という訳で、昨日の続きで、文字話。まぁ、そんなに書くことがある訳ではないけど。

芎(キュウ)」の字は、最初、コードポイントも何も判らなかったので、Googleで検索対象言語を「中国語(繁体)」にして、キーワードに『辛夷 川』とか突っ込んだりしてみる。結局それで、あっさりと見つかる。こんなことにも使えるのか、Googleは。やっぱ驚異だ。

で、あとは見つけた字をMeadow with Mule-UCSにcopy&pasteして、おしまい。と思ったら、一旦utf-8でセーブしたのを再度Meadowで読み込むと、芎の字が内部的にはJIS X 0213な文字になってしまい、そうなると二度とutf-8ではセーブできない。セーブできない方に置き換えんなよ… とか思いつつ、仕方ないので、も一度Googleって、ここら辺を参考にMeadowの設定を変える。今度は無事、セーブ完了。あとはほんとに問題なし。

いや、これを望んでいたんだよな、私は。自分はそこまで到達できなかったけど。一体これが前進じゃなくて、何だと言うのだろうか(終着点でもないけど)。

ただし、これが可能になるということは、当然こーゆーことも出来るということだ。つまり、

わたしの名前は髙田です。

だ(上の表示が意味を為さない場合は、こちらを参照)。ここでも一つ、パンドラの箱が開く。

「JISが何を決めようが、近い将来、誰もがそうすることが可能になり、可能ならばそれは行われる。そのとき何が起きるのか、どう対処すべきなのか、前もって考えるべきではないか」というのが、この時言いたかったことだったのだが、あの時はそれをきちんと言語化して説明出来なかった。だからおっさんに言い負け、書き起こし原稿にも載っていない。無念。

実際にはMeadowなんてオタクな道具は要らない。Windows 2000の「メモ帳」があれば出来る。IMEがサポートしたらそれで終わり。誰かがそんな入力補助ページを作って公開してもOK.

我々は又しても、真摯と些末の迷宮をさ迷っている内に、突然、「開かれた社会」に直面するのだ。

さて、貴方ならどれを選びますか?

  1. わたしの名前は高田です。
  2. わたしの名前は髙田です。
  3. わたしの名前は〓田です。