そうですね。私も、主婦は恐ろしいです。というか、不思議な存在です。
ところで、この規則第1項の
と、ここから帰納するに(別に帰納せんでも何でも以前から思っているのだが :-)、主婦が「ダンナ」というときに指し示されるものは、自分の配偶者である男性個人のことではなく、何やら正体不明な論理的存在、いわば、世帯とゆーか家族とゆーかを法人格化したよーなもののようです。
やはり結局、同根なのでしょう。
ちなみに、とある(非『主婦』な)女性は、「『主婦』が何らかの理由で名前欄への記入を求められた場合、そこに自分の名前ではなく旦那の名前を書く。あれは一体何なのか? 理解でけん」と申しておりました。たとえば地域の自治会関連などのものは特に顕著で、ほぼ100%そうなのだそうです。
私はこの話を聞いたとき単純に、ひょっとして世間の『主婦』な人は、名前記入欄があったとき、それが個人の名前を要求されているのか、それとも「(たとえば)世帯主」の名前を要求されているのか、それを常に考えて記入しなければいけないのだろーか、そりゃ大変だなぁ、とか思いました。
しかしよく考えてみると、たとえば自治会に加入しているのは「世帯」あるいは「世帯主」であるっという概念が正常なのかどーかもよーわからんし、さらに、仮に本当に「世帯主」の署名が求められており、かつ、その「世帯主」が旦那である場合、その配偶者であるところの『主婦』が「世帯主」の署名を代行してしまっていいんだろーかつーのも謎だし、そもそも「世帯主」っつーのが実は一番謎な概念だし、まったく世の中分からないことだらけです。
ちなみに、ここでいう「世帯」あるいは「世帯主」というものの意味不明さは、「厚生省」とか「防衛施設庁」とか「大蔵省」とか、あるいは、「○○局長」とか「○○課長」とか、あるいは、「○○審議会」とか、あるいは、「国」とか、そーいったものの意味不明さと同じものなのでしょーか、それとも違うのでしょーか。
「定年」間近になっても分からないことは山程ある人生です。