すいません。先日とんだ大嘘をこいてしまったため、この大誤報への反省の意をこめて、先週一週間は日記を自粛しておりました。

って、そんなことわ、ありません。

しかし自粛ですか (TBSのトップページはのーてんきなままなので筑紫さんへリンク。ってこれもどう考えても変だ)。はぁ。

放送屋にとって放送を自粛することがどんだけ「身を切る」ことなのか、私にゃぁとんと分かりませぬが、すくなくとも私にとってはそれが反省の姿勢とか謝意には見えません。言ってみればやはり、マスターベーションでしょうか。まぁ、元をただせば私は、何故にTBSがいけないのか未だに理解していませんので、そんなに謝られても困るとゆー方が正しいのですが。


それにひきかえ… とゆー接続句が正しいのかどーか分かりませんが、壮絶なるものをまざまざと見せつけてくれたのが、これです。

Starwave Corp.というのが何者なのかは良く知りませんが、とにかくそこがやっている"Outside Online"という電子雑誌(?)が、企画モノとしてエベレスト登頂の過程のWeb中継連載のようなことをやっていました。そしてまさにそこで起きてしまったのが、先々週末の悲劇とゆーか事故です。

結局、その中継対象であった登頂隊のリーダを含む2人が亡くなりました。

そして彼ら(Outside Online)は、その過程をすべて、冷徹なまでに報じ続けました。

私はここに、プロとしての覚悟、メディアとしての覚悟のようなものを感じざるを得ませんでした。

勿論、テレビというものはとっくの昔にエベレスト/チョモランマからの生中継なんぞをやり遂げていますし、既存のジャーナリストがそこに居合わせたら当然同様のことをしたでしょう。ですから、今回の件をもってして「WWWもメディアである」などとゆー結論を導き出して喜んでいようとは思いません。

恐らく私は、WWWというもの、あるいは、亜米利加というもの、あるいは、人の死というものに目を眩まされ、判官贔屓に陥ってしまっているのに過ぎないのでしょう。

しかし、やはりこれには、何と言っていいのか分からないけれども、「覚悟」を感じます。

覚悟なく行動している人々を軽蔑しつつ…

覚悟なく行動している自分を情けなく思いつつ…