コム デ ギャルソン,COMME des GARÇONS. (Helveticaでいいんだっけか? 忘れた…)

うーん、何も考えなくても、あっさり表示されるんだね。いや、それはとっくに分かってるんだけど、最近、一身上の都合でMosaic-L10Nをホジクリ返してたりしたもんだからさぁ、つい…

つー訳で、再放送も真剣に観てしまった、NHKスペシャルの『世界は彼女の何を評価したのか 〜ファッションデザイナー 川久保玲の挑戦〜』。

以前から、年に2回(あるいは4回)ずつ必ず新しいコンセプトを提示し、あれだけ大量の新しいものを作り(そうじゃない人もいるのだろうけれど)、他者からの評価に晒され続けるファッションデザイナーという人種は、凄まじい連中だと思ってたけど、あれを観ると改めて感心してしまう。

我々にたとえてみると、研究室等のチームを率いて、年に2回、必ずpremium conferenceで論文を発表し続ける、というイメージか。居るには居るよね。石井さんくらいやってると、そんな感じだろうか。でもそれを20年間続けるというのは…

まぁ正確に言えば、例えば川久保さんが言うところの「同じことは二度とやらない」ということが我々的にどれくらいの差分に相当するのかが、今ひとつ想像できないんだけどね。

ま、程度の差はあれ、前進し続けなければならない、ということだ(大きく自戒)。

番組中のコレクション作品の制作過程は観てて非常に興味深い。私は洋服のことなんか全く素人だけど、一番驚いたのは、パタンナーが生地(素材)知らずに形を作ること。そんなこと可能なのか? あ、川久保さんだけは知ってて指示出してるのか。川久保さん1人がコレクションの全貌を把握していることが、完成時に周囲に与える神秘性の一因なのかもしれない。まぁ、そうじゃなくても凄い人なのだろうけど。

あともう一つ、ほんとにあんなギリギリまでやって、ほんとに完徹のまま成田直行なのか? 私と一緒じゃん。< 一緒にするな! :-)

ほんとにみんな服と一緒に同じ飛行機で行くのかなぁ。もし落ちたらどうするんだ。大相撲の海外巡業じゃないけど、せめて川久保さんと淳弥氏は別の飛行機に乗って行って欲しいものだ。って、大きなお世話だな。

それにしても、あんなん観たせいで、(本放送の後) 1年半ぶりくらいに店に行ってセットアップとか買ってしまった。HOMMEだけど(関係ないじゃん :-)。あとはヤフオク漁ったり。現在かなり惹かれるものが1点有り。どーしよーかなー。

ということで、ついでなので、某所(あ、消えてら)で読んで気に入った川久保さんと淳弥氏の言葉(の英訳)を再掲して締めよう(もう一つの再掲はやっぱり隠しておこう)。私は、こう言える淳弥氏が、正直、とても、うらやましい…

"What I do is not influenced by what has happened in fashion or culture. I work from obscure abstract images to create a fresh concept of beauty."
"I try to make clothes that are new, that didn’t exist before and hope that people get energy and feel positive when they wear them. I believe that creativity is an essential part of life." — Rei Kawakubo

"Rei has taught me everything about how to create."
"I cannot tell the future except that I will dedicate my energy to every collection. Moving forward without thinking of consequences is important." — Junya Watanabe

ということで、コメント&隠しリンク保存の、2chで見つけたAA.可愛いなあ。AA職人偉し :-)

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 .|__|  _ゝ/_|  < 川久保ですが、何か?
    > ーく     \
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   | ∠lニニノ
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