甲種化

(1996/07/17)

徐々に風邪が快方に向かっていくなか、SONYの"Didital Power Production"構想には、かなりグッとくる、この私です。ES-7系とか。

にしても未だに使えないのはDV端子だ。ES-7系は業務用の範疇だけど、これと同じ構想モノの民生版、DV端子と普通のパソコン程度で同様のものができるようになると、更に更にグッとくるのでわないだろーか。頑張れIEEE1394ちゅうか。あ、それと、ディスク系がもちっと安くならないと辛いか。

やはし世界を制覇するのはAdobeとSONYだらうか。SONYはまだ入口だけれども、伊達にDidital Dream Kidsじゃなかろう(謎)。Adobeはなぁ、もし、Acrobat Captureのi18n版が出来ちゃったりしたりなんかしたらなぁ、お〜(更に謎)。

KINOFINGER立花部分は『TextをImageで書いたら,「どうしても一言いっておきたいこと」も伝わりません』だけれども、"伝わらないこと"を"伝わる"ようにするもの誰かの仕事だよな。果たしてそれは私の仕事か? と言いつつもナイーブにあほ呼ばわりしたりしてるのだから、実は資格はないのかもしれない、はぁ(無気力な謎)。

う〜ん、芯が欠けてますな>自分。

もう一度胸に手を当てて良く考えてみるに、それでは無理矢理に芯を考えてみると、それはやはり"first class object"であろう。昼、会社で御大に聞いてみたら、結局、「甲種」という訳語を当てた、と言ってました。つーことは「甲種化」ですか。なんか甲殻類みたいだな(意味のない謎)。

結局WWWは… ではなくて、もっと正確に書こう。

そう、HTML+HTTP+URLという古典的WWWの仕組みは、ネットワーク上のテキストデータの甲種化だったのだね(もちろん完全ではないけれど。例えば何が完全でないかはここの"========"で囲まれた部分参照)。

一方、Plugins Launcherたる現代的WWWの思想は甲種化を実現してはいない。但しこれは、その思想が間違っているという訳ではなく、それを取りまく技術が未だに未熟であるだけだろう。だからまず必要なのは、HTMLに相当するエンジニアリングを行なうこと。(当然、HTTPに相対する技術や、ひょっとしたら、URL部分の拡充も必要なのかもしれない。)

エンジニアリング、そして、その次は、それら双方に対して、表現の甲種化だけではなく、内容の甲種化(より深く謎)を目指すこと。これだ。

あ、でも、ここで言ってる「甲種」は、割と低い意味での甲種ですね。プログラム言語屋さんから見たら、より高い「甲種」もアリでしょう。そーゆー意味では、Jigsawは取り敢えず調べてみるが吉、なのでしょうか(完全に謎)。

と、文は謎ですが、自分的には書いてあることは非常にぢうような今日の日記です。お蔵入りにしておきたいくらい。ふふ。


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