ぼぉ〜っとできるのも今日が最後だぁ。しくしく。

ところで日本の話題といえばウインブルドン。伊達公子さんですね。

前に書いたように、こっちでもNHKが見られるので、恐らくは日本が盛り上がってるだろーことは想像がつく。あ、試合自体は、こっちではStar Sportsでの中継を観ています。

さてここで話題が変わる。

この国際衛星放送版のNHKを観ていると、ウインブルドンとかサッカーワールドカップとかオリンピックの画面になると、

「放映権の都合で映像はご覧いただけません。ご了承ください。」

という字幕が入って、まるで国会証人喚問のような静止画になる。

これは昔アメリカで観ていたときのNHKもそうだし、フジテレビも同様だったよーな。要するに、日本のテレビ局が放映権を買うときは、日本国内のみの放送ということで購入するため、海外向けの放送ではカットしなければならない、ちゅうことなのだろう(しかし何故音声部分は放送して良いのかは謎だ)。

所詮、日本のテレビの思想とか行為とかの限界はこの程度なんだね。

当然のことながら、Star Sports (Star Channel)とかESPNとかCNNとかは、全世界あるいはそれに近い範囲を対象とした放映権を買ってるんだろーなー。その割には、金持ち日本国のドメスティックな放映権の方が高い金ふんだくられてたりすると大笑いだけど。

話は大幅に逸れるが、私ゃ、こことかグアムとかサイパンとかシンガポールとかマレーシアとか行くたんびに、「日本人もよくこんなとこまで戦争しに来た|こんなとこで戦争したなぁ」とか「日本人もよくこんなとこまで商売しに来てる|こんなとこで商売してるなぁ」とか思うのだけれども、これも上と同じくドメスティックな思考に染まりきってしまったが故の発想なんだろーかねー(別に、大東亜共栄圏がインターナショナルな思想だとは思ってないけど)。


ついでなんで「考えさせられること」第二段も書いてしまおう。

という訳で、ここのホテルのTVチャネル表。

2 – Community Channel
4 – Discovery Channel
5 – TNT & Cartoon Network
6 – Filipino Movies
8 – HBO Movies
10 – ESPN
12 – CNN
14 – ABS-CBN
15 – Sky Movies
16 – GMa 7
17 – RPN 9
18 – ABC 21
19 – BBC
20 – PTV 11
21 – CNBC Asia
22 – Asia Bus. News
23 – CCTV
24 – NHK
25 – Star Chinese
26 – Australian Television
27 – Star Sports
28 – Star Plus
29 – French
30 – Channel V
31 – MTV Asia
32 – SBN 6
34 – I Channel
36 – Videoke

まぁ、何ですな。これが世界なのですかね。

日本でも普段からこんだけのものが観れたら楽しいだろーなー。もっと言うと、例えばMTVとかは、MTV (USオリジナル版), MTV Asia, MTV Japanが3つとも観れたら文句なし、ちゅうか。

という訳で、唐突な結論ですが、実は日本の問題は、番組(ソフト)ではなくてネットワークなのだ。

テレビ朝日にStar Channelのマードック氏が資本参入したときにも、番組(ソフト)が何とかかんとかとかマスコミでは言ってましたが(しかし、日本のマスコミは、なんであんなにヒステリックな反応に出るんだろーかねー、ま、分からんでもないが :-b)、問題はネットワークなのですね。

例えばここの25のStar Chineseとかでは、バラエティ(ねるとん)とかドラマ(高橋克典と何とかが出てる奴)とかアニメ(キテレツや何とかの剣)とかの日本の番組の広東語(かな?)吹き替え番組が繰り返し流れていたりして、実は、日本はソフト大国なのであって、問題はそれを流通(?)させるネットワークが欠落しているのが問題なのですね。

しかし、視聴者側にしてみれば、この問題の解決は(多分、実は)簡単で、パラボラをおっ立てれば良いだけ。それを疎外しているのは、下らん法律と住宅事情、か。

逆に提供者側にしてみれば、この問題は結構大変なのかもしんない。法律が変われば一発、って訳でもないような気がする。

そんな訳で、(何せ200LXで書いてるんで :-)うまく筆が進まない、とゆーか、これが限界っすけど、取り敢えず、「結構考えさせられること」について書いておきましたん。

んじゃ、明日はもう帰るよ〜ん。