以前、伊藤洋一さんの日記(ここの3月1日の所、頁中一番最後の段落)に書いてあった話に、
今会社で一番威張っているのは、なんとコンプラなんだそうです。… 本来はリスク回避をするセクションですが、いつのまにか「これはいい、これは悪い」と会社の作法にまで口を出す。…
というのがあった。
いずこも同じ。宜なるかな。
話に聞くと、とある企業(笑)では、ある種のコンプラ的セクションがたまたま運営企画部門内にあったばかりに、支えることと支配することを(意図的に?)勘違いした連中が跋扈したり。
しかも遵守の対象が法令であるならまだしも、遵守すべきが内部規則であり、かつ、その内部規則を定めるの(legislation)も手続き的処理を行うの(administration)も何やってんだ馬鹿と怒るの(jurisdiction)も全て同じそのセクションがやってたりして、もう何が何やら。
とかいう話を、どうも最近の北側一雄国土交通大臣の言動を見ていると、思い出してしまう。
何故貴方はそう監督者的偉そうな立場に自らを置けるのだね。管理監督者を気取るのであれば管理監督不行届を糾弾されその責を負うことも已む無し、かもしれないことが分かってるんだろうか?
国土交通大臣の地位において「運転再開には最新式の自動列車停止装置(ATS-P型)の整備が条件」と発言するならば、「旧形のATSでの運転を許可していた」ことの責任を負うべきか否かは当然考えたのだろう。ぜひ考えた結果を聞かせて欲しいものだ。
と、悪態をついてはみたものの、所詮情報源はそこらの報道である。どこまでが本当のことやら、分かりゃしない。まさしく、
One headline why believe it?
だ。
やはりtackleすべきは自分の身の回りからだな。
Nothing ever lasts forever
つーことでもあり。みたいな。