今年初ライブ。今年はちょっとマメに書いてみようかと… (と、いま思っただけかもしんない :-)
買ったチケットは2階席(この時点でもう気持が負けてる(笑))。場所は2階席の最前列。周囲の客層が特異。フロアで観るほどもう若くないわよね、でもチケットは絶対買うけど、という客層。端的に言えば、ぢぢいとばばあ。ま、私よか全然若いんだろうけど(-_-;;;
前座は「くるり」。前座だというのに、相変わらず良い音出してるなぁ…
そしてManics登場。1曲目、いきなり"Motorcycle Emptiness"...
音が小さいなぁ。最後の方は結構大きめの音になってたんだから、最初から、あんぐらいデカい音でやればいいのに。
それにしても、何なんだろね、このバンドは。10年経っても、メンバーが1人欠けていても、何も変わらない。Jamesは相変わらず超人だし、バンドの演奏も相変わらずスカポンタン。
そう、本質的には何も変わっていない。Richeyが居なくなったから、バンドが背負っているものが増えたから、だから"EVERYTHING MUST GO"が作れて、全英チャートNo.1バンドになった訳では、決してない。
複雑な気持ちを抱きつつ、(フロアの様子も含めて)ライブを観る。GREATEST HITS TOURだということもあるのだろうけど、冷静に見れば、これは温泉営業バンドだ。ただしそれは、とても、とても美しい…
ぽっかりと空いた下手の空間。
何々を糧に… とかいうのが如何に嘘っぱちであるか良く分かる。諸々のものを背負って歩いていくからこそ前に進めるんだ、ということが。
ラストは"A Design For Life"から"You Love Us". 日本では、やっぱこの順番なんだろうね。日本人である自分にとって、唄うべき曲("A Design For Life")は何なのだろう? などとも考えながら、小さな声で唄う。
とてもいいライブだったよ。欲を言えば、"La Tristesse ..."が聴きたかったかな。いや、ほんとに良かったんだ。この文章を読んでも、そうは聞こえないかもしれないけど。
いいライブだったんだ。
唯一問題があったとすれば、それは、2階席のチケットを買ってしまった自分だけだ。
EVERYTHING MUST GO...
Set List (Sony Music公式ページより引用)