情報通信技術の発達は社会を狭くする.その結果,昔は,9割の頭がいい人と1割の馬鹿と付き合っていれば良かったが,今は,9割の馬鹿と1割の頭がいい人を相手にせざるを得ない方向にまっしぐら,である.しかもその馬鹿はコミュニケーションコストの低下につれ2乗で増加する.という訳で,成功するためには馬鹿語重要.でもそれは諸刃の剣.


と,10年前ならこれで終りで良かったのだが,今は馬鹿が増えているらしいのでここで終ってはいけない.

「頭がいい」とは,頭脳明晰なことではない.
「馬鹿」とは,頭がわるいことではない.

「頭がいい人」は,自分の頭で考える人.
「馬鹿」は,自分の頭の範囲でのみ考える人.

今,世の中でうまく回していけてる人は,馬鹿とのコミュニケーションのスキルをどこかで習得した人だ.でもあまりそれに長けていても,不意に(少数派の)頭がいい人が目の前に現れ,終ったりする.恥ずかしげもなくbilingualであることこそが肝心.

大切なのは,志と愛.それでいいのだ.


ということが養老孟司の本(←読んでない)には書いてあるんじゃないかと,勝手に想像するテスト.