一部の人々は,機械(AI)が人間には理解できない,だが結果として「善い手」を提示したとき,人間は社会はそれをどう受け止めるのか/受容可能なのか,という点に注目している.

でも一方で,人が人に案を提示するが,される側がそれを理解できないが故に……という事例は人間社会では太古の昔から頻発している(通常の反応は「拒絶」) .人の社会では提案側の絶望が語られる一方で,大切なのは丁寧丹念な説得の技術と努力だ,ということになっている.

という訳で,AI()の真なる目標は,説得技法の実現になる.もしくは,説得不要の見えない管理型で社会を運用していくメカニズムの実装……

いやー,どっちもきついなー.

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でも,例えば『データの見えざる手』の矢野和男さんの話とかは,その説得と見えない管理のバランスに凄く意識的積極的に取り組んでいるように思える.つまり,きついなー,とか言ってる場合じゃなくて,真っ当な人達はそこにきちんと正面から向き合っているのだろう.

これとか読むとその雰囲気がわかる気がする.

脊髄的に拒絶する(というかバカにする)人が多い「ハピネス」出てきますけどね(笑)

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ていうか,こないだの阪大のあれのときにも思ったけど,幸福感はハック可能であることを素直に受け入れればいいのに.なんでみんなあんなに下に見るんだろ?(幸福と幸福感は違うとか当り前だし,あれは批判のつもりなのか?) 報酬系やら幸福感やらのハックこそがヒトの歴史(暴論)

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と,最後は盛大に話がそれましたが,以上,Google DeepMind AlphaGo関連4連投(facebookポストの再構成)でした.久々に響いた(そりゃそうだよ),ということで.