新しくマシンを幾つか立ち上げ。5.0は流石にまだ怖いので、4.7をインストール。用途は専用目的処理系なので、いつものようにFreeWnnをインストール。私は、文房具用途マシンはWnn6で(そろそろWnn7も買うか)、そうではない作業系・サーバ系はFreeWnnな人です。

で、ここまではいつもの作業だったんだけど、ふと、「FreeWnnってWnn4.2だよね」ということに思い至る。たまたま職場にある最後のSunOS 4.1.4マシンがそろそろ引退間近だという状況も合わせて、FreeWnnで岩波Wnn辞書が動くかどうか試してみたくなる。Googleっても報告は無さそうだし。

よし、ちゃれ〜んじ! :-)

ごそごそとコピー。wnntouch しなきゃいけないとか、hinsi.dat が拡張されてるのでそれもコピーしなきゃいけないとか、完全に忘却の彼方。だが、なんやかやとしてたら、結局ちゃんと動いた。ということで、ご報告。

Wnn4.2用 岩波Wnn辞書FreeBSD 4.7上のFreeWnn-1.1.1 (a018)でも使用可能であることを確認しました。

とはいえ、岩波Wnn辞書はライセンスを買ったものであり、多分、この使い方は違反だろう。当時のLicense Agreementなぞ今更発掘できる訳もなく、多分、としか言い様がないのだが…

したがって、何事も無かったように、pubdic+ + 私家版pubdic+補遺 (pubdic+-sup-1.14)に戻る私であった。

で、例によって、やっぱこの手の旬が過ぎたものは共有地に放出して欲しいよなぁ〜、とか思ったのだが、よくよく考えてみると今回の「岩波Wnn辞書」の場合は、陳腐化したのは内容ではなく使用環境であり、かつ、それ自体がsource dataである、という点でその議論を適用し難いケースであることに気付く。うーん、微妙だよな…

などという話は『コモンズ』でも読めば多少思考が進むのだろうか。ああ、まだ『CODE』さえも読んでないというのに…

という訳で、以上はinformationalな目的のために公表する文書であります。うふ。