沖縄 (二日目)
(1995/06/23)
午前中は研究会二日目、午後からはNTT沖縄支店にお邪魔して、ちょっと講演会。研究会の会場に臨時で設置してもらったISDN代を身体で払うとは何事か、ちゅうか。講演の最中はOHPのヒューズは切れるわ、スキャンコンバータはうまく動かんわ、pppは落ちまくるわで、あー、精神的に疲れた。「まるちめぢぃあ」はトラブルに弱いことを実証してしまう。
んで、夜は支店の人に案内してもらって琉球料理を食べにいく。で、これがまたほんとおぉに旨かった。出てきたのは(全部は覚えてないけど)、
- いらぶ汁。ほんまもんは、いらぶ(干されて真っ黒になった海へび)の輪切りと豚足と昆布がゴロゴロ入ったもんらしいけど、このときのは上澄み汁だけ。
- 豆腐に泡盛をかけて醗酵させたもの。豆腐チーズちゅうか。肝系の味でもある。
- もずく。とはいえ本土でいう「もずく」とはちょっと違うみたい。
- 落花生豆腐。これがうまい!!! ねっとりしていてなんともはや。
- おからの炒めもの。
- 刻んだ昆布に豚とか何とかが入ってる酢の物系、かなぁ。
- 豚の角煮。これもうまいぞー。ただもんじゃないぞー。
- なんつーか紫色の里芋というか(ヂーイモだったかな)の茎の部分をすり潰してこねこねしたものの中に色々入ってるやつ。強いていえば(本当に強いていえばだけど)これが一番口に合わなかったかな。
- ヨモギの香りが効いたおこわのようなご飯。ラードたっぷりなのでチャーハンのような感じもあるけど、やっぱ、おこわ系だろうな。
- (正確には違うんだろうけど)豚汁。こりもうまい! ただもんじゃない。
- 最後は上のヂーイモの芋の部分をすり潰して丸めて油で揚げたもの。砂糖が結構入ってるんだろうけど。甘くて、これもうまい。
- で、当然、飲み物はオリオンビールと古酒。13年ものだって、すげえ。
当然料理にはそれぞれちゃんとした琉球名(?)が付いてるんだけど、ウチナーグチはほとんど分からんし、分かったとしても古酒で記憶が飛んでるんで、いい加減な説明で申し訳ない、ちゅうか。
とにかくこの店は、出てくるもの出てくるものみんなすげぇ旨くて、涙。普通の観光客には絶対見つけられない店だよな。支店の方々に感謝です。
で、那覇からムーンビーチまでタクシーで帰る。しかし(多分) 40Km以上タクシーに乗って5千円ちょいっつーのは無茶苦茶安くないか? 東京だったら下手すっと2万円近く取られんじゃないか。実は高いのは「日本の物価」じゃなくて「東京の物価」なんだな。で、変な意味で異常な街「東京」がリファレンスになってるから、日本が異常になっちゃうんだな。まったく。
てな訳であしたは一日ビーチでお昼寝だよん。でわね。
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