2024/04/30 (火) @ 19:00
(OTOTOY編集後記からの転載です)
去年から新サポート体制で活動を再開したafloat storage。活動再開1年を祝したキャリア初のワンマン開催でした。演じられる曲が次から次へと強すぎて、なかば呆れるというか笑えてくるほど。本編最後の、昆虫→誰かが言う→バイバイ、の流れが強烈。とくに “昆虫” は本当に名曲だと思います。メロも歌も演奏もすべてのパートが素晴らしい。この1年のafloat storageのライヴは、良い意味で、かつての切なさから明るさに転化していて、新しい魅力を感じます。良いワンマンでした。今後の活動も楽しみ!
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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈5月リリースのメジャー1stアルバム『リボン』から先行配信〉、asmiの “恋”、xiexieの “Nile”、pony sandwich tourの “映画館の光は” の3曲です。
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OTOTOYの公式プレイリストに自分が推薦した曲だけを載せた個人プレイリスト、「OTOTOY NEW RECOMMEND-ed by me」も公開中!
2024/04/22 (月) @ 19:20
(OTOTOY編集後記からの転載です)
さすがに感慨深いです。100人前後のライヴハウスからみていたひとを武道館をみるケースは何度もありますが、その先 (武道館飛ばしてるけど) をみるのは、自分にとって結構レアなケース。3人が3人のままであのドデカイ空間を羊文学の音で満たすには、何を変えて何をそのままでいるか。それを考え尽くして、おそらくは納得づくでやった。そんなライヴだったと思います。何を変えて何を変えないか、それはこの数年の羊文学が挑んできた道筋でもあります。自分たちが譲らないものと取り入れるべき周囲の意見と。「譲らない」ものも決して頑固ではなく、厳しく自問自答しているのでしょう。横アリを埋め尽くす人々をみて自分も山ほどのことが考えさせられました。このあいだのZepp Hanedaもそうでしたが、最近はMCで大事なことをフクダさんが言う傾向(笑)。次は東京ガーデンシアターですね。そして、さらにその先へ! 楽しみです。
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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈6年ぶりのアルバムリリース、「ベランダの6年間を余す所なく詰め込んだ」傑作から〉、ベランダの “スピリット”、Laura day romanceの “リグレットベイビーズ”、音速ばばあの “キラメク” の3曲です。
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2024/04/15 (月) @ 19:00
(OTOTOY編集後記からの転載です)
リーガルリリーは自分にとって常に喪失感と共にある存在でした。白石はるかが去り、ステージ上のたかはしほのかの手からムスタングが消え、そして、ゆきやまが去りました。それでも自分がリーガルリリーに惹かれ続けるのは、たかはしほのかの唯一無二が故だと思っていました。でもこの日のMCでたかはしは、リーガルリリーは自分さえも所属できない外から水をあげるような存在だと語りました。リーガルリリーがまだ自らステージでセッティングしていた頃、たかはしほのかがムスタングを繋ぎ弦を弾く音は本当に美しくて特別でした。セッティング時のギターの最初の音で涙が出る経験はリーガルリリー以外にはありません。しかしリーガルリリーは、そんなたかはしやムスタングも「入れない」存在だと。“教室のドアの向こう” の冒頭の歌詞、こんなにも「大切さ」が心に宿らされる言葉があるだろうか、という曲で始まった新体制ライブ。サポートDr.はUrara。リーガルリリーの曲の中でも「ドラム曲」の趣が強い “教室のしかく” が素晴らしかったです。最強のドラム曲 “ぶらんこ” はもうしばらくお預けですね。待ってます。結成10周年の今年、きっといろいろなことが計画されているでしょう。リーガルリリーという生命体に水や空気や光を与えられる喜びをこれからも沢山噛み締めていきたいと思います。
そして週末はSYNCHRONICITY’24、個人的優勝は初日がTexas 3000、2日目がハシリコミーズ (ハシリコミーズはインタヴューもぜひ)。New Action!コラボステージとそれ以外の往復みたいな動きかたをずっとしてたので、O-nestへの階段が終盤つらかった(笑)。
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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈2ndアルバム・リリース! いい歌詞ですね「It’s right around the corner, that good life I always wanted」〉、girl in redの “I’m Back”、ざらばんしの “寂しくなった日”、マーライオンの “花屋で待ち合わせ” の3曲です。
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2024/04/08 (月) @ 19:20
(OTOTOY編集後記からの転載です)
土曜日は下北沢・DaisyBar、〈Groovy Night pre. “Emma”〉。出演はBeachside talks/エイプリルブルー/plums/the slow films。ここにしかないgood musicが、シーンが、確実にありました。ようやく観られた (音源大好き) Beachside talksがとても良かった、再来週にまた観れそう(嬉)。エイプリルブルーは貫禄だし、plumsはVo./Ba./Gt.それぞれの際立ちかたとそれが一体化してバンドになるさまが本当に凄い。the slow filmsも良き。良い企画をありがとうございました。
日曜日は下北沢・近道、〈ぺんぎんの憂鬱 presents 夢の抜け穴 vol.1〉。圧巻の動員。そりゃ対バンがuri gagarnとFennelですけど、地道に配り続けたフライヤーやSNS広報の賜物でもあるでしょう。頭が下がります。ぺうつのライヴは以前のERAやJAMとは印象が違い、強さを感じました。企画vol.2の福岡が羨ましいです。行けるひとはぜひ行ってください!
そしてどちらのイベントでも改めて感じたのは海外からの来場者の存在です。良いイベントなのは確かだけど決して目につきやすいとは言えず、よくこれに辿り着くな、と (Harryの〈Gigs in Tokyo〉も確実に力になっているはず)。去年から某箱に数多くいるインバウンド勢は「観光客」ですけど、土日にあそこにいたのはそれよりも純粋に音楽を愛するひとたち。どうみても何かが起きています。
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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈ハイパーでソウルフル、そして切ない〉、Wang Dang Doodleの “Hitsujigumo”、giueの “madu”、リーガルリリーの “キラキラの灰” の3曲です。
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2024/04/02 (火) @ 16:00
(OTOTOY編集後記からの転載です)
しんきろうのまちのキャリア初ワンマン。いいライヴでした。屈強にして堅固なリズム隊の上で、しなやかに凶暴に踊りまくるギター、そして歌心。しんきろうのまちに、昨年12月にリリースされた “夜” という曲があります (MV)。この曲、歌詞もサウンドも希望のない・底の見えない深い諦めに満ちた歌なのですが、後半のギターを聴いていると、そんなことどうでもいいかっていう気になります。エレクトリック・ギターってほんとうに不思議な楽器であることを改めて思わされる、ギターという楽器の引力を存分に感じたライヴでした。
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今週の「OTOTOY NEW RECOMMEND」への推薦曲は、〈今月末に初ワンマン、6月には初の海外公演が決まっているJohnnivan、ニュー・リリースです〉、Johnnivanの “White Bicycle”、Tylaの “ART”、ゲシュタルト乙女, 荒井岳史の “副都心” の3曲です。
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