確定申告、それは早春の季語(ほんまかいな)

(1996/03/14)

つー訳で、私も先日、確定申告に行ってきました。事前に計算してみると… がぁ〜ん… 還付どころか追加で払わんといかん。どうも今年(去年分)から閾値を超えたようである。しくしく。バックレたろーかと思ったが、善良なる市民であるところのこの私め :-b は、真面目に申告することにする。

今年はBoomborg-Keisanでも使ってみようかと思ったが <しかし>「寺偽我」というか、「本連載は今回限り」というか、「偽FAQ」というか… 萩谷さん、イッちゃってるなぁ。最高だなぁ。(意味、bit 4月号 :-)</しかし>、結局、電卓片手に自己計算。受験生的能力に若干の欠如がある私めは、「1,000円未満の端数切捨て」という一項を見落とし、そこから下全部修整しまくりの上、提出を終える。ヤなことはその場で済ませようということで、脇の窓口で追加納税分をちゃっちゃと支払い、家路へとつく。

例によってリーマンの申告は秒単位で終わる。ちなみに相談室で隣に座ってた親父は「これがにゅうぎょうおろし(乳業卸?)からの入金で…」などと言いつつ膨大な帳簿を机の上にブチまけていた。更にちなみに、月ン万円だかの仕送りを貰っていた大学時代の友人が奨学金の申請をしようとしたときに見せてもらった書類によれば彼の実家(自営業)の所得は100万ちょいだった。偏見かもしれんが、やはり、掛けるコストとそれによる実入りの対応付が間違っちょるよーに思われる今日この頃。

それにしても来年以降もこれでは生きる気力が失われるので、今年から真面目に領収書を集めて経費率100%でも目指さねばならんのだろうか。しかし、先週買ったもののレシートすらどこにいったか分からなくなる私が、1年分も領収書をためられる、いや更にそれを5年(or 7年)も保存できるのであらうか… ぜってー無理だ。書籍代、プロバイダへの払い、電話代、ソフト・ハード購入費を足しゃあ☆★○●◎◇円なんぞはあっという間にいくことは確かだが、それが数万円に見合う労力なのであろーか(でも数万はデカイ)。それとも、「雑所得」ではなく「その他の事業所得」にすればマイナス所得も可能なはずだからして、夢のリーマン経費生活にでも挑戦してみやうか(世の中そんなに甘くないぞ、きっと>自分)。

しかし何ですな、税金の申告をすると、我が御国が国民に希望することは、「結婚し妻は家に入れ子を生み養え」っつーことであるというのがよく分かる今日この頃(税制的にはどちらかが家に入ればいいのだけれども、他の制度などを鑑みるに、男が家に入るということはそもそもそれ以前に想定されてないのでわ?)。制度をもってしてあるべき姿に誘導するというのは最もイヤラしい施政姿勢だと思うけど、そんなこと言っても無駄っすね、と言っててはいかんのだろーが、やっぱ、無駄っすね、(以下無限ループ)。

税金といえば、きょうびは(確か)埼玉のどこだかに巨大な集計センターがあって、そこで全国民分の名寄せをやっているそうな。その名寄せのアルゴリズムってどんなんなのだろうか。やってることは概念マッチングであるからして、時代の最先端であるよーな気もするが、それも一般国民には関係ないことっすね。

更に税金といえば、住専も畏れをなして跪く旧国鉄債務っすが、これ前々から思ってるのだけれど、JR設立以降に選挙権を得た人(今20代位の人まで?)は絶対払う必要はないんでわないでしょうか。逆に言えばそれよか上の人間からは、たとい年金生活者だろーが何だろーがビシビシ取ったれや、と思うのだけど、そーわいかんのが世の中っすね。

若者よ結集せよ! 立ち上がれ! ちゅうか。

う〜む。まとまりなし。


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