(OTOTOY編集後記からの転載です)
一昨年、ねむりについた、afloat storage。その活動再開ライヴをFEVERで。メンバー/サポートの3人が変わり、以前より格段に明るく疾走感がある音に驚きました。かつての演奏で浮かぶ心象風景が傾きはじめた淡い日差しなら、今回は朝の日差しに。命の儚さを感じさせる昆虫(という曲があるのです)から、生命の羽ばたきに満ちた昆虫に。ベース・サポートの白石はるか(メレ、ex-リーガルリリー)のコーラスが抜群に良い。はじめて聴く女性コーラス入りのafloat storage。以前を知るファンたちには嬉しい発見だったでしょう。適度なペースでいいので、ぜひこれからもライヴを見せてほしいです。対バンはWALTZMOREと黒子首でした。どちらも期待に違いようがない。なぜか会場で意外な人に出会ったりした〈ゴガツハズカム0128〉。そういうのは良いイベントの証しですね。
そして先週はもうひとつ、去年の第1部につづいて、松濤美術館の「白井晟一 入門 第2部」に行ってきました。印象を一言で表すならば、そこらじゅう「やたらと心がときめく曲線だな」と。ときめくことは良いことだ。
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今週のOTOTOY NEW RECOMMENDへの推薦曲は、〈いまへの認識、これからへの歩みに満ちた、1stアルバムのタイトル曲を〉、okkaaaの “Voyage” と、renforshortの “moshpit” の2曲です。