つー訳で"48 HOURS OF PROTEST" (通称:"Black Thursday")ですか。ほんとにあっちこっちが真っ黒ですな。やっぱし"Yahoo! (適当に置換可)" が真っ黒になるとインパクトでかいですな。今やYahoo! (同上)はメディアであり権力である、っつーか。
それはいいとして、しかし、「何であなたまでページ黒くしてんの? 何をどう理解して、どーゆーかかわりを持とうとしてんのか聞いてみてーぜ」とかいうことを言うとまた顰蹙をかうだけだから止めておこう、って結局言ってちゃしょうがないよな。
で、Black Thursdayの件というか、この件全体に対してどう考えればよいのか、自分の中で咀嚼できていなかったし、今でもできていないんだけれども、とりあえず思ったことを順に書いてみよう、つーか。
まず、通信その他に対して国家が検閲をすると明言している(Internetの場合、技術的にそれが可能かどうかはここでは置いとくとして)国はいくらでもある。別にわざわざ日本から太平洋を越えんでも、もっと身近(?)にいくらでもある。で、それらの国に対しては何のアクションを取るでもないのに、アメリカでそーゆーことになると過敏に反応せざるを得ないのは、やっぱし、アメリカという存在が我々にとって、特にThe Internetという文脈に置いて欠くことの出来ない存在だからだろう。
そういった状況に対して、「そんな馬鹿なこと言い出す奴等なんて相手にしねーよーだ。そいじゃあこの際、アメリカ抜きでInternetを構築する方法を他のみんなで模索しようぜ、べいべー」ってなことを考える、という対処のしかたもあるんだろうな。
けど、一方では「つながってなんぼのInternet」というのも捨てがたい事実なんで、そーゆー訳にもいかんのかなぁ。どーしよっかなー。
あー、今日もまとまらんっす。
ま、ひとつだけ印象としてあるのは、もし仮に今回の法案が巷で言われてるように、一般の雑誌・書籍よりもはるかに厳しい規制をtelecommunicationに対してのみかけようとしているものであるとすれば、(例えばその他、clipper chipの件なども考え併せるに)今回のこれは、telecommunicationっつーものは今までのものとは違う、従来の国家権力による管理(もっと言っちゃうと国家自体)では手におえない代物だってことを、国家自体が白状してしまったんではないか、とも思えること。
そう思ってみると、やっぱしアメリカは一番進んでいて一番分かってるのかもしれないなぁ、などというのは深読みのし過ぎ? :-)