カノッサの屈辱2007.
つまらん…
こんなもんだったか? 90年当時はこれで面白かった? それとも今回の制作者が2線級だった? あるいはテレビ(の現場)の力が落ちたのか.っていうか,所詮,番宣は番宣,てなとこか.
とか書こうと思ってたら,渡辺和博氏の訃報が…
『金魂巻』が84年で,『見栄講座』が83年.経済指標が表すところのバブル景気が始まる前にこれらがあった訳で,とすると,Web2.0というかgooglephoriaというかそういうことがあったことのその後はどうなる訳? などと思う私も先週の金曜の夜は渋谷に居ました.
R.I.P.です.
2007年02月の記事一覧
84年,90年,2007年
2007/02/07 (水) @ 01:50
走為上計
2007/02/02 (金) @ 12:59
そうか,その手があったか!
[R30]: 某えん罪事件の映画の件
以前にどこかで読んだ気もするのですが、満員電車の中で女性に手を捕まれて「あなた、痴漢でしょ!」とか叫ばれたら、「違う」と主張したり「出るとこ出てやろうじゃないか」とかバカなこと考えたりしないで、とにかく脊髄反射的にすぐに手を振り切って、脇目もふらずに電車を降りて(あるいは別の電車に飛び乗って)人混みに紛れて逃げるのが最上の策であるらしいですね。
今までなら痴漢に限らず,もしやっていないのに逃げてそれで捕まったら,「やったから逃げたんだろう」ということになるが,これからはそう言われたら「あの映画にようになるのが怖かったから逃げた」と言えばよい訳だ(動機は充分).「たしか実際に富山であったじゃないですか」と付け加えればモアベターよ(痴漢じゃないけど),みたいな.
なんて素晴らしい映画だ! 見てないけど(笑).
それにしても,国家の根幹を成す(刑事)司法制度へのこんな辛辣な批判が表舞台で野放しにされているのが,とても不思議.いくら「制作:フジテレビ・…」とはいえ.今時そんなに太っ腹な国家じゃないでしょ,ここは(笑).
法曹的には「でしょでしょだからやっぱ『裁判員制度』重要だよね」という一大パブリシティってことで手打ちが済んでるとしても(なんだよその断定口調は :-),官憲的にはどうなんだろ.でも富山県警もナイスなタイミングでナイスなネタを出したりしてるからには(公開前日って何だよそれ),何らかの利害の一致があるんだろうな,とか(陰謀論).
謎な映画だ.見てないけど(笑).
という訳で実際に本人の立場になってみれば「ナイスなネタ」なんて言ってる場合ではないのは明らかなので(ごめんなさい),「三十六計,走為上計」ということで.
あ,ほんとにやってるのに逃げた場合は意味ないよ.たぶん.
って,それ何の布石だよ.ああ,ヤな時代.