逮捕されたねぇ.死人が一人出てから逮捕劇,というのは様式美なのだろうか.R.I.P.

微妙に昨日一昨日の続きで,東京地検特捜部(と馬鹿).

小飼氏のblogエントリより.

その結果言えるのは、彼らもまた一公務員であり、「世論」の強い影響を免れない、ということだ。極論してしまえば、世論が検察を動かすのだ、とも言える。

地検特捜部も常に誰かを納得させることを要求されているのだろう.どんな人や組織も活動のためにはリソース(budget)や世の中の支援が必要であり,そのためにはそれが要求される.そして,話をすべき相手がエリートとエスタブリッシュメントだけだった古き良き時代を懐かしみ,嘆息しているのかもしれない.

陰謀論や陰謀史観は楽しい,考えているとウキウキする… などと言ってると,どこぞのスクツに集う厨房扱いされるのがせいぜいだ.

だが,個人や組織が大きな仕事を成し遂げようとする場合,なにがしかのpatronageは必ず必要となる.物質的なものにせよ,精神的なものにせよ.implicitなものにせよ,explicitなものにせよ.

そのpatronが誰でありどういうスキームが形成されているのか,それを我が身に照らしながら,つらつらと考えるのは,そう悪いことでもない.

最後にMyブクマ代わりの関連エントリ(by 梅田望夫)をもう一つ挙げて,締め.
http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/000247.html