堀江貴文氏仮釈放記念に,こんなページを貼りつつ昔話.

ダービースクエア(以下DS)といえば日本のページの草分け的存在である。その名前が無くなるのは寂しいことであると同時に、時代の流れというものを感じる。WWWといえば初期のころは個人ページが中心で、熱心に取り組む企業は少なかったが、今では雑誌、新聞、テレビ等の既存メディアのページが多く立ち上がっていて、他メディア出身のページは充実している場合が多い。

DSは1994年に現オンザエッジ社長のほりえたかふみ氏が始めたページであり、もちろんその当時は他に類を見ないぐらい充実したページであり、後にほりえ氏がオンザエッジを立ち上げ、オンザエッジが運営するページとなった。いわゆる個人ページが発展して会社まで作ってしまったパターンである。……

インターネット競馬界 一時代の終わりと始まり

その昔,日本語が使えるウェブのディレクトと検索エンジンのハイブリッドのようなものを作っていた時期がある(結局陽の目を見ずに終わったが).正確な時期は忘れたが,そんなことをしていた頃,突然,日本の競馬/競走馬の情報がウェブ上に乗るようになった.

競走馬名というのは実は非常に恐ろしいもので,通常思いつくような日本語の単語や外来語の転写を片仮名にすると,ほぼ必ずその「カタカナ文字列」を馬名に含む馬がいる(あるいは過去に存在した).

つまり片仮名キーワードで検索すると,そのキーワードを含む馬名がヒットしてしまう.当時のウェブの使われ方というか私個人としては,それは意に反した結果であり,日本語処理もPage Rankも何も,何の工夫も無いアルゴリズムで検索結果に出てくる馬名はノイズでしかなかった.(暴言陳謝>愛好者・関係者の皆様方)

そのときの印象では,単に有名馬や競馬ファンのページがあるというより,競走馬名を網羅的に載せているサイトがあったように思えてならなかった.それが「The Derby Square」だったのかどうかは,当時も今もはっきりと認識していないのだが,後から考えるとそうだった気がしてならない.

あの頃,検索結果に並ぶ馬名を見ては「げー」とか「くそー」とか私に言わせていたのは,ひょっとしたら堀江氏だったのかもしれない.

P.S.
こんなん見つけた.「競馬ブログ オケラセラ

さらに,“INTER IT : IT’s Work Style TAKAFUMI HORIE”とか.