぎりぎりに駆け込みで。過去にも何度か観たことありますが、こんなに良いライヴだったっけ? こんなに良い映像作品だったっけ?? という改めての印象です。

映像のクオリティが素晴らしい。レストアと銘打っていますが、状態の悪いフイルムを修正したものではなくオリジナル・ネガを発掘したとのこと。

音が素晴らしい。こちらもオリジナルのマルチ (3324?) を発掘してIMAXの空間音響用に再ミックスしたらしいです。楽器ごとの分離が良く、映像においてそれぞれ「立って」いる演者が、音においてもそれぞれの存在感を放っています。

そもそもライヴが抜群に良い。どうやったらあのようなステージ構成・演出に辿り着くのでしょう。偉大だ。バンドが観客と向き合っているのがとても良いです。その上で映像作品として、映像そのものがバンドと向き合っていて、かつ、観客と向き合うバンドを収めている、それが両立しています。魔法じゃん。

もういちど観ようかな。IMAX上映は終わってしまったのか。「スタンディング上映」というのもあるんですね。多少映像音声を犠牲にしてもいいからZeppでオールスタンディングでやってもいいんじゃないか、とか。3月から〈109シネマズプレミアム新宿〉で上映するそうなのでこの機会に (初めて) 行ってみるか。

追記 : 映像と音の “発掘” の経緯について詳しい記事がこちら

『ストップ・メイキング・センス』4Kレストア版の驚くべき舞台裏 伝説のライブ映画はいかにして蘇ったか? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

・・・

今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈オルタナさとJ-POPさのバランスがとても好き。上手いよなあ〉、國の “Huge Moon”、plumsの “生活”、FUJIの “bad eyes”、和田彩花の “plastics girl” の4曲です。

・・・

OTOTOYの公式プレイリストに自分が推薦した曲だけを載せた個人プレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND-ed by me」も公開中!